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【フィレンツェ中央市場】おすすめ人気グルメ・お土産や行き方について在住筆者が紹介!

【フィレンツェ中央市場】おすすめ人気グルメ・お土産や行き方 イタリア旅行・観光
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・1階食料品店 ペリーニ ブルーノ

イタリアの人気旅行先都市フィレンツェにある、「フィレンツェ中央市場」という場所をご存知ですか?
ここはフィレンツェへの観光客なら是非訪れてみたい、現地フィレンツェの人にも人気の、グルメやお土産を楽しめる市場です。

今回は、フィレンツェ在住の筆者が、この中央市場の魅力や人気グルメ・お土産、アクセス・行き方の詳細をご紹介します。

フィレンツェの中央市場とは?

フィレンツェ中央市場・2階フードコート
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・2階フードコート

フィレンツェの中央市場(「Mercato Centrale di Firenze」)は、人口の増加と元の市場の老朽化に伴い、ミラノのヴィットリオ・エマニュエルのガレリア(アーケード)を建築したことで知られる、ジュゼッペ・メンゴーニによって1874年に構想、建築されました。

大手スーパーマーケットの出現、人口の減少に伴い市場にとって辛い時代もありましたが、2014年エンツォ・チェ―二のプロデュースにより、2階にフードコートが設けられ、地元のイタリア人や観光客の興味を引き付けて止まない、食の総合施設となりました。

1階は新鮮な野菜、肉、魚、果物、乾物屋などの毎日のフィレンツェ人の食を支える市場、そしてお土産屋があります。
2階は本格的なイタリアン、Tボーンステーキから、なんと日本食のお好み焼きまで楽しめるフードコートになっており、市場の開く朝7時から2階のフードコートの閉まる深夜24時まで多くの人で賑わっています。

フィレンツェ中央市場への行き方/アクセス

フィレンツェ中央市場へは、下記の主要場所・観光地からそれぞれトラムや徒歩で行くことができます。


・フィレンツェ アメリゴ・ベスプッチ空港より、トラムUNITA行き(約20分乗車)の終点下車で徒歩5分くらい
・ドゥオーモより徒歩5分くらい
・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅より徒歩5分くらい

■フィレンツェ中央市場の場所・時間などの情報
・住所: Piazza del Mercato Centrale, Via dell'Ariento, 50123 Firenze FI, イタリア

・営業時間/定休日
- 1階市場
 月曜日〜金曜日: 7時〜14時
 土曜日: 7時〜17時(6月半ばより9月までの夏季を除く)
 祝祭日・日曜: 休み
 クリスマス、メーデーなどイタリアの祭日は原則休み。
 急に変更されることもあるので、公式サイトなどで確認が必要。
- 2階フードコート
12月25日以外、原則364日営業(10時〜24時)

・市場での支払い/クレジットカード
現金でもクレジットカードでも問題ありません。
1階では、観光客(私が目撃したのは日本人観光客)にはレシートを渡さないという店があります。
レシートを発行しないのは違法ですので、必ずレシートをもらってください。

・トイレ
トイレは2階のVia dell’Ariento通り側にあります。入口と出口に2つあります。無料です。

・公式サイト
 - 1階市場の店舗(イタリア語): Mercato Centrale Firenze
 - 2階フードコート(英語): the artisans’ stores

屋台(フィレンツェ中央市場前・周辺): 皮革製品・衣類の買い物

屋台(フィレンツェ中央市場前・周辺)
筆者撮影:屋台(フィレンツェ中央市場前・周辺)

中央市場の周りには、dell’Ariento、Sant’Antonino、Panicale、Piazza del Mercato Centrale通りにまたがるサン・ロレンツォの屋外市場があります。

市場では、皮革品、衣類、フィレンツェのマーブル紙などの屋台が並びます。
特に品質の良いそしてお手軽な、パシュミナ、カシミアのスカーフ、マフラーがお勧めです(価格は5ユーロから。たくさん買うと値引きもしてくれますよ)。

市場・お土産屋(中央市場の1階)

フィレンツェ中央市場・乾物屋
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・乾物屋

野菜、肉、魚、お土産物までフィレンツェの人々の食を支えています。ホテル、アパートにキッチンがある人は、ここで新鮮な食材、興味のあった食べ物を購入し部屋で調理するのもいいですね。
また、スーパーとは違い、お店の人との温かみのあるやり取りができ、フィレンツェに住んだような気持ちになれます。

お土産物屋では、クリスティーナ、チェーン店アンゴロ・デイ・サポーリなどがあり、各店舗に日本人の店員さんがいます。
スーパーより高価格のものが多いですが、スーパーにはないクロネコヤマトの宅急便が利用できたり、日本語で安心、安全に買い物出来ます。

今回、在住者の私が行ってここは!と思ったのは「エノテカ・マルコンチーニ」です。
ワインの種類が豊富で値段も他のお土産店より安く、特価のワインなど掘り出し物があり、ここは使えると思いました。

■ランプレドット(牛の第四の胃の煮込み)の老舗ネルボーネ

ネルボーネ、ランプレドットのパニーノ(フィレンツェ中央市場)
筆者撮影:ネルボーネ、ランプレドットのパニーノ(フィレンツェ中央市場)
ネルボーネへの行列(フィレンツェ中央市場)
筆者撮影:ネルボーネへの行列(フィレンツェ中央市場)

また、1階には創業1872年!!!ランプレドット(牛の第四の胃の煮込み)の老舗ネルボーネがあります。朝少し市場をぶらぶらした後に、お昼ご飯にランプレドットというのもいいでしょう。

個人的な感想ですが、ここのランプレドットは、肉と共に煮込まれている香味野菜の量が多く、日本でいうモツ独特の味はあまりしません。
臓物系が苦手、でもランプレドットを試したいという方にはいいと思います。

ここではランプレドットだけではなく、リゾット、サラダ、パスタ、クロスティーニなどが食べられます。
お昼時、土曜は、長蛇の列ができていますのでご注意を。

フードコート(フィレンツェ中央市場2階)

フィレンツェ中央市場・2階フードコート
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・2階フードコート

中央市場の2階にはフードコートがあります。
食材を知り尽くした名立たる匠達が集められ、彼等の食の知識、技を最大限に生かした逸品を、レストランなどよりリーズナブルな価格で多くの人が気軽に楽しめる空間となっています。

2階フードコートおすすめのお店・グルメ・お土産を紹介

チーズ①(水牛のモッツァレラチーズ)

(La Mozzarella di Bufala e i Latticini by Martino Bellincampi)

モッツァレラチーズ・Martino Bellincampi(フィレンツェ中央市場)
筆者撮影:モッツァレラチーズ・Martino Bellincampi(フィレンツェ中央市場)
モッツァレラチーズ・Martino Bellincampiのメニュー(フィレンツェ中央市場)
筆者撮影:モッツァレラチーズ・Martino Bellincampiのメニュー(フィレンツェ中央市場)

日本のスーパーでもおなじみになったモッツァレラチーズ。
しかし、上質の水牛のモッツァレラチーズはイタリア北部でもいつでも手に入るものではありません。

こちらのお店では、ミルクあふれるうま味の凝縮された新鮮なモッツァレラチーズを楽しめます。
シンプルにカプレーゼ(8ユーロ)や、モッツァレラチーズをパンに挟んで揚げたモッツァレラ・イン・カロッツァ(6,5ユーロ)のホカホカモッツァレラなどを味わえます。
ワインのお供にカプレーゼ、ビールのお供にアツアツモッツァレラチーズ。両方外せません。

チーズ②(I Formaggi by Franco Parola)

Franco Parolaのチーズとグルメ1(フィレンツェ中央市場)
筆者撮影:Franco Parolaのチーズとグルメ1(フィレンツェ中央市場)
Franco Parolaのチーズとグルメ2(フィレンツェ中央市場)
筆者撮影:Franco Parolaのチーズとグルメ2(フィレンツェ中央市場)

観光客には大変うれしいディスプレイと価格表示です。生ハム、トマト、オリーブなどとのオードブルをチーズの食べ方を提案してくれています。
ディスプレイのもの以外にもお好みに合わせて盛り合わせてもらえますし、チーズのみを食べたいという注文にも応えてくれます。
中央には乾燥トマト、アーティチョーク、焼きナスオイル漬け、オリーブなどもありチーズとの相性もばっちりです。

ワイン(L’ENOTECA by Sandro Saltan)

フィレンツェ中央市場・ワイン(L’ENOTECA by Sandro Saltan)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ワイン(L’ENOTECA by Sandro Saltan)
フィレンツェ中央市場・エノテカのクロスティーニと生ハムのオードブル
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・エノテカのクロスティーニと生ハムのオードブル
フィレンツェ中央市場・ワイン飲み比べのメニュー
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ワイン飲み比べのメニュー

こちらは60年続く老舗のエノテカの出店です。
定番のキャンティ・クラッシコ、モンタルチーノ、ボルゲリ、モンテプルチアーノはもちろん、その他、世界のワインが揃います。

また、飲み比べのメニューもあり、ボルゲリ3種(20ユーロ)、キャンティ3種(15ユーロ)、モンテプルチーアの3種(18ユーロ)、ブルネッロ・モンタルチーノ3種(22ユーロ)、モンテプルチアーノ、ブルネッロ、ボルゲリ ミックス(22ユーロ)と、二人でシェアして6種を飲み比べなんて良いですね。

ワインに合うクロスティーニ、生ハムなどのオードブルも豊富で、知識のある店員さんがアドバイスしてくれます。

トリュフ/トリュフパスタ(Il Tartufo by Luciano Savini)

フレッシュトリュフのクロスティーニ、トリュフオムレツのパニーニ、トリュフのピアディーナ
筆者撮影:フレッシュトリュフのクロスティーニ、トリュフオムレツのパニーニ、トリュフのピアディーナ
フィレンツェ中央市場・トリュフ/トリュフパスタ(Il Tartufo by Luciano Savini)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・トリュフ/トリュフパスタ(Il Tartufo by Luciano Savini)

こちらのお店では、伝統的なトリュフ料理から、新しいトリュフと食材との融合を楽しませてくれます。
メニューは、トリュフのカルボナーラ(20ユーロ)、黒トリュフのタリオリー二(20ユーロ)、黒トリュフのリゾット(20ユーロ)、黒トリュフのオムレツ(18ユーロ)などがあります。

白トリュフのタリオリーニは29ユーロです。人気の高いトリュフをイタリア旅行の記念にいかがですか。

生ハム・肉・ビステッカ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)

(La Carne e i Salumi by Famiglia Savign)

フィレンツェ中央市場・生ハム・肉・ビステッカ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・肉屋
フィレンツェ中央市場・生ハム・肉・ビステッカ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・肉屋

こちらでは、鶏肉からTボーンステーキまで様々な肉のグリルが食べられます。また、その場で選んだ肉もお好みの焼き方で焼いてくれます。

珍しいチンタ・セネーゼ(旨味が多く脂身少ないそして柔らかシエナ原産の豚)のグリル(15ユーロ)や、ファミリー向けのミックスグリルなどがあります。

Tボーンステーキは、44ユーロ/1キロ、Tボーンステーキフィレ肉付き48ユーロ/1キロです。

生ハムメニューでは、生ハムのパニーノ6ユーロ、生ハムのピアディーナ(発酵させずに焼いた薄焼きパン、クレープのように中に具材を巻いて食べます)などもあります。

トリッパ(Il Bollito e Lo Stracotto)

フィレンツェ中央市場・煮込み料理/トリッパのお店
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・煮込み料理/トリッパのお店
フィレンツェ中央市場・煮込み料理/トリッパのお店のグリーンソース
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・煮込み料理/トリッパのお店のグリーンソース

ここでは煮込み料理が食べられます。看板メニューはトリッパ。主に4つある胃の部分を使った料理のことをさします。
もつ煮込みとよく訳されますが、日本でのもつの意味とは違い、トリッパは、胃の部分だけを使用します。

主なメニューは、フィレンツェ風トリッパの(7ユーロ)、トリッパのバニーノ、タンの煮込みのパニーノ(5ユーロ)、ボッリート(ほほ肉とタンの煮込み、8ユーロ)は、グリーンソース(ニンニク、パセリなどが入ったお肉にピッタリのソース)と共に食します。

ペポーゾ・デル・ブルネレスキ(10ユーロ)は、フィレンツェのドゥオーモのレンガ職人が牛肉を赤ワイン、香草、胡椒を入れてレンガを焼く窯の隅で煮込んだことでうまれた料理です。
そのことからドゥオーモの建築責任者ブルネレスキの名がついています。

味が濃く少量の肉でパンが進み、当時のお金のなかった肉体労働者にもってこいでした。
当時は安い肉をいかに美味しく食べるかという目的で作られましたが、今日では美味しい肉をもっと美味しく食べられる一品です。

パスタ(La pasta fresca by Raimondo Mendolia)

フィレンツェ中央市場・パスタ(La pasta fresca)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・パスタ(La pasta fresca)
フィレンツェ中央市場・パスタ(La pasta fresca)メニュー
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・パスタ(La pasta fresca)メニュー

ある人はカルボナーラ発祥の地であるローマでカルボナーラを食べた後、このお店でカルボナーラを食べ、ローマのものよりここのカルボナーラの方が美味しいと言ったほど、美味しいパスタが食べられます。

注文を受けてから生パスタを茹で、目の前でソースと絡めてくれます。注文をしてお金を払ったら、番号をもらえますので、その番号を呼ばれるまで(英語でも呼んでくれます)10分ほどありますので、飲み物を買いに行ったりするといいと思います。

メニューはカルボナーラ(10ユーロ)、トマトとバジリコソースのニョッキ(7ユーロ)、100%イタリア牛のラグーのリガトーニ(9ユーロ)、ジェノベーゼソースのフジッリ(10ユーロ)などがあります。

ピザ(La Pizzeria by Marco Fierro)

フィレンツェ中央市場・ピザ(La Pizzeria by Marco Fierro)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ピザ(La Pizzeria by Marco Fierro)
フィレンツェ中央市場・ピザ(La Pizzeria by Marco Fierro)メニュー
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ピザ(La Pizzeria by Marco Fierro)メニュー
フィレンツェ中央市場・ピザに欠かせないビール:中央カフェテリアの裏にあります
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ピザに欠かせないビール:中央カフェテリアの裏にあります

注文を聞いてから生地を伸ばし、目の前の窯で焼き上げる本格ナポリピザ。ピザを食べなくともその工程をみているだけで楽しいです。

メニューは、マルゲリータ(トマト、バジリコ、モッツアレラチーズ)、マリナーラ(トマト、バジリコ、ニンニク、ケーパー)、ナポリ(トマト、モッツアレラチーズ、バジリコ、アンチョビ、ケーパー)、カプリ(トマト、水牛のモッツアレラチーズ、バジリコ)、それぞれ7ユーロです。
マニフィコ(いのししのサラミ、羊のチーズクリーム、トリュフ、ミント)は12.50ユーロです。

どれもお馴染みの具材ですが、マニフィコは羊のチーズの独特の匂いがお好きな人にしかお勧めしません。

キアニーナ牛のハンバーガー

(L’Hamburger di Chianina by Trattoria di Enrico Lagorio)

フィレンツェ中央市場・キアニーナ牛のハンバーガー
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・キアニーナ牛のハンバーガー(メニュー)

キアニーナ牛とは、キアーナ渓谷(トスカーナ州からウンブリア州にひろがる渓谷)で生産される白い雄牛です。流通量は一般の牛肉に比べ少なく貴重です。

その肉は、旨味いっぱいの肉汁を含み、脂身が少なく上品で丁度よい弾力があります。
このお店では、保証されたキアニーナ牛を手ごろな価格でハンバーガーでいただけます。

メニューは下記など、豊富に種類があります。
・キアニーナのハンバーガー(8.5ユーロ、ダブルバーガー12.5ユーロ)
・キアニーナのチーズバーガー(8.5ユーロ、ダブルバーガー12.5ユーロ)
・キアニーナのペコリーノチーズバーガー(10ユーロ、ダブルバーガー14ユーロ)
・スペシャル(キアニーナ、トスカーナ産ベーコン、カーチョカヴァッロチーズ10ユーロ)
・ノービレ(キアニーナ、パルミッジャーノチーズクリーム、トリュフ12ユーロ)

寿司屋・日本食(by Il Sushi Mizubiki Toshifumi)

フィレンツェ中央市場・寿司屋/日本食(by Il Sushi Mizubiki Toshifumi)
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・寿司屋/日本食(by Il Sushi Mizubiki Toshifumi)
フィレンツェ中央市場・寿司屋/日本食(by Il Sushi Mizubiki Toshifumi)メニュー
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・寿司屋/日本食(by Il Sushi Mizubiki Toshifumi)メニュー

フィレンツェのイタリアンの名店で修行され、フィレンツェでお店を持ち、オーナシェフとして長年活躍されている日本人シェフのお店です。
ご自身のイタリアレストランの前に日本食のレストランをオープンされ、そのレストランも大繁盛。中央市場にも出店されました。

ここでとにかく食べていただきたいのは、ランプレドット丼です。
フィレンツェのストリートフード、ランプレドット(牛の第四の胃の煮込み)をご飯の上に。イタリア人も寿司を頼まずこちらを頼んでしまうほどの美味しさです。

他にはお好み焼き、おにぎりなどもあり、イタリア飯に疲れた胃にやさしいです。店員さんも皆さん日本人なので、注文なども安心です。

ジェラート(Il Cioccolato e il Gelato by Cristian Beduschi)

フィレンツェ中央市場・ジェラート(Il Cioccolato e il Gelato by Cristian Beduschi)お店
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ジェラート(Il Cioccolato e il Gelato by Cristian Beduschi)お店
フィレンツェ中央市場・ジェラート(Il Cioccolato e il Gelato by Cristian Beduschi)ジェラート商品
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・ジェラート(Il Cioccolato e il Gelato by Cristian Beduschi)ジェラート商品

素材にこだわったジェラテリア。ジェラートはもちろんいうことなしのクオリティー。
しかしここで特記したいのが他のジェラート店ではあまり見られないフルーツとチョコレートのアイスキャンディーです。

色とりどりのフルーツアイスは、100%の果汁、まるで果物を食べているような、しかし果物より美味しい、見た目も大変美しいアイスです。

食べずにそのままお土産にしたいスマイリーのアイスは、ストロベリージェラートをホワイトチョコレートでコーティング。
ひげのアイス(鼻の下で横にしてみましょう。)は、ダークチョコレートでコーティングされたチョコレートジェラート。
ハートのアイスは、ミルクチョコレートでコーティングされたチョコレートジェラートです。

フィレンツェ中央市場のおすすめ朝食グルメ

フィレンツェ中央市場・Le specialità sicilianeのアランチーノとカンノーリ
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・Le specialità sicilianeのアランチーノとカンノーリ
フィレンツェ中央市場・Il pane e la pasticceria の甘いパン
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・Il pane e la pasticceria の甘いパン
フィレンツェ中央市場・Il pane e la pasticceria のカットピザ
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・Il pane e la pasticceria のカットピザ
フィレンツェ中央市場・バール/カフェテリア
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・バール/カフェテリア
フィレンツェ中央市場・スムージー
筆者撮影:フィレンツェ中央市場・スムージー

1階のネブローネでランプレドットのパニーノをガツンと朝食もいいですね。
しかし朝から重すぎるという方や、家族、友人で意見が分かれた場合は、2階のフードコートへ。

フードコートは朝8時から営業していて、ランプレドットからフルーツまで、好きな朝ごはんを個々で選べるので相手に気を遣わず好きな朝ごはんが食べられます。
そして観光客には入りにくい街のバールに比べて注文しやすく、座ったら別料金なのか?などと心配しなくとも、椅子に座ってゆっくりできます。

おすすめの朝食は、天然酵母、石臼でひかれた小麦、保存料、化学着色料を不使用のパンを提供する「Il pane la pasticceria」の甘いパン、カットピザ。
また、「Le Specialità Siciliane」のアランチーノとシチリア銘菓カンノーリ。

飲み物は、カプチーノ(カフェテリアで購入)。手早くすませるなら新鮮野菜、果物のスムージー(Il vegetariano e vegano)。
お味噌汁とおにぎりの日本食の朝食もありますよ。

フィレンツェ中央市場のお土産品(EATALY)

フィレンツェ中央市場EATALY・パスタ
筆者撮影:フィレンツェ中央市場EATALY・パスタ
フィレンツェ中央市場EATALY・コスメ品
筆者撮影:フィレンツェ中央市場EATALY・コスメ品

品質の高いパスタ、パスタソース、食料品、飲料、お菓子、石鹸、台所用品までそろいます。日本語での表記もあってわかりやすいです。
深夜24時まで開いているので、ホテルに帰る前に飲み物、お菓子を買ったり、忘れていたあの人にお土産を買ったりと、とても便利です。

フィレンツェ中央市場の料理教室

フィレンツェ中央市場の料理教室
筆者撮影:フィレンツェ中央市場の料理教室

フィレンツェ中央市場には、一流のシェフが教えてくれる料理教室もあります。

教室終了後は作った料理を食べられます。14歳以上から参加できます。
価格は材料、料理によって変わりますが、75ユーロから130ユーロです。

また、参加しやすい10ユーロのクッキングショーなどもあります。

料理教室プログラム+申し込み・詳細(英語)
COOKING COURSES IN FLORENCE(CUCINA LDM)

 
 
おわりに

いかがでしたか。観光客のみならず現地フィレンツェの人の心もつかむことに成功した中央市場。
一か所で多種多様な品質の高い食材を購入、食せる場所で、サービスも良いです。考えた人はえらいなあ。とつくづく思います。

観光で来られた方はもちろん、ビジネスで来られた方の一人利用も24時までの営業なので、お仕事の後、ちょっとつまみと一杯なども居酒屋風にも使えて、困った時の中央市場です。ぜひご利用ください。