新幹線・JR・地下鉄ブルーライン・東急線と様々な電車の往来がある新横浜駅は、東京や首都圏各地、東海・関西などを結ぶ便利なターミナル駅として多くの利用されます。
横浜アリーナや日産スタジアム、ラーメン博物館といったイベントや観光地もあります。
一方で意外にも駅自体は割とコンパクトで大きめな商業施設も限られています。
それでも横浜ならでは、更には東京や関東・東海エリアに関連するお土産品をいくつかの便利な駅構内のお土産売り場で買うことができます。
出張や観光で訪れた際に便利にお土産を選べるように、横浜在住者が実際に見つけたおすすめのお土産と駅構内の売り場をご紹介します。
スイーツ・お菓子のお土産
横濱ハーバー(ありあけ):海の街 横浜の定番の人気洋菓子
1954年に横浜で発売された歴史あるお菓子であり、横浜の定番のお土産の「横濱ハーバー」も新横浜駅のキオスクで購入できます。
2023年1月に新発売された、大河ドラマ「どうする家康」に関連した”侍”バージョンも販売されていました。(勝栗抹茶のフレーバー)
スイーツ好きの私もハーバーの柔らかくて案がぎっしり詰まった、ちょうど良い甘さがとても好きですし、海の街の横浜ならではのパッケージデザインも楽しめますので、横浜土産におすすめです!
横濱レンガ通り(生キャラメルナッツ・チョコレート)
横浜のベイエリアといえば有名な赤レンガ倉庫が定番ですが、それにもちなんだ美味しいキャラメルやチョコ味のお菓子が「横濱レンガ通り」です。
自家製生キャラメルを絡めたクッキー生地のやわらかい食感が楽しめ、アーモンドの香ばしい香りも良いです。 「ジャパン・フード・セレクション」金賞受賞の経歴もあります。
箱の中に小分けで入っているので、大人数のばらまき用のお土産にもおすすめです。
横濱ローズコロレ(フィナンシェ):新横浜駅キヨスク限定
2023年7月にキヨスクで新発売となった、「横濱ローズコロレ」。
横浜ベイエリアの山下公園の薔薇園など、街を代表する花にちなんだ見た目が鮮やかなフィナンシェのお菓子のお土産です。
販売は新横浜駅のキヨスク限定なので、駅でお土産を買う際には是非チェックしましょう!
横濱プリン・ごまたまごプリン:横浜や新幹線にちなんだプリン
お菓子のお土産といえばご当地のプリンも人気ですね。
横浜には昭和56年創業の「パティスリーウイッシュボン」というメーカーが販売している「横濱プリン」というお菓子があります。販売場所はJR改札内のデリカステーションという小さな、駅弁や飲み物、お菓子などを販売する売店にありました。
また、東京土産として有名な「ごまたまご」が販売しているプリンもあり、グランドキオスクで売られていました。
どちらのお土産も甘いもの好きの方向けの、横浜・東京のお土産におすすめです。
クルミッ子:鎌倉発の地元民にも人気のお菓子
横浜ではなく南の鎌倉のお土産として人気のクルミッ子も、新横浜駅のキオスク店舗で買えます。
横浜在住の私としては、初めてこのお菓子を鎌倉住みの知人から強く勧められた際に、「よくあるお菓子だろう」と高をくくっていたのですが、いざ食べてみるとビックリするくらい美味しかったです。
クルミがぎっしりと詰まったお菓子で、自家製キャラメルをバター生地で挟んで焼き上げられています。
香ばしさと甘さ、サクサクしっとり感がたまらない、もう1個、2個と食べたくなる、絶対おすすめのお菓子です!
東京ばな奈:定番お土産!東海キヨスク限定品も
東京のお菓子の定番の人気土産「東京ばな奈」は新横浜駅でも色んな種類が買えます。
駅構内(改札外)の一番大きなお土産屋のグランドキオスクには、通常の東京ばな奈、東海キヨスク限定のブリュレタルト、最近の一番人気のコーヒー牛乳味がありました。
東京ばな奈の通常版は本当のバナナが入っているような美味しさで私も好きなのですが、せっかくなのでコーヒー牛乳味を食べてみました。コーヒー牛乳風味が強く、バナナ味が薄くて個人的にはやや満足しませんでしたが、見た目はとてもかわいくてお土産には良いですね。
場所限定品のブリュレタルトはほろ苦いカラメルソースと、表面がパリッとしたブリュレになっているようで、せっかく買える新横浜駅でお土産にするのも良いですね。
また、カルビーの人気スナック菓子のじゃがりことコラボした「じゃがばな奈」というばな奈バター味のスナックも有りました。
ごまたまご:人気の東京土産のお菓子
こちらも東京土産の定番・人気のお菓子「ごまたまご」です。
黒ごまペーストと餡をカステラの生地で包み、外側をホワイトチョコレートでコーティングした、見た目は玉子、中はいろんな4層の甘さが混ざったお菓子です。
新横浜駅の改札外の「ギフトキヨスク」に各種商品がありました。ここは改札外の「グランドキオスク」よりも小さめですがやや混雑していない事が多い印象で、ゆっくりとお土産選びができました。
商品としては他にも、東海キヨスク限定の「みかんたまご」や「すいーとぽてたまご」など、国産のみかんやさつま芋が使われた、見た目も鮮やかで美味しいお土産が揃っていました。
ドラえもん どら焼き:文明堂の本格味の和菓子
ドラえもんのどら焼き?そんなありきたりな・・と思われるかもしれませんが、これはカステラで有名な文明堂さんの商品で、食べてみるとパンの部分が絶妙に美味しかったです!
ふんわりとした柔らかい生地がほのかに甘く、北海道産小豆の粒あんと相性がとても良く、小さめなのでもう少し食べたいと思うくらい満足度が高かったです。
専用のドラえもんデザインのボックス・袋のパッケージデザインと、どら焼き本体にはドラえもんの焼印入りで、ファンやお子さんに喜ばれそうなお土産ですね。
ハッピーターン・柿の種:ご当地限定商品が手に入る
人気のお菓子でお酒のおつまみにもなる、柿の種とハッピーターンのご当地商品が、駅ビルのビックカメラ(キュービックプラザ新横浜 3階)の入り口の所に並べられていました。
ハッピーターンは桜えび(静岡)、本わさび(信州)、宇治抹茶みるく(関西)、白えび(北陸)、お好み焼き(中国・四国)のフレーバーがありました。
柿の種は牛タン(東北)、白えび(北陸)、明太子(九州)、スープカレー(北海道)、牡蠣れもん(瀬戸内)などがありました。
家に持ち帰ったり、友人へのお土産、新幹線の中のおつまみ・おやつなどに良いですね。お値段も200円前後と安くてお手頃です。
食べ物・飲み物などのお土産(お菓子以外)
崎陽軒のポケットシウマイ・真空パックシウマイ
中華街がある横浜ならではのグルメのお土産といえば、やはり崎陽軒のシウマイですね!
新横浜駅には崎陽軒の店舗、グランドキオスク、ギフトキヨスクなど改札外・内でお土産購入できます。
家に持ち帰ったり、友人や会社にお土産で渡す場合は日持ちの長い真空パックシウマイ、新幹線などですぐに食べる場合はその日に作られて陳列される、そのまますぐに食べられるポケットシウマイがおすすめです!
試しにポケットシウマイを買って数時間以内に自宅でそのまま食べてみましたが、冷めていてもとても美味しかったです。肉がぎゅうぎゅうに詰まった崎陽軒のシウマイはやはり横浜ならではの絶品グルメの一つだと思います。
中華料理(冷凍食品):肉まん(豚まん)・餃子・小籠包
崎陽軒のシウマイだけではなく、様々な中華料理グルメの冷凍食品もお土産に購入できます。
特に注目なのは横浜の中華街で有名なレストランのお土産用の冷凍商品です。
中華街で行列ができる上海焼き小籠専門店「鵬天閣(ほうてんかく)」の2色焼き小籠包、1884年創業の日本に現存する最古の中国料理店「聘珍樓(へいちんろう)」の肉まんやあんパンダ、餃子など定番の中華グルメを、中華街がある横浜ならではのお土産として購入できます。
かまぼこ・ちくわ等:お酒のおつまみやご飯のお供に
新幹線の東海エリアの有名な観光地 小田原と近いエリアならではのお土産として、揚げかまぼこ・ちくわなどの練り物グルメもお土産におすすめです。
写真のように新横浜駅構内・改札外のグランドキオスクには、一つの冷蔵ケースの中に一杯に商品がありました。
お酒好きの私としてはこれを酒のつまみにすると良いなと思い、試しに「揚げづくし」という5種類の揚げかまぼこ × 2個入りのお得で人気の商品を買ってみました。
いざ試しに食してみると、魚の風味が非常に美味しく、アオサやワカメの味わいも深くシャキシャキ感もありとても食べごたえがありました。お酒のつまみにするつもりが、美味しくてそのまま食べ尽くしてしまいました・・
駅弁:東京・横浜・東海エリアにちなんだ限定グルメ
新幹線の旅の定番の食事・グルメのお土産はやはり駅弁ですね。ご当地ならではの食べ物が詰まった、見た目から楽しめる食事、お土産です。
新横浜駅では駅構内・改札内の新幹線乗り場の前の「デリカステーション」の小さな販売店でいくつも横浜や東京、新幹線にちなんだ駅弁があります。
有名なものとしては、海に近く昔から密接な関係のある品川のイメージである貝が主役の「品川貝づくし」、横浜・崎陽軒の「横濱チャーハン」や「シウマイ弁当」、東海道新幹線沿線の味わいが楽しめる「東海道新幹線弁当」など魅力的な駅弁がありました!
吉村家の家系ラーメン 生麺セット
横浜のラーメンと言えば家系ラーメン、家系ラーメンといえば元祖の「吉村家」。ということですが、新横浜駅では吉村家のラーメンセット(3食入り)がお土産で買えます。
横浜駅から徒歩10分ほどの所にある吉村家のラーメン店はいつでも大行列の人気店で、豚骨と鶏ガラをベースにした特製醤油ダレと極太ストレート麺が特徴。1974年のオープン以降、門下生300人以上に教えてきたそうで、横浜各地にはもちろん美味しい家系ラーメンがあります。
ラーメン好きがお土産にするならやっぱり総本山の吉村家の味が良いですね。改札内のデリカステーション、改札外のお土産がたくさん売られているグランドキオスクで購入できます。
横浜ビール:地元のクラフトビールをお土産に
1869年に日本で最初のビールが醸造された地の横浜では、現在も醸造所でクラフトビールが作られて販売されたり、ビアバイクツアーのイベント、直営の地ビールレストランなども展開されています。
横浜や小田原など地元の食材を合わせて作られた様々なビールもあることも特色です。
小田原のみかんを使ったオレンジページエール、いちご園の苺ウィートエール、桃園の桃エールなど様々な商品を展開しています。
新横浜駅では改札内・新幹線乗り場前のデリカステーションなどで購入できます。ビール・お酒好きの人へのお土産や、新幹線の中で楽しむのに良いですね。
雑貨品・おもちゃなどのお土産
キーホルダーなどの新幹線グッズ・おもちゃ
子供向け、電車好きの人向けのお土産には新幹線グッズがおすすめです。
新幹線が通る新横浜駅では、各種キオスクのお土産売り場に写真のように、様々な小物雑貨・おもちゃ・キーホルダーなど、新幹線やJRの電車に関連するグッズがあります。
ご当地ペコちゃん(クリアファイル・フラットケース)
歴史ある不二家のレストランやお菓子でお馴染みの「ペコちゃん」ですが、ここ横浜には2021年に新たに横浜限定のグッズが発売されました。
横浜限定のデザインは、横浜ならではの中華風・シウマイをモチーフにした可愛らしいものです。
新横浜駅では駅構内・改札内の小さな売り場の「ベルマートキヨスク新横浜在来」の小さなスペースで並べられていました。
次のページでは、新横浜駅構内・駅ビルのお土産屋・売り場の場所・行き方、売っている商品や特徴についてご紹介します。