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クアラルンプールのショッピングモール・市場・買い物スポットを在住筆者がおすすめ!

クアラルンプールのショッピングモール・買い物スポットマレーシアの旅行・観光

マレーシアは、実は、知る人ぞ知る「ショッピングモール大国」なのです!
国中、いたる所にショッピングモールがあり、その多くが、非常に巨大なのです。
2019年の時点で国内になんと560!ものショッピングモールがあり、その総面積は約1,255万㎡に及びます。

その中で首都クアラルンプールを中心に、隣接するエリアを含めた都市圏である「クランバレー」だけで、197のショッピングモールが存在していて、その後3年余りの間に30以上の新しいモールがオープンしています。

そこで今回は、今年でマレーシア在住歴が12年になる筆者が、マレーシアの最新のショッピングモールの情報を中心に、ローカルの市場などについて詳しく紹介します。

マレーシアの意外な姿を知ることができますよ!

おすすめのショッピングモール・買い物スポット

セントラル マーケット(Central Market)

クアラルンプールのセントラル マーケット

セントラルマーケットは、クアラルンプールの中心に位置していて、最寄り駅は、LRTの「Pasar Seni」駅で、徒歩4分です。
チャイナタウンから徒歩圏内にあり、クアラルンプール随一のお土産スポットのため、常に観光客でいっぱいです。

イギリス統治時代の1888年に、食料品の市場として建築され、現在も、その美しいアール・デコ調のパステルブルーの外観は、当時の雰囲気を残しています。
現在は、1階は、雑貨や工芸品などの土産店が軒を連ねており、2階は、衣類系のお土産やフードコートが入っています。

お土産を買うのにおすすめ

セントラルマーケットで買えるお土産としては、何といっても「なまこ石鹸」が有名ですよ!マレーシアの定番のお土産のひとつでもあります。
「なまこ石鹸」は、その名の通り、「なまこ」から抽出したエキスを配合した石鹸のことで、もともとは、人気観光地であるランカウイ島の特産品で、今では、マレーシアが誇る特産品になっています。
その効能は、保湿効果が高いため、肌の乾燥やかさつきを防ぎ、かゆみにも効き、アンチエイジングも期待できる優れものです。
お土産用として、マレーシアのもう一つの定番お土産である「バティック」と呼ばれる、伝統的な「ろうけつ染め」のプリント柄の布で包まれた石鹸は、見た目も美しく、可愛らしいので大人気です。
1個50gのもので10リンギット(約310円)程度で買えるので、まとめ買いもいいですね。

マレーシアのバティック

バティックもお土産物として喜ばれます。
バティックは、マレーシアを代表する伝統文化で、木綿の生地に、蝋 ( ろう ) で模様を描いて、色をつけていきます。
その美しい色合いは、部屋に飾っても、異国情緒がしてきていいですよ。

セントラルマーケットには、マレーシア発のスキンケアブランドとして有名な「TANAMERA」もあります。
ハーブを使った100%天然素材で、人工の香料や着色料、保存料も不使用のため、お肌に優しく、女性に大人気です!

場所(Googleマップ)50050 Federal Territory of Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトCENTRAL MARKET

チョーキット市場(Chow Kit)

チョーキット(Chow Kit)市場は、クアラルンプールで有名な朝市で、1955年オープンの歴史ある市場です。
この市場は「ウェットマーケット」と呼ばれる、足元が水で湿った市場で、野菜や肉類、魚などの生製品を主に扱っていて、ローカルの人でとてもにぎわっています。

最寄駅は、モノレールの「Chow Kit」駅です。
駅から大通りを歩いていくと、市場がすぐに見えてきて、奥の方には、ペトロナスツインタワーが天に向かってそびえ、銀色に輝いていて、そのコントラストは強烈です。

スーパーマーケットに比べると、卸売りの人々も多く利用するため、価格は比較的安いです。生鮮品は買うチャンスがないかと思いますが、果物は種類が多く、新鮮で、1個からでも購入できるので、買って歩きながら食べたり、ホテルに帰ってから食べてもいいでしょう。
日本では見かけない果物もあるので、会話を楽しみながら、買い物するのもいいですよ!

市場周辺のローカルフードがおすすめ

チョーキット市場の周辺には、さまざまなローカルフードの店が並んでいます。
マレー料理、インド料理、それに中華料理の店もあり、目移りしてしまいます。

中でもおすすめは、「Restoran KIN KIN本店」です。
この店は、マレーシアの人気のローカルフード「ドライチリパンミー」の発祥のお店です。一皿、約10リンギット(約310円)で食べられるので、ぜひお試しください。
周囲には、他のドライチリパンミーの店もあるので、美味しそうな店を選んでもいいですね。

場所(Googleマップ)Jln Raja Alang, Kampung Baru, 50300 Kuala Lumpur
営業時間6時00分~14時00分

チャイナタウン・ペタリン通り(Jalan Petaling)

クアラルンプールを訪れた観光客なら、誰もが訪れる名所のひとつがチャイナタウンです。

混沌として、オリエンタルな雰囲気を楽しめる屋台街で、イギリスの統治時代の面影が残っている歴史のある建物もあり、見どころが多いエリアです。
近年、かつての中華街を再現したお洒落なストリートもでき、夜も昼も、観光客でにぎわっています。

チャイナタウンの最寄り駅は、LRTの「Pasar Seni駅」で、クアラルンプールの中心駅である「KLセントラル駅」からもひと駅の距離です。

おすすめグルメのワンタン麺

夜になると夜市が出てすごいにぎわいですが、昼間も、美味しい食べ物がたくさんあるため、地元の人も多く訪れます。
ちょっと路地に入ると、意外な名店に出くわしたり、「こんなとこに」と思えるような路地で麺などを売っていて、美味でびっくりしますよ!

中でもおすすめなのは、地元の人にはもちろん、今や観光客にも大人気の「記冠(Koon Kee)」です。
60年以上の長い歴史があり、地元民から絶大の人気を誇るワンタン麺屋さんで、1番人気の「ワンタンミードライ」は、開店2時間ほどで売り切れてしまいます!
チャイナタウンに行ったら、必ず食べていただきたい逸品です。
店はちょっとわかりづらいので、地元の人に聞きながら探してくださいね。

場所(Googleマップ)Jalan Petaling, City Centre, 50000 Kuala Lumpur
営業時間8時00分~20時00分

パビリオン(Pavilion)

「パビリオン(Pavilion)」は、ブキッビンタンにある大型ショッピングセンターで、アジアや中東から、常に多くの観光客が訪れる、クアラルンプールでもっとも有名なショッピングモールです。
その広さは、東京ドーム約2.7個分で、500以上のお店があり、グッチやプラダなどの世界の有名高級ブランドが軒を連ねています。
スーパーやフードコートもあり、地元の人もいっぱいですが、観光客にとっても便利な施設です。

6階には「東京ストリート(Tokyo Street)」があり、ダイソーもここにあります。開店当初は、コンセプトの面白さから、アジア中からモール関係者が訪れていました。

クアラルンプール・パビリオンの東京ストリート(Tokyo Street)

最寄り駅は、モノレールの「ブキッビンタン駅」で、徒歩5分ほどです。
ブキッビンタンには、次に紹介する「Lot10」や「スンガイ・ワン・プラザ」もあり、少し足を伸ばせば、「タイムズスクエア」から「ららぽーと」までがほぼ徒歩20分程度にあり、アジアを代表するショッピング街です。

ブキッビンタンは、常にひどい交通渋滞があり、タクシーで移動すると時間が読めません。モノレールを利用するか、徒歩で散策しましょう。
また、後で紹介するKLCCへは、スカイウォークでつながっているので、雨に濡れることなく、15分ほどでアクセスできます。

巨大フードコートがおすすめ

パビリオンでおすすめは。その巨大なフードコートです。
あらゆるマレーシアフードが、一カ所で楽しめます。

たくさんあるお店の中で、私の一番のおすすめは「宝香肉骨茶」というレストランです。
ここは、マレーシア名物の「肉骨茶(バクテー)」の名店です。
「肉骨茶」とは、スペアリブなどの骨付きの肉を、漢方で煮込んだ、しょうゆベースのスープです。
肉骨茶は、マレーシアのみならず、シンガポールでもよく食べられているローカルフードで、にんにくもたっぷりと入っているので、スパイシーで滋味深い料理です。
「宝香肉骨茶」のバクテーは、臭みが少なく、さっぱりとした食べやすさが特徴で、ご飯がすすむ、日本人向けの味です。ぜひお試しください。

場所(Googleマップ)168, Jln Bukit Bintang, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトPavilion Kuala Lumpur

ロット10(Lot10)

クアラルンプール ロット10

「Lot10(ロット10)」は、ブキッビンタンの交差点にあり、緑の外観が特徴的で、ブキッビンタンの目印となっています。
1991年オープンの、クアラルンプールで最も古いショッピンモールのひとつです。

伊勢丹とクールジャパン機構との共同プロジェクトである「The Japan Store」が中核テナントになっていて、多くの日本の商品を売っていて、日本のレストランも多数進出しています。

立地は抜群で、LRTとモノレールの「ブキッビンタン駅」と直結しています。

2022年には、日本のドン・キホーテが「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)」という名で進出して、しばらくの間は、毎日すごい行列が続いていました。

フードコートもおすすめ

ロット10はグルメスポットで、地下(LG階)にある「十号胡同(Lot 10 Hutong)」というフードコートは、美味しい中華の店がそろっていることで有名です。

その中でも私のおすすめは、「檳城馳名炒粿條(Penang Famous Fried Kway Tiao&Prawn Mee)」の「チャークイティオ」です。
チャークイティオとは、マレーシアやシンガポールで食べられている人気の米の麵を、もやしやエビ、卵などと一緒に、サンバルソースで炒めた麺料理です。
この幅広の麺は、日本の名古屋のきし麺よりも、モッチリとしています。
日本の焼きそばと同じように、現地では非常にメジャーな料理です。

場所(Googleマップ)50, Jln Bukit Bintang, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトLot 10

スンガイ・ワン・プラザ(Sungei Wang Plaza)

クアラルンプールのスンガイ・ワン・プラザ

Lot10とモノレールを挟んだ向かいにあるのが、こちらも歴史のあるモールの「スンガイ・ワン・プラザ」です。

こちらは、ここまで紹介した他のモールとは雰囲気ががらりと違って、ローカル色が濃いモールです。
地上3階、地上4階の広大なエリアに、800店舗以上の店舗があり、安い衣料品や日用品、アクセサリーの店が並んでいて、地元の人々がほとんどです。

ここは、クアラルンプールの買い物の穴場で、チープで楽しい、かわいいものがそろっています。

フードコートのおすすめグルメ

このモールのおすすめは、4階というか屋上にあるフードコートです。
ランチタイムになると、近くで働いている人々がこぞってやってきます。
それは、すべてが割高なブキッビンタンにあって、手頃なプライスで、美味しい食事を提供していて、広大なため、座る場所がなくなる心配もないからです。

クアラルンプールの「経済飯(エコノミック・ライス)」

いくつか美味しい店がありますが、私のおすすめは、東南アジアではよく見る「経済飯(エコノミック・ライス)」と呼ばれる食事です。
10〜20種類ほどのおかずから、自分の好きなおかずを2〜3種類選ぶ方式です。
このフードコートでは、画像にあるような3種類のおかずをのせたものが、8〜10リンギット程度(約248〜310円)で食べられます。

お店の数は少ないですが、いずれも格安で、美味しいので、ぜひ試してみてください!

場所(Googleマップ)Jln Sultan Ismail, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトSungei Wang Plaza

スリア KLCC(SURIA KLCC)

マレーシアを代表するビルで、クアラルンプールのシンボル的な存在が「KLCC」のツインタワーです。

2本のタワーは「ペトロナスツインタワー(Petronas Twin Towers)」とよばれ、1998年に完成して、高さ 452 メートルで、完成当時は世界で一番高い建物でした。現在でも、ツインタワーとしては世界で最も高いです。
2本のタワーは、日本と韓国の建設会社によって建造され、真ん中のブリッジはフランス企業が施工していて、わずか29カ月で完成させたことで、当時大きな話題をよびました。

食品や高級ブランドのショッピングセンター

ショッピングセンターも同時にオープンしており、総店舗数は300以上あって、伊勢丹がアンカーテナントで、世界の高級ブランドがそろっているほか、地下には伊勢丹の食品売場があり、日本のデパ地下の感じです。
また、4階(日本流では5階に当たります)には紀伊國屋書店があり、日本の雑誌や本が購入でき、私も常にお世話になっています。

最寄り駅は、LRTの「KLCC駅」です。

周辺にはKLCC水族館(Aquaria KLCC)や、コンベンションセンター、市民の憩いの場となっているKLCC公園があり、ジョギングしている方も多くいます。
また、公園の中にはモスクがあり、金曜日の夕方になると、多くのイスラム教徒がお祈りに行くため、KLCC内をぞろぞろ歩いて行きます。
このモスクは、奇抜な外観をしていて、一般的なモスクのイメージとはかけ離れていて、近代的なモスクです。

紀伊国屋の中のカフェがおすすめ

私のおすすめは、紀伊國屋の中にある、オーストラリア発のカフェチェーンの「コーヒー・クラブ(the coffee club)」です。
静寂な雰囲気の中で、香り高いコーヒーをいただきながら、KLCC公園を見下ろしていると、本当に爽快な気持ちになります。

また、2023年の9月にオープンしたのが、モロッコ発の金ぴかのカフェ「Bacha Coffee (バシャ・コーヒー)」です。
世界で最も有名なコーヒーブランドの1つで、シンガポールにはすでに出店していて大人気で、マレーシアは初出店です。
100% アラビカ種のコーヒー豆を使っていて、テイクアウトのコーヒーが25リンギット(約770円)と結構お高いですが、香り高くて、優雅な気分になれるコーヒーです。

場所(Googleマップ)241, Petronas Twin Tower, Kuala Lumpur City Centre, 50088
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトSURIA KLCC

ミッド バレー メガモール&ガーデンズモール

(Mid Valley Megamall & The Gardens Mall)

クアラルンプール・ミッド バレー メガモール&ガーデンズモール

ミッドバレー・メガモールとガーデンズモールは、向かい合わせになっていて、地上部分と地下でつながっています。
ふたつを合わせると、700店舗近くなる巨大なショッピングモールで、クアラルンプールで最もはやっていると言っても過言ではありません。

アクセスも良く、LRTの「ミッドバレー駅」とKTMの「ミッドバレー駅」から徒歩数分の位置にあります。

日本のファッション・雑貨の買い物も可能

ミッドバレーメガモールには、イオンや無印良品、DAISOなどの日系店が多く、日本人在住者からも人気があります。
ガーデンズには伊勢丹があり、ミッドバレーよりも高級ブランドやセレクトショップが多いのが特徴です。
常に人でいっぱいで、ランチタイムや夕食時、休日になるとすごい人混みで、駐車場も昼前には埋まってしまうほどです。

現地の中華系の方によると、ミッドバレーがあるエリアは、風水的にお金が集まるエリアだそうで、小売店をやっている人にとっては、家賃は非常に高いですが、ぜひ出店してみたいモールです。

クリスマスや中国正月などのイベント時になると、中心的なエリアは美しく飾り付けられ、思わず時間を過ごしてしまいます。

ローカルフードのおすすめ

たくさんあるお店の中でも、私がおすすめするのは「Nyonya Colors」というローカルフードの店です。
「Nyonya(ニョニャ)」とは、マレーシアのマラッカやペナン、そしてシンガポールに分布する、中華系のプラナカン(プラナカンとは、19世紀末頃までに、マレーシアに移住してきた、中華系の移民男性などが、現地のマレー人女性と結婚して、生まれてきた子孫を総称する呼び方です)の女性の子供のことを言います。(男性の子供は「ババ」と言います)

宗教や生活様式は、父系の中華系のスタイルで、話す言葉や生活習慣、食生活などは母系のマレー系の影響を強く受けていて、独特の家庭料理を先祖代々受け継いでいて、「ニョニャ料理」、または「プラナカン料理」とも呼ばれています。

「Nyonya Colors」 は、品質の高いニョニャフードやデザートを幅広く取りそろえていて、マレーシアでは人気の店です。
ガーデンズ モールの地下にあり、手頃な価格で、それほどスパイシーではない、伝統的なナシレマやラクサなど、古典的ですが人気のある料理が美味しいです。
何度でも食べたくなる味です。ぜひお試しください。

場所(Googleマップ)Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, 59200 Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトMID VALLEY Megamall

サンウェイ・ピラミッド(Sunway Pyramid)

クアラルンプール サンウェイ・ピラミッド
参照:Sunway Pyramid(wikimedia)

クアラルンプールからは車で30分ほど郊外へ車で移動すると、急に目の前に、ピラミッドとスフィンクスが現れます!
「サンウェイ ピラミッド」と呼ばれるモールです。
その名前のとおり、遠くからでも目立つ、ピラミッドとスフィンクスの外観が特徴のモールです。

このモールは、マレーシアで初めての、テーマパークの複合モールとして設計され、5階建てのモール内には、900を超える店舗が入っていて、さらに、マレーシア初の屋内のアイススケートリンクがあるのです!

近くには、同じサンウェイグループが運営する、巨大なテーマパークである「サンウェイラグーン」やリゾートホテル、また、サンウェイ大学といった教育施設まであり、このエリアはサンウェイグループの街となっています。
スケートリンクは、多くの有名な国際トーナメントの開催地にもなっています。

休日や学校の休みになると、多くの家族連れが、ショッピングをしながらリゾートやスイミングを楽しんでいます。

サンウェイでのおすすめは、やはり「スケートリンク」です。
30リンギット(約930円)で、南国でのアイススケートを楽しめます。
休日には、子どもやカップルがスケートを楽しんでます。

場所(Googleマップ)3, Jalan PJS 11/15, Bandar Sunway, 47500 Petaling Jaya
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトSunway Pyramid

ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター

(LaLaport BUKIT BINTANG CITY CENTRE)

2022年1月にオープンしたばかりの、在住日本人がお待ちかねの「ららぽーとBBCC(ブキビンタンシティセンター)」。

BBCCは、モールだけではなく、オフィスや住宅、ホテルが融合している大規模な街づくりプロジェクトで、「職・住・遊・憩」の機能が集まることで生まれる、新たなライフスタイルの実現をコンセプトにしていて、ららぽーとがメインテナントです。

ららぽーとにとっては、東南アジア初の店舗で、世界最大規模で、マレーシア初進出です。
全店舗数は約400店ですが、まだ全部は埋まり切っていません。
「ニトリ」や電気製品の「ノジマ」がマレーシアへ初出店していて、現地では大変な話題になりました。

アクセスは、LRT 線とモノレールの「Hang Tuah駅」に直結していて、ブキッビンタンからも、モノレールで行けます。

日本のドトールコーヒーも出店

クアラルンプールのドトールコーヒー

2023年まで駐車場が無料のため、私もちょくちょく利用するモールですが、その中でも一番のおすすめは「ドトールコーヒー」です。
待ちに待った「ドトールコーヒー」の出店で、コーヒー好き、とくにドトール好きには利用せざるを得ません!
大きな店内、座りやすいイス、静かな環境なため、週1くらいで訪れ、半日くらい滞在して仕事をしています。
あとは、大好きなフード系があれば最高ですが、フード系はまだ始まっていません。

場所(Googleマップ)2, Jln Hang Tuah, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトLaLaport BBCC

西武百貨店(SEIBU)

クアラルンプール 西武百貨店

2023年11月29日に「西武百貨店」がクアラルンプールに開業しました。

今回西武が出店したのは、マレーシア政府がクアラルンプールに、国家的なプロジェクトとして15年をかけて開発している、国際金融地区である「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」です。
証券取引所がメインで、その他に、モールやオフィス、ホテルなどが広がっています。

ショッピングモールは、総面積が12万平方メートルあり、400店舗が入居していて、西武百貨がアンカーテナントです。
西武百貨店は、いわゆる「デパ地下」を取り入れていて、日本産の食品を幅広く取りそろえています。
マレーシアで増えつつある、高所得者層の消費をターゲットにしています。

アクセスは、LRTの「TRX駅」と直結していています。

クアラルンプール・トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)駅

オープン前から、ローカルの間でも大変な話題になっていて、開店後は、毎日すごい数の人々が訪れています。
私も平日のランチタイムに行きましたが、西武のみならず、モール中が人、人、人という状態でした!

おすすめの日本食やカフェ

その中でも私のおすすめは「宮武讃岐うどん」です。
香川で昭和23年に創業した老舗のうどん屋で、マレーシアには2019年に進出を果たしていて、すでに人気のお店です。
西武百貨店のデパ地下内の、レストランエリアにあり、開店後、毎日大変な行列になっています。

マレーシアOriental Kopiのカフェ

また、西武の外になりますが、今、マレーシアで最も人気のあるローカルのコーヒーチェーンである「Oriental Kopi」もおすすめです。
どの店舗に、どの時間に行っても、大変な行列ができている大人気店です。
看板メニューは、エッグタルトとナシレマです。
エッグタルトは、マレーシアでは定番のスイーツですが、ここのは、外のパイ生地がサクサクとしていて、卵ペーストはとろみがある食感で、生地とのコントラストがよく、焼きたてがとても美味しいです。

今や、東南アジア全域で大変な話題になっている「西武」、マレーシアに来たら、ぜひ訪れてみてください。

場所(Googleマップ)Persiaran TRX, Imbi, 55100 Kuala Lumpur
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトSEIBU

三井アウトレットパーク(Mitsui Outlet Park KLIA Sepang)

三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン
参照:Mitsui Outlet Park KLIA Sepang(wikimedia)

KLIAから車で約10分ほどの便利な場所にあるため、地元客や搭乗前後、トランジットの観光客も利用しています。2015年の5月オープンで、現在200店舗が営業しています。

空港からアウトレットパークまでは、無料のシャトルバスが運行されているので、搭乗までの時間を過ごす人も結構います。

おすすめの店は「Beryl’s CHOCOLATE&CAFE」で、マレーシア土産の定番のチョコレートを販売しています。
スーパーや土産物店にも必ず置いてある、マレーシアを代表するチョコレートブランドですが、こちらは直営店のため、品ぞろえが豊富で、プロモーションもたびたびおこなわれているので、お得です。

また、人気の「ニューバランス」も店舗があり、30〜70%引きのセールをよく行っていて、これに当たればラッキーですね!

場所(Googleマップ)Persiaran Komersial, 64000 Klia
営業時間10時00分~22時00分
公式サイトMitsui Outlet Park KLIA Sepang

クアラルンプール空港(KLIA)のショッピングエリア

クアラルンプールの空の玄関口、KLIAには2つターミナルがあります。
とくに、新しいターミナル2(旧名KLIA2)には、「Gateway @ Klia2」というショッピングとレストランエリアがあり、かなり充実しています。
フライトの前後に、ショッピングやグルメが楽しめて便利です。

地元スーパーのチョコレートなどのお土産

第2ターミナルにある、地元のスーパー「Jaya Groce」では、お土産の定番のチョコレートが特設コーナーに陳列されています。
お土産を買い忘れた方、心配しなくても大丈夫です!
フライト前の空いた時間に、バラマキ土産を中心に選ぶことができますよ。

おすすめのカフェ・飲食

飲食店のおすすめは「O’Briens Irish Sandwish Café」です。
1998年にアイルランドで設立された、ライフスタイルカフェのチェーンで、世界中に 200 店舗以上を展開しています。現在、マレーシアには25店舗あって、ヘルシーなサンドイッチやサラダ、ジュースなどが大人気です。
エアアジア利用時には、食事がないので、いつもここで食事を済ませてから、搭乗するようにしています。

場所(Googleマップ)Kuala Lumpur International Airport
営業時間24時間(Gateway @ Klia2)
公式サイトKuala Lumpur International Airport

なぜ、マレーシア人はショッピングが好きなのか

なぜ、マレーシア人はショッピングが好きなの?

マレーシア人はショッピングが大好きです。
多くのマレーシア人が、食事が終わった後に、近くのショッピングモールを家族とともに「じゃらんじゃらん(ゆっくりと歩き回る)」というのが、一般的なライフスタイルになっています。

日本人と比べると、マレーシア人は両親や兄弟など、家族と過ごす時間をとても大切にします。食事だけではなく、外出やショッピングを家族と良く楽しんでいます。
日本のように「お一人様」を見かけることは、まだまだ少ないのです。

マレーシアはさまざまな民族が共存していて、お互いを尊重しあって暮らしています。そのおおらかな協調性や融合力は、この食後の楽しい時間をシェアしあっていることから生まれているような気がします。

平均最低気温が25度を越え、平均の最低湿度も70%を越える、とても蒸し暑い熱帯性の気候の国で、一日中、冷房が心地よく効いているショッピングモールは、安上がりで便利な場所なため、家族での食事や、その後の安らぎの時間を過ごす場所となったのです

また、街には、ショッピングモールだけではなく、路上の市から、ローカルのスーパーマーケット、そして、世界に名だたるブティックまでもが、共存しているのです。

さらに、マレーシアでは、さまざまなプロモーションやセールが、たびたび行われ、それがまた、人々を魅了するのです。

ショッピングを楽しむことは、マレーシア人にとっては、重要な生活の一部であり、社交の一環でもあるのです。

クアラルンプールの巨大なショッピングモール

クアラルンプールの巨大なショッピングモール

マレーシアのショッピングモールの大きな特徴は、巨大であることです。

ショッピングモールは、当初はスーパーに数店舗の店舗がある程度から始まりましたが、次第に、映画館や世界的なブランド店などが入る複合的なコンプレックスとなり、サイズも巨大化していきます。

2018年には、世界の10大ショッピングモールの中に、クアラルンプール市内の3つのモール(7位 ワンウタマ、9位 ミッドバレーメガモール、10位 サンウェイピラミッド)がランクインしているほどです。

今では、マレーシアに来る観光客の目的のひとつが、ショッピングになっていて、観光客の買い物が、国の観光の総収入の30%にのぼります。 

マレーシアの市場や路上のマーケット

マレーシアでは、各所に大きな市場があり、路上でもマーケットが開催され、毎朝、多くの人が買い物をする姿が見られます。
東南アジアでは一般的な光景ですが、日本では、観光の朝市などでしか見られなくなってしまいましたね。
地元の人々の生活や文化を知り、体験するには、非常に魅力的な場所です。

私も、通常の生鮮品などは、2〜3日に一度、市場や路上マーケットを訪れて買っています。スーパーマーケットなどに比べると、新鮮でより安価なのでとても助かります。ただ、一般的に駐車場はないため、近くに路上駐車する形です。

画像を紹介した路上マーケットは、私がいつも訪れる「OUG」と呼ばれる市場で、近くは中国系の人が多く住んでいて、さまざまなものが安く購入できます。
素敵な壁絵までありますよ。

クアラルンプールには「セントラルマーケット」のような観光に適したマーケットから、「チョーキット市場」や「OUG」のように、ローカルの人たちが普段使いする市場がいたる所にあります。
ぜひ、地元の生活を体験してみてください!

夜市(ナイトマーケット)

クアラルンプールの夜市(ナイトマーケット)

また、夜になると「パサ・マラム」と呼ばれる夜市が街々で開催され、食べ物を中心に、さまざまなものが安く売られてます。
こちらも、ぜひ体験していただきたいです!
とくに、「ジャラン・アロー」のナイトマーケットは、クアラルンプールでも有数の繁華街である「ブキビンタン」に位置しており、夕方から深夜にかけて、マレーシア料理などの屋台が立ち並び、多くの観光客でにぎわっています。