今回マレーシアから日本へ移動する際に、ベトナムのホーチミン経由で移動しました。
その際、タンソンニャット空港を利用しましたが、ラウンジの位置が変わっていました。
ラウンジ情報や、前回のラウンジとの比較について紹介します。
ホーチミン・タンソンニャット空港の様子
ホーチミンタンソンニャット空港は、ベトナム最大&経済の中心地であるホーチミンにある空港です。
ベトナム最大の都市にある空港にしては、コンパクトにまとまっているイメージ。おかげで、空港カウンターの手続きや出国手続き、飛行機のゲートまでの移動などに伴う行動距離が短くて楽です。
また、大きな空港の場合、搭乗時間に遅れるのが怖くて、搭乗時間までの待ち時間の間、空港内をうろうろするのを躊躇することも少なくありません。
けれども、ホーチミンタンソンニャット空港だと比較的レストランやカフェ、ショップなどを気軽に散策できるように感じます。
免税店の様子
出国手続きを終え、荷物検査を通過した後、制限エリアに入るとそこは免税店が並んでいます。免税店で売られているものは、他の空港とほとんど同じで、人気ブランドのコスメ、時計、バッグなどです。
また、お酒なども売られています。
お土産ショップの様子

ベトナムのお土産ショップも多く、コーヒー豆、チョコレート、ベトナム雑貨、マグネットなどが店頭に並んでいます。「人気のものは、全て空港内で購入できるのでは?」と思うほどにラインナップが豊富でした。「今回は観光中心だから、お土産を購入する時間がなかった」という方でも、空港に来ると何かしらお土産を購入できます。
そして「乗り継ぎのみの利用だけど、ベトナムのものが好きで買い物したい」という方も、空港内でのショッピングを楽しめます。
実際私は、前回乗り継ぎでホーチミンタンソンニャット空港を利用した際に、お土産にコーヒー豆やマグネットを購入しました(今回は購入しませんでしたが)。


その他のサービス(仮眠用の施設)

制限エリア内には、カフェやフードコートなどもあり、バインミーやフォーなどのベトナム料理も食べられます。「旅行の最後にベトナム料理を食べたい」「乗り継ぎだけどベトナムの雰囲気を味わいたい」という方も空港内でベトナム料理を堪能できます。
空港内は無料Wi-Fiも飛んでおり、比較的簡単に接続できるので便利です。
今回私は利用していませんが、26〜27ゲートの間に「Sleep zone」というちょっとした仮眠が可能な施設もあるとの情報をゲットしました。

部屋は1人が利用できるコンパクトなサイズですが、簡易的なベッドやコンセントがあり、横になって休めます。「ラウンジには行きたくない」「できれば横になって体を休めたい」という方に評判です。
特に1人旅だと、休んでいる間に貴重品の管理しながら横になって休むのは限度がありますが、Sleep zoneだと安心して休めると感じる方も少なくありません。
公式サイトで予約をするか、隣のお店のカウンターで受付をすると利用できるようです。

プライオリティカードが使用できるラウンジ

ホーチミンタンソンニャット空港には、ラウンジがいくつかありますが、その中でもプライオリティカードが利用できるラウンジは2つ。ハラル(イスラム教徒が食べたり使用したりすることが許されるもの)のラウンジとその他のラウンジです。
私はハラルではないほうの「Rose Business Lounge」を使用しましたので、そのときの感想をお伝えします。
まず、数年前ホーチミンタンソンニャット空港を使用したときに利用したラウンジが閉鎖され、位置が変わっていました。Rose Business Loungeはゲート08と09の間にあり、受付で簡単な手続きを済ませ階段を下っていくとラウンジへ続いています。
ラウンジの食事の様子

ラウンジの入り口付近には、食事のカウンターテーブルが並んでいます。
パンやフルーツの他に、ウエスタンフード、ベトナム料理、デザートなど、種類が豊富です。がっつり食べたい方や、少しだけ何かお腹に入れたい方など、そのときの気分に合わせて選び放題です。
また、ソフトドリンクはもちろん、ワインやビールなどのアルコール類も準備されていたので、アルコールを飲んでゆっくり過ごすこともできます。
テーブルの様子

ラウンジはソファとローテーブル、ダイニングテーブルのような大きめのテーブル、椅子とテーブルなどいろいろなスタイルでした。以前のホーチミン空港のラウンジに比べて、テーブルや椅子、ソファの数が多くなっている気がします。
今回は、食事を主に楽しみたい方や、パソコンで作業をしたい方が多かったのか、特に人気なのは、椅子とテーブルの組み合わせです(無料Wi-Fiが使えるのでパソコン作業をしている方も多かったです)。
ソファとローテーブルにはドリンクを片手にくつろいでいる方や、友人や家族と話しているグループが座っていました。それぞれプライベートが確保できるほどのスペースはあったものの、人の会話が普通に聞こえてくる距離感でした。
日本人だと思われる方もちらほら見かけます。
近くには、会話が盛り上がっているのか、声のトーンが大きくなってきた女性2人組がいたので「静かにくつろげた」とは言いがたい状況でしたが、その他特に大きな問題なく快適でした。
トイレやシャワーの様子
トイレは広くありませんが、比較的清潔でした。このラウンジでは、シャワーが使えません。ラウンジでシャワーを浴びて、着替えを済ませようと思っていた私の目論見は失敗に終わりました。
トイレの手洗い場で、簡単な洗面や歯磨きは可能です(洗面&歯磨きをしている方もちらほら見かけました)。
利用した感想は?
Rose Business Loungeは、比較的ゆったりしており、食事も充実していました。シャワーがないことだけが残念なポイントですが、全体的には満足です。
今回は夜の時間に利用しましたが「昼間に利用すれば窓から飛行機も見えて景色も最高だったのでは?」と思いました。
空港内やラウンジでゆったりと休憩できる!

ホーチミンタンソンニャット空港は、コンパクトなので移動も簡単です。それで、比較的気持ちや時間に余裕を持って待ち時間に制限エリア内を散策できるメリットがあります。
またラウンジでは、ベトナム料理やその他の料理を食べたり、ドリンクを飲んだりするなど、ゆったりした気分で待ち時間を過ごせます。
さらに、今回私が気になったのは「Sleep zone」です。
2025年から楽天のプレミアムカードを利用した場合、プライオリティカードの使用が年間で5回までと制限されるようになりました。
今までの条件が桁違いにすごかったので、変更したとしても文句は言えませんが、今後の空港の過ごし方について考え直す必要が出てきました。
そのためプライベート空間を確保でき、横になって休息できる「Sleep zone」は乗り継ぎの待ち時間の過ごし方の候補に上がるかもしれないと感じています。


