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【グヌン・ムル国立公園】リゾートもアクティビティも楽しめる世界最古のジャングルが生い茂る場所

グヌン・ムル国立公園(マレーシア・サバ州/ボルネオ島) マレーシアの旅行・観光
グヌン・ムル国立公園 (photo by Gurazuru on wikimedia)

 

■目次
1. グヌン・ムル国立公園とは?
2. グヌン・ムル国立公園のおすすめの楽しみ方とは?
3. グヌン・ムル国立公園のおすすめの過ごし方
4. グアン・ムル国立公園での注意事項とは?
5. グヌン・ムル国立公園のアクセス・行き方は?

 

グヌン・ムル国立公園とは?

グヌン・ムル国立公園はマレーシアのサバ州にある国立公園です。

サバ州はボルネオ島にあり、ジャングルが生い茂っています。

ジャングルというと……アマゾンやアフリカを想像するのではないでしょうか?
でも実は、世界最古のジャングルが生い茂る場所として有名なのはご存知ですか?
マレーシアのボルネオ島のジャングルは、歴史が古くボルネオ島でしか見られない珍しい野生動物や植物が多く存在しているのです。

 

■マレーシアで初めて世界遺産に登録された場所

グルン・ムル国立公園は2000年にマレーシアで初めて国立公園として登録された場所なんです。(同じくボルネオ島にあるキナバル公園と一緒に登録されました)。

雄大な洞窟……ジャングルを流れる川……個性的なジャングルの植物……と普段の生活ではかけ離れた野生の世界を体験できます。

 

■グヌン・ムル国立公園にいくメリットとは?

グヌン・ムル国立公園にいくメリットは日本からのアクセスが比較的簡単で、気軽に行けることです。

「人生の中で一度でも良いからジャングルに行ってみたい!」「ジャングル体験をしてみたいけど、アマゾンまでいくのは絶対に無理!」と考えている人もいるのではないでしょうか?

ネットやテレビでジャングルの情報を見るたびに「一度この目で見てみたい」と希望する人は珍しくありません。

ただ、先ほども紹介した通りジャングルというとアマゾンやアフリカなど日本から遠くの場所をイメージする人が多いのです。

そのため「やっぱり無理……」と諦める人も少なくありません。
でも諦めないでください!

日本とマレーシアは飛行機で6,7時間半ほどしか離れておらず、時差もほとんどありません。
マレーシアは日本に比べて物価が安いので、旅費も比較的安く収まります。
要するにジャングル体験の初心者には、比較的ハードルが低い場所なのです!

特に旅行慣れしていない人で「ジャングル体験をどうしてもしたい」という人にはグヌン・ムル国立公園はおすすめします。

 
 

グヌン・ムル国立公園のおすすめの楽しみ方とは?

グヌン・ムル国立公園の魅力を存分に楽しむためには、ツアーに参加したり、リゾートでゆったりしたりするのがおすすめです。
特にグヌン・ムル国立公園は野生のジャングルなので、1人で勝手に行動するのはかなり危険でおすすめできません。

ツアーに参加し、ジャングルの様子をよく知っているガイドさんに引率してもらいましょう。

グヌン・ムル国立公園内にはさまざまな魅力がありますが、ツアーではグヌン・ムル国立公園の魅力がぎゅっと詰まっています。

おすすめの楽しみ方はこちらです。

洞窟体験
トレッキング
リバークルーズ
リゾートに泊まること

 

■グヌン・ムル国立公園の洞窟体験!

グヌン・ムル国立公園には、さまざまな洞窟があることで知られています。
その中でも今観光客用に開放されているのは、4つの洞窟です。特に、ディア・ケイブは4つの中でも最大の洞窟の入り口で実際に立ってみると自然のパワーを感じます。

ディア・ケイブは「ドラゴン・ダンス」としても有名な場所!
大量のコウモリが、輪になって一斉に飛んでいく迫力のある光景を見られるのです。
まるでアトラクションのようにも見えますが、野生動物たちです。
迫力のある光景が素晴らしすぎるので「ドラゴン・ダンス」を見るために訪れる観光客も珍しくありません。

洞窟の中に入っても特別なライトアップをされているわけでなく、(必要な光はありますが)観光客がワクワクソワソワしながら、洞窟体験ができるのも魅力の1つです。

探検家になった気分になりながら、洞窟体験ができますね。

 

■リバークルーズ

「ジャングルにはお決まり!」と言っても過言ではないのは、リバークルーズではないでしょうか?
両サイドがジャングルに覆われた茶色の川を、ボートで進んでいくのはスリル満タンで面白い経験です。

ボートでスピードを出して、蛇のようにクネクネした川を降って行くだけでも満足の体験になること間違いなし。

両側のジャングルから、野生動物を観察できるかもしれませんよ。

 

■トレッキング

グヌン・ムル国立公園では、トレッキングも楽しめます。
「ジャングルの中を実際に歩いてみたい……」と思っているのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、トレッキングです。

特に2005年にキャピノーウォークが完成したことで、ジャングルを上から眺めるアクティビティも増えました。

キャピノーウォークとは簡単にいうと吊り橋のことで、全長480メートル、高さ20メートルという最大規模です。
鳥の気分になって、ボルネオ島の歴史あるジャングルを眺めることができます。

ジャングルを満喫したい人にとって、まさにぴったりなツアーです。

 

■グヌン・ムル国立公園のおすすめリゾート

グアン・ムル国立公園には、リラックスできるムル・マリオット・リゾート&スパが建っています。

「洞窟に、リバークルーズ、トレッキングと野生的なアクティビティばかりだったら休むところも野生的なのでは……」と心配された方も安心してください。
リゾートの中は、ジャングルにいるとは思えない空間なんです。
もちろん部屋からは、ジャングルを眺められます。

楽しいアクティビティを満喫したら、リゾートでゆっくりリラックスして疲れをとりましょう。

■HP情報
ムル・マリオット・リゾート&スパ

 
 

グヌン・ムル国立公園のおすすめの過ごし方

グヌン・ムル国立公園のおすすめの過ごし方は、とにかく自然を満喫することです。
洞窟ツアーやリバークルーズ、トレッキングなどさまざまなアクティビティに参加しましょう。

色々な角度から、ボルネオ島のジャングルに触れることで自然の雄大さを感じられます。
都会の生活に疲れている人も、大自然に触れて癒されましょう。

 
 

グアン・ムル国立公園での注意事項とは?

グアン・ムル国立公園に限ったことではないですが、国立公園に行く時に注意したいことがあります。
虫対策を気をつける
勝手な行動をしない
余裕を持った計画を立てる
日本と同じようにはいかないことを理解しておく
この項目では、グアン・ムル国立公園で観光する時に気をつけたことを具体的に紹介します。

 

■虫対策を気をつける

グヌン・ムル国立公園は、大自然のジャングルです。
観光の時には、動きやすい服装を心がけましょう。
例えば、どんなにおしゃれでも、ロングスカートに半袖のTシャツ、サンダルなどの格好はジャングルには向きません。

虫対策を兼ねて長袖、長ズボン、スニーカーなど動きやすい服装を選んでください。

蚊やヒルその他、色々な虫や生物がいますのでできるだけ皮膚が出ないような格好で行くのがおすすめです。

 

■勝手な行動をしない

海外旅行に慣れている人も慣れていない人も、勝手な行動をしないようにしましょう。
例えば、ツアーに参加せずに洞窟やトレッキングを勝手に行ったり、川を泳いだりするのは危険です。

ジャングルの中はどんな生物が潜んでいるかわかりませんし、遭難する危険もあります。
状況をよく把握しているガイドの指示に従って安全に観光を楽しんでください。

 

■余裕を持った計画を立てる

ジャングルの中は天気が変わりやすく、いきなり大雨になることも珍しくありません。
そのため、余裕を持って計画を立てることおすすめします。

予定をキツキツに詰めてしまうと、せっかく行ったのにほとんど雨で自然を満喫できなかったという残念な結果になる可能性もあるからです。

反対に計画に余裕があると、急なトラブルにも焦ることなく対応できます。

具体的には最低でも、2泊3日の予定で計画をするのがおすすめです。

 

■日本と同じようにはいかないことを理解しておく

マレーシアは日本とは全く違う国で、時間や約束に良い意味でおおらかです。
「ツアーを予約していても時間通りに出発しない」「ガイドがなかなか来ない」「ホテルでかなり待たされる」「ホテルの部屋のものが故障していた」などのハプニングが起こらないとも限りません。

日本と同じようにはいかないことを理解しておくと、ハプニングが起きた時にイライラしなくて済みます。
「このハプニングも旅行の一環だ……」くらいの、のんびりした気持ちを持っていた方がマレーシアの旅行を楽しめるコツです。

 
 

グヌン・ムル国立公園のアクセス・行き方は?

グヌン・ムル国立公園があるムルへのアクセスは2通りあります。

日本からコタキナバルを経由してムルへいく
日本からクアラルンプールとクチン(コタキナバル)を経由してムルへいく

 

■日本からコタキナバルを経由してムルへいく

コタキナバルは、マレーシア、ボルネオ島の中で一番大きな都市で、日本とコタキナバルの飛行機もあります。

本数が少なく、値段も高くなりがちですが、乗り換えの回数が少ないのがメリットです。

①日本からコタキナバルへ飛行機で行く(約6時間)
②コタキナバルからムルへ飛行機で行く(約1時間)

 

■日本からクアラルンプール、クチンを経由してムルへいく

クアラルンプールはマレーシアの首都ですので、多くの国内線飛行機が行き交っています。
コタキナバルの直通便ではなくクアラルンプールを挟むことで、飛行機の便も多く比較的安いチケットが手に入れやすいのがメリットです。

ムルへ行くための、より実際的な方法だと思います。

①日本からクアラルンプールへ飛行機で行く(6~7時間半)
②クアラルンプールからクチン(もしくはコタキナバル)へ飛行機で行く(約2時間)
③クチンの場合:クチンから飛行機でムルへいく(約1時時間)
コタキナバルの場合:コタキナバルから飛行機でムルへいく(約1時間)

自分により都合の良い方法を選びましょう。

 
 

まとめ

グヌン・ムル国立公園はマレーシアのボルネオ島にある国立公園で、世界最古のジャングルを観光できる場所です。

グヌン・ムル国立公園でジャングル観光をするメリットは、日本により近い場所でジャングル体験ができることや、世界最古の歴史あるジャングルを見られることです。

グヌン・ムル国立公園に行ったらぜひ試して欲しい観光は、洞窟体験、リバークルーズ、トレッキングです。特に洞窟体験では、探検家になったような気分を味わえます。

一度ジャングルに行ってみたかったという方や、アマゾンに行くのはちょっとハードルが高すぎるという人に特におすすめです。日本から近いマレーシアでジャングル体験をしてみましょう。

 
 

この記事のライター

こんにちはマレーシア 在住のyazuです。
趣味はコーヒーと旅行です。
マレーシアでは夫と共にハプニング満載の生活を送っています。

マレーシアのことを知れば知るほど、文化や考え方の違いを学ぶことができ
良い意味で私自身の考え方も少しずつ変わってきました。

東南アジアを中心に旅行に行くのも好きで、
旅行では街歩きを中心にいろいろな場所を発見するのを楽しんでいます。
また大好きなコーヒーを現地で飲むことも楽しみにしています。

マレーシアの生活や、旅行を通して、外国の魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。

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