台湾南部の離島として人気の小琉球をご存知ですか?日本から直行便がある台湾南部の高雄からも行きやすく、一年を通じて気候が良いリゾート地として人気となっています。
今回は、日本から旅した小琉球の体験談と、観光場所・グルメ・ホテルのおすすめ、現地の気候とベストシーズン、そして高雄からの行き方についてもご紹介します。
■目次 1. 小琉球とは? 見どころや歴史について 2. 小琉球のおすすめ観光場所・見どころ・アクティビティ 3. 小琉球のおすすめグルメ・食事 4. 小琉球でおすすめの宿泊場所/ホテル 5. 小琉球の天気・気候・ベストシーズンはいつ? 6. 小琉球への行き方・アクセス(高雄からバス・タクシーで) 7. 小琉球までの値段(バスとフェリーの料金) 8. 小琉球での移動手段: レンタルバイク・自転車
小琉球とは? 見どころや歴史について
小琉球は、台湾本島の西方約14kmに位置する離島・リゾート地です。
台湾・屏東県の琉球郷の別名として、「小琉球」と呼ばれています。
歴史的には、中国の明の時代(1368年-1644年)の頃、中国では東に位置する沖縄と台湾のことを、「琉球」と呼んでいたそうです。
沖縄のことを「大琉球」、台湾のことを「小琉球」と呼んでいたそうで、その歴史的名残から、今日においても台湾に「小琉球」という場所が存在するようです。
小琉球のおすすめ観光場所・見どころ・アクティビティ
■シュノーケリング: サンゴ礁の海のおすすめアクティビティ
小琉球で最も有名な奇岩、花瓶岩(ホアビィンイェン)がある白沙尾ビーチがおすすめです。
ウミガメが産卵にやってくることでも有名で、足の届く場所でもシュノーケリングで見ることができます。
■グラスボート: 海に入らなくても楽しめるアクティビティ
また、シュノーケリングをやったことがないけれど、せっかくのキレイなサンゴ礁の島の海を楽しみたい方には、「グラスボート」がおすすめです。
グラスボートは、半潜水式の船で、その船に乗りながら座席に座って、窓越しに海の中、サンゴ、熱帯魚などを鑑賞することができます。
小琉球の港である、「白沙観光港」の近くでグラスボートのアクティビティ予約をすることができます。
行程は約30分で、小琉球の紹介、花瓶岩や海底の鑑賞などを体験できます。
乗船料は260元(約900円)で、子供は150元(約520円)だそうです。
小琉球のおすすめグルメ・食事
小琉球では、台湾で人気のグルメである火鍋料理や、海に囲まれた場所ならではの魚料理が好まれ、刺身もありました。
小琉球でおすすめの宿泊場所/ホテル
Li Qiu Beluxe Resort Hotel (白龍官)
今回の小琉球の滞在では、「Li Qiu Beluxe Resort Hotel (白龍官)」というホテルに宿泊しました。
オーナーは2代目として運営しており、英語・日本語は喋れないが、スマホの翻訳機能を使って陽気に喋ってくれます。
滞在中には、大きな部屋が空いたので、2日目はそこに無料で変更してくれる優しさも。
外の唐揚げ屋で偶然会ったときは唐揚げを奢ってもくれました。
小琉球の天気・気候・ベストシーズンはいつ?
小琉球は、ほぼオールシーズンでシュノーケリングが可能なくらい、気候が暖かいです。
ただし、夏の出歩きは熱中症に気をつけなければいけないくらい気温と湿度が高いため、注意が必要です。
台湾では、夏の季節に降雨が多くて高温多湿、冬の季節に乾燥し温暖な気候となります。
また、台湾旅行の定番の台北とは南北に距離があり、台北では涼しさを感じる12〜2月でも、小琉球では最高気温が25度くらいあり、過ごしやすい気候です。
旅行のベストシーズンとしては、厳しい暑さを避けて穏やかな気候であれば10月〜4月くらいがおすすめです。
海でシュノーケリングをする場合、気温が低くない時期が良いですが、且つ、雨季を避ける場合は、4,5月か、9,10月頃が良さそうです。
■小琉球の年間・月ごとの平均最高/最低気温・降水量
月 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 降水量(参考・高雄) |
1月 | 25° | 14° | 16mm |
2月 | 26° | 15° | 21mm |
3月 | 28° | 18° | 39mm |
4月 | 30° | 21° | 70mm |
5月 | 31° | 23° | 197mm |
6月 | 32° | 25° | 415mm |
7月 | 33° | 25° | 391mm |
8月 | 32° | 24° | 417mm |
9月 | 32° | 24° | 242mm |
10月 | 31° | 22° | 43mm |
11月 | 28° | 18° | 19mm |
12月 | 26° | 15° | 16mm |
小琉球への行き方・アクセス(高雄からバス・タクシーで)
小琉球へは、台湾の南部の街「高雄(Kaohsiung)」の中心から少し離れた所にある、「東港」のフェリーターミナル(Dongliu Ferry Terminal)から、フェリーで行くことができます。
東港までの行き方としては、高雄の中心からはバスかタクシーです。
東港付近の「光復路口」のバス停で下車し、徒歩15分ほどで東港へ行くことができます。
なお、バスは高雄国際空港にも寄りますので、日本から空港へ到着し、そのまま小琉球に行くこともできます。
小琉球までの値段(バスとフェリーの料金)
高雄空港から、東港付近の「光復路口」バス停までは、70元(約240円)くらいでした。
タクシーは高雄空港から東港フェリーターミナルまでで、約500元(約1,700円)くらいかと思います。
可能そうであれば、交渉をしてみても良いかもしれません。
そして、東港〜小琉球の「奏富航運」のフェリーは、往復で410元(約1,400円)でした。
■高雄国際空港〜東港フェリーターミナル(Dongliu Ferry Terminal)
東港 フェリーターミナル> ・住所: No. 43, Chaolong Road, Donggang Township, Pingtung County, Taiwan 928 (928屏東縣東港鎮朝隆路43號) ・GoogleマップURLリンク: Dongliu Ferry Terminal (東琉線船運服務中心)
小琉球での移動手段: レンタルバイク・自転車
小琉球の港には、レンタバイク店がたくさんあります。
夕方17:30頃まで営業しており、1日300元(約1,030円)でレンタルできました。
他の旅行者の情報を見ると、400~500元くらいが相場のようですが、もし更に安くレンタルしたいときは、交渉してみることをおすすめします。
日本の免許証、国際免許証そのままでは通じないため、JAFが作成する免許証の翻訳文が必要です。(3,394円)
ただし、こちらも他の旅行者の情報を見ると、免許証無しでレンタルができることもあるようです。