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【バンクーバーの街並み】9つのエリアの魅力を現地在住ライターが紹介!

バンクーバーの街並み:グランビルアイランドの眺めカナダ・バンクーバーの旅行・観光情報
グランビルアイランド・ベンチからの眺め

バンクーバーは観光地、移住地としても人気の都市です。バンクーバーの街並みは各エリアによってそれぞれの特色があり見所が多いため、散策しているだけであっという間に時間がすぎてしまいます。
バンクーバー在住の筆者が人気の観光スポットから在住者ならではのマイナーな場所まで美しい写真とともに各エリアの特徴と見所、街並みの様子をご紹介します。

バンクーバーの街の規模・面積

バンクーバーの面積は約115㎢で、東京23区の約627㎢の面積の約18%です。大田区と世田谷区を合わせた広さとほぼ同じと言ったらイメージが湧きやすいのではでしょうか。
徒歩でバンクーバーの街並みを楽しむことも可能です。しかし公共交通機関も豊富なので効率よく様々なエリアを周りたいのであれば、電車やバスを使用した方が良いでしょう。

今回ご紹介するエリアは全てダウンタウン内もしくはダウンタウンからバスで5分〜20分で行くことが出来る距離にあります。
筆者の一番のおすすめはダウンタウン周辺の各所に駐輪場があり、手軽にレンタルと返却が出来る「mobi」という自転車シェアサービスです。
バンクーバーの美しい街並みを風を切って心地よく楽しむことができます。

ダウンタウンの街並み

バンクーバーの街並み:ダウンタウン
バンクーバー・ダウンタウン

歴史的建造物と近代的なビルの両方が立ち並ぶこの街並みはいかにもバンクーバーらしさを感じることができます。
お洒落なカフェやバー、ショッピング施設、美術館、アートギャラリーなどで最も栄えています。インターナショナルスクールもダウンタウンに密集しているので、日本人を見かけることも多いです。
またビルの間から垣間見える、美しい山々の景色もバンクーバーならではのコンビネーションと言えます。

ほぼ全てのバーやレストランがハッピーアワーを設けています。お店によりますが大体16時〜19時です。その間は物価の高いバンクーバーでもお手頃な価格でお酒やスナックが楽しめます。
特に金曜の夜はダウンタウンに立ち並ぶクラブやバーは大盛りあがり。
バンクーバーでの賑やかな夜を楽しみたい方は是非ダウンタウン散策は必須です。

カナダプレースから眺める絶景・街並み

バンクーバーの街並み:カナダプレース
バンクーバー・カナダプレース

1986年に開催されたバンクーバー国際交通博覧会のためのカナダのパビリオンとして建てられました。白い船の帆のような建物は、バンクーバーのシンボルとなっています。

ここから美しいバンクーバーハーバーと山々、ダウンタウンの都会的な建物の眺めを同時に堪能できます。ここはオフィスビルとコンベンションセンターというイベント会場やレストラン、バーが入っている施設で成り立っています。そのため美しい眺めとともに美味しい食事やお酒が楽しめます。

バンクーバーの街並み:アラスカクルーズの豪華客船
アラスカクルーズの豪華客船

さらに夏は頻繁にアラスカクルーズの豪華客船が到着しているので、日本では直接見る機会の少ない、巨大な客船を見るのもカナダプレースならではの楽しみ方のひとつです。

サンセットビーチの景色

バンクーバーの街並み:サンセットビーチ
バンクーバー・サンセットビーチ

ダウンタウンから徒歩10分のところにあるのがこちらのサンセットビーチです。
バンクーバーの夏はビーチで過ごすには完璧な気候。ほぼ毎日快晴が続きます。
夏らしい日差しのなか平均気温は20度前後、最高気温も30度には滅多に至りません。さらに夜の9時〜10時頃まで明るい日が続きます。

逆に秋から冬にかけては寒く雨の日が続くため、この貴重な夏の気候を満喫するためにたくさんの人たちで賑わいます。
ビーチバレー、ピクニックや音楽を楽しみながら日が暮れるまで美しいサンセットビーチの景色を楽しみます。
筆者も仕事の後に度々ビーチを訪れます。さらに7月末には毎年3回行われる花火大会もこのビーチから見ることが出来ます。

チャイナタウンの街並み

バンクーバーのチャイナタウンはブリティッシュコロンビア州の中で最大規模です。
バンクーバーには1880年代から90年代にかけて多くの中国系移民がやって来た歴史があります。その移民たちによって守り続けられてきたのが、こちらのチャイナタウンです。

筆者も毎日のように町中で多くの中国人を見かけます。バンクーバーは中国系移民が多いことで有名なのも納得です。
お洒落なバーから個性的な古着屋さん、家電製品店、中国産の薬草店やお茶のお店が並びます。

バンクーバーで最も治安が悪いと言われているヘイスティングストリートに近いエリアになるので、夜遅くには訪れないようにしてください。
しかしお洒落で洗練されたダウンタウンとはひと味違う、チャイナタウンならではの色彩豊かでエキゾチックな街並みは筆者のおすすめです。

キツラノの街並み

バンクーバーの街並み:キツラノ
バンクーバー・キツラノ

バンクーバー市民から「キッツ」と呼ばれ親しまれています。70年代はヒッピーが住むコミュニティとして有名だったエリア。
現在は流行発祥地として洗練された人々が集まります。人気のアパレルや雑貨のお店やカフェ、レストランなどが並んでいます。
東京の表参道や青山にもあるような人気のブランドも見かけます。

さらにキツラノビーチと呼ばれる人気のビーチもあり、ビーチと街が融合したような平和的な空気感に包まれ、閑静な高級住宅街でもあります。
筆者の職場はこのエリアにあります。近所に住む人たちもお客様としていらっしゃいます。皆さんとても穏やかで親切な印象の方が多いです。

ギャスタウン(ガスタウン)の街並み

バンクーバーの街並み:ギャスタウン(ガスタウン)
バンクーバー・ギャスタウン

ガスタウンは雨のバンクーバーによく似合う街並みです。
名前の由来は、このエリアに1867年に初めて酒場を開いた方の名前が「ギャシー」だったからだそう。これがきっかけで当時は「ギャスタウン」がダウンタウンの中心地として栄え始めました。

そのため「ギャスタウン」は「バンクーバー発祥の地」とも呼ばれています。
現在ダウンタウンエリアは近代的なビルも並んでいるのですが、ギャスタウンには19世紀に作られたレトロなレンガ作りの建物が立ち並んでいます。その中にはレストランやお洒落なショップやカフェが入っていて観光客以外にも地元の人も食事や買い物を楽しみます。
ここのエリアを歩くだけでまるで19世紀のバンクーバーにタイムスリップしたような錯覚に陥ります。

バンクーバーの街並み:ガスタウンの蒸気時計
ギャスタウンの蒸気時計

こちらの蒸気時計が有名で15分に1回蒸気でレトロな音を奏でてくれます。写真スポットとして人気なので、いつも人だかりが出来ています。

ストラスコーナの雰囲気と街並み

イーストバンクーバーの一角にあるストラスコーナには小さなギャラリーや生地屋さんがあります。さらに古着屋さんやカフェやバー、タトゥーショップなどが並んでいます。
ダウンタウンともキツラノとも全く違う、野性的でローカルな空気感を漂わせています。

筆者のおすすめはこちらのヴィンテージのドアが打ち付けられた一角です。

バンクーバーの街並み:ヘイスティングストリート周辺
バンクーバー・ストラスコーナ周辺

この地域は先ほど述べたヘイスティングストリートの延長線上にあるため治安が良いとは言えません。そのため夜間は歩かないようにしてください。
しかし筆者は観光客を見かけないイーストバンクーバーならではのローカルでアーティスティックな雰囲気が大好きです。パートナーがこのエリアに住んでいるため明るい時間にこの街並みを楽しみながら新規開拓をしています。

グランビルアイランドの街並みと景色

バンクーバーの街並み:グランビルアイランド
バンクーバー・グランビルアイランド

こちらのエリアは観光客にも地元の人にも人気のバンクーバーを代表するスポットです。
レストランやバー、お洒落な雑貨店やアートギャラリーなど数えきれないほど多くのお店が密集しています。海に囲まれているため、新鮮な魚介類を使ったレストランも豊富です。
旬な野菜や果物、パンやお菓子、コーヒー豆などを販売する大きな市場もあるため筆者も思わず美味しそうなものを買って帰ってしまうこともあります。
時折、楽器の演奏も行われているため、市場で買ったパンを頬張りながら音楽を楽しむのが筆者のお気に入りの過ごし方です。

バンクーバーの街並み:グランビルアイランドの眺め
グランビルアイランド・ベンチからの眺め

ベンチからこの美しい眺めが筆者のおすすめです。
バンクーバーを観光するうえでグランビルアイランドは絶対的に外せないスポットと言えるでしょう。

シーウォールをサイクリング

バンクーバーの街並み:シーウォール
バンクーバー・シーウォール

バンクーバーの全てを堪能出来るアクティビティといえば、シーウォールでのサイクリングです。シーウォールとは、バンクーバーで最も有名な公園であるスタンレーパークやダウンタウンの周囲で、海辺沿いに作られた散歩道とサイクリングロードです。
モダンなビル達とビーチ、大きな木々を同時に見ながらのサイクリングはまさにバンクーバーならではの景色を楽しめる完璧なアクティビティです。

まとめ

各エリアによって街並みが違い、個性があるという点は東京との共通点です。
各エリアが半日〜丸一日散策するだけでも楽しめる規模感です。
この記事を読んでバンクーバーの各エリアの街並みや景色の魅力を感じていただけたら幸いです。海外旅行先にお悩み中の方は是非バンクーバーを候補に入れてみてはいかがでしょうか?

■関連:バンクーバーの観光情報

この記事のライター

名古屋で5年と東京で5年の計10年間勤めた日本の大手アパレル企業を退社。
その後33歳の時にバンクーバー生活への挑戦に踏み切りました。
フラワーデザイナーとして働く傍らWebライターの仕事も意欲的に行っています。
バンクーバー在住だからこそお伝え出来る価値のある記事を書いていきます。
記事を通して、Culturizeの読者の方々の生活に少しでも役立てたら嬉しいです。

また留学やワーキングホリデーに興味のある方、新しいことに挑戦したいけど踏み切れない方の背中を押したいという想いがきっかけでブログ「紋のIkigai道」も執筆中。
こちらではカナダでの生活や仕事、パートナーとの活動や人々との出会いを通して、自分のマインドや生き方をメインに書いています。

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