2026年に、クアラルンプールの観光スポットに旧中央郵便局が新たに加わりました!おしゃれな建物やカフェ、お土産ショップが入りローカルにも外国人観光客にも大人気です。
歴史的な建造物やカフェ、街歩きが大好きな私も早速、旧中央郵便局に行ってきました。この記事では、旧中央郵便局のおすすめポイントや、アクセス情報などについて紹介します。
クアラルンプール観光を計画中の方や、歴史的建造物が大好きな方はぜひ参考にしてください。
クアラルンプール旧中央郵便局のおすすめポイント

クアラルンプール旧中央郵便局は、1984年まで中央郵便局として使われていました。イギリス統治時代には、クアラルンプールの郵便・通信の中心として利用され、植民地行政を支える重要なインフラの1つでした。
現在郵便局としての役目を終えた建物は、2026年に修復工事が完了し、雑貨ブランドAPOMやカフェなどが入る観光スポットに。インフラからフォトジェニックな観光スポットへと役目が変わった今でも、クアラルンプール旧中央郵便局として多くの人から愛されています。
建物がとにかく美しい

旧中央郵便局の建物はとてもおしゃれ。どこを見ても、歴史を感じるクラシカルな建物に癒されます。
デザインには、イスラム建築やインド建築の影響を受けた尖った馬蹄形のアーチが見られます。歴史的建造物に興味がある方はもちろん、写真が趣味の方、フォトスポットを巡りたい方も満足できる場所です。アーチ型の窓や階段などで、記念写真を撮っている観光客も多く見かけました。
この建物は20世紀初頭、イギリス統治時代に建設され、現在も当時の面影を色濃く残しています。例えば、インド・サラセン様式と呼ばれる建築様式。北インドのムガル建築やイスラム建築、ヨーロッパ建築の要素が融合しています。まさに、イギリスの影響で西洋と東洋の文化が混ざっていたマレーシアだからこそ出来上がった建物なのです。
建物の外観は薄いピンク色で、建物の中は清潔感のある白です。優しい色合いがとても美しく、なんだか温かい気持ちになって落ち着きます。
日本では見かけないデザインのはずなのに、このピンクと白の優しい色合いのおかげなのか、ほっとした気持ちになる建物です。
周辺にも歴史的建造物が立ち並んでいる

クアラルンプール旧郵便局はもう1つの有名な建造物、旧最高裁判所(スルタン・アブドゥル・サマド・ビル)のほぼ隣に位置しています。
郵便局を建築したイギリス人建築家アーサー・ベニソン・ハブバックは、旧最高裁判所(スルタン・アブドゥル・サマド・ビル)と調和するようにデザインしたとのこと。そのため、旧郵便局と旧裁判所が並んでいる様子は圧巻の景観です。
さらに、ムルデカ広場のすぐ向かい側に位置しています。ムルデカ広場といえばロイヤル・セランゴール・クラブなどの建物があることでも知られています。チューダー方式という中世ヨーロッパのお城や英国の田舎町にある家のようなデザインの建物です。
一見、英国の田舎町にある家のようなデザインと、インドやイスラム、ヨーロッパの影響を受けた豪勢な建物が一緒の場所にあると違和感がありそうなところです。

それがなんとも、見事に調和しているのです。ムルデカ広場には広い芝生が広がり、ロイヤル・セランゴール・クラブと郵便局、裁判所を隔てています。その芝生がちょうどクッションのような役目を果たし、全体的に調和の取れた光景を作り出しているのかもしれません。
ちなみに、アーサー・ベニソン・ハブバックはクアラルンプール駅やジャメ・モスクなども設計した建築家。どの建物も徒歩圏内なので、歴史的建造物巡り観光にもぴったりです。
ロイヤル・セランゴール・クラブと旧最高裁判所(スルタン・アブドゥル・サマド・ビル)、旧中央郵便局、クアラルンプール駅……と、歴史的建物を一気に見てまわれます。歴史好きの方や建物好きの方には、見逃せないスポットです。
APOMが楽しい!

旧郵便局の中に入ると、そこにはAPOM(「A Piece of Malaysia(APOM)」)という雑貨ショップが入っています。
マレーシアのクリエイターやブランドの商品を集めたライフスタイルショップです(私の好きなブランドでもあります)。マレーシアらしいポップで可愛い雑貨がたくさん!色使いやデザインがとてもかわいくて、ワクワクします。

旧中央郵便局の店内は郵便局にちなんでいるのか、ポストカードの種類が特に充実している印象でした。ポップなデザインのものから、モダンなもの、シックなものといろいろなデザインのものが並んでいます。
「ポストカードを買って部屋に飾りたい」「ポストカードをお土産にしたい」という方にぜひ足を運んでもらいたいショップです。
APOMには郵便コーナーも設けられていて、そこからハガキを書いて送ることもできるようになっています。旅先から自分や家族、友人宛に手紙を書くと、旅の思い出を後から思い出せますし、一味違ったお土産にもなりそうです。
おしゃれカフェが多い

旧郵便局には、雑貨ショップ以外にも、素敵なレストランやカフェが数件入っています。
最近マレーシアで人気上昇中の「オリエンタルコピ」や、マレーシアの伝統料理をおしゃれな雰囲気のレストランで楽しめる「Banglo 289」などです。
ほとんどのレストランやカフェにはテラス席も用意され、ムルデカ広場を眺めながら食事を楽しめます。歴史的な建造物のカフェから眺める景色の先も、歴史的な建造物!なんとも贅沢な空間です。
「旅行で歩き疲れたとき」や「ちょっと休憩をしたい」というのはもちろん、カフェを目当てに訪れたくなる場所です。
いろいろな文化が混ざり合ったマレーシア独特の世界観を感じながらマレーシア料理を食べるという経験は、きっと特別な思い出になります。
建物の中で観光できる

建物の中で時間を過ごせるのもうれしいポイントです。建物の中は冷房が完備されているので、暑さ対策しながら観光できます。マレーシアは暑いので、少し歩くだけでも汗をかきますし、熱中症対策も必要です。
さらに、雨が降っても問題ありません。クアラルンプールの天気は気まぐれで、晴天だったはずなのに突然スコールになることが本当に多いのです。
実際、私が旧郵便局に向かう途中で、急に雨が降ってきました。しかし、APOMやカフェを巡っているうちにあっという間に時間が経ち、帰る頃には雨が止んでいました。
有名な観光スポットが集まる便利な立地

この旧中央郵便局は、有名な観光スポットへ徒歩でアクセスできる便利な立地にあります。しかも、それぞれのスポットが近いため、目的地へ向かう時間さえ街歩きの楽しみに変わります。
面白いスポットが集まっているエリアなので、自分らしい旅行を計画したい方にもぴったりです。
セントラルマーケットへ徒歩圏内
Googleマップでは、セントラルマーケットまで徒歩約2分です。実際に私もセントラルマーケットから郵便局まで歩いてみました。本当に目と鼻の先という距離で、あっという間に辿り着きます。
しかも、歩く途中には大きな壁画などちょっとした見どころもあるため、飽きません。気になる場所に立ち寄りながら、街歩きを楽しめます。
今回は途中で雨が降ってきたため、ゆっくり街歩きを楽しむことはできませんでした。晴れているときにもう一度訪れたい場所です。
チャイナタウンへも徒歩圏内

セントラルマーケットのすぐそばには、チャイナタウンが。
チャイナタウンはただ歩くだけでも楽しいですが、Rex Cinema(古い映画館を改装した書店)、クワイ・チャイ・ホン(ストリートアートで有名な場所)、ペタリン通り(中華料理の屋台が並ぶ通り)などの見どころが多くあります。
中華系マレーシア人の歴史を感じながら、楽しい街歩きができるスポットです。
有名な観光スポットを一気に回れる
旧中央郵便局は、旧最高裁判所、ムルデカ広場、セントラルマーケット、チャイナタウンと観光スポットが集まっている場所。歴史的建造物巡り、ショッピング、写真撮影、フォトジェニックなカフェでの休息……と、それぞれの旅行スタイルに合わせて楽しめます。
クアラルンプールに数日しか滞在できないという方でも1日あれば、かなり充実した旅行のプランを組めます。それぞれの希望や疲れ具合によって、観光プランを変更できるので案内しやすい場所です。
私も、友人が遊びに来ると、このエリアをよく案内します。特に「お土産を買いたい」「観光したい」と希望する友人が多いので、このエリアはそんな友人の希望にぴったりだと感じています。
旧中央郵便局のアクセス情報

旧中央郵便局の最寄駅は、下記のとおりです。
- パサール・セニ(Pasar Seni):MRT(緑のライン)とLRT(赤いライン)
- クアラルンプール(Kuala Lumpur):電車(青いライン)
- マスジットジャメ(Masjid Jamek):LRT(赤、茶色、オレンジのライン)
パサール・セニとクアラルンプールは隣同士にあり、屋根付きの通路でつながっています(どちらもセントラルマーケット側)。一方でマスジット・ジャメは、2つの駅から少し離れた場所に位置します(チャイナタウン側)。
どの路線を利用するのか、その後どこへ向かうのかによって、利用する駅を選ぶのがおすすめです。
先ほども触れましたが、クアラルンプール駅もアーサー・ベニソン・ハブバックの作品として知られる建物です。郵便局と同じ建築家が手掛けた建物なので、建築好きの方はぜひ見比べてみてください。
まとめ

旧中央郵便局は、美しい歴史的建造物の観光、ポップなお土産ショップでの買い物、素敵なカフェでの休憩など、さまざまな楽しみ方ができる観光スポットです。また、セントラルマーケットやチャイナタウンなど他の観光スポットにも非常に近いので、旅行のプランを立てやすいエリアでもあります。
ショッピングや写真撮影を楽しんだ後は、手紙を書いて送ってみましょう。一味違った旅行の思い出ができますように。


