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死ぬまでに1度は行きたい!ランペドゥーザ島の旅行・観光情報を紹介!

ランペドゥーザ島のビーチイタリア旅行・観光
筆者撮影:ランペドゥーザ島のビーチ

2017年6月上旬にフリーの旅行プランで、イタリアのランペドゥーザ島に旅行しました。
旅行を計画する時に綺麗な海に絞り、ボラカイ島やマルタなど他にも候補が挙がったのですが、海の透明度が高いという事と飛行機の乗り継ぎでシチリア島を観光しても面白そうだと思い、最終的にランペドゥーザ島を選びました。

この記事ではランペドゥーザ島での旅行体験・行き方・おすすめ観光スポット・お土産などについてご紹介します。

[目次]

ランペドゥーザ島の旅行体験とおすすめポイント

ランペドゥーザ島の旅行体験:ビーチリゾート
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ビーチリゾート

旅行をしてみた感想としては、ランペドゥーザ島は死ぬまでに1度は行ってみる価値があると思える素晴らしい所でした。
海に一点特化した島なので、世界的に有名な観光名所はありませんが、ビーチリゾートが好きな方におすすめです。大手旅行会社でホテルと提携していなかったり、旅行本にはあまり載っていないので情報が多くはありませんが、その分自分でホテルを選べる楽しみがあったり乗り継ぎがうまくいくと充実感があります。

プランは長く日程がとれない方は丸2日間は滞在できるようにし、1日はラビットビーチで過ごし、もう1日はボートクルーズに参加するのがおすすめです。ラビットビーチへ行く午前中にグイッジャビーチに短い時間寄ってもよいでしょう。

そもそもランペドゥーザ島とは?

ランペドゥーザ島・ビーチリゾートの写真
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ビーチリゾートの写真

ランペドゥーザ島は世界のビーチランキングで度々1位に選ばれる地中海に浮かぶ島でイタリア領最南端の島です。
地図上の位置としては、シチリアのカターニャやパレルモからプロペラ機で1時間(220㎞)のところに位置し、美しく透明度の高い海とビーチリゾートで観光の人気が高い島です。

アフリカからの移民・難民が目指すランペドゥーザ島

ランペドゥーザ島とは?:ボートの写真
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ボートの写真

ヨーロッパを目指すアフリカからの不法移民の目的地となっているので、ランペドゥーザ島の近海ではしばしば難民を乗せた船の海難事故が発生しています。
北アフリカからヨーロッパへの密航ルートは、まずイタリアを目指します。北アフリカから出航した密航船は、EU各国主にイタリアによる海難救助があるものとしてランペドゥーザを目指します。

政治情勢・治安情勢の悪化により難民が後をたたないのですが、ローマ通りでアフリカ系の若者グループの前を通りがかった時に治安が悪いようには感じませんでした。最近では難民がイタリアに辿り着いたら拒否されスペインに行くことも起きています。

ランペドゥーザ島への行き方・アクセス

ランペドゥーザ島へおアクセス・行き方:航空機
筆者撮影:ランペドゥーザ島への航空機

ランペドゥーザ島への日本からのアクセスとしては、東京であれば成田空港からモスクワ、ボローニャなどでランペドゥーザ島まで乗り継ぎ、所要時間は約27時間。
関西国際空港からであれば、ソウル、ローマなどでランペドゥーザ島まで乗り継ぎ、所要時間は約49時間45分といった空の旅の手段があります。

イタリア国内からフェリーでシチリア島を経由してアクセスする行き方も

ランペドゥーザ島へおアクセス・行き方:航空機
筆者撮影:ランペドゥーザ島への航空機

日本からナポリまで飛行機で行き、ナポリからフェリーでパレルモ(フェリー代約13300円)、パレルモから飛行機でランペドゥーザ島(約7800円)へ行く方法もあります。
ナポリから出航しているフェリー会社名は「Tirrenia」という海運会社があり、料金は€102.85、出発時間20:15、到着時間翌日6:30パレルモ港です。

パレルモ港からパレルモ中央駅へは107番のバスに乗り€1.40(2㎞)、パレルモ中央駅から電車やバスでパレルモ空港へ行けます。

その他ローマから飛行機でパレルモ、パレルモから電車(2時間)やバスでアグリジェントまで行き、アグリジェントからバスでポルトエンペードクレまで行きます。ポルトエンペードクレからフェリーでランペドゥーザまで9時間です。

ローマからシチリア島・カターニアで乗り継ぎ、タオルミーナやアグリジェント神殿の谷の観光を同時に楽しむのもおすすめです。

ランペドゥーザ島の観光スポットの場所・地図

このランペドゥーザ島の旅行記ページでご紹介する、ランペドゥーザ島のおすすめ観光地などについて、地図上の位置を紹介します。
実際にランペドゥーザ島を訪れて観光する際になどに役立ててもらえたらと思います。

ランペドゥーザ島の観光スポット・見どころ

1. ラビットビーチ

ランペドゥーザ島の観光:ラビットビーチ
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ラビットビーチ

ランペドゥーザ島の人気観光場所として有名でおすすめしたいのが「ラビットビーチ」です。
ラビットビーチへ行くためには、バス、バイク、車、バギーなどの交通手段があります。ローマ通りからバスで15分程度です。坂道を歩くのでビーチサンダルよりももっと歩きやすいシューズをおすすめします。

バス停を降りるとすぐに売店があります。そこでライスコロッケなどの食べ物を売っているので、ビーチには飲食店がないため、そこで買っておいても良いかもしれません。パラソルも借りることができます。
車道から遊歩道を徒歩15分くらい下っていくと綺麗なビーチに辿り着きます。

旅行時期によっては穴場のラビットビーチ

ランペドゥーザ島の観光:ラビットビーチの透明度が高く美しい海と砂浜
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ラビットビーチ

6月上旬の時期ということもあり、空港では1組ほど日本人の旅行者を見かけましたが、私がラビットビーチに訪れたときには日本人はいないこともあり、時期によっては超穴場的なスポットのようです。

ラビットビーチは、なぜ透明度の高く美しいのか?

ランペドゥーザ島の観光:ラビットビーチの透明度が高く美しい海
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ラビットビーチ

観光でおすすめのラビットビーチは、アオウミガメの産卵地でもあり保護されています。カラフルな色ではないのですが、白い魚がいてシュノーケリングも楽しむことができます。
ところで、ラビットビーチなど、ランペドゥーザ島の海はなぜ美しいのでしょうか?

それは、石灰質の島の岩壁が波で削られてできた白い粗い砂が積もる海底と、河川のない孤島の周囲は養分が乏しくプランクトンなどが発生しにくい海水、そして地中海に降り注ぐ太陽光のおかげで美しいそうです。

2. フライングボート: 宙を浮くように見える遊覧船 (カーラ・プルチーノ)

ランペドゥーザ島の観光:フライングボート
筆者撮影:ランペドゥーザ島・フライングボート

ランペドゥーザ島で有名な観光名物の一つとして知られている、宙に浮くように見える遊覧船やボートである「フライングボート」は、「カーラ・プルチーノ(Cala Pulcino)」で6月でも見ることができました。
カーラ・プルチーノの場所は、ラビットビーチの少し先の入江に位置します。

ラビットビーチで地平線に体を向かいにした場合、右側にある崖を登ると見ることができます。崖崩れの可能性もあるので注意しないといけません。無理には登らないほうが安全だと思います。

ボートクルーズと予約について

ボートクルーズはホテルで予約できる事が多く、私もフロントで予約をすることができました。(私の場合は2日前に予約をしましたが、恐らく当日でも参加が可能そうです。)
フロントでの予約時に前もって領収書に当たる証書を受けとり、実際のボートクルーズが終わった後に港で支払を行いました。
また、もしも予約したボートクルーズで定員が集まらない場合は他の船で行われるようです。

クルーズで頂くことができる料理は、魚介の前菜やパスタ、菓子・フルーツも出され、とても美味しいです。南イタリア名産の「リモンチェッロ」などのアルコールも適度に置いてあります。

海で泳ぐと6月上旬は水が冷たく感じるかもしれません。
私がボートクルーズに参加した時は、途中でハプニングが起きたようで乗組員が数十m先の船まで泳ぎ、なにやら道具を借りていました。どうやら停まっている間に碇が岩に挟まって動けなくなってしまっていたようです。
乗組員が海に潜り試行錯誤した後、碇は海底に置いていったようで、無事港に帰るために動くことはできました。こういったハプニングもそう珍しくはありません。

3. メインストリート「ローマ通り」

ランペドゥーザ島・ローマ通り
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ローマ通り

ランペドゥーザ島の中心地・メインストリートは「ローマ通り」と呼ばれる場所です。600mくらいの短い通りなので散策してもそんなに時間はかかりません。
通りには飲食店が立ち並び、ピザやカルフォルニアロール、カジキマグロなどを食べることができるお店もあります。

ランペドゥーザ島のお土産や雑貨店も

ランペドゥーザ島・ローマ通り(お土産屋や雑貨店が並ぶ)
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ローマ通り

ローマ通りではお土産屋さんも遅くまで開いているので焦らなくともゆっくり見ることができます。インテリアショップ、アジアンテイストの雑貨店、水着やサンダルなどを置いているお店などもあります。
日本ではあまり見かけないような、素焼きのような陶器のお店もありお洒落な雰囲気があります。6月はものすごく混雑しているわけではないですが、夜は人通りも多いため、治安の面でも恐さを感じることはありませんでした。

ランペドゥーザ島のホテル・宿泊

ランペドゥーザ島のホテル宿泊:「ホテルパラディーニ ディ フランシア」
筆者撮影:ランペドゥーザ島のホテル「ホテルパラディーニ ディ フランシア」

今回私がランペドゥーザ島に滞在した時は、「ホテルパラディーニ ディ フランシア(Hotel Paladini di Francia)」に宿泊しました。ランペドゥーザ空港から約2㎞、中心地の「ローマ通り」まで徒歩で10分ほどの位置にあります。
このホテルはランペドゥーザ空港との間の無料シャトルサービスも提供しています。印刷した宿泊予約書を送迎スタッフに見せることなく利用することもできました。念の為、ローマ字で予約者の名前がわかるようにスマートフォン等の画面をみせると安心だと思います。

ホテル周辺の観光地: ビーチまでほど近い好ロケーション

ランペドゥーザ島の宿泊:「ホテルパラディーニ ディ フランシア」近くの「グイッジャビーチ」
筆者撮影:「ホテルパラディーニ ディ フランシア」近くの「グイッジャビーチ」

ホテルからはローマ通りまで徒歩10分以内で立地が良いです。また、「グイッジャビーチ」からもわずか150mと、徒歩ですぐの場所にあるため、簡単にビーチまで行くことができます。地図上ではホテルから南西の位置にグイッジャビーチがあります。
また、向かいには港があり徒歩1~2分で船着場に行くことができます。ボートツアー(ボートクルーズ)の手配もホテルでしてもらうことができます。パーティ風の大きめの船、もしくは中くらいの大きさの船が良いかなどを選ぶことができます。

ホテルの設備やアクティビティの予約手配

ランペドゥーザ島のホテル宿泊:「ホテルパラディーニ ディ フランシア」の外観
筆者撮影:ランペドゥーザ島のホテル「ホテルパラディーニ ディ フランシア」外観

ホテルは無料Wi-Fi、レストラン、バーを提供しています。インターネット上の写真では屋上にバーカウンターがみえるのですが、6月上旬の時期は屋上バーは営業していませんでした。
周辺エリアでは、ダイビング、ハイキングなどのアクティビティを楽しむこともできます。

また、ランペドゥーザ島をあちこちを移動するのに便利な、レンタカーやバイクの手配もしてもらうこともできます。
ラビットビーチ行きのバス停は徒歩すぐのところにあり、ホテル正面から左に出て港を右手にしながら歩くと「BAR DEL PORTO」というカフェがあり、そこがバス停の場所です。
基本的に英語圏の国等に比べれば、十分には英語は通じませんが、空港送迎やボートツアーを利用する際に困ることはありませんでした。

ランペドゥーザ島のグルメ・料理

ランペドゥーザ島のグルメ
筆者撮影:ランペドゥーザ島のグルメ

ランペドゥーザ島のおすすめグルメ・料理は、魚介類の前菜です。南イタリアでは魚介類がとても美味しいので、是非旅行の際には食べるべきだと思います。イワシ、タコ、玉ねぎのマリネのようなものがのっているものもあり、日本人の好みに合うことが多いと思います。

地元でも親しまれているおやつとしての食べ物である、オレンジ(「アランチャ(Arancia)」)のような大きなライスコロッケ「アランチーニ(Arancini)」は、簡単な食事にもおすすめです。
ランペドゥーザ島のバールなどにも売られています。ミートソース風味でチーズを詰めたものやサフラン風味でグリーンピースを詰めたものなどが一般的です。
ただし、レストランによっては今から作るには時間がかかると言われて拒否されることもありました。

また、日本ではそこまでポピュラーではないものが「パスタ コン サルデ(Pasta con Sarde)」。 イワシ、松の実、オリーブ油と、甘い芳香を持つ野生のウイキョウで作ったソースでパスタをあえたものです。このパスタも1度試してみても良いかもしれません。

ランペドゥーザ島のおすすめグルメ(スイーツ): Bar Dell’AMICIZIAのジェラート

ランペドゥーザ島のおすすめグルメ:Bar Dell'AMICIZIA(ジェラート)
筆者撮影:ランペドゥーザ島・Bar Dell’AMICIZIA
ランペドゥーザ島のおすすめグルメ:Bar Dell'AMICIZIAのジェラート
筆者撮影:ランペドゥーザ島・Bar Dell’AMICIZIAのジェラート

ランペドゥーザで是非食べてもらいたいと思ったグルメは、「Bar Dell’AMICIZIA」のジェラート。ピスタチオ味が濃厚でとても美味しいです。コーンで2種類のせ1€なのでコスパ最強です。種類はチョコレート、スイカ、レモン、カフェ、メロン、桃など30種類くらいあります。
場所はローマ通り周辺でイルカの看板が目印です。メインストリート(ローマ通り)沿いではなく、空港側へ入った通りにあるため、地図などを参考にして注意して訪問してみてください。

ランペドゥーザ島の気候・天気・ベストシーズンは?

ランペドゥーザ島の気候・天気・ベストシーズンは?
筆者撮影:ランペドゥーザ島

ランペドゥーザ島への旅行のベストシーズンは9月がおすすめです。理由としては、7月~8月での旅行だと気候が暑すぎることと、地中海の日差しや紫外線もとても強いことが挙げられます。
また、6月のシーズンは航空費用を抑える事ができ、夏季の旅行シーズン真っ只中よりもホテル代は高くないため、この時期の旅行も良いと思います。

ランペドゥーザ島の夏は8月が1番暑く、平均最高気温は約28.5℃まで上がり、冬は1月と2月が最も寒く、それでも平均最低気温は約11.8℃までしか下がらず、比較的暖かく過ごしやすい気候です。

気になる雨のシーズンについては、地中海沿岸の特徴として、秋(11月の月間降水量は約63.3㎜)から冬に多くの雨が降り、初夏から夏の4ヶ月は降水量が10㎜未満と雨量が大変少なく(5月:約6.0㎜、6月:約2.3㎜、7月:約1.0㎜、8月:約2.8㎜)、非常に乾燥した季節になります。

ランペドゥーザ島旅行のおすすめの服装

ランペドゥーザ島の気候・天気・ベストシーズンは?(ランペドゥーザの海の写真)
筆者撮影:ランペドゥーザ島・海

ランペドゥーザ島の旅行時の服装は、6月上旬であれば朝から夕方にかけては夏服で過ごし、夜は長袖を重ねたり好きな羽織りものを。もしも寒がりの方はウィンドブレーカーを持っておくと安心です。海に囲まれているので夜は風が強めで寒く感じることもありました。

シチリア島と周辺は紫外線が強いので、ビーチで帽子を被ったり、日焼け止めもスプレータイプよりもクリーム、ジェル、オイル等のものを塗ることをおすすめします。侮ってはいけません。

ランペドゥーザ島の治安状況と注意点

ランペドゥーザ島の治安状況・ビーチ(旅行体験記)
筆者撮影:ランペドゥーザ島・ビーチ

ランペドゥーザ島は基本的には治安は良いと思います。旅行を通じてスリや置き引き、ひったくりにも合いませんでした。イタリア本土の旅行ではスリなどの話をよく聞くのですが、ビーチで鞄の中に小銭とカメラを入れて置いていましたが狙われませんでした。もちろんラビットビーチにコインロッカーはありませんので、しっかりと管理をしておくと安全です。

また、「一緒に飲もう、クルーザーを所有しているから明日来ないか?」 などと誘ってくる男性に遭遇しました。ガールフレンドが日本人のようで写真を見せてくるのですが、あまり信用できないと感じましたので、付いていかないほうが安全かと思います。

街中・買い物における治安状況

ランペドゥーザ島の治安状況(旅行体験記)
筆者撮影:ランペドゥーザ島の治安状況

また、買い物においては釣り銭詐欺が多いと感じました。買い物の際には必ず釣り銭が合っているかどうか確認をして下さい。
お土産を買った時に、釣り銭の数が思っていたコインの種類と何か違うなぁと感じることがありました。私は英語もイタリア語も話せませんが、すぐに態度で表し会計を確認してもらいました。すると本来の釣り銭の額が返ってきました。日本人と違いイタリア人は簡単な計算が苦手な人がいると言われていますが、故意にやっているのでないか?と感じることもありました。

船着き場近くのカフェでジェラートを頼んだ時のことですが、会計で2€と言われてあたふたしてしまうことがありました。なぜなら旅行を通じた物価感覚として1€くらいかな?と思っていたからです。
バスに乗りたかったので焦っていると1.5ユーロにしてくれたのですが、不思議でした。その時はサービスしてくれたのか何なのか分からなかったのですが、後で考えると元々1€~1.5€くらいだったのでは?と思います。

ランペドゥーザ島のお土産: ジュエリーやお菓子がおすすめ

ランペドゥーザ島のお土産・買い物
筆者撮影:ランペドゥーザ島のお土産・買い物

ランペドゥーザ島でのお土産の買い物としては、ローマ通りで女性が切り盛りしているアンティークジュエリーショップが素敵です。日本で見かけないシチリアらしいエキゾチックなデザインのものがあります。
商品はマダムが好みそうですが若者が好みそうなシンプルなものもありました。南イタリアならではの珊瑚や黒い石を使っていたりします。

またシチリアはアーモンドの産地で、「フルッタ・マルトラーナ」というシチリア伝統のお菓子があります。アーモンドを原料に、砂糖と卵白を使いペースト状にして作る「マジパン」のことです。ものすごく甘いので保存も利いて結構な期間飾って置くことができます。
そもそもマジパンとは、クリスマスに食べるドイツ菓子の中に入っていたりマカロンのバタークリームに使われたりしているもの。デコレーションケーキの上にのっているお菓子の人形もマジパンです。中世ヨーロッパでは貴族のお菓子として食べられていたようです。

ランペドゥーザで見たものは、かわいらしいフルーツの形をしたものがほとんどです。

おわりに

美しく透明感のある海やビーチリゾートが多くの旅行者を引きつけるランペドゥーザ島。
ビーチ観光やボートクルーズなどの定番アクティビティに加え、地中海ならではのグルメや街歩きもおすすめです。
旅行に適した気候やシーズンをチェックし、是非次の旅行先の一つとして検討してもらえたらと思います。