深夜出発や早朝着のフライトを利用する際、その前にどこかでシャワーを浴びることができたらと思ったことはありませんか?
特に最終日のギリギリまで現地でアクティブに過ごして汗をかいた後のフライトならなおさらシャワーを浴びてスッキリしたい!!
筆者は深夜便搭乗前に立ち寄ったノボテル・バンコクスワンナプームエアポートホテルでシャワーを利用しました。
ノボテル・バンコクスワンナプームエアポートとは
ノボテル・バンコクスワンナプームエアポートは名前の通り空港に隣接していて600部屋以上の客室を有する大型ホテルです。
空港の到着フロア4番出口から24時間待機しているシャトルバスが利用できたり、地下通路を通れば雨にも濡れず手軽に移動できます。
ここではバンコク市内からエアポートリンク(空港鉄道)を利用して空港に到着した後のアクセスをご紹介します。
エアポートリンク改札口からのアクセス方法
ホテルまで徒歩での所要時間は7〜8分です。
改札を出たら、空港方面には行かず後方に向かいます。
テイクアウトのドリンク屋さんがいくつかあり、一生懸命フローズンイチゴを吸い込んでいるイチゴのイラストに癒されながら進んでいきます。
そしてHAPPY RICHやスーパーリッチなどの両替所を通り過ぎます。
ちなみにこの両替所は空港内にあるにもかかわらずとてもレートがいいのでおすすめです。この日は両社同じレートでした。
段々閑散としていきます。
BOXTELという簡易ホテルが見えて来ました。
この簡易ホテルにはシャワーやトイレはないそうですが、客室内はカプセルホテルより広く眠るのには快適とのことです。
この辺りからは本当に無人です。
この先にホテルがあるのかと不安になりますが、天井の案内板にノボテルの表示がありますので大丈夫です。あと3分でホテルです。
利用するのはフィットネスのシャワー、利用料金と営業時間は?
着きました。ホテルに入るとまずホテルの方がすぐに声をかけてくれました。
チェックインではなく、シャワーだけ使いたいと伝えると2Fのフィットネスを案内してくれます。同じくSPAもあるようですが、フィットネスの方が安いので間違えないようにしてください。
金額を記入したカードを渡され、フロントで支払うように言われました。
この流れはすべてスタッフがアテンドしてくれます。
シャワーの料金
金額はシャワーの利用(サウナ・ジャグジー込み)で750バーツ(1バーツ=40円)
決して安くはないと思います。
筆者はこの後ソウル便に搭乗し、到着後はすぐに予定があったため利用しました。
ホテルのシャワールームならメイクや持参したヘアアイロンなどをゆっくり使えると思ったからです。
フロントで支払いを済ませると、先ほどからアテンドしてくれているスタッフがエレベーターまで見送ってくれました。何やらトランシーバーで連絡しています。
エレベーターで2階に着くと別のスタッフが出迎えてくれます。
すごいサービスだなぁと感じましたが、その理由はフィットネスエリアに入るにはカードキーが必要だったからのようです。
宿泊客ではないのでキーを持っていないからこのような感じでようやくフィットネスに行けました。
名前はIn Balance Fitness、営業時間は6時から22時です。
22時までに身支度を整えてロッカーキーを返却する必要があります。
内部にはシャワーブースとジャグジーとサウナがあります
フィットネスの受付に立ち寄ります。ここでロッカーキーとバスタオル、フェイスタオルを1枚ずつ渡されます。
スーツケースは受付付近で預かってもらえます。
以前はボトルウォーターもついていたようですが今はありません。
代わりにフィットネスエリアにウォーターサーバーがありました。
フィットネスエリアにある受付を出てロッカーに進みます。
シャワーブースが4つ、ドライサウナとミストサウナがあります。
それぞれ定員4名くらいの小さなサウナですが筆者が利用した時は貸し切り状態でした。
ドライサウナは室温が低いと感じたら石にお湯をかける方式でした。
筆者にとっては初の経験だったので蒸気で手に若干の火傷を負いました。その後すぐ回復しましたが、注意して下さい。
ジャグジーと水風呂もあります。
アメニティ類はシャンプー、コンディショナーとボディソープとボディクリームがありました。
洗顔料や化粧水、乳液はありません。
速乾のドライヤーがあり、急いでいる人には便利でした。
筆者が身支度を整えているころフィットネスを終えて入ってきた方が数名いましたが、ほぼ一人の時間が長くのんびり利用することができました。
特に利用時間に制限はありません。
空港への移動は専用バスで
フロントで空港行のバスについて伺うと、今から呼びますと言われました。
他のホテルのような定時に出発するシャトルバスではなさそうだったので無料かどうか確認すると、ホテルゲストとフィットネス利用者はチャータードバスを用意してくれるようでした。
待つこと約10分、専用バスが到着し先ほどのスタッフに利用する航空会社を聞かれました。車内には誰も乗っておらず、筆者がリクエストしたために来てくれた車のようです。
空港では伝えた通りの航空会社カウンターに一番近い入口で下ろしてもらい、ドライバーさんはダッシュでカートを取りに行きその上にスーツケースを置いてくれました。
素晴らしいサービスに身も心も軽くなり感動しました。
今回はシャワー利用のみの代金でしたが、追加料金でプールとフィットネスマシーンも使えるそうです。
プールはとても広く南国リゾートの雰囲気があり居心地がよさそうでした。
プールサイドでは軽食やカクテルが頂けます。
バンコクは暑いので搭乗前に汗を流してスッキリしたいですよね。
ノボテルのフィットネスにはサウナやジャグジーもついていたので、ゆっくり旅の疲れを癒してから飛行機に乗るとその後の熟睡度が違いました。
ここは、少しだけリッチな気分になれる利用価値の高いシャワー施設です。