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タイ・スワンナプーム空港の暇つぶし・過ごし方:トランジットや深夜にもおすすめの施設を紹介!

スワンナプーム国際空港 暇つぶし施設と場所のおすすめタイ旅行・観光

タイ・バンコクの玄関口「スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)」は、1つのターミナルのワンフロアの形式で分かりやすいですが、出国前・保安検査後ともに非常に広く、なんと成田空港の約3倍の広さもある世界有数の大規模国際空港です。

そんなスワンナプーム空港は、深夜・早朝発着、トランジットでタイ国内や東南アジア各国への渡航と様々なシーンで利用することがあると思いますが、
空いた時間を上手く有効活用できる暇つぶし可能な施設や、快適な過ごし方がいくつもあります。
この記事では2023年など近年タイ・バンコクを旅した筆者が見つけたおすすめの暇つぶし方法や施設、過ごし方を紹介します。

お店・飲食店施設での暇つぶし・過ごし方

フードコートでタイグルメの食事

空港で食事をして時間をつぶす場合、色々なタイグルメを堪能できるフードコートは外せませんね。
スワンナプーム空港には1階に「MAGIC food point – Airport Street Food」という多くのタイ料理を含む屋台形式のお店が入ったフードコートがあります。
席数は写真のようにかなり多く、子供連れや年配の方含め、恐らく多くのタイ現地の方が多く食事していました。

写真のように小さなお店がいくつも並んでおり、ガパオ、チキンライス、タイヌードルなど定番の屋台料理を楽しめます。
3階にはKFC、マクドナルド、サブウェイなどファーストフード店やタイ料理レストランなどが中心で少ない席数に多くの人が集まりますが、こちらはよりローカルな食事で、値段も安い印象でした。

私はこのフライドチキンが店頭に山盛りにされているチキンライスのお店で食べましたが、チキンの量が多いサイズで110バーツ(約460円)で、空港で食べるお店の食べ物としてはかなり安価だと思います。
忙しいスワンナプーム国際空港ならでは24時間営業をしているので、タイからの帰国前やトランジット前の食事はもちろん、早朝・深夜の発着時にも便利に利用できて非常におすすめです。

場所出国前・1階(施設出入り口から入って右奥)
営業時間24時間
メニュー・値段例チキンライス:60バーツ
ポークライス:80バーツ
ミックスチキンライス:70バーツ
トムヤムヌードル:80バーツ
お粥:65バーツ
公式・関連サイトMagic Foodcourt(Googleマップ)

コンビニで飲食・お土産の買い物

タイではセブンイレブンが多くあり、スワンナプーム空港にも地下1階・3階・4階と3店舗もあります。
現地のお弁当やカップラーメン、おにぎり・サンドイッチなどを軽食にしたり、海外旅行の手軽なお土産探しにもおすすめです。
定番お土産のヤードム、タイガーバーム、化粧品・コスメなども少し売られています。

更に、1階外には「MAGIC mini mart」と「CARE U」というもっと現地色の強いコンビニ店もあります。ミニマートにはタイパンツや雑貨などのお土産もあります。
CARE Uは最も現地感を味わえます。インスタントラーメンの個包装やお菓子などちょっとした飲食物、お土産を買えます。

いずれのコンビニも24時間営業なので、早朝・深夜の空港利用時やトランジットでの買い物でもいつでも便利に活用できます。
現地ならではの商品を見て回ると、待ち時間もあっという間に過ごせると思います。

コンビニ店場所(出国前)営業時間
ミニマート1階・外24時間
セブンイレブン地下1階
3階
4階
24時間
CARE U1階・外24時間

お土産屋・ドラッグストア・免税店での買い物

出国前のエリアでは4階の「Naiin」という小さなお土産屋がタイ雑貨のお土産の買い物におすすめです。定番のマグネット・キーホルダー、ポストカード、タイパンツなどを買えます。
同じ4階のフロアには「Boots」というドラッグストアもあり、タイガーバームやヤードム、コスメ化粧品を買えます。
出発口のすぐ近くですので、少しの時間つぶしを兼ねて見て回り、出国へと向かうことができておすすめです。

また、もしスムーズに出国手続きを過ぎ、フライトの出発まで時間が余っていたら、広い空港スペースの様々な免税店でショッピングして暇つぶし可能です。
タイ王室の貧困問題への対策プロジェクトのお店、フルーツ石鹸など定番のタイ土産を売る雑貨店などがあります。

主なショップ店舗場所営業時間
Naiin(雑貨のお土産屋)出国前・4階24時間
Boots(ドラッグストア)出国前・4階24時間
Memories of Thailand(免税店:タイ雑貨)保安検査後24時間
DoiTung(免税店:タイ雑貨・グルメ)保安検査後24時間
KING POWER(免税店:アルコール・タバコ・お菓子)保安検査後24時間

スワンナプーム空港の出国前・保安検査後のおすすめのお土産・売り場については下記ページで詳しく紹介していますので、あわせてご確認ください。

飲食店街・ショップフロアの散策・充電

3階には写真のようにファーストフード店・タイ料理レストランなど多くのお店が並ぶ、飲食店・カフェのスペースとなっています。タイは鶏肉が美味しいためか、ケンタッキーのお店がとても混んでいました。(一方のマクドナルドは私が訪れたときは席がガラガラ。)
タイ料理・中華料理などもあり、帰国前にアジアの美味しいグルメを食べて過ごす事ができます。
ただし、個人的には1階のフードコートの方がよりタイ現地グルメを楽しめますし値段も安く、席数も多いのでより快適に過ごせるかなと思います。

また、この3階にはエスカレーターの近くなどに写真のように座れる椅子とスマホなどを充電できる電源があります。食事をして散策し、出発前・到着後の空き時間に暇つぶししながら充電して準備することができるので、この3階フロアはおすすめです。
空港で一番大きなセブンイレブンの店舗もあるので、軽食を買って過ごすにも良いですよ。

カフェで休憩・充電

ゆっくりとコーヒーを飲んでカフェで過ごすことも、スワンナプーム空港では各階フロアで可能です。
定番のスターバックスは3階と4階、フードコートの隣に1店舗、地下1階に数店舗あります。
席での充電や休憩をしながらゆっくりと暇つぶししながら過ごすのに良いですね。

主な場所COFFEE WORLD:地下1階
MAGIC COFFEE:1階
スターバックス:3階、4階
営業時間スターバックス3階:5:00〜24:00
その他:だいたい24時間

観光施設での暇つぶし・過ごし方

展望デッキの鑑賞・休憩

展望台から飛行機を眺めたり、椅子に座ってリラックスするのもある種空港の定番の暇つぶしや楽しむ方法ですね。“一応”、スワンナプーム空港にも展望台フロアは有りますが、他の空港のように外に出て開放的な展望台を楽しむというスタイルはここにはありません。
上記写真のように空港ビル内から椅子に座って窓越しに外を眺めることができる形式のため、特に夜は光が反射してよく見えませんでした・・
それでも7階の高いところまで散策して、空港内部を見下ろすと広大なスワンナプーム空港がよく見えて、見ごたえがありましたし、良い暇つぶしではあるなと思います。

展望台へ行くには上記写真のように、4階の奥にある「Observation Deck」と書かれたエスカレーターを登り、その先の通路を歩いて行きます。
7階の展望台フロアはある程度の広さがあり、座れる椅子、食事を食べられるスペース・テーブルまでありますので、子供連れで楽しむにも良いと思います。

場所出国前・7階(4階のエスカレーターを利用)
営業時間24時間

スワンナプーム空港博物館の鑑賞

空港の正面隣りには「スワンナプーム空港博物館」という施設があります。
空港の施設や歴史について学んだり、航空機の模型などを見て過ごせます。
営業時間が16時までと、朝から午後までの限られた時間しか利用できないのですが、トランジットでの空港利用時など、遠くまで行かなくても利用できる観光スポットの一つにはなります。

場所駐車場の建物の6階
営業時間9:00〜16:00(土日は休業)
入場料無料
公式・関連サイトSuvarnabhumi Airport Museum
Googleマップ(スワンナプーム空港博物館)

公共フロアでの暇つぶし・過ごし方

1階外の広場で休憩

スワンナプーム空港 1階外の広場

広いスワンナプーム空港の施設ですが、1階の外(建物を正面に見て右側)にはこのような広いスペースもあります。
人もあまりおらず、外の空気を吸ってリラックスできます。
ちょっとゴミが散らかっている箇所もありますが、奥の方に行けばより綺麗で座って過ごすこともできます。
営業施設ではないですので、早朝から深夜まで24時間いつでも利用できます。近くにコンビニもあるので飲食物を買って暇つぶしも可能です。

地下1階フロアで休憩・仮眠

長時間のフライト前後、トランジット待ちで疲れている時に、ホテルに宿泊するまでもない場合は空いている空港施設・椅子などを利用して休憩や仮眠するのも手軽な暇つぶしですね。
スワンナプーム空港は1階・3階・4階は便利な施設が多いですが、出入国客で忙しなく、ゆっくり休みづらいことがあります。

一方で、電車駅との接続がある地下1階は私が訪れた夕方・夜の時間帯は、広さもあるためか割りと人通りが少なく、写真のように現地の人が床に座って仕事の休憩時間を過ごしていました。
いくつか充電可能な電源がついた椅子もありましたので、喧騒を離れて過ごすにはおすすめです。

喫煙所で休憩

タイの空港は2019年から施設内部から喫煙所が無くなり、出国後などは一切タバコを吸うことができません。一方で空港ビル外にはちゃんと写真のように喫煙所が設置されています。

スワンナプーム空港には1階のミニマートの近く(施設を出て左奥)と、4階の出国ロビーの外に出て右奥にあります。
1階はより空いていて快適に過ごせます。4階は出国手続き直前の限られた時間での利用に便利です。

トランジットでの暇つぶし・過ごし方

空港近くのホテルに宿泊

スワンナプーム国際空港直結のホテル ノボテル

スワンナプーム国際空港のすぐ近くにはホテル「ノボテル バンコク・スワナプーンエアポート」もありますので、長いトランジット待ち時間などにゆっくりと宿泊して1日を過ごすことも可能です。
地下1階に降りると、写真の緑のサインのようにホテルへのアクセス案内があります。
(無料のシャトルバスもあり)

空港直結のホテルは大体の場合宿泊料が高く、このノボテルもやや高価な部類です。4つ星ホテルで空港直結でもプールやスパ・マッサージなど充実していることもあり、1泊3万円前後のようです。
ロケーションがとても便利なので、ゆっくりと過ごすのには最適です。

場所出国前 地下1階から徒歩 / 1階からシャトルバス
時間チェックイン:24時間対応
公式・関連サイトノボテル バンコク・スワナプーンエアポート(公式)
ノボテル バンコク・スワンナプーム(Googleマップ)

ドンムアン空港との無料シャトルバス移動

スワンナプーム空港と、もう1つの国際空港のドンムアン空港とは、フライト利用客であれば無料のシャトルバスを利用できます。道路状況にもよりますが、45分〜1時間半ほどで快適に移動して過ごせますので、もしトランジットで空港間の移動がある場合は是非おすすめです。
私が2023年にドンムアンからスワンナプームへの移動で利用した際は、平日の午後という微妙なタイミングだったためか、他に乗客はおらず私1人だけでした。

道路の混雑状況も悪くなく、45分ほどで到着しました。
道のりではバンコクの街の風景を見て過ごせますので、中々楽しめました。

場所(乗り場)スワンナプーム国際空港:2階
ドンムアン国際空港(第1ターミナル):1階
運行時間5:00〜24:00

出国・保安検査後の暇つぶし・過ごし方

免税店エリアの椅子と充電器

スワンナプーム空港 出国・保安検査後の椅子と充電できる電源

出国後はもうあとは出発を待つだけなので、あまり時間も無いかもしれませんが、写真のように免税店が並ぶフロアの各所に「AOT」という青い充電器コーナーがあります。
もしスムーズに出国手続きを済ませて、時間がある場合は免税店を見て広い施設を回ったり、充電可能なコーナーと近くの椅子に座って休むこともできます。

タイマッサージ

スワンナプーム空港 出国・保安検査後のタイマッサージ

出国・保安検査後のエリアには「SENSIB Thai Massage」というタイマッサージ店があります。
15分、30分などの短い時間のコースがあり、出発までの余った時間があれば暇つぶしにも利用できます。
空港内ということでそこそこの値段はしますが、タイ旅行の最後の思い出と体験に贅沢な過ごし方をしたい方は是非。

場所保安検査後
営業時間7:00〜23:00
メニュー例足のマッサージ 30分: 720バーツ
背中と肩のマッサージ 30分: 720バーツ
手のマッサージ 15分: 300バーツ
公式・関連サイトSENSIB Thai Massage(Googleマップ)
この記事のライター

当Culturizeのサイトを運営する旅行好きです。
普段はSEO・デジタルマーケティングの個人事業主と日本文化PR事業 JapanizeのNPO法人を運営。
東京の青梅生まれ、学生時代アメリカ留学、浅草・新宿・西荻窪などを転々と住み、現在は台湾出身の妻と保護猫(ハチワレ)と横浜で生活。将来は台湾へ移住予定。

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