「どんなものを買いたいか」と、プランを考えるのも旅行の楽しみの1つです。マレーシアに初めて旅行に来る人も、何度も往復している人も、お土産をどうしようと考えることでしょう。
今回は、マレーシアのお土産で実際に喜ばれたものやおすすめのグッズを、ピックアップしてご紹介します。
「マレーシアで有名なお土産はなに?」
「どこで買ったらいいの?」
と思っている方は特に、ぜひ最後までお読みください。買うものや場所に悩んだときの、参考にしていだだけると幸いです(2024年1月/1RM=31円で計算しています)。
初めてマレーシアを旅行する人におすすめ!定番のお土産【お菓子・食べ物編】
初めてマレーシアを旅行する人におすすめする、オーソドックスなお土産はこちら!
- 紅茶シリーズ
- ベリーズのチョコ
- クッキー
- インスタントラーメン
- マンゴー味のグミ
- キャンディー類
- カヤジャム
地元のスーパーやお土産専門店など、どこででも手に入りやすく値段も手頃です。日本人にも受け入れられやすい味わいのものばかりです。では、1つずつ見ていきましょう。
紅茶シリーズ
マレーシアのお土産におすすめなのは、紅茶シリーズ。
イギリスの植民地だった歴史を持つマレーシアは、今でも紅茶が栽培されています。現地でもテ・タレという甘いミルクティーが大人気です。
紅茶シリーズの中でも特におすすめのブランドがこちら。
- BOH TEA(4.5〜10.70RM/約140〜340円)
- SABA TEA(3〜8RM/約95〜250円)
BOH TEAは、マレーシアを代表するブランドと言っても過言ではありません。いろんな種類もあって、中にはマレーシアらしいデザインのものや、フレーバーのものも。箱のまま渡しても、喜ばれます。
マンゴー味やライチ味など、南国らしいフレーバーは特にお土産におすすめです。香りに癒されます。
粉になっていてお湯や水で溶かすタイプの、ミルクティーやアイスティーも人気です。
ばらまきのお土産にもぴったりです。ただミルクティーはかなり甘いので「less suger」を好む日本人が多い傾向にあります。
SABA TEAもBOH TEAと同じく人気のブランド。素朴な紅茶の味わいがします。値段もリーズナブルなので、いくつか買っておくと便利です。
【値段相場】
- BOH TEA:4.5〜10.70RM(約140〜340円)
- SABA TEA:3〜8RM(約95〜250円)
【買える場所】
- スーパーマーケット
- 雑貨店
- セントラルマーケットなど
*BOH TEAのフレーバーバージョンは、Village Grocer、Jaya Grocerなどのスーパーに置いています。
ベリーズ(Beryl’s)のチョコレート
ベリーズ(Beryl’s)のチョコは、マレーシアで人気のチョコブランドです。
いろいろなサイズやデザイン、フレーバーのものがあるので、お土産としても大人気です。
特に人気なのは、ティラミスシリーズとアーモンドをチョコでコーティングされているタイプのチョコレート。
マレーシア人は、ティラミスシリーズは、ティラミス味とは限らずココアパウダーがコーティングされているタイプのチョコを「ティラミス」と呼ぶようです。
また、アーモンドがコーティングされているタイプのものは、食べ応えもあります。チョコ好きの人は、見逃せないお土産です。
【値段相場】
- ティラミスシリーズ:6〜8RM(約190〜250円)
- アーモンド入り:12.5〜22RM(約390 〜690円)
【買える場所】
- スーパーマーケット
- ショッピングセンターなど
インスタントラーメン
マレーシアのインスタントラーメンも、お土産におすすめです。ラクサやトムヤム、カレーなどマレーシアらしいフレーバーのものを気軽に味わえます。
中でもおすすめするインスタントラーメンはこちら!
- MyKuali(Penang White Curryペナンホワイトカレー味)
- MAMEE Chef(Curry Lakusaカレーラクサ味)
- Maggi Mee (Tom Yamトムヤム味)
- Sedaap(インスタント焼きそば風)
カレーラクサは辛いのが好きな人に特におすすめです。
ペナンのホワイトカレー味は、辛さとクリーミーさの両方を楽しめます。
トムヤム味は、酸味と辛さのコラボレーションを味わいましょう。Sedaapはインスタント焼きそば風。クセになる味です。
加えて、日清のカップヌードルや、出前一丁などもマレーシアのスーパーで売られています。日本にはないフレーバーを買って帰るのも良いですね。甘いものが苦手な人にもおすすめのお土産です。
【値段相場】
- カップラーメン:3〜7RM(約95〜250円)
- 袋ラーメン:5〜10RM(約160〜310円円)
【買える場所】
- スーパーマーケット
- 雑貨店
- 99speed mart
- コンビニなど
マンゴー味のグミ
続いてご紹介するのが、マンゴー味のグミ。
あのマンゴーの味わいが、しっかりと再現されているんです!
日本では、マンゴーは高級フルーツですが、マレーシアではスーパーや道端で普通に売られています。
家の庭の木にマンゴーが大量になっていることも珍しくありません。
マレーシアからフレッシュなマンゴーを持ち帰れない代わりに、マンゴー味のグミをお土産にすると喜んでもらえます。
ばらまき用のお土産にもぴったりです。
【値段相場】
- 5RM前後:約156円
【買える場所】
- スーパーマーケット
- コンビニなど
キャンディー類
マレーシアには、いろいろな種類のキャンディー類があります。
多くは個包装されていて、小さなバッグにも入れられるサイズです。ハーブ系のものや、クール系のものなどもあります。
中でもおすすめはこちら!
- HIMALAYA
- NIN JIOM
- HIMALAYA VAJOMBA
- Skittles
- IMPACT MINTS
どれも小さいサイズでリーズブルなお値段なので、ばらまき用のお土産に向いています。スーツケースに入れてもかさばりません。
HIMALAYA
いわゆる塩キャンディーです。レモン風味で、日本人ウケのする味だと思います。マレーシアは暑いので、旅行中の熱中症防止にもおすすめです。
NIN JIOM
香港でも売られている、ハーブ系ののど飴です。のど飴としても、普段のキャンディーとしてもおすすめです。優しい風味がします。
HIMALAYA VAJOMBA
マレーシアの子供達に人気のキャンディーです。ポップの柄も可愛く、持ち運びのサイズにもぴったりです。
Skittles
カラフルな色が可愛い、チューイングキャンディーです。オリジナル系、サワー系、ヨーグルト系などいろいろな味を展開しています。個人的にはサワー系がおすすめです。
1粒が小さく、ちょっとした気分転換に食べると良いので、カバンに忍ばせておくのも良いですね。
IMPACT MINTS
ラムネのような感じです。缶が可愛く、食べた後、アクセサリーや薬入れにもするのもおすすめです。
カヤジャム
カヤジャムとは、ココナッツと卵を使って作ったジャムです。
マレーシア人は朝食の際にパンにつけて食べています。ココナッツの香ばしい香りがします。
ココナッツが大好きな人におすすめのお土産です。
【値段相場】
- 3〜5RM(約95〜156円)
【買える場所】
- スーパーマーケット
- 99マーケット
- 雑貨店など
初めてマレーシアを旅行する人におすすめ!定番のお土産【雑貨・コスメ編】
「食べ物だけじゃなく、雑貨やコスメをお土産に選びたい」という方には、次のものがおすすめです。
- ナマコ石鹸
- バティック雑貨
- アクセサリー類
雑貨類やコスメ類は食べ物と違って、賞味期限がありません。余裕を持ってお土産を渡したいときにも便利です。
ナマコ石鹸
ナマコ石鹸は「知る人ぞ知る!」マレーシアで人気のお土産です。
ナマコには「サポ二ン」「コラーゲン」「セラミド」などの成分が含まれています。
「サポイン」には肌を整える作用があります。全身に使え、美肌作用があるとされ、多くの人に愛されています。
マレーシアではナマコ石鹸の生産が盛んです。
いろいろな形、フレーバーも展開していますので、自分用や友達へのお土産にできます。
【値段相場】
- 10〜15RM(約310〜470円)
【買える場所】
- セントラルマーケットなど
バティック雑貨
バティックとは、ろうけつ染めの布です。
マレーシアや隣国のインドネシアの伝統工芸です。マレーシアらしい植物や動物がモチーフに使われていることも多く、色合いもカラフル。
日本ではなかなか見られない、珍しい柄や色の組み合わせを楽しめます。
地元の人はバティック布で、民族衣装を作ったり、体に巻きつけてホームウェアがわりにしたりします。
観光客が地元と同じようにバティックを使うのはハードルが高いですが、バティックを利用した雑貨や巻きスカート、Tシャツなどはお土産に人気です。
【値段相場】
10RM前後(約310円)で買えるものから300RM(約9400円)以上するものまで幅広くあります。特に1つひとつ手で染めた、1点ものは高額です。
【買える場所】
- セントラルマーケット
- 市場
- お土産ショップなど
アクセサリー類
マレーシアは、マレー系、中国系、インド系と多民族国家です。
エスニック系のものや、シンプルなものまで、さまざまなデザインのアクセサリーが売られています。
南国らしくココナッツを使って作られたものもあります。値段もリーズナブルなものが多いので、お土産にぴったりです。
【値段相場】
- 5〜50RM(約156〜1560円)
【買える場所】
- セントラルマーケット
- お土産ショップ
- リトルインディア
- 市場など
何度もマレーシアを訪れている人におすすめ!レア&変わり種なお土産
出張やマレーシア好きなどの理由で、何度もマレーシアを訪れている人にとって、お土産選びは悩むところです。
同じものばかり買って帰ると「みんなに飽きられてしまった……」という悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
何度もマレーシアを訪れている人におすすめの、お土産を紹介します。
- スターバックスのマグカップ
- 咳止めシロップ(NIN JIOM PEI PA KOA)
- TANAMERA(タナメラ)のコスメ
- ライチの缶詰
- ドラックストアの自社ブランドアイテム
- TSUKI
スターバックスのマグカップ
スターバックスファンにおすすめなのは、スターバックスのマグカップです。
「マレーシア」「クアラルンプール」「ペナン」など、人気の観光地の都市がデザインされたものがたくさん展開しています。
また、マレーシアのキャンペーンや、シーズンに合わせたグッズも発売されているので、お土産に喜ばれます。
咳止めシロップ(NIN JIOM PEI PA KOA)
筆者が個人的に面白いと思っているものは、咳止めシロップです。
マレーシアのドラックストアや、スーパーマッケットなどどこでも購入できます。中国漢方のシロップのようですが、喉が痛いときや咳が止まらないときに愛用しています。
【値段相場】
- 8〜10RM(約250〜310円)
【買える場所】
- GuardianやWatsonなどのドラックストア
- 99speed mart
TANAMERA(タナメラ)のコスメ
タナメラは、100%天然素材を使って作ったコスメです。赤ちゃんの肌にも安心して使えることを売りにしています。
ボディマッサージ用のオイルや、ボディクリーム、ハンドクリーム、石鹸などのアイテムが揃っています。
筆者が特に興味深いと思っているのは、消毒用のハンドクリームです。
アルコールではなく、tea treeのアロマオイルを使って作られています。
ハンドクリームのような感覚で使え、手の消毒作用もあるのでおすすめです。
他にもいろいろなアイテムが揃っています。大きなショッピングモールに入っていることが多いです。
ナチュラルコスメが好きな人はぜひ立ち寄ってみてください。
【公式サイト】
ライチの缶詰
南国フルーツが好きな人におすすめなのは、ライチの缶詰です。
南国フルーツそのものを日本に持ち帰ることはできませんが、缶詰になったものは持ち帰りが可能です。
缶のデザインも可愛いので、食べた後で飾ることもできます。
【値段相場】
- 5〜8RM(約156〜250円)
【買える場所】
- スーパーマーケット
- 99speed martなど
ドラックストアの自社ブランドアイテム
マレーシアにはGuardianやWatsonsなどのドラックストアがあり、それぞれシャンプーやコンディショナー、パックなどの自社ブランドコスメアイテムを販売しています。
ココナッツなど、南国らしい香りも!デザインも可愛いものが多く、お土産にもぴったりです。
TSUKI
筆者の一押しは、TSUKI。これは本当にレアなお店です。今のところショップを持たず、マレーシアとシンガポールでネット販売と、屋台販売をしています。
TSUKIは、マレーシアとシンガポーするナチュラル素材を使って作られた石鹸やボディソープ、ボディスクラブなどを展開しています。
なんと!1つひとつ、オーナーの手作りで作られているんです。
特に筆者のおすすめは、ボティスクラブ。
エッセンシャルオイル、ヒマラヤピンクソルト、スイートアーモンドオイル、ココナッツオイルなどがたっぷりと入っています。
オイルがタップリ入っているため、他のボディスクラブに比べると水っぽい感じですが、粒子の大きなピンクソルトとの相性は抜群です。使った後、本当に肌がしっとりとします。
クアラルンプールの大きなショッピングモールで、イベントがあるときに、屋台販売をしているのを見かけることがあるかもしれません。
もし見つけられたら、本当に奇跡的です。そのときはぜひ、立ち止まって見てみてください。
お土産を買うのにおすすめの場所とは?
限られた時間の中で、観光も買い物も楽しむために計画的に動きたいと考えることでしょう。
お土産を買うのにおすすめの場所を、押さえておくと便利です。
この項目では、お土産を買うのにおすすめの場所を紹介します。
スーパーマーケット
スーパーマーケットは、マレーシアの食材や、チョコレート、缶詰などいろいろなお土産を買うのにおすすめの場所です。例えば下記のスーパーマーケットに売られています。
【スーパーマーケット・公式サイト】
もちろん、それ以外のスーパーも覗いてみてください。
値段も表示されているため、値段交渉の必要もなく、言語に自信がなくても安心して買い物ができます。
クレジットカードが対応していることも多いので、支払いも問題ありません。
ドラッグストア
先ほども紹介しましたが、マレーシアにはGuardianやWatsonsなどのドラックストアがあります。2つとも、日本のドラッグストアと雰囲気が似ています(生鮮食品は売られていません)。
コスメやシャンプー、コンディショナーなどのアイテムや、ちょっとした飴類なども揃いますので、見るだけでも楽しめるでしょう。
その他、pharmacy(薬局)もありますが、そちらはもっと本格的に薬や消毒用のアイテムが売られています。
ちなみに、ドラッグストアは、日本ならではの呼び方です。マレーシアで使うと、「麻薬を売っているお店」と勘違いされる可能性があるので避けましょう。
99 speed mart
99speed martは、地元の人が気軽に買い物に来る雑貨店です。大きなスーパーマーケットのような清潔さはありませんが、ローカル感を楽しみたい方に向いています。
99speed martの商品は、とにかく安いのが特徴です。
スナック類や、紅茶類などお土産になりそうなものを安く購入できます。
【公式サイト】
セントラルマーケット
セントラルマーケットは、マレーシアの中でも人気の観光スポットです。マレーシアのお土産は、セントラルマーケットでほとんど購入できます。
ココナッツを利用した雑貨や、バティック雑貨、アクセサリー類、マレーシアのマグネットなど、いろいろなアイテムが揃っているので、楽しいお買い物ができますよ。
また周辺に、チャイナタウンもあるので、一緒に観光するのもおすすめです。
ちなみに、TANAMERAはセントラルマーケットにも入っています。
その中でも特にお気に入りのショップは「THE COCONUT SHOP」です。
ココナッツシェルや、ナチュラルな木材を使った雑貨、アクセサリー類がリーズナブルな値段で売られています。
日本でも、使えそうなアイテムばかりです。笑顔が素敵なオーナーがフレンドリーに迎えてくれます。
マレーシアでショッピングも楽しもう!
ショッピングも、旅行の楽しみの1つです。
もちろん、ここでご紹介したお土産以外にも、おすすめのものや興味深いものがたくさんあります。
気になったものを買ってみるのもおすすめです。
気になったお店にふらっと立ち寄ったり、計画的にお店を回ったり、それぞれの方法で、買い物をお楽しみください。