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一度は食べたい郡山の名物グルメ20選を福島在住筆者がご紹介!

鯉の洗い 郡山の郷土料理福島県の旅行・観光情報

海あり山ありの福島県は美味しいものの宝庫です。福島県は大きく浜通り、中通り、会津という3つの地方に分けることができますが、今回取り上げる郡山市は中通り地方に属しています。東北地方の中では宮城県仙台市に次ぐ経済規模を誇る拠点都市となっていて、人口は32万人ほどと県内でも2番目に多い市となっています。

本記事でお届けするのはそんな郡山市で味わえる名物グルメの情報です。地元ならではの食材やそれを使った料理、銘菓やスイーツなどたくさんの美味しいものがあるので、郡山市を訪れた際にはぜひそれらを味わったり購入したりしてみることをおすすめします。全部で20種類の食べ物や飲み物の名物・グルメをピックアップしましたのでどうぞご覧ください。

食事・ごはんの名物グルメ

郡山ブラック:ラーメン激戦区の名物グルメ

郡山ブラックラーメン(郡山名物グルメ)
郡山ブラックラーメン by Sugikats/wikimedia

福島県といえば喜多方ラーメンや白河ラーメンといったご当地ラーメンが名物グルメとなっていますが、郡山市もラーメン通なら誰もが知っているラーメンの激戦区になっています。その中で近年人気を博しているのが郡山ブラックと呼ばれるラーメンで、スープの色が黒色とじつに独特です。黒色のスープの正体は濃厚醤油で、濃い味付けに見えますが食べると意外にあっさりとしています。

現在郡山市内には郡山ブラックを提供するお店が20軒以上ありますが、その中からおすすめするのが名店「しょうや」です。今は亡き郡山ブラックの元祖「ますや分店」の味を再現すべくオープンしたお店で、元祖の味に限りなく近い郡山ブラックの味を堪能することができます。自慢の中華そばは1杯800円というプライスです。

■しょうやの詳細情報
所在地:福島県郡山市大槻町字御十日1-1
電話番号:024-954-6330
営業時間:11:00~17:00(スープが無くなり次第終了)
定休日:木曜日
公式サイト:郡山中華そば しょうや

こおりやまグリーンカレー:郡山の旬の食材が味わえるグルメ

こおりやまグリーンカレーのグリーンは、歯科医を志し郡山市内の大学に入学した大学生たちが結成したアーティストグループ「GReeeeN」にちなんでいます。提供されているこおりやまグリーンカレーの多くは、ホワイトカレーにほうれん草のペーストが入っているためルーの色は緑色です。ただ元々は地産地消を目的に開発されたグルメのため、ルーの色が緑色でなくても郡山産の旬の食材が盛り込まれていればこおりやまグリーンカレーと名乗ることができます。

この名物グルメを味わうならぜひ「PETIT・GREEN(プチ・グリーン)」に行ってみましょう。欧風レストランとして営業する人気のお店で、昼間の営業時間帯のみですがこおりやまグリーンカレーが食べられます。1,200円のカレーは味もさることながら見た目もおしゃれで魅力たっぷりです。

■PETIT・GREEN(プチ・グリーン)の詳細情報
所在地:福島県郡山市駅前2-6-4 富士舘ビル1F
電話番号:024-934-8899
営業時間:11:30~14:00
定休日:火曜日
公式サイト:PETIT・GREEN(プチ・グリーン)

鯉料理:郡山の郷土料理を堪能

郡山市は鯉の養殖が盛んです。雨が少ない土地柄であったため、水源を確保するために明治時代にたくさんの溜池が造られました。しかし、猪苗代湖から直接水を引く安積疏水と呼ばれる水路が整備されたため溜池は使われなくなり、その後それを利用して鯉の養殖が始まりました。猪苗代湖のミネラルたっぷりの水で育てられる鯉は臭みが少なくみずみずしいのが特徴です。

郷土料理である鯉料理を「正月荘」でいただいてみてはいかがでしょうか。こちらでは鯉の洗いや鯉の甘露煮など定番の鯉料理をはじめ、鯉の天丼や鯉の昆布締めなどのめずらしい鯉料理も味わえます。ディナータイムだけでなくランチタイムでも手軽なお値段で鯉料理を堪能できるのが正月荘の大きな魅力です。

■正月荘の詳細情報
所在地:福島県郡山市大槻町字水門東1-20
電話番号:024-983-3199
営業時間(完全予約制2名から)11:30~14:00,17:00~21:00
定休日:日曜日
公式サイト:正月荘

海苔のりべん:絶品の人気駅弁グルメ

海苔のりべん(郡山駅で買える名物グルメ)
海苔のりべん(郡山駅) by くろふね/wikimedia

海苔のりべんはマスメディアで取り上げられて以来人気が高まっている郡山駅で買える駅弁です。その名の通り海苔が入った弁当なのですが、何と海苔が2段になって弁当箱に詰め込まれています。海苔の下にはたくさんのおかかが隠れていて、ひと口食べると漂う磯の香りとおかかの香ばしい風味が合わさって絶品です。ご飯の隣には卵焼きや煮物などのおかずも添えられていて、駅弁のみでしっかりと栄養分を補給することができます。

海苔のりべんは郡山駅の在来線改札内に店舗がある「エキナカスタンド福豆屋」で購入できます。1,200円の海苔弁当と聞くと少々お高めに感じますが、おかずもご飯もボリュームたっぷりで一度食べれば納得でしょう。「海苔のり弁887」というニューバージョンも登場しているのでぜひお見逃しなく!

■エキナカスタンド福豆屋の詳細情報
所在地:福島県郡山市燧田195
電話番号:024-935-0170
営業時間:9:00~19:00
定休日:エスパル郡山に準ずる
公式サイト:エキナカスタンド福豆屋

キャベツ餅:シンプルな名物グルメは農家の味

逢瀬公園_おうせ茶屋のキャベツ餅 郡山名物グルメ
おうせ茶屋のキャベツ餅 by Sugikats/wikimedia

キャベツ餅は80年以上前から食されている郷土料理です。このグルメのルーツは定かではありませんが、キャベツや米を作って生活していた農家の人々が、大量に収穫される農産物を使って自給自足の生活を試みる中で生み出された食べ物といわれています。食べやすい大きさに切ったキャベツを醤油やだし、みりんなどで味付けして炒め、それをつきたての餅に絡めたのがキャベツ餅です。

調理する時期によってキャベツの甘さが変化するという、シンプルでありながらも味わい深い郷土料理となっています。キャベツ餅発祥の地である郡山市逢瀬町にこのグルメを食せるお店があります。それが「公園の駅おうせ茶屋」です。県営の逢瀬公園の中にある小さなお店で、300円というお手軽プライスでキャベツ餅を味わえます。

■公園の駅おうせ茶屋の詳細情報
所在地:福島県郡山市逢瀬町河内字東長倉1-3 逢瀬公園内
電話番号:080-8219-4818
営業時間:10:00~15:30(冬季休業)
定休日:水曜日
公式サイト:県営逢瀬公園

郡山のブランド野菜:ユニークな名前の野菜が目白押し

ミネラル分を多く含んだ粘土質の土地が多い郡山市は、全国でもトップクラスの米の生産地となっています。肥料の養分を蓄えやすい特質を持つこの土壌をもっと活用しようと、2003年から取り組み始めたのがブランド野菜の生産です。「とうみぎ丸」というトウモロコシや「ハイカラリっくん」という長ネギ、「あこや姫」というカブや「万吉どん」という玉ネギなど数種類の厳選した野菜をブランド化して生産し販売しています。

郡山市内で有数の規模を誇る農産物直売所「あぐりあ」に行くと、そうしたブランド野菜を含め郡山市内の農家が生産する新鮮な野菜を購入することができます。直売所にはレストランも併設されているので、ぜひ地場野菜を使ったグルメを味わってみてはいかがでしょうか。

■あぐりあの詳細情報
所在地:福島県郡山市安積町成田1-20-1
電話番号:024-945-7483
営業時間:10:00~19:00
定休日:年始
公式サイト:農産物直売所「あぐりあ」

うねめ牛:知る人ぞ知る希少な高級牛肉グルメ

うねめ牛は郡山市民以外にはあまり知られていない地元産の牛肉です。郡山市内にある飼育舎で20ヶ月肥育された黒毛和牛の雌牛のことをうねめ牛と呼んでいて、しかも出産を経験していない牛という条件が付いています。飼育が難しいうねめ牛は取り組む農家も少なく、出荷頭数が極めて少ないためその肉は大変貴重です。

肉質のランクは4から5と最上級のクラスで、しっかりとした肉質と食した時に感じる甘みがうねめ牛の特徴となっています。この希少な牛肉を味わうなら「居酒屋 安兵衛」がおすすめです。こちらではうねめ牛をシンプルな串焼きで食べることができます。希少な高級牛肉の味を780円で堪能できるのですから食べない手はないでしょう。ただ安兵衛の営業は夜のみです。

■居酒屋安兵衛の詳細情報
所在地:福島県郡山市大町1-3-12
電話番号:024-933-9326
営業時間:17:00~24:00
定休日:年中無休
公式サイト:居酒屋安兵衛

焼き鳥:酒の肴にぴったりな名物グルメ

福島県は農業産出額の約5分の1を畜産が占めており、特に郡山市のある中通りや海沿いの浜通りを中心に畜産業が盛んです。郡山市内には非常にたくさんの焼き鳥を提供するお店があり、ラーメン店と同様にお互いに鎬を削っています。チェーン展開する有名な焼き鳥店もありますが、一度は食べに行ってみたくなる個性的な焼き鳥店がいくつもあります。

その中からおすすめするのが「和泉」です。和泉といえば何といっても安さとラインアップの豊富さでしょう。焼き鳥は1本110円から食べることができ、しかも110円の焼き鳥の種類がたくさんあります。安さの秘密は地元の精肉店が営業していること。肉の鮮度もいわずもがなです。少々わかりにくい場所にあるため穴場的なお店となっています。

■和泉の詳細情報
所在地:福島県郡山市駅前2-1-3
電話番号:024-932-8328
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜日
ウェブサイト:和泉(食べログ)

郡山の日本酒:お酒好きにはコレ!老舗の酒店の地酒

郡山市は豊かな自然に恵まれているため、清らかな水と良質の米で作られる日本酒も有名です。郡山市内には現在7軒の蔵元があり、それぞれに工夫を凝らした日本酒を製造販売しています。コマーシャルなどで頻繁に耳にする有名な蔵元もあれば、少ない種類の日本酒を地味に作り続ける小さな蔵元もあります。お酒好きならぜひ一度は郡山の日本酒を味わってみてはいかがでしょうか。

郡山の日本酒をいろいろ購入できるおすすめのお店をご紹介しましょう。それが「リカーハウスすずき」です。創業70年以上という老舗の酒店で、地酒にこだわった販売スタイルで営業するお店として知られています。一般の酒店やスーパーなどではなかなかお目にかかれないプライベートブランドの日本酒も購入することが可能です。

■リカーハウスすずきの詳細情報
所在地:福島県郡山市細沼町9-1
電話番号:024-922-0915
営業時間:9:00~21:00
定休日:日曜日
ウェブサイト:リカーハウスすずき(郡山酒造協同組合)

郡山産ワイン:素材は郡山産ブドウのみ

隠れた名物グルメとしておすすめなのが郡山産のワインです。福島県はフルーツ王国として有名で、ブドウやモモ、リンゴやナシなどさまざまな果物を生産しています。福島県は東日本大震災で大きな影響を受け、風評被害なども多く発生したため農業全体が大きなダメージを受けました。農業生産を再び活発にするためにさまざまな試みがなされていますが、その一環として整備されたのがふくしま逢瀬ワイナリーです。

福島県産の果物を使ったリキュールを製造販売するだけでなく、今まで郡山市内では行われていなかったワイン用ブドウの生産事業にも着手しています。おすすめは「Vin de Ollage (ヴァンデオラージュ)」と名付けられたワインで、材料は郡山産のブドウのみというこだわりの逸品です。1本3,000円前後で購入できます。

■ふくしま逢瀬ワイナリー(ショップ)の詳細情報
所在地:福島県郡山市逢瀬町多田野字郷士郷士2
電話番号:0120-320307
営業時間:11:00~16:00(土日祝日は10:00から)
定休日:月曜日
公式サイト:ふくしま逢瀬ワイナリー

スイーツ・お菓子の名物グルメ

ままどおる:口どけする優しい味わいがクセになる

福島県・郡山のままどおる

黄色いパッケージとそれに描かれた見つめ合う親子の絵柄が特徴的なのが洋菓子のままどおるです。濃厚な味わいのミルク餡をバターをたっぷりと使った生地で包み込みそれを焼き上げています。ひと口食べると口いっぱいに優しい甘さとミルク感が広がり何ともいえません。ままどおるといえば郡山市民のみならず福島県民なら誰もが知っている定番のお菓子となっていて、贈答用だけでなく毎日のお茶請けとしても頻繁に食されています。

ままどおるを製造販売するのは郡山市に本店を置く菓子メーカー「三万石」です。郡山市内には現在5つの店舗がありますが、三万石の店舗以外にもスーパーマーケットやお土産店などさまざまなお店でままどおるを購入することができます。5個入り600円から購入が可能です。

■三万石本店の詳細情報
所在地:福島県郡山市駅前2-2-13
電話番号:024-932-1661
営業時間:9:30~18:00
定休日:年中無休
公式サイト:三万石

クリームボックス:郡山市民のソウルフード

40年以上にわたって郡山市民に親しまれてきたのがこちらのクリームボックスというスイーツグルメです。厚手にカットした食パンの上に白色のミルク風味のクリームがたっぷりと塗られています。郡山市内のベーカリーや学校の売店などでも販売されてきたため、郡山市民の間で知らない人はきっといないに違いありません。

現在クリームボックスはいくつかのベーカリーが手がけていますが、ぜひ元祖の店である「ベーカリーロミオ」で購入してみてはいかがでしょうか。イトーヨーカ堂郡山店の中にロミオの店舗があります。クリームボックス専用の食パンを使用しているのがロミオの特徴です。1個130円という良心的なプライスが何よりの魅力。ぜひ一度郡山市民のソウルフードを味わってみましょう。

■ベーカリーロミオ イトーヨーカ堂郡山店の詳細情報
所在地:福島県郡山市西の内2-11-40 イトーヨーカドー郡山店1F
電話番号:024-939-1220
営業時間:10:00~21:00
定休日:イトーヨーカ堂に準ずる
公式サイト:クリームボックス(三万石)

柏屋薄皮饅頭:日本三大まんじゅうの1つ

柏屋薄皮饅頭:日本三大まんじゅう

柏屋の薄皮饅頭は「日本三大まんじゅう」のひとつにも数えられている福島県を代表する人気のお菓子です。柏屋の薄皮饅頭誕生の歴史は今から170年ほど前にさかのぼります。柏屋の初代である本名善兵衛が奥州街道の郡山宿にあった茶屋で、皮が薄く餡子のたっぷり入った饅頭を考え出したのが始まりです。厳選した小豆を使用した薄皮饅頭は、その口どけのよさと上品な甘さが何よりの魅力となっています。

こし餡タイプがスタンダードですが、つぶ餡タイプや宇治抹茶タイプの薄皮饅頭も美味でおすすめです。現在は5代目の店主が柏屋の暖簾を受け継いでいます。薄皮饅頭はスーパーマーケットや土産店などでも購入できますが、郡山市中町に柏屋の本店があります。1個140円から購入できるのは嬉しい限りです。

■柏屋本店の詳細情報
所在地:福島県郡山市中町11-8
電話番号:024-932-5580
営業時間:10:00~17:00
定休日:年中無休
公式サイト:柏屋本店

フルーツピークスのフルーツタルト:フルーツショップが提供する絶品タルト

果物を使ったスイーツがお好みならフルーツタルトはいかがでしょうか。フルーツピークスではフルーツをそれぞれ旬の産地から仕入れ、それをベストな状態まで熟成させてからお菓子作りに使用しています。1種類のフルーツのみをたっぷりと盛り付けたタルトもあれば、いろいろな種類のフルーツを組み合わせて盛り付けたカラフルなタルトもあります。

サイズも直径20cmのタイプと24cmのタイプがあるので、食べる人の人数に合わせてチョイスすることが可能です。フルーツピークスは郡山市で80年余りにわたって営業するフルーツショップが運営するお店で、多くの店舗ではカフェも併設されていてランチも楽しむことができます。郡山市八山田にある店舗がフルーツピークスの本店になります。

■フルーツピークス本店の詳細情報
所在地:福島県郡山市八山田5-405
電話番号:024-932-0251
営業時間:10:00~20:00(カフェは18:00まで)
定休日:年中無休
公式サイト:フルーツピークス

家伝ゆべし:ユニークな形のゆべし。季節限定品も

福島県・郡山名物グルメ 家伝ゆべし
家伝ゆべし by 福島県を愛する者/wikimedia

ゆべしが名物という都道府県は全国各地にありますが、福島県には家伝ゆべしというユニークな形をした美味しいゆべしがあります。ゆべし生地を薄く伸ばし真ん中に餡子を置いてから、生地を三方向につまんで餡子を包み込みそれを蒸しあげたのが家伝ゆべしです。立体型の三角形のような独特の形をしたゆべしは、もっちりとした食感と生地に練り込まれた醤油の風味、ケシの実の香ばしい風味が特徴となっています。

この家伝ゆべしを製造販売するのは郡山市に本店を置く「かんのや」で、直営店舗だけでなくサービスエリアの売店や有名百貨店などでも自慢のゆべしを販売しています。お値段も6個入りで799円からとお手頃です。春は桜餡、秋は栗入り餡など季節限定で登場する家伝ゆべしも見逃せません。

■かんのや本店文助の詳細情報
所在地:福島県郡山市西田町大田字宮木田39
電話番号:024-762-2016
営業時間:9:00~17:30
定休日:年中無休
公式サイト:家伝ゆべし(かんのや)

大黒屋のくるみゆべし:老舗の名物ゆべしは無添加でヘルシー

大黒屋のくるみゆべしも前述の家伝ゆべしと同様に郡山の名物となっています。厳選したもち米とくるみを使って作られるゆべしは添加物を一切使用しておらず、お店に伝わる昔ながらの製法で作られています。こちらのゆべしも本醸造の醤油で風味付けされていますが、形といい味といいかんのやの家伝ゆべしとは全くの別物です。

このお菓子を製造販売するのは昭和33年創業という老舗「郡山銘菓庵 大黒屋」です。材料にこだわったお菓子作りがモットーで、健康面で心配な素材は一切お菓子に使用していません。栄養があり甘さも控えめなくるみゆべしは毎日のおやつに最適です。5個入り599円からと買いやすい価格設定も魅力となっています。「第23回全国菓子大博覧会」で最高賞となる名誉総裁賞を受賞したお菓子をぜひ一度ご賞味ください。

■郡山銘菓庵 大黒屋本店の詳細情報
所在地:福島県郡山市中町14-8
電話番号:024-932-3517
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日
公式サイト:郡山銘菓庵 大黒屋

小さなチーズケーキ:1日で1,000個も売れる人気スイーツグルメ

小さなチーズケーキも隠れた名物グルメのひとつです。1個110円という安い値段で購入できるチーズケーキですが、その味はチーズケーキの有名店にも引けを取らないほどのレベルです。チーズケーキの上段部分にはこんがりと焼き目がつけられていて、中段部分はチーズクリームの層、下段部分はふわふわのスポンジケーキという構成になっています。

このお菓子を製造販売する「大越菓子店」では、牛乳と卵、チーズとコーンスターチ、砂糖というシンプルな材料でこのチーズケーキをこしらえています。多い日には1日で1,000個も売れるという人気のお菓子。リーズナブルなためまとめ買いする人もたくさんいます。ぜひ一度は食べる価値のあるスイーツです。

■大越菓子店の詳細情報
所在地:福島県郡山市小原田5-20-24
電話番号:024-944-2710
営業時間:8:00~19:00
定休日:不定休
ウェブサイト:大越菓子店(食べログ)

柿羊羹:フルーツの特産品と和菓子のコラボレーション

福島県の特産品である「あんぽ柿」を盛り込んだ羊羹です。あんぽ柿は渋柿の皮を剥きそれを硫黄を使って燻蒸して作ります。干し柿とは違うドライフルーツのような独特の味わいが特徴で、県内のスーパーマーケットや青果店などで広く販売されています。これを羊羹に入れることによりあんぽ柿の上品な甘さと風味がプラスされ、他の羊羹にはない独特の味わいを生み出しています。

この柿羊羹を製造販売するのは1643年創業という老舗菓子補「丹波家柿羊羹本舗」です。店名に柿羊羹の文字が使われているように、このお菓子は丹波家を代表する看板商品となっています。竹詰めの上品なパッケージで贈答用としても最適なお菓子です。小サイズの柿羊羹は250円から購入できるので味見だけでもぜひどうぞ。

■丹波家柿羊羹本舗の詳細情報
所在地:福島県郡山市咲田2-9-2
電話番号:024-933-2497
営業時間:9:00~19:00
定休日:年中無休
公式サイト:丹波家柿羊羹本舗

源平團子:期間限定のおすすめ名物スイーツグルメ

期間限定ながらぜひ食べてみたいのが源平團子(げんぺいだんご)です。郡山市内には開成山公園という桜の名所があり、毎年市内外から大勢のお花見客がやってきます。そのお花見の季節に合わせるようにして販売されるのが源平團子で、おおよそ3月初旬から5月の連休頃までが販売期間となります。材料は米粉と水だけという大変シンプルなお団子で、こし餡やみたらし、桜餡やずんだなど味付けのラインアップはいろいろです。

この源平團子は開成山公園の筋向かいにある宿泊施設「旅館 源平」が製造販売しています。源平では明治時代からこのお団子を作り続けているため、郡山の名物グルメといっても決して過言ではありません。1パック300円から購入できますが、3種類の味が楽しめる1,100円のセットがおすすめです。

■旅館 源平の詳細情報
所在地:福島県郡山市開成3-4-3
電話番号:024-922-2496
営業時間:9:00~18:00
定休日:販売期間中は無休
公式サイト:旅館 源平

酪王カフェオレ:濃厚な味わいとコーヒーの風味が魅力

酪王カフェオレは福島県民のソウルドリンクとなっている有名な乳飲料です。カフェオレはドリップしたコーヒーに牛乳を入れた飲み物ですが、酪王カフェオレの特徴は脱脂粉乳などは一切使用せず生乳のみを50%以上使用していることです。ミルク感たっぷりの濃厚な味わいですが、甘すぎずくどさを感じないため一気にごくごくと飲めてしまいます。100円台で買えるスモールサイズから300円台で買えるビッグサイズまで必要に合わせて選ぶことが可能です。

この美味しい飲み物は福島県産の生乳を使った乳飲料や清涼飲料を製造販売する企業「酪王協同乳業」が手がけています。1976年に販売してから今日に至るまで変わらぬ味を守り続けています。もし郡山駅で購入したいならエキナカの「NewDays郡山エスパル」がおすすめです。

■NewDays郡山エスパルの詳細情報
所在地:福島県郡山市字燧田195
電話番号:024-991-7551
営業時間:7:00~21:40
定休日:年中無休
公式サイト:酪王協同乳業


郡山で名物グルメを味わおう!
ここまで郡山市の名物グルメの数々をご紹介してきましたがいかがでしたか?ご当地の名物グルメはその土地ならではの魅力に溢れています。もし仕事や観光などで郡山市を訪れる機会があるなら、ぜひ本記事の情報を活用して美味しい名物グルメに舌鼓を打ってみてください。

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