台湾からのお土産で目にすることがある「カラスミ」とは何?と疑問に思ったり、既に知っていて好物の方は是非お土産に台北市内や帰国前の桃園空港や台北・松山空港で買って帰りたい人もいると思います。
筆者は台湾旅行で空港で目にしたものの自分で買ったことはないのですが、最近台湾から旅行に来た親族がカラスミを買って来てくれた事があり、自宅で食べてみました。
この記事では台湾の空港で買えるカラスミの商品・値段、売り場や持ち帰り方、食べ方の一例をご紹介します。
台湾の空港でカラスミを買えるお店
まず初めにある程度の割合の人が探すであろう、台湾・台北の空港でカラスミが買えるか?という点についてご紹介します。これまで2018年頃から2023年まで度々探してみましたが、桃園空港と松山空港の両方のお土産屋でカラスミが売っています。
桃園空港のカラスミ
第1ターミナルの1階(出国ロビー側)にある「新東陽」(行旅品味館)の有名なお土産売り場にカラスミがありました。早朝6時から営業していますが、閉店時間は19時とよる早めの時間までです。
お菓子や雑貨などの台湾土産もそこそこ豊富な、中規模のお土産売り場です。
場所・売り場 | 第1ターミナル1階・出国ロビー(出国前) |
営業時間 | 6:00〜19:00 |
支払方法 例 | 現金(台湾元) クレジットカード Apple Pay・Google Pay・Line Pay 悠遊カード |
公式サイト | 行旅品味館(桃園空港) |
第1ターミナル地下1階(出国側)のフードコートの隣りにあるお土産売り場の「台湾名品集」でもカラスミがありました。
こちらの店舗は夜遅めの時間まで営業していて、場所も地下鉄との交通アクセスが良い場所にあり便利ではありますが、かなり売り場面積が狭いため、幅広く台湾土産を探すなら別のお店の方がいいですね。
場所・売り場 | 第1ターミナル地下1階(出国前) |
営業時間 | 6:00〜22:00 |
支払方法 例 | 現金(台湾元) クレジットカード Apple Pay・Google Pay・Line Pay 悠遊カード |
公式サイト | 台湾名品集(桃園空港) |
そして最後に第1ターミナル3階の非常に広いお土産売り場の「台湾特色商品館」にもカラスミがありました。
このお店は出国口の目の前なので買い物にとても便利ですね。ロケーション的に営業時間も最も長い店舗の一つで、早朝5時から深夜近くの23時まで営業しています。
台湾旅行の最後のお土産の買い物に、カラスミだけでなくパイナップルケーキなどのお菓子、Tシャツなどの雑貨の見たり、出国までの時間つぶしにも活用できます。
場所・売り場 | 第1ターミナル3階(出国前) |
営業時間 | 5:00〜23:00 |
支払方法 例 | 現金(台湾元) クレジットカード Apple Pay・Google Pay・Line Pay 悠遊カード |
公式サイト | 台湾特色商品館(桃園空港) |
パイナップルケーキ・ヌガーなどのお菓子、雑貨や化粧品コスメなど、台湾・桃園空港で買えるおすすめのお土産と売り場については、下記ページで詳しく紹介しています。あわせてご確認ください。
台北・松山空港のカラスミ
一方の台北市内の松山空港ですが、こちらも便利なロケーションの売り場でカラスミが買えます。
国際線側のターミナル1の出発ロビー、空港施設の出入り口のすぐ近くにある「新東陽」の小さな売り場でtン等にカラスミがありました。
このように桃園空港と同じようなラインナップ、価格帯でカラスミをお土産に買えます。
小さなお店ですがその他にも豚肉・牛肉のジャーキーのグルメ、パイナップルケーキ、台湾のお茶なども売られています。
場所・売り場 | 第1ターミナル1階(国際線・出発ロビー) |
営業時間 | 6:00〜20:30 |
支払方法 例 | 現金(台湾元) クレジットカード Apple Pay・Google Pay・Line Pay 悠遊カード |
公式サイト | 新東陽(台北・松山空港) |
台湾の定番のお菓子のお土産、コンビニの手軽なお土産、雑貨・化粧品コスメなど、台北・松山空港で買えるおすすめのお土産と売り場については、下記ページで詳しく紹介しています。あわせてご確認ください。
台湾の空港のカラスミの種類と値段
桃園空港・松山空港の各店舗を見てみましたが、大体写真のように手のひらより少し大きなサイズの、真空パックに入ったカラスミの商品が売られています。
空港では基本的には「特大」という約200グラム前後のものを買うのが主流となるようです。
私も台湾からの親族がお土産に買ってきてくれた、この特大サイズのカラスミを食べました。
値段は初めて食べた筆者の感覚としては割と高い(円安の影響もありますが)なと思いますが、日本円で約3,300円〜4,000円くらいです。
かなり塩っぱく一つあれば4人くらいの飲食の場で分けても十分、お酒のおつまみなどとして楽しめるかなと思います。(私は2人で数日に分けて食べました。)
主なカラスミの商品・サイズ | 値段 |
---|---|
特大サイズ(151~200グラム) | 730台湾元(約3,300円) |
特大サイズ+ (201~240グラム) | 850台湾元(約3,900円) |
炭焼き・特大サイズ+ (191~230グラム) | 880台湾元(約4,000円) |
台北市内でカラスミを買うなら迪化街
台北市内で観光時にカラスミを買うなら、有名な「迪化街」をおすすめされる人が多いですし、私もあの街の問屋町の雰囲気が好きで、良いと思います。
元々19世紀に船荷を扱う商店が集まりできた街で、乾物・お茶・漢方薬などの昔ながらのお土産店、そして近年ではおしゃれなカフェや雑貨店も増えているので、台湾土産の買い物や観光の散策にもおすすめです。
そんな「迪化街」の中でもカラスミの専門店「李日勝(Lee Rih Sheng)」は特に良さそうです。
おしゃれなパッケージで小さな個包装の一口サイズのカラスミもあり、台湾グルメをちょっとお試しにばらまきお土産にもできます。
6個入りで225台湾元(約1,000円)で、空港で大きなカラスミを買うよりもずっとお手軽な価格です。
公式サイト:李日勝(Lee Rih Sheng)
日本へカラスミを持ち帰る方法・賞味期限
食品類ですので普通に手荷物としてはカラスミを持ち帰ることはできません。
親族が台湾からお土産に日本に持参してくれたように、チェックインの預け荷物に入れて日本へ入国すれば問題なくお土産に持ち帰れるようです。
カラスミの賞味期限は、真空パックされていることもあり冷蔵であれば6ヶ月くらい保存できるそうです。私は購入後から1ヶ月くらい冷蔵庫に入れておいたものを食べて、また1~2週間ほど冷蔵庫にラップを掛けておきましたが問題なく味も変わらずに食べられました。
常温ではカビが生える可能性もあるので、保存方法は冷蔵や冷凍が良いですね。
カラスミの食べ方の一例
大根と一緒に食べる
カラスミはボラなどの魚の卵を塩漬けにして、更に乾燥させたグルメで、とても塩っぱいため、そのまま食べるとやや苦しいなというのが個人的な感想です。
大きなサイズの場合、写真のように小さめに切って大根やりんごと一緒に食べると、水気とスッキリとした味と混ざってより食べやすくはなりました。
それでも、個人差はあるかとは思いますが、かなりクセのある魚と燻製のような味で、多くの日本人には食べづらいのでは?とは思います。
お酒のおつまみとして食べる
よく台湾土産・グルメの紹介としてカラスミをお酒のおつまみにすると良いと紹介されていますので、私もビール、台湾のカバランウィスキー、燻製味のウィスキーなどと一緒に味わってみました。
しかし、その味の力強さ・クセによっておつまみどころではない主張があり、最早主役でした。
味が強いので、チャーハンとしてご飯と混ぜたり、他の食材と調理する方法も良さそうです。
台湾の名物グルメを試したい人、味の濃いカラスミ好きな人には是非おすすめですが、初めての人は現地で少し試して見ると良いと思います。
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