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【マカオの世界遺産】現地在住ツアーガイドが教える魅力!見どころやアクセスも紹介

マカオの世界遺産・モンテの砦・大砲台 マカオ旅行・観光

媽閣廟と周辺の世界遺産

媽閣廟

(Templo de A-Má)

媽閣廟はマカオで一番のパワースポットとして有名です。どんな願いも叶えてくれると言われる、マカオで一番ご利益のあるお寺です。
道教の海の女神「アマ様」を祀っています。アマ様は中国福建省から、船に乗ってマカオまでやってきたと言い伝えられています。境内には大きな岩がいくつもあり、ここからパワーが出ていると言います。

 
■世界遺産/観光地の場所・行き方
媽閣廟はマカオタワーからタクシーで5分、セナド広場からバスを使って15分ほどの場所にあります。

■マカオの世界遺産情報
・場所/地図(Googleマップ): 媽閣廟(Templo de A-Má)
・入場料: 無料
・開館時間: 7:00~18:00
・公式/関連サイト: マカオ世界文化遺産・寺院 媽閣廟(マカオ政府観光局)

 

バラ広場

(媽閣廟前地, Largo do Pagode da Barra)

バラ広場は媽閣廟の前にある広場で、1999年の中国返還前に敷き詰められたポルトガル風の波模様の石畳が特徴です。
広場の中心にはマダガスカル島原産の大きな木、ホウオウボクがあります。夏頃には鳳凰のように赤くて美しい花が咲きます。

 
■世界遺産/観光地の場所・行き方
広場は海事博物館と媽閣廟に隣接しています。ここから「マカオの万里の長城」と呼ばれるゆるい坂を上って、セナド広場まで出ることができます。
途中にある世界遺産を観光しながらのんびり歩いて2時間ほどです。

■マカオの世界遺産情報
・場所/地図(Googleマップ): バラ広場(媽閣廟前地, Largo do Pagode da Barra)
・入場料: 無料

 

港務局

(港務局大樓, Quartel dos Mouros)

港務局ビルは、ゴアから来たポルトガル軍のインド人部隊の宿舎でした。1874年に建てられ、「モウロス兵舎」と呼ばれていました。
現在は海事水務局という政府施設として利用されていますが、改修工事のため一時的に閉館中です。(2019年8月時点)

イスラム風の風通しの良い回廊は見張り台としても有用で、マカオの気候によくマッチしています。「希望」を表すイカリのオブジェがあります。

 
■世界遺産/観光地の場所・行き方
媽閣廟から歩いて4~5分の場所にあります。細い道ですが車がよく通るので、写真撮影の際には注意が必要です。

■マカオの世界遺産情報
・場所/地図(Googleマップ): 港務局(港務局大樓, Quartel dos Mouros)
・入場料: 無料(回廊部分のみ)
・開館時間 ベランダのみ: 9:00~18:00
・公式/関連サイト: マカオ世界文化遺産 港務局(マカオ政府観光局)

 

リラウ広場

(阿婆井前地, Largo do Lilau)

リラウ広場は別名「阿婆井前地」(おばあさんの井戸広場)と呼ばれています。広場の井戸の前に、いつもおばあさんが座っていたことからこの名がつきました。
ポルトガル人が最初に定住を始めたのがこの地域です。

この広場の水を飲むとマカオから離れられなくなるという伝説があります。
「リラウの水を飲むものはマカオを決して忘れない あるいはマカオで結婚し あるいはマカオに帰るだろう」というポルトガルの詩が残っています。

 
■世界遺産/観光地の場所・行き方
媽閣廟から歩いて8分ほど、港務局ビルから4分ほどです。

■マカオの世界遺産情報
・場所/地図(Googleマップ): リラウ広場(阿婆井前地, Largo do Lilau)
・入場料: 無料
・公式/関連サイト: マカオ世界文化遺産 リラウ広場(マカオ政府観光局)

 

(Casa da Cheang, 旧文華大屋, Casa do Mandarim)- 思想家鄭観応の故居
マカオの世界遺産・鄭家屋敷

マカオの世界遺産・鄭家屋敷

鄭家屋敷は、19世紀の文豪であり思想家「鄭観應」の住まいでした。孫文や毛沢東に影響を与えた人物です。総面積は約4,000平米あり、東西120mに渡ります。

中庭の周りを母屋が取り囲む伝統的な華北建築と、欧風の灰色レンガやインド風の真珠貝の窓枠などの装飾が特徴です。
マカオの中国建築が西洋の内装手法や装飾を取り入れた、極めて初期の建築物です。後に上海や広州、香港でも同様の建築様式が流行しました。

 
■世界遺産/観光地の場所・行き方
リラウ広場から歩いて1分、媽閣廟から10分弱です。

■マカオの世界遺産情報
・場所/地図(Googleマップ): 鄭家屋敷(Casa da Cheang, 旧文華大屋, Casa do Mandarim)- 思想家鄭観応の故居
・入場料:無料
・開館時間: 10:00~18:00(最終入館は17:30、水曜休館、祝日は開館)
・公式/関連サイト: マカオ世界文化遺産・博物館とギャラリー 鄭家屋敷(マカオ政府観光局)

 
 

マカオ半島のその他の世界遺産

ギア要塞

(東望洋炮台, Fortaleza da Guia)
マカオの世界遺産・ギア要塞

ギア要塞には、ギア聖母礼拝堂とギア灯台という2つの建物があります。礼拝堂はフレスコ画が描かれているのが特徴です。
天使や聖母の絵とともに、狛犬や盆栽の絵が描かれており、世界でも大変珍しいものです。

マカオ半島で最も高いこの丘は大変眺めが良く、記念撮影にも最適です。灯台は現在でも毎日マカオの夜を照らしています。

 
■世界遺産/観光地の場所・行き方
リスボアホテルからタクシーで4~5分の「東望洋酒店」から歩いて上るか、車で5~6分の「二龍喉公園」からロープウェイで上るのが便利です。

■マカオの世界遺産情報
・場所/地図(Googleマップ): ギア要塞(東望洋炮台, Fortaleza da Guia)
・入場料: 無料(松山ロープウェイは片道2MOP、往復3MOP)
・開館時間
 - 要塞: 09:00~18:00 
 - 教会: 10:00~17:00 (写真撮影禁止)
 - 灯台: 非公開
・公式/関連サイト: マカオ世界文化遺産・教会・要塞 ギア要塞(マカオ政府観光局)

 
 

マカオの旅行・観光情報: マカオ現地在住ツアーガイドが紹介!

マカオの観光スポット

マカオには多くの見どころがあります。小さな町という利点を生かして、たくさんの名所を一気に見て回れるのもマカオ観光の嬉しいポイントです。

ポルトガル情緒あふれるパステルカラーの町並みから、莫大な資金が投入されたゴージャスなカジノリゾートまで、ひなびた雰囲気が好きな方もギラギラなエネルギーを感じたい方も、海外初心者から海外通まで楽しめるところが必ずあります。

現役ツアーガイドとしてマカオを歩き尽くした筆者が、マカオならではの魅力あふれる観光スポット・名所を、マカオのエリア毎に紹介します。

■マカオの旅行・観光情報ページ
>> マカオの観光おすすめスポット・名所25選:マカオ在住ツアーガイドがご紹介!

 

【マカオのおすすめ・人気グルメ】地元マカオ・ポルトガル・中華料理や穴場まで!

東西文化の交差する町マカオでは、様々な料理が食べられます。

本場の広東料理を始め本格的な中華料理はもちろん、ポルトガル料理を筆頭に西洋料理も南アジア各地の料理など、日本ではなかなか食べられない地元の人に人気の一皿に挑戦するのも、海外旅行ならではの楽しみです。

マカオ在住ツアーガイドの筆者が、一人旅から家族連れまで、どんな旅行スタイルにもマッチする、朝早くから深夜まであらゆるタイミングで楽しめるマカオの美食を紹介します。

■マカオの旅行・観光情報ページ
>> 【マカオのおすすめ・人気グルメ】地元マカオ・ポルトガル・中華料理や穴場まで! マカオ在住ツアーガイドが紹介

 

マカオのショッピング・買い物おすすめスポット

中国とポルトガル、東西文化の交差する街マカオでは、ショッピングも楽しみの一つです。
コタイ地区に林立するピカピカの大型カジノのショッピングモール群と、人情味溢れるローカルな下町の雰囲気のコントラストも面白いです。

今回は、マカオ在住ツアーガイドとしてマカオを歩き尽くした筆者が、マカオで人気のショッピングエリア・買い物スポットについてご紹介します。

マカオならではの活気があるスポットや、雰囲気があって写真を撮りつつウインドーショッピングにもピッタリなインスタ映えスポットなど、マカオに来たならぜひ一度足を運んでみたい場所をおすすめします!

■マカオの旅行・観光情報ページ
>> マカオのショッピング・買い物おすすめスポット17選:マカオ在住ツアーガイドが紹介します