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【タイ・バンコクのおすすめ地元グルメ・ごはん】世界一周でバンコクに滞在した筆者が紹介!

【タイ・バンコクのおすすめ地元グルメ・ごはん】世界一周でバンコクに滞在した筆者が紹介!アジアのグルメ・料理

タイは日本からの旅行先ランキングで常に上位に入る人気国であり、首都バンコクは観光だけでなくグルメの面でもおいしいタイ料理を存分に楽しむことができます。

私たちは世界一周中にバンコクに2度訪問し、合計1ヶ月近く滞在しました。
この街に長く滞在した理由は、バンコクのグルメたちが私たちにおいしさを与えすぎた結果、次の国へ行く欲望を食欲へと徐々に変化させていったことによります。

バンコクは有名な料理やお店がおいしく楽しめるグルメシティです。特に地元民が愛してやまない料理やお店は価格も良心的なのはさることながら、お店の外観、内装、客層、匂いなどからアジアの雰囲気を存分に味わうことができるのです。

私たちが食したマッサマンカレー、カオマンガイ、そして具を選びご飯にぶっかける定食屋などはそれらを十分に満たし、バンコクのグルメを五感を全開にして堪能することができました。
以降では、私たちが体験したバンコクのおすすめのグルメとお店の詳細をご紹介させていただきます。

 

地元の大衆食堂な雰囲気で食べるマッサマンカレー

タイ・バンコクのおすすめグルメ:マッサマンカレー(Krua Aroy-Aroy)2

タイの首都バンコクに1ヶ月近く滞在し、バックパッカーのための安息の地として改めて実感していた頃、妻のブログにマッサマンカレー屋の情報をコメントとして頂きました。
バンコクの滞在も残り僅か、ヨーロッパへ飛ぶ前にカレーの味を堪能しておきたいと思いこちらへ向かいます。

カレーといえば真っ先にインドを連想するのですが、マッサマンカレーの起源はイスラム教徒からタイ中南部に伝来され、イスラム教の規律であるハラルに従い豚肉は使用せず、牛肉、鶏肉、羊肉などを使いイスラムとタイの文化を入り混ぜ独特のカレーが誕生した模様。カレーハンターとしては見過ごせないはずです。

場所はシーロム通りをチャオプラヤ川がある西へ向かいます。川を超えてかなり奇抜で目立つヒンドゥー教寺院が見えたらそこを左に曲がるとすぐとなります。
外観はお世辞にも綺麗とは言えず、大衆食堂の雰囲気が滲み出ています。上を見ると白地の看板に臙脂色の文字でタイ語と英語で店名が書かれています。

ショーケースの中にいくつもの料理が並んでおり、店員が注文を慣れた手つきで捌いていきます。
1階は満席で、やはり地元の方が多い印象。食器の触れ合う音があちこちから聞こえてきて人気店というのが窺えます。

私たちは2階の窓側のテーブル席に案内され、もちろんマッサマンカレーを注文します。混んでいるにもかかわらず意外と早く料理が出てきました。
見た目はビーフシチュー、具は鶏肉、ジャガイモ、人参がゴロっと載せてありライスは別皿となります。
最初は辛くなくむしろ甘いのかなと思いましたが、後からスパイシーな辛さがやってきます。

ルーはサラっとではなくこってり、具はよく煮込んでいるせいかよく染み込んでいて鶏肉は骨がありますがホロホロと綺麗に分けることができます。
コクのある深い甘さと後からくるスパイシーさが絶妙で、日本人にも馴染みやすい味であると思います。

■バンコクのグルメ/お店の情報
・お店: Krua Aroy-Aroy
・場所(住所・Googleマップ): 3, Rd. opp Indian Temple, 1 Pan Rd, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500
・営業時間: 10時~18時(定休日は無いようです)
・メニューと値段
 - マッサマンカレー: 100バーツ(約350円)

 

具沢山選び放題地元の定食屋

タイ・バンコクのおすすめグルメ:具沢山選び放題地元の定食屋のごはん1

おいしいごはんを求めて宿周辺をウロウロしていると、いかにも地元の定食屋という雰囲気のお店を発見。特に賑わっている様子ではないが直感で入店。

道沿いに所狭しと軒を連ねるお店の中でも一際狭いスペース、夜に訪れたせいか薄暗くカビ臭い、お客さんも少なくおそらく店員の家族であろう子供がテーブルで遊んでいる様子も見られ、心なしか店員も片手間で営業している印象。

店の前にはショーケースの中にいかにもアジアの色の惣菜がたくさん並べられていて、ガパオの具材、青菜炒め、ゴーヤチャンプル風、冬瓜を酸っぱ辛く煮たもの、ブロッコリーとカリフラワー炒め、カレー風味の炒めものなどここで挙げたものはほんの一部でバリエーション豊富、惣菜を選んでごはんに載せて食べるスタイルです。

量ではなく惣菜の種類によって値段が変わるシステムで、なぜか目玉焼きを載せる場合は追加料金が掛かります。
結論から言うとどの惣菜も安定のおいしさ。多種多様な惣菜はお世辞にも見た目は良くないのですが、期待していなかったせいか余計においしく感じられました。

結果的に私たちは3日連続通うことになります。このお店を見つけたのがバンコクを離れる3日前であり、もっと前から知っておけばと後悔するのでした。
店員のおばさんから「あなたたち、昨日も来たでしょ、覚えてるわ。」と言われましたが、「一昨日も来てますよ。」とは言えず翌日にバンコクを離れるのでした。

■バンコクのグルメ/お店の情報
・場所(Googleマップ): Thanon Suan Phluの通り周辺
・メニューと値段
ご飯におかずを盛る数によって値段が変わります。
 - 1種類: 30バーツ(約105円)
 - 2種類: 40バーツ(約140円)
 - 3種類: 50バーツ(約175円)

 

売り切れる前に行くべき!生姜ベースのカオマンガイ

タイ・バンコクのおすすめグルメ:生姜ベースのカオマンガイ

タイ・バンコクのおすすめグルメ:生姜ベースのカオマンガイ・スープ

カオマンガイの屋台は、ここバンコクであちこちで見られます。
日本人宿によくある情報ノートに書かれており、生姜を好きなだけ掛けることができるという、それだけで食欲倍増のワードに惹かれ探すことに。

お店を見つけることはできたものの最初は売り切れで閉店。そんなにおいしいのかと期待と興奮を胸に、次の日お昼前の早めに奇襲攻撃を開始。
見た目は普通の屋台で特に凝った装飾や宣伝もなく、逆に実力で信頼を勝ち取ってきたのではと感じられます。

おじさんが淡々とカオマンガイを作り、スープと共に目の前の簡素なプラスチックの机に出してくれます。地元の人と私たちのような欧米風のバックパッカーもいました。
私がただ生姜好きということもありますが本当においしかった。カオマンガイとスープ共に鶏のダシと生姜の風味が良く効いています。

見た目はいたって普通だが本当においしいカオマンガイ、おじさんの朴訥とした雰囲気、車やバイクが通る道沿いで食べる屋台感、地元の人の談笑とバックパッカー風欧米人のおかわりの声、それらが相まって、私の中でベストオブカオマンガイとなりました。

■バンコクのグルメ/お店の情報
・場所(Googleマップ): Samsen Rd 通り周辺
・営業時間: 不明(売り切れ次第終了)
 お昼前の早めに行く方が良いかと思います。
・メニューと値段
 - カオマンガイ: 35バーツ(約123円)

 

24時間営業のカオマンガイ

タイ・バンコクのおすすめグルメ:バンディッキムのカオマンガイ1

バンコクに来たらカオマンガイを食べる。数あるカオマンガイ屋がある中どこを選択すべきかが悩みの種でしたが、それは初日の朝に偶然宿の近くを散歩中に発見。
その日からカオマンガイから始まりカオマンガイで終わることもしばしば、私たちのバンコク生活における日課となったのです。

鳥が角帽を被り笑顔で親指を立てているマークが目印、店舗の前に簡単な調理場があり、屋台だけで営業している店舗もあります。
ピンクのプラスチックの皿でカオマンガイとスープが出され、テーブルに置いてある辛いソースや調味料で好みの味に仕上げます。

たまにソース入れが黄色の可愛いらしいひよこに変わっている場合があります。シンプルな味付けでおいしい。何より値段が安く、いつでも食べることができる点が素晴らしい。

正直カオマンガイは店の規模や値段は違えどそれほど味に差があるとは思えません。それであればコストパフォーマンス兼タイムスケジュール抜群のこちらのお店で存分に味わってみてはいかがでしょうか。

■バンコクのグルメ/お店の情報
・お店: バンディッキム
・場所(Googleマップ): Thanon Suan Phluの通り周辺
・営業時間: 24時間
・メニューと値段
 - カオマンガイ(小): 35バーツ(約123円)
 - カオマンガイ(大): 40バーツ(約140円)

■バンディッキムのお店について
今回紹介しているバンディッキムのお店は、Googleマップに下記ロケーション登録されている店舗とは異なります。
(Googleマップ: バンディッキム(シーロム駅近く))
こちらの店舗は6:30-14:30の営業のようですが、今回紹介の店舗は店頭に24時間営業と記載があり、夜でも食事することができました。

 
まとめ

旅 = 食。世界の知らないものを見てみたい、感じてみたい、私にとってそれは食にも当てはまることなのです。
その国、都市、地方、地元によって似てるもの全く別のものなど考えるだけでワクワクしてきます。

世界一周中に最長の約1ヶ月滞在、同じアジア人だからなのか日本人にも合う味付け、アジアの雑踏とカオスな雰囲気、屋台や地元の大衆食堂の店員のおじさんやおばさんの朴訥さ、ぶっきらぼうな対応だが安価でおいしいものとの出会い、これら全てバンコクで感じることができ、私の胃袋を満たしてくれるのです。