シンガポール在住歴12年の筆者がおすすめするシンガポール情報です!
皆さんもご存じのように、シンガポールは、中国系・マレー系・インド系を中心に、さまざまな民族、文化、宗教の人々が融合しあって、先進的な都市国家で暮らしています。
シンガポールには、そんなさまざまな人々の、文化を代表する伝統的なお土産物がたくさん揃っています。
今回の記事では、そんなシンガポールのお土産の中から、シンガポールの玄関口で、誰もが必ず利用する「チャンギ空港」で購入が可能なお土産に絞って、厳選してご紹介します。
シンガポールにこれから行こうと考えておられる方、必見です!
お菓子・飲食物のお土産
マーライオンクッキー:シンガポールの定番お菓子
マーライオンクッキー!運命の出会いʕ•̀ᴥ•́ʔ✧ 出会ったのはドン・キホーテだけどw pic.twitter.com/87vpHJu6qw
— ムラックマ㌠ (@Murakkuma) January 7, 2021
シンガポールの国の象徴で、かの有名なマリーナベイサンズを正面に見る海岸にある、マーライオンがモチーフのクッキーです。
形はもちろんマーライオンの形ですが、味は種類が豊富に揃っています。
定番はプレーンのものとアーモンドが入ったタイプのものです。
その他にも、ココナッツが入ったものや、コーヒーやチョコレート味のもの、また、「南洋のバニラ」とも呼ばれるパンダンリーフの独特の甘い香りが特徴の味など、ローカルの味もあり、選ぶのに困ってしまうほどです!
甘いもの好きな知人へのお土産に、また、シンガポールならではのお菓子をお土産に買うには、お手軽価格でおすすめです。
このマーライオンクッキーはチャンギ空港でも購入が可能です。
中でも、ターミナル3にある「FairPrice Finest」は、「生活の中でより優れたものを、公正な価格で顧客に提供する」ことを目指している、シンガポール最大のスーパーマーケットチェーンです。
マーライオンクッキーも手ごろな価格で販売されていて、まとめ買いすると安くなるのでおすすめです!
チョコレートトリュフ:シンガポールの人気店のお菓子
Chocolate Origin opens another branch at Bugis Junction basement #singapore #newopening pic.twitter.com/SgrRvtSGVw
— Leon Laderach – Spartan Army (@LeonLaderach) February 3, 2014
かつて、シンガポールのお土産と言えば、「マーライオンクッキー」と「チョコレート」が、2大人気アイテムでした。
値段も手ごろで、個包装されたものもあり、バラマキ用のお土産としても最適なアイテムです。
マーライオンチョコは相変わらず人気がありますが、最近、チョコレートで最も人気があり、トレンディなのは、やっぱり「Chocolate Origin」のチョコでしょう!
2011年の創業以来、最高級の材料のみを使用して、チョコレート ケーキや菓子を販売しているシンガポールの人気店で、現在11店舗営業しています。
ジュエル・チャンギエアポートにもお店があり、お土産のチョコレートを求めて、毎日多くの方が訪れ、大人気です!
幅広い品揃えで、パンダンやドリアン味のローカルなテイストまであります。
高品質の贅沢なチョコレートとお菓子を楽しめ、チョコレート愛好家にとっては、まさに楽園となっています。
お土産には「Chocolate Truffles(チョコレートトリュフ)」がおすすめです!
甘いものが好きで、トレンドに敏感な同僚や友人へのお土産に最適です。
TWGの紅茶・マカロン:シンガポール発・世界屈指の高級茶
Today : #TWGTea launches the Secret Tea Tin Collection. https://t.co/nUkP8tUAe7 pic.twitter.com/WAQByhUuQH
— TWG Tea Official (@TWGTeaOfficial) July 14, 2016
「TWG」はシンガポール発の世界屈指の高級茶葉ブランドです。
いまや、紅茶だけではなく、クッキーやチョコレートに月餅、ゼリー、スパイスとさまざまな食品を販売しており、世界の美食家に愛されています。
また、優雅でおしゃれなティーポットやティーカップ、プレートもあり、ギフトで販売され人気です
今最も人気があるのは、やはり、何といっても「マカロン」でしょう!
TWGのマカロンは色合いが鮮やかで、ショーケースに並んだマカロンは、美しく洗練され、気品があり、まるで宝石のようです。
いただくと、TWGが誇る高級茶葉がふんだんに使われているため、香り豊かで、サクサクの生地にサンドされた柔らかいクリームがサンドとの相性も絶妙です。
トレンドに詳しい、おしゃれ好きの方へのお土産には最適でしょう。
期間限定のアイテムもあるので、時間が許す限り、じっくりと選ぶのがいいでしょう。
パッケージも美しいので、渡す自分の方も嬉しい、ワクワクした気分になれますよ!
TWGはチャンギ空港の全ターミナルにも店舗があるので、出発までの時間やトランジットとの間に気軽に購入できます。
バシャ・コーヒー:おしゃれなパッケージのお土産
Bacha Coffee opens largest store in the world at Changi Airport Terminal 3 with stained-glass ceilings https://t.co/Es9pkmb8bE pic.twitter.com/I2J88J3GkZ
— Mothership (@MothershipSG) December 21, 2022
最近のシンガポールの定番土産と言えば「TWG」ですが、同じように洗練されたデザインのコーヒーショップが、今人気なんです。
それが「Bacha Coffee(バシャ・コーヒー)」です!
1910年にモロッコのマラケシュにあるダルエルバシャ宮殿で開業した「Bacha Coffee」は、当時の文化人や政治家が集った人気店で、世界大戦後閉鎖されていましたが、1970年に再開を果たしました。そして、2020年に海外初出店をチャンギ空港ターミナル 1でデビュー。
100% アラビカ種コーヒーの専門店で、金色に輝く店舗にオレンジ色のファサードがあり、目が覚めるようなエキゾチックな色合いのパッケージに目を奪われます!
何とも言えない世界観で私たちを迎えてくれます。
200種類を超える、 コーヒー豆の豊富なコレクションがずらりと並び、天井まで美しく陳列されている様は、まさに圧巻です!
すべての種類の豆が量り売りで、好みに合わせて挽いてくれるので、気になるコーヒー豆を、好きなだけ選んで購入できます。
コーヒー好きな友人に、ぜひ、お土産で渡してください。必ず喜ばれますよ。
エビロール(プラウンロール)やジャーキー:東南アジアグルメ
シンガポールやマレーシアなど、東南アジアで最もメジャーなスナック菓子が「プラウンロール」です。スーパーや街の菓子屋でも販売されているので、どこでも購入できます。
エビのすり身が入った具を、春巻きの皮で包んで揚げているので、噛むたびに「パリッパリッ」と音がして、チリのピリ辛との絶妙のバランスでクセになる味わいです。ローカルにも圧倒的人気の伝統的なスナックです。
一口サイズのため食べやすく、個包装のものもあるので、友人や同僚へのバラマキお土産には最適です。
数多くあるプラウンロール販売店の中でも「Bee Cheng Hiang 」は 飛びぬけて有名です。1933 年の創業以来、可能な限り自然で、しかも高級な原材料を使用し、保存料や着色料、香料を使わないという揺るぎない立場を貫いています。
現在、Bee Cheng Hiang は、シンガポールだけではなく、 世界の国々に進出し、370以上の店舗を展開し、世界中で愛されています。
「Bee Cheng Hiang 」と言えば「バクワ」と呼ばれるビーフジャーキーが超有名で、必ず試していただきたいですが、「プラウンロール」もはずせませんよ!
チャンギ空港には、すべてのターミナルに店舗がありますので、ご安心を。
パイナップルケーキ・月餅などの伝統的な季節菓子
シンガポールで有名な季節菓子と言えば「パイナップルケーキ」です。「パイナップルタルト」とも呼ばれています。
中国正月(旧正月)近くになると、街のいたるところで「パイナップルケーキ」が販売されます。今では、1年中、スーパーやケーキ屋でも販売されています。
外側はサクッとしたクッキー生地で、適度な甘さと酸味のあるパイナップルジャムの中身を包んでいます。一口サイズのお菓子で食べやすく、1缶に10数個入っているので、同僚や友人へのお土産には最適です。
月餅(ムーンケーキ)も伝統的な季節菓子です。
中秋節である旧8月15日が近づくと、月餅を親しい方へ贈り、日頃の感謝を伝えるのが習わしになっています。
伝統的な月餅は、美しく焼いた生地の中に、アヒルの卵の卵黄と、小豆やハスの実を漉した餡が入っていて、1個でも十分にボリュームがあります。
「Kee Wah Bakery」 は 1938 年に創業以来、伝統と革新の精神を融合させて、本物の味を提供し続けています。
パンダクッキーが有名なお店ですが、パイナップルケーキや月餅も美味しいですよ!そして、中国茶はパッケージがかわいくて、お土産にも最適です。
IRVINS X SALTED EGG〈ソルテッドエッグ〉
Aight Singapore you got me… I’ve been in the country for 10 minutes and I’ve made my first food purchase at Changi airport 😂 Irvin’s salted egg range iykyk pic.twitter.com/yfRvTsjQPp
— sally 🌸🇦🇺🇭🇰 (@explorersal) September 25, 2022
「Salted Egg」とは、台湾をはじめ、東南アジアでよく食べられている、アヒルのタマゴを塩漬けにしたものです。
「IRVINS SALTED EGG」は、この「Salted Egg」をチップスに持ち込み大成功!
今や、シンガポールを代表する国民的なスナック菓子で、代表的なお土産に成長しています。
フレーバーは、定番のポテトチップスに加え、魚の皮、そしてキャッサバチップスの3種類があり、いずれも、やみつきになる味で大人気です。
トレンドに詳しい友人や同僚にお土産で渡したら喜ばれるでしょう。
塩卵(ソルテッドエッグ)フレーバーは、今や、チップス以外にも、ポップコーンなどのスナック菓子にも広がり、すっかりメジャーなフレーバーになりました。
「IRVINS SALTED EGG」は、チャンギ空港のターミナル1と3と、ジュエル・チャンギエアポートにあり、連日大人気の店です。
雑貨品・コスメのお土産
キーホルダー・マグネット・文房具・Tシャツなどの雑貨品
Do you know we have our own gift shop selling uniquely Changi lifestyle and travel souvenirs? Check out the curated collections and drop by to see them for yourself! #ChangiJourneys Read more: https://t.co/HOG0DqdDAk https://t.co/y1IUz5dvVi pic.twitter.com/8xAivhLobt
— Changi Airport (@ChangiAirport) January 6, 2020
旅行に行って買って帰るお土産物の代表と言えば、キーホルダーやマグネット、Tシャツなどが、手軽で人気がありますよね。
シンガポールにも、「シンガポールならでは」というような雑貨や小物のお土産があります。
チャンギ空港にある雑貨と小物のお店を2軒紹介しましょう。
「Discover Singapore」と「GIFT by Changi Airport」です。
「Discover Singapore」は、チャンギ空港の全ターミナルにあり、7店舗あり、出発待ちやトランジットの際に、ちょっと寄るにはベストなお土産屋です。
マーライオンのキーホルダーや、3つ入っていて10ドルのマグネット、ド派手シンガポールロゴの入ったバッグや、シンプルなTシャツと、小物の品揃えは抜群です。
価格も手ごろで、セットで買うと安くなるので、友人や同僚へのバラマキ用のお土産を買うには最適な店です。
「GIFT by Changi Airport」はジュエル・チャンギエアポートにあり、ちょっとおしゃれで洗練された小物を揃えています。シンガポールの古い町並みのスケッチや、おしゃれなキャンドルなど、デザイン性に優れたものが多く、おしゃれに敏感な同僚へのお土産にいいでしょう。
プラナカンスタイルのアクセサリー・ジュエリー
An intricate Peranakan-inspired Onyx bangle, represents our appreciation for different cultures all over the world. A tribute to the age-old designs of Peranakan accessories.#peranakan #culture #cultural #onyx #bangle #singapore #sgjewellery #amethyst #tourmaline pic.twitter.com/6mNo3K5VbV
— Autium Jewels (@autiumjewels) September 18, 2019
プラナカンとは、15世紀後半ごろから、中国からシンガポールやマレーシアに渡ってきた、中国系移民の子孫のことです。
彼らは現地の女性と結婚して、中国の文化に、マレーの文化やヨーロッパの文化をミックスさせた、独自の「プラナカンスタイル」という文化を築きました。
プラナカンの人々が、独自の美意識で生み出したアクセサリーは、目を見張るほどカラフルで豪華なものばかりです。
ジュエル・チャンギエアポートにある「Asian Artistry Fine Jewellery(アジアン・アーティストリー・ファイン・ジュエリー)」には、プラナカンを中心に、中国やインドの伝統と文化の美しさに、絶妙な職人技と現代的なデザインを組み合わたアクセサリーが揃っています。
また、オーダーメイドのジュエリーも注文可能なので、時間が許せば試してみたいですよね。
石鹸や化粧品:シンガポール最大手のコスメブランドチェーン
Singapore's health and beauty chain #Guardian ventures into #ecommerce. http://t.co/lRa3Vc90fG pic.twitter.com/k8rD5u2jWE
— EnterpriseInnovation (@Enterprisei) October 29, 2014
日本にはまだ進出していない、ハイクオリティなコスメアイテムが、シンガポールにはたくさんあります。
多文化が融合しているシンガポールでは、インド系にマレー系、中華系、そして人気の韓国系からヨーロッパ系と、いろいろな国のコスメアイテムを見つけることができます。
日本では手に入らない商品もたくさんあるので、お土産にすれば、家族や友人、同僚から喜ばれること間違いなしです!
シンガポール発のコスメブランドもあり、クオリティの高いシンガポールのコスメ商品は試す価値ありです!
中でも、「Guardian(ガーディアン)」は、1972 年に設立された、シンガポール最大の健康・美容とコスメのチェーンであり、信頼できるトップブランドです。お店には、あらゆる、美容、健康、ウェルネスに関係する製品が幅広く取り揃えられています。
チャンギ空港での待ち時間に寄って、ゆっくりと、自分に合う、お土産に合う商品を探してみましょう!
タイガーバーム:シンガポールの人気土産の軟膏薬
Tiger Balm(タイガーバーム)は、もとは1870年代に、ミャンマー(旧ビルマ)で中国薬草医によって開発されました。
その後、シンガポールで大きく発展し、100年以上にわたってアジアを中心に、世界の多くの国々で販売されています。
「萬金油」という名前で知っている方もいるでしょう。
80年代ごろには、シンガポール土産として結構人気があり、彼らが運営するテーマパーク(現在もあります)が人気がありました。
タイガーバームは、ハッカ油とユーカリ油、ハーブ成分の香りが特徴的な軟膏で、肩こりや腰痛、筋肉痛、うちみ、ねんざ、神経痛などに効くため、現在でも変わらぬ人気を誇っています。
男性の友人や同僚へのお土産にいいですよね、もちろん女性にも人気があります。
ドラッグストアやスーパーマーケットで購入が可能で、一つ前で紹介した「Guardian(ガーディアン)」でも取り扱っていますので、チャンギ空港のターミナル1・2・3、あるいはジュエル・チャンギエアポートで購入しましょう。
子供向けのおもちゃ:人気の玩具・子供服ブランド
シンガポールは、日本以上に少子化が進んでいて、中華系が多いためか、子供の教育にも非常に熱心です。
そのため、子供服やおもちゃや雑貨、そして知育玩具まで、非常にバラエティ豊かで充実しています。
シンガポールは、公用語が英語で、英語で教育がされているため、英語の知育玩具の品揃えがいいので、日本では購入できないものなど、意外と見ているだけで楽しくなりますよ。
友人や同僚、親戚の子供のお土産に、子供向けのおもちゃや知育玩具はいかがでしょうか?
「Kaboom(カブーム)」は、人気のおもちゃや子供服のブランドです。
狭い飛行機内でどうしても退屈しがちな子どもたちが、機内で楽しく過ごせるように、世界各国のおもちゃやゲーム、知育玩具まで取り揃えています。
大人向けのお菓子やギフト商品も販売しているので、家族や友人へのお土産探しのショッピングに最適な場所です。
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