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シンガポールでガムは禁止!法律やルール・してはいけないこと・罰金を在住歴12年の筆者が解説

シンガポールの法律・ルール・罰金 シンガポール旅行・観光
Photo by CEphoto, Uwe Aranas

シンガポール在住歴12年の筆者がおすすめするシンガポール情報です!

シンガポールの街を歩いていると、「禁止マーク」をいくつもみかけます。
「たばこ喫煙禁止」「道路横切り禁止」「飲食禁止」に「ドリアン持ち込み禁止」まで!

「ガーデンシティ」と呼ばれるほど、街のそこかしこに緑(大木も!)が生い茂っていて、美しく整備された都市国家シンガポールの街角には、ゴミもほとんど落ちていることはありません。
これは、シンガポールは非常にルールが厳しくて、しかも細かいところまで規制があり、国民生活を上手く管理しているからです。
これらのルールを破ったときの罰金や刑罰も、皆さんが思われている以上に厳しいのです。

今回は、シンガポールの厳しい法律やルール、現地の「してはいけないこと」、そして罰金について紹介します。
つい、忘れがちになってしまうけど、違反をすると罰則が厳しいルールばかりなので、シンガポール訪問を予定している方は、ぜひご覧ください!

シンガポールの面白い法律と罰金一覧

ガムの製造・販売・持ち込み禁止

おそらく、シンガポールで最も有名なユニークなルールの1つで、1992年から施行されています。
製造・販売ばかりではなく、持ち込みも禁止されているので、日本のコンビニなどで購入したチューイングガムを持ち込むことはできません。

この法律ができた背景には、かつては、歩道や階段、床、それにバスの座席や電車のドアにまで、ガムをポイ捨てすることで、汚れていたという状況があります。
その清掃費用だけで、実に125,000米ドル(!)もかかっていたそうです。

この法律を破って、販売で有罪判決を受けた場合には、最高で2,000シンガポールドル(約21.5万円)の罰金、輸入の場合には最高で1万Sドルの罰金が科せられ、初犯の場合には最高1年の懲役が科せられることもあります。

世界でもユニークなこの法律により、シンガポールの街は、衛生管理がすみずみまで行き届き、他のアジア諸国との決定的な差別化になっていて、観光客を呼び込むことに成功しています。
驚くのは、その徹底ぶりで、海外のドラマや映画にガムをかむシーンがあった場合、完全に消されていることです!

でも、安心してください!フリスクのようなタブレットや、シンガポール国内で購入した医療用ガムは、かんでも良いことになっています。
ただ、あまり街中でガムをかむしぐさはしない方がいいでしょう。

公共交通機関で飲食してはいけない

シンガポールでは、MRTやバスなどの公共交通機関内での飲食は厳しく禁止されています。
飲食には、水を飲むことも含まれますので、暑い外から、涼しい車内に入って、のどが渇いたからと言って、ペットボトルから水を飲むこともできません。

シンガポールを旅行される方は、この点には注意が必要です。車内で飲食をした場合には、500Sドル(約54,000円!)の罰金が科せられます。

日本では、禁止事項ではありませんが、マナーを守って水を飲んだりはするので、習慣的にペットボトルを取り出してしまいそうですが、MRTやバスに乗ると、目につくところに、飲食禁止と罰金500ドルのステッカーが貼られていますので、うっかり忘れていても大丈夫?ですよ。

バスや電車へドリアンを持ち込み禁止

ドリアンは、栄養豊富で滋養強壮に良いため「果物の王様」と呼ばれており、シンガポールを代表するフルーツ(シンガポールでは採れませんが…)です。

その強烈な臭いは、私のように、ドリアン好きにとっては、唾を飲み込むほど食欲をそそられますが、ダメな人は、徹底して食べられないと、好き嫌いが極端に分かれる、唯一無二のフルーツです。

そのドリアンですが、シンガポールでは、公共交通機関や、タクシーやGrabなどの配車アプリの車にも持ち込むことは禁止されています。
多くのホテルでも、持ち込みは禁じられていて、赤々とステッカーが貼られています。

ホーカーセンターなどで試してみて、その虜になり、パックに入っているのをホテルで食べようと持ち帰ろうとしても、ダメな場合がほとんどです。
ただ、持ち込み違反をしても、罰則や罰金はありません。

ゴミやタバコをポイ捨てしてはいけない

シンガポール街角のゴミ箱

シンガポールでは、ゴミやたばこ、ティッシュなどをポイ捨てした場合には、最大で2,000Sドル(約21.5万円)という非常に高額な罰金が科されます。
2回目の場合は4,000Sドル、3回目以降は、なんと10,000Sドル(約108万円!)という高額な罰金となります。

また、罰金だけにとどまらず、CWOと呼ばれる「是正作業命令」が下され、公共の場で、黄色いベストを着させられ、ゴミ拾いをさせられます!さらに、厳しくカウンセリングでお説教をされます。

世界のほかの都市でも、ごみのポイ捨てを禁じている都市は多くありますが、ここまで強烈な罰則と罰金を科している国は、他にはありません。
世界的にも非常に珍しい、ユニークなルールと言えます。

ただ、世界の都市で、ポイ捨てや違法投棄がなくならず、それに対する決定的な解決策が見いだせずに苦労を重ねている今、シンガポールのこの厳格さは、見習うべきではないかと痛感します。

唾や痰を吐いてはいけない

シンガポールの唾や痰を吐いてはいけないルール・罰金
シンガポールの禁止ルール(by shankar s./flickr)

道路や道端などの公共の場で、唾や痰を吐くことは日本でも禁じられていますが、シンガポールでは非常に高額の1,000Sドル(約10.8万円)の罰金が科せられます。
たばこのポイ捨てと同じように、2回目、3回目と罰金は増えていきます。

公衆衛生と衛生的な環境を維持するために、非常に厳しい罰則を設けていますが、これは、建国の父であるリー・クアン・ユー氏の、「国家が発展するには民主主義より規律が必要」「法制度の強さが最も重要」という国家ビジョンにのっとっています。

コロナウイルスの流行により、吐き捨てられる唾液によって、感染が拡大することが懸念され、それを防ぐために、より取り締まりが厳しくなりました。

公共トイレで水を流さないと罰金

これも間違いなくシンガポールのユニークな法律の1つでしょう。
公共のトイレを使用後に、水を流さない人っているの?そう思われるでしょう。
でも、私も遭遇したことが何度もあり、友人たちからもよく聞きます。

しかし、水を流し忘れただけで罰金があるなんて、おそらくシンガポールだけではないでしょうか?しかも、初犯の場合、1,000Sドル(約10.8万円)もの罰金が科せられるんです。

環境公衆衛生規則で義務付けられており、当局の抜き打ち検査が頻繁に行われているのです!

公共の場で飲酒してはいけない

シンガポールでは公共の場で飲酒してはいけない

シンガポールでは、公共の場での飲酒が、22:30から翌朝の7:00までの間は禁止されており、コンビニやスーパーなどでの販売も、厳しく禁止されています。
もちろん、酒類の販売や提供のライセンスがある、レストランやナイトクラブなどでは22:30以降の飲酒も可能ですし、ホテルの部屋などでも大丈夫です。

また、ゲイランなどの酒類規制区域では、より厳しく規制されており、週末や祝日、祝日の前夜は、公共の場での飲酒が禁じられています。
違反した場合には、1,000Sドル(約10.8万円)の罰金が科せられます。

さらに、注意が必要となるのは、路上で泥酔していると、やはり1,000ドルの罰金と、6カ月の禁固刑になります。

日本では、ハロウィンや国際大会で日本が勝った時などに、渋谷をはじめ各地の路上で飲酒や泥酔している人を見かけますが、シンガポールでは、絶対にありえない光景なのです。

ハトや動物への餌やり禁止

シンガポールではハトや動物への餌やり禁止

日本では、お寺の境内などで、鳩にエサやりをしているのは微笑ましい光景ですが、シンガポールでは、鳩にエサを与える行為は禁止されており、最高で500Sドル(約54,000円)の罰金刑があります。

最近、67歳の男性が、繰り返しハトに餌を与えたとして、4,800シンガポールドル(約52万円)の罰金を科せられたことが、ニュースになっていました。
鳩へのエサやりの罰金の最高額の10,000Sドル(約108万円)がすでに科せられており、2020年6月から、今年の6月末までに、200件以上の強制措置が講じられているのです。

鳩は実は「害鳥」になっていて、日本でもマンションなどでは、飛来しないように対策が打たれているのです。
シンガポールでも同様に、鳩に関しては非常に厳しく管理されていて、HDBと呼ばれる集合アパートのベランダで、パンくずなどを与えているのが見られると、通報される仕組みになっています。
また、殺処分が、国民の反対の感情がある中で、たびたび実施されるほど、鳩への対策には苦慮しています。

鳩の糞には、アレルギーを引き起こす菌や、サルモネラ菌などのウイルスが含まれていて、感染症の原因になるため、より管理や規制が厳しくなっています。

雨水を溜める(蚊を発生させる)と罰金

赤道直下にあり、熱帯雨林気候のシンガポールでは、時期によっては毎日のようにシャワーと呼ばれる夕立があります。そのため、水たまりなどができやすく、そこに蚊の幼虫であるボウフラがわきやすい環境にあります。

蚊はさまざまな伝染病を引き起こす原因になり、中でも「デング熱(シンガポールでは英語で「デンギ」と言います)」は、毎年3万人以上の患者が出ており、死亡例もかなりある、恐ろしい風土病です。

そこで、デング熱やジカ熱の感染対策として、蚊の幼虫であるボウフラをわかせた場合には、厳しく処せられるのです。罰金は5,000Sドル(約54万円)で最高額は10,000Sドル(約108万円)が科され、3カ月以下の禁固刑に処されます。

シンガポールでは、ベランダや庭にある植木鉢に、水をためたままにしているだけでもダメで、抜き打ちの検査官に見つかれば処罰を受けます。
それほど、東南アジアでは、「デング熱」は恐ろしい病気なのです。

公共の場での大音量の音楽が禁止

シンガポールでは公共の場での大音量の音楽が禁止

シンガポールでは、周囲に迷惑や不快を与えるような音楽を流すことは、厳しく禁止されています。
この不快な音楽には、大音量で音楽を流すことだけではなく、卑猥で下品な歌詞を歌うことも含まれます。
日本では「表現の自由」の範囲内と見られるようなことも、シンガポールでは制限や規制を受けます。
最高 2,000 Sドル(約21.6万円)の罰金が科せられ、場合によっては最高3カ月の懲役刑が科されます。

また、集合アパート内でも、周りの住人に迷惑をかけるような音量で音楽を聴いていると、警察に通報されたり、集合アパートのブロックごとにいる、住民の苦情に対処するリーダー役の人(GRL)に苦情を申し立てられます。

また、猥雑という部分では、自宅を裸でうろうろしていて、周りの住民に見られ、GRLや警察に苦情を訴えられた場合にも、同様な罰金や懲役刑が科されます。

横断歩道以外で道路を横切ってはいけない

シンガポールでは横断歩道以外で道路を横切ってはいけない

日本では、横断歩道でないところで車道を横切ることは、わりと一般的ですが、シンガポールではこの行為を「ジェイウォーク 歩行(jaywalk)」と呼び、厳しく取り締まられています。初犯の場合には、最高で500Sドル(約5.4万円)の罰金が科せられ、再犯者には最大2,000Sドル(約21.6万円)の罰金、あるいは6カ月の懲役が科せられる可能性があります。

信号機のある交差点や、歩道橋から近距離の場合のジェイウォークは、特に厳しく取り締まりされています。
オーチャードのような超有名な場所ではあまり見かけませんが、郊外に行くと、地元の方が横切るのを見かけることがありますが、絶対にまねをして、後ろから横切らないように注意してください。
事故が多発しているため、取り締まりも厳しくなっています!

日本人が注意すべき、たばこに関する厳しい規制

シンガポールのタバコ・喫煙のルール
シンガポールの喫煙スペース (by CEphoto, Uwe Aranas / wikimedia)

日本人にはたばこを吸う方が多いですが、たばこに関しては、シンガポールには非常に厳しい規制があるので、特に注意が必要です。

シンガポールでは、公共の場や屋内スペース(エアコンの入っているショッピングモールなど)、公共交通機関内での喫煙は厳しく禁じられています。屋外でも、ほとんどの場所で喫煙は禁じられていますので、注意してください。

屋外でたばこを吸う場合には、ところどころに設置された喫煙スペース(灰皿が設置されています)で喫煙しましょう!
地元の方が結構集まってたばこを吸っているので、すぐに喫煙スペースは見つかるので、ご心配なく。

違反した場合には、最高で1,000Sドル(約10.8万円)の罰金が科せられます。
また、すでにお伝えしたように、たばこの吸い殻のポイ捨ても、厳しく禁じられていますので、ご注意ください。

たばこに関しては他にも厳しいルールがあるので、確認しましょう。

①電子たばこは禁止

シンガポールでは、電子たばこの輸入や販売が禁止されていて、所持も処罰の対象になります。
入国時の手荷物検査で、日本から持ち込んだ電子たばこが見つかった場合には、当然処罰の対象ですので、絶対に持ち込まないようにしましょう!
日本では電子たばこが普及していて、吸っている方も多いので、特に留意してください。

罰金は最高で 10,000Sドル(約108万円)の罰金、または最高6カ月の懲役刑が科せられます。

②未申告のたばこの持ち込み禁止

たばこの持ち込みも禁止事項です。
たとえ1本でも、国外からたばこを持ち込んだ場合には、違法行為に当たります。
たばこの持ち込みには申請が必要で、入国審査の際には、必ず「レッド・チャンネル(赤色の通関路)」で申告品を提示しなければいけません。
ただ、日本国内で販売されている通常のたばこは、持ち込みの条件を満たしていないので、そもそも持ち込みできません。

国外からたばこを持ち込むことは、絶対に控えてください。

その他の法律・ルール・マナーについて

大麻や薬物の所持・密輸には死刑など厳しい取締りがある

シンガポールは、麻薬や大麻などの違法薬物に対して、世界でも最も厳しいルールで規制しています。

よく知られているように、シンガポールでは、違法薬物を密輸、またはある一定量(大麻で500ℊなど)所持しているだけで、死刑に処せられます。
実際に、今年の4月にも、大麻の密輸で有罪になった犯罪者が、国連などの嘆願を押し切って死刑になっています。

以前、仕事で小麦粉の小袋を持ち込んだ時の、入国審査場でのチェックの厳しさには、本当に肝を冷やしました…。

カジノのドレスコード:サンダルや短パンで大丈夫?

シンガポール・マリーナベイサンズ カジノ入り口
マリーナベイサンズ カジノ入り口 (by Jacklee / wikimedia)

大阪で今後進められていく「IR(統合型リゾート)」のメインはカジノですが、この大阪のIRの見本となるのが、シンガポールのIRの中心「マリーナベイサンズホテルのカジノ」です。

日本からも多くの観光客が詰めかけ、すっかりシンガポール観光のメインにもなっていますが、ドレスコードの規定はあるのか、気になりますよね。

カジノのドレスコードは、それほど厳しいものではなく、「スマートカジュアル」となっています。
具体的には、男性の場合には、以下の服装だと入場拒否されます。

  • タンクトップやノースリーブ
  • 短パン
  • サンダル

Tシャツにジーパンでカジノに行っても、入場できるので安心してください。
フォーマルな服装をする必要はありません。

女性の場合には、以下の服装だと入場できません。

  • カジュアルなショートパンツ
  • ビーチサンダル

女性の場合、ノースリーブでも、お洒落な格好であれば入場できます。

モスクに入るときのドレスコード

シンガポール サルタンモスク

「アラブストリート」は、モスクや中東の小物雑貨屋があり、人気のあるエリアですが、最近では、おしゃれなカフェが次々とオープンしていて、特に若者たちに大人気のエリアになっています。

アラブストリートの観光のメインはやはり、「サルタン・モスク」です。
サルタンモスク周辺では、ヒジャブ(イスラムのスカーフ)をまとった女性をたくさん見かけ、異国情緒がたっぷりです。

このサルタンモスクに入場するにはドレスコードが規定されています。
モスクは、イスラム教徒にとっては神聖な場所であるため、ドレスコードがしっかりと定められています。

男性の場合には、以下の服装だと入場できません。

  • 短パン
  • ノースリーブ

女性の場合には、以下の服装だと入場できません。

  • 体のラインが出る服
  • 髪の毛の露出

手首まで腕は隠し、足はくるぶしまで隠れている服装で、軽装の場合には、どこでも見学用のイスラムの服を無料で貸してくれるので、心配はいりません。
また、男女を問わず、入り口で靴下を脱ぐのが一般的です。

モスクに関するルールは、法律ではなく、宗教の規定なので、罰金や処罰などはもちろんありませんが、宗教や文化を理解し、習慣を尊重することが大切です。
しっかりと、規定されたルールにのっとって、楽しく観光しましょう!

自転車の運転の気をつけるべき交通ルール

シンガポールの自転車の運転ルール
シンガポールの自転車・バイクのルール(by Jacklee/wikimedia)

シンガポールでは、自転車に乗るときにも、気を付けた方がいいルールがいくつかありますので、確認しておきましょう。

  • 夜間には自転車のライトを必ずつける
  • 歩行者専用道路での制限速度は時速10Km
  • 走行中のスマホ使用は禁止
  • 両手放し運転は禁止
  • 1車線の道路や営業時間中のバス専用レーン内での並走は絶対に禁止
  • 横断歩道での走行は禁止
  • 必ずヘルメットを着用する

シンガポールは公園が多く、多くの国民がサイクリングを楽しんでおり、旅行者もレンタルで楽しめます。しっかりとルールを守って、楽しくサイクリングをしましょう!

シンガポールが法律・罰金に厳しい理由

シンガポールは「FINE CITY」と呼ばれていて、「すばらしい都市」という 意味もありますが、「罰金(FINE)都市」という隠された意味もあって、地元の人たちが自嘲的にこう呼んでいます。
この記事でお伝えしたように、実にさまざまなユニークなルールや法律、罰金があることが、お分かりになったかと思います。

なぜ、これほどまでに詳細で、厳しい法律やルールが必要なのか。その理由は、シンガポールの国の成り立ちに関係しています。
ご存じのように、シンガポールは、中華系、マレー系、インド系を中心に、さまざまな文化的・宗教的背景をもった民族が、暮らしています。

民族も、文化も、習慣も、考え方も違う人々が、争いや衝突もなく、東京23区程度の狭い国土で、一緒に安全・安心して暮らしていくには、どうしても法に頼るしかありません。
シンガポールの治安や秩序、安全性や清潔さを守るためには、リー氏が言っているように、強力な法律で縛るしかない、というのがあります。

また、近年では、世界の富裕層がこぞってシンガポールに移住してきています。
シンガポールの経済を左右するような富裕層、そして、シンガポールの秩序だった美しさと安全性が理由で、観光に訪れる人を守るためには、厳しいルールが重要なのです。

しっかりとした国家プランと、それを実現するためには厳しい手段も躊躇しない実行力、それによって美しい都市国家「シンガポール」は成立しているのです。


法律や罰金が厳しいシンガポールですが、観光地・エリアの治安や安全対策については、こちらのページもご確認ください。