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若草山の山焼きを奈良在住者が紹介! 歴史・観覧席スポット・日程や花火まで詳しく解説

若草山の山焼き関西・近畿エリアの旅行・観光
写真参照:(wikimedia)平城宮跡から見た若草山の山焼き by 名古屋太郎

奈良のほぼどこからでも見える、奈良のシンボルである「若草山」。
奈良公園の東端にあり、なだらかな小山で、全山芝に覆われた丘が三つ重なったように見えます。

若草山全体が、真っ黒な夜空を背景に、赤々と燃やされるのが、古都奈良に早春を告げる行事、「若草山の山焼き」です。毎年10万人を超える観光客が訪れます。

山全体が真っ赤に燃える様子をニュースや新聞で見られた方もあるかもしれませんが、間近で見ると、それはそれは大迫力です。

若草山の山焼きについて、その歴史から、スケジュール、見るのにおすすめのスポット、山焼き後に食べる温かいもののお店まで、奈良に生まれ育ち、奈良在住の奈良愛あふれる筆者がご紹介します。

そんな筆者ならではのとっておきのトリビア情報もお教えします。

 

■目次
<若草山の山焼きについて>
1. 若草山の山焼きとは?
2. 山焼きの見どころ
3. 山焼きの歴史 (なぜ、山焼きが始まったのか?)
4. 現代における山焼き

<若草山の山焼きの内容や日程について>
1. 2020年のスケジュール・日程
2. 山焼きの当日に行われる行事
3. 「若草山の山焼き」の花火について
4. 若草山の山焼きに関するトリビア(順延時の日程・開催)

<若草山の山焼きの鑑賞について>
1. 山焼きの鑑賞おすすめスポット
2. 山焼きの観覧席・スポット
3. 山焼き鑑賞後に行きたい!おすすめのお店

<若草山と奈良の観光情報>
- 若草山の基本情報(アクセス・時間・料金など)
- 奈良の観光スポット: 奈良在住の筆者がおすすめする人気の観光地/名所
- 奈良町(ならまち)周辺の観光スポット: 歴史名所・文化体験・ランチグルメ・カフェなど
- 奈良駅で買えるお土産: 奈良在住者がおすすめするお土産・お土産屋/売り場
- 【東大寺のお水取り(修二会)】歴史・日程・鑑賞方法や注意点

 

若草山の山焼きについて

1. 若草山の山焼きとは?

若草山の山焼きの歴史、謂れについては、諸説があり、後で詳しくご説明しますが、
若草山全山が真っ赤に燃える勇壮な山焼きは、奈良のお正月明けの行事として定着しています。

山焼きが終わると、「1月ももう終わりだなぁ。さぁ、今年も頑張ろう!」という気持ちになります。

奈良のたいていの場所から、若草山が真っ赤に燃えている様子が見えます。
ちなみに筆者は、奈良から20㎞程南に住んでいますが、小高い山やビルの屋上から、若草山の山焼きが見えます。
見物人がいない静かな山から見る山焼きも乙なものです。

若草山の山焼きは、毎年10万人以上の観光客を集める人気の行事です。
夜の行事ですので、遠方の観光客の方にはぜひ、奈良での宿泊をおすすめします。

もちろん、帰る電車の時間を気にせず、存分に山焼きを楽しめますし、翌朝、冬の奈良の朝を体験できます。
真っ白に霜が降りた奈良公園の鹿の吐く白い息など、本当に素敵な体験をお約束します。

 
 

2. 山焼きの見どころ

若草山の山焼きの見どころは、なんといっても全山が真っ赤に燃えるクライマックスですが、そのほかにも見逃せないポイントがいくつもあります。

その一つが、冬には珍しい花火です。若草山に点火される直前に、花火が打ち上げられます。
花火が冬の夜空を彩ると、山焼きを待つ人の興奮も絶好調に達します。花火の終了が、一斉に火をつけられる合図ともなります。

また、若草山の麓では、当日の午後いっぱい、プレイベントが行われています。
鹿せんべい飛ばし大会などの面白いイベントもあるので、挑戦してみませんか?

山焼きに使われる聖火は、春日大社から若草山まで行列で運ばれます。

山焼きと言えば、夜の行事として認識されているかもしれませんが、実は当日の午後中に渡り、関係行事が行われています。
冬の1日を奈良で過ごすつもりで、お越しください。

 
 

3. 山焼きの歴史 (なぜ、山焼きが始まったのか?)

先ほどもお伝えしましたが、若草山の山焼きの始まりについては、さまざまな説があります。

若草山の頂上には、鶯塚古墳という5世紀に作られた前方後円墳があります。
余談ですが、この古墳のことは、清少納言の「枕草子」にも登場します。

「昔は、『ウシ墓』と呼ばれ、怖がられていた。そこからの幽霊が人々を困らせるが山を焼くと鎮まった。
1月までに焼かないとよくないことが起こるという迷信が広まり、山を通る人が勝手に山に火をつけるようになったが、麓の東大寺にまで火が迫り、延焼することも度々あった。
奈良奉行所は『放火禁止』を命じたが守られないので、江戸末期、奈良奉行所、東大寺、興福寺が立ち会って山を焼いて古墳の霊魂を慰めた」というのが一つの説です。

また、山火事のきっかけを東大寺と興福寺の勢力争いとする説もあります。
「両寺の勢力争いまたは、通行人の放火による度重なる山火事で、若草山は全山が芝に覆われた芝山になった。
芝山になると春先にワラビやゼンマイが生え、緑肥や飼料となる草が繁茂するようになった。春に草がよく茂り、悪い虫を駆除できるよう、冬の野焼きが定着した」との説もあります。

いずれにせよ、山焼きは、明治になるまでずっと続きました。

 
 

4. 現代における山焼き

明治になり、若草山や奈良公園が公園化され、若草山は県の所有地となり、両寺の勢力争いから解放されました。
明治33年、はじめて夜間に山焼きが行われ、それ以降は、たくさんの観光客を集める観光イベントとなりました。

現在、若草山の山焼きは、春日大社、東大寺、興福寺が協力して、先人の霊魂の慰霊、世界の平和を祈るために行われています。

また、山焼きには多くの消防関係者が関わるため、奈良全体の防火意識を高めることも大きな目的です。

全山芝で覆われた若草山を冬に野焼きすることによって、春の芽吹きを促し、悪い害虫を駆除し、若草山の健やかな保全も目指します。

 
 

若草山の山焼きの内容や日程について

1. 2020年のスケジュール・日程

来年(2020年)の若草山の山焼きのスケジュールについて、ご紹介しましょう。

◇開催日時: 2020年1月25日(土) ※毎年1月第4土曜日です。

■行事予定・スケジュール

◆鹿せんべい飛ばし大会(12:00~14:30)
◆三社寺(春日大社・興福寺・東大寺)にゆかりのある温食(13:00~19:00)
◆音楽奉納(15:45~16:30、18:30~19:00)
◆若草山焼き行事
 16:45 御神火奉戴祭(飛火野 大とんど会場)
 17:05 聖火行列出発(飛火野)
 17:15 松明点火(水谷神社)
 17:40 野上神社祭典(若草山麓)
 18:15 大花火打ち上げ
 18:30 山焼き一斉点火

※当日天候により山焼きが翌日に順延された場合は、イベントは中止になります。
また、山焼きの時間に雨が降っていなくても、当日午前あるいは前日の天候によっては山焼きは順延されることもあります。

■公式サイト情報: 若草山焼き
>> 若草山焼き
・入山料: 無料(若草山焼き行事開催日のみ)
・主催: 若草山焼き行事実行委員会
・問合せ: 奈良県奈良公園室 0742-27-8677
・当日の開催案内: テレドーム 0180-991-707

 
 

2. 山焼きの当日に行われる行事

山焼き当日に行われる行事の詳細をご紹介しましょう。

◇鹿せんべい飛ばし大会
開始:12:30(受付開始12:00)
終了:15:00(受付終了14:30)
開催場所:若草山ふもと南ゲート(中腹にて開催)
参加料: 300円
入賞賞品多数。優勝賞品は、鹿の角のトロフィー

◇春日の大とんど 
(13:00~18:00)
飛火野で正月のしめ縄飾りや寺社の古いお札、お守りなどとお焚き上げしてもらいます。無病息災や五穀豊穣を祈願します。(受付時間は18:00まで)

◇三社寺(春日大社・興福寺・東大寺)にゆかりのある温食
売り切れ次第終了となりますから、早めにどうぞ!

◇奉納演奏・消防団出発式典
・奉納演奏: 前半/15:45~16:30、 後半/18:30~19:00
・消防団出発式典: 17:00~17:20
特設ステージでこれらの行事が開催されます。

◇御神火奉戴祭(春日大社境内 飛火野)
16:45~ 若草山焼きに用いる御神火を大とんどからもらい受ける儀式です。

◇聖火行列出発(春日大社境内 飛火野)
17:05~ 総勢45名による時代行列が水谷神社に向けて出発します。
金峯山寺の山伏の法螺衆はじめ、奈良奉行所の役人、興福寺・東大寺の僧、春日大社の神職も加わります。

◇松明点火(水谷橋付近)
17:25~ 大とんどからの御神火を水谷神社と松明点火場でたいまつに点火します。

◇野上神社祭典(若草山麓・野上神社)
17:40~ 若草山山麓の野上神社のかがり火に水谷神社で点火した松明で点火し、山焼きの無事を祈ります。
東大寺、興福寺の僧の読経の中、松明行列が若草山斜面を登り、山麓中央の大かがり火に点火します。

◇大花火打ち上げ(若草山一重目山頂)
18:15〜

◇山焼き一斉点火(若草山各所)
18:30〜

 
 

3. 「若草山の山焼き」の花火について

若草山の山焼きの点火直前18:15から、数百発の花火が打ち上げられます。 県内唯一の「尺玉」も打ち上げられます。
花火大会が大晦日以外の冬場に行われるのはとても珍しいですよね。奈良県下の花火師の素晴らしい技をご堪能いただけます。

花火が打ち終わった18:30に法螺貝、ラッパの合図で約33ヘクタール、周囲3800mの草地に一斉に点火されます。

※若草山の山焼きを伝える新聞、パンフレットなどでは、赤々と燃える若草山をバックに花火が上がっている写真が載っていますが、山焼きと花火は同時には行われません。
それらの写真は、カメラの多重露光で写されています。

 
 

4. 若草山の山焼きに関するトリビア (順延時の日程・開催)

若草山の山焼きは、33ヘクタールもの芝山を一斉に燃やす勇壮な行事ですが、冬場ということもあり、すべてを燃えあがらせるためには、好条件が重なる必要があります。

山焼きの時間に雨や雪が降っているなど天候不順によって中止になることがよくありますが、その場合、基本的には翌日に順延になります。

また、山焼きの時間帯に天候が悪くなくても、当日午前中や前日の雨等で芝が濡れていても中止になることがあります。

山焼きが実施されても、芝の状態によっては、全体がきれいに焼けず、焼け残ってしまうことがあります。その場合、「焼き直し」が行われます。
これは、天候が落ち着いた2月頃に行われることが多いですが、昼間、奈良県の職員だけで行われます。このことを公式に「若草山の焼き直し」と言います。

また、当日悪天候で順延になり、順延予定日も中止になった場合でも、山焼きは芝の育成のために行われます。
この場合には、昼間に山焼きが行われますが、開催日時については公表されませんし、問い合わせても教えてもらえません。

地元に住んでいて、ふと若草山の方を見たら、煙が出ていて、やっていることがわかります。
そんな時は、なんとなくラッキーと思ってしまいます。

 
 

若草山の山焼きの鑑賞について

1. 山焼きの鑑賞おすすめスポット

若草山は奈良のシンボルですから、奈良のたいていの場所から見ることができます。
特に山焼きは、暗い夜空に燃えあがる山なので目立ちます。

でも、せっかく山焼きを見に来たのですから、ベストなスポットで見たいですよね。
ここでは、いくつかのおすすめの鑑賞スポットをご紹介しましょう。

1.若草山山麓
最も間近に見ることができるスポットです。またイベントが行われ、屋台も出るのでたくさんの人出でが見込まれます。
17時頃には人でいっぱいになります。早めに行かれることをおすすめします。

2. 奈良公園内「飛火野」「春日野園地」
これらのスポットも鑑賞におすすめです。
迫力ある山焼きを見ることができますが、何しろ場所が広いので、たくさんの人出でも見学しやすいです。
「飛火野」なら、大とんどや聖火行列の出発を見ることもできます。

3. 平城宮跡・西ノ京
若草山の山焼きを写真に収めたいカメラマンには、平城宮跡で朱雀門越しの山焼きや、西ノ京の大池あたりから薬師寺越しの山焼きを撮るのも人気です。
人気撮影スポットには、早い時間からカメラマンが場所取りをしていますから、良いアングルで撮影したいなら、早めに行かれることをおすすめします。

4. 奈良駅周辺のホテル
ホテルの部屋から山焼きを見るのはいかがですか?
JR奈良駅近くのホテル日航奈良の高層階や、ホテルニューわかさなら、お部屋から山焼きを見ることができます。

 
 

2. 山焼きの観覧席・スポット

奈良県庁は、奈良公園のど真ん中にあり、屋上は無料で公開されていますから、山焼きを見るには最高です。
ただし、山焼き当日は、誰もが屋上に上がることはできません。事前に申し込み、抽選で当たったものだけの特等席です。
(実は筆者家族も、2016年に抽選で当たり、県庁屋上から見てきました。最高でした。とても寒かったのですが・・・)

県庁屋上での観覧申し込みの方法を、2019年のものを参考までにご紹介します。

県庁屋上開放日時: 2019年1月26日(土)
入場時間: 午後5:45~6:15
終了時間: 午後7:15
募集人員: 150組
応募方法: 往復葉書に必要事項を書いて申し込む。葉書1通に付き2名まで。
応募期限: 平成30年12月3日消印有効
募集公開ページ(2020年): 若草山焼き当日の県庁舎屋上開放について

 
 

3. 山焼き鑑賞後に行きたい!おすすめのお店

若草山の山焼きは、毎年1月の第四土曜日の夜に行われます。とても寒いですから、防寒対策を忘れずにお越しください。

1時間以上、寒い中で立ったり座ったりして見ているので、体の芯から冷えます。山焼きが終わった後は、温かいものを食べてから帰りたいですよね。
そんなときのおすすめの温かいものが食べられるお店をご紹介しましょう。

近鉄奈良駅前の東向商店街の中のお店ですから、電車で帰られる方にも便利です。

◇釜粋: 熱々のおうどんをどうぞ!うどん日本一決定戦売上げ部門第2位の実力店。
営業時間 11:00~15:00、17:00~21:30(LO21:00)

◇つけ麺・らーめん元喜神: こだわりのつけ麺・らーめんをどうぞ!
営業時間 11:00~22:00

◇お好み焼・明石焼おかる: 熱々のお好み焼をどうぞ!行列必至の人気店
営業時間 11:00~21:00

いずれも筆者も大好きなお店ばかり。お味は保証付きです。

 
 
 
若草山と奈良の観光情報

若草山の基本情報(アクセス・時間・料金など)

奈良・若草山と鹿

■交通アクセス
JR・近鉄奈良駅より「春日大社本殿行」で終点下車。山麓まで徒歩約5分。
または、奈良交通バス「市内循環外回り」で「東大寺大仏殿・春日大社前」下車。山麓まで徒歩約10分。「ぐるっとバス『奈良公園ルート』」利用で、山麓(南ゲート)下車。

■開山期間
3月第3土曜日~12月第2日曜日 午前9時~午後5時

■入山料
大人(中学生以上)150円、小人(3歳以上)80円

■駐車場
若草山山麓ゲート付近には、駐車場はありません。春日大社の駐車場(有料)が最寄りの駐車場です。

若草山頂上からの夜景は、新日本三大夜景の一つです。
京都から奈良までを見渡せる若草山からの夜景は、視界を遮るものがなく、明るすぎる外灯もなく存分に楽しめます。
奈良奥山ドライブウエイで山頂駐車場に停めて徒歩すぐです。

■公式ウェブサイト: 若草山焼き / 奈良公園ウェブサイト

 
 

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