みなさんオランダのお菓子と言えば何を思い浮かべますか?あまり知られていないかもしれませんが、オランダにはたくさんのお菓子があるんです。
オランダのこの寒い冬の時期に食べられる定番のスイーツやお菓子も紹介していきます。
オランダのおすすめスイーツ
まずは、オランダのスイーツを紹介していきます!
Stroopwafle (ストロープワッフル)
まずはオランダの一番を代表するスイーツであるストロープワッフルです。
オランダに観光に来たら食べるべきスイーツナンバーワンです。
アムステルダムにある大きなAlbert CuypsMarketという食べ物市場で食べることができるこのRudi’s original stroopwaffles がオランダで一番美味しいと言っても過言ではありません。
ここのストロープワッフルは目の前で焼いてもらったものをその場で味わうことができます。焼き立ての生地はサクサクで中はトロトロのシロップが入っていて最高です。お店の人もとてもフレンドリーは陽気な人が経営していて常に列が並んでいます。
アムステルダムにあるAlbert CuypsMarketには、この店舗以外にもいくつかのストロープワッフルのお店がありますが、絶対にこのお店を選ぶことをおすすめします!
Bossche bol (ボッシュ・ボール)
ボッシュ・ボールとはオランダの’s-Hertogenbosch (スヘルトーヘンボス)という都市で有名なスイーツです。多くの人がこのボッシュ・ボールを食べにこの都市を訪れています。
ボッシュ・ボールとはシュークリームに似たスイーツでシュー生地の中に甘いクリームがぎっしりと詰まっており、周りはガナッシュでコーティングされています。一口食べると甘さが口に広がって甘党には最高のスイーツです。
大きさはシュークリームとほとんど同じくらいの大きさです。周りのガナッシュが結構甘いのでコーヒーと共に楽しむといいと思います。これ以外にも色々なケーキなどありました。また、テイクアウトもできるのでお土産にもおすすめです。
Tompouce (トン・プース)
トン・プースとはオランダやベルギーなどで見られる伝統的なペイストリーです。
手のひらサイズの長方形の形をしたケーキになっており、上下にパイ生地が敷かれており、パイ生地の間にはカスタードクリームに似たような甘いクリームが詰められています。
このケーキはIKEAのような雑貨屋さんであるHEMAや、オランダの代表的なスーパーマーケットであるAlbert Heijnで購入することができます。値段は3〜4ユーロほどで購入することができます。HEMAやAlbert Heijnは街の至るところにあるので大きな都市なら簡単に見つけることができます。
また最近ではSNSで注目を集めているトン・プースをアレンジしたペイストリーも販売されています。これはCrompouce (クロンプース)と言ってcroissant (クロワッサン)とTom pouceを合体させたスイーツです。こちらはAlbert Heijnで6ユーロほどで購入することができます。個人的にはクロンプースの方がクリームとの相性が良くて好みです。
オランダのピンク色が特徴的なケーキはとても海外らしいですね。
Puddingbroodje (プディングブローディェ)
プディングブローディェとはオランダやベルギーで見られる伝統的なペイストリーです。プディングブローディェは日本語に直すとプリンのパンという意味です。そのためパンの間にはプリンのようなカスタードクリームが絞られたパンとなっています。その上には粉砂糖が振りかけられています。
パンはミルクパンのように柔らかく食べやすいパンになっており、中のプリンクリームはバニラ風味でカスタードクリームよりも卵感の弱いクリームになっています。
オランダのパン屋さんでよく販売されているのでこのペイストリーを見つけた際には購入してみてはいかがでしょうか。
Oliebollen (オリボーレン)
オリボーレンとはオランダの冬に食べられる伝統的な揚げドーナツです。
ドーナツ自体には甘さはなく上にかける粉砂糖で甘さを調節することができます。
オリボーレンはにはいくつか種類があり、何も入っていないプレーンのオリボーレン、レーズンの入ったオリボーレン、りんごが入ったオリボーレンなどがあります。外の生地はカリカリは中の生地はモチモチで温めるとより美味しく召し上がることができます。
このドーナツは良くフードトラックで販売されており、1個から購入することができます。新年に近づくとスーパーマーケットなどでもたくさんのオリボーレンの入ったものを購入することができます。色々なオリボーレンを食べてきましたが、正直味はどこでも同じなのでどこで食べても楽しむことができます。
Appelbeignets (アップルベニエ) / Appelflappen (アッペルフラッペン)
アップルベニエまたはアッペルフラッペンとはオランダの伝統的なりんごを使った揚げパンケーキのようなスイーツです。2つともほとんど似たようなスイーツです。
名前の通り、中にはスライスされたりんごは入っており、モチモチの生地に包まれて揚げられています。シナモンと砂糖でコーティングされており、りんごとシナモンの相性が抜群です。
このスイーツはオリボーレンと同じようにフードトラックで販売されているので、オリボーレンを見つけたらスイーツも一緒にあると思います。フードトラックを見つけた際にはぜひこの2つ食べてみてはいかがでしょうか。
Apple pie (アップルパイ)
りんごのスイーツに引き続きオランダの代表的なスイーツであるアップルパイを紹介します。
今回はオランダのアムステルダムで一番人気のwinkle 43のアップルパイを紹介します。
SNSでオランダの人気のアップルパイを調べると必ずこのお店が出てくるので行ってきました。
オランダのアップルパイは日本のとは少し異なり、生地がパイ生地ではなくクッキー生地になっています。
中に入っているりんごは結構大きめてりんごのシャキシャキ感が感じられるアップルパイでした。また、レーズンが入っており、りんごとの相性も抜群でした。オランダ人はアップルパイを頼む時に必ずホイップクリームを添えて食べます。アップルパイ自体はそこまで甘さは強くないので、ホイップクリームをつけることをおすすめします。
Poffertjes (ポッフェチェス)
ポッフェチェスとはオランダを代表するミニパンケーキです。ポッフェチェスの特徴的なところは、このたこ焼き機械のようなポッフェチェス専用の機械です。この中に生地を注いで一枚、一枚焼かれていきます。
甘さは控えめて、一般的な食べ方は粉砂糖を振りかけて食べることです。しかし、トッピングも豊富なので、チョコレートソース、ストロベリーソースなどをトッピングとして追加するのも人気です。私のおすすめはロータスのビスコフソースをかけることです。
ポッフェチェスはカフェなどでも食べられることができますが、オランダに訪れた際にはマーケットなどで販売されているものをおすすめします。焼いているところを見るのもポッフェチェスを食べる時の醍醐味です。
オランダの定番のお菓子
次に、オランダの定番のお菓子を紹介していきます!手軽にスーパーマーケットなどで購入することができるのでおすすめです。
Pepernoten (ペイパーノート)
ペイパーノートとはオランダの冬の時期に定番の小さなクッキーです。普通のクッキーよりも小さくて可愛いスパイスのクッキーになっています。プレーンの物もあれば、チョコレートでコーティングされたもの、中にチョコレートチップが入ったものなど豊富な種類のペイパーノートがあります。
この時期になるとスーパーマーケットに行くと必ずお菓子コーナーで見かけます。プレーンのペイパーノートも美味しいですが、ヘーゼルナッツチョコレートでコーティングされたものがとても美味しいので見つけた際には購入してみてはいかがでしょうか。
オランダのAlbert Heijn, Jumbo, ALDIなど、どこのスーパーマーケットでも購入することができます。値段は2〜3ユーロです。
Roze koeken (ロゼ・クーク)
オランダではよくピンクのお菓子見かけることがあるので、またまたトン・プースに引き続き海外らしいお菓子を紹介していきます。
ロゼ・クークはピンクのアイシングで表面がコーティングされており、下の生地は柔らかいバターケーキのお菓子です。オランダ人にオランダのお菓子を聞くとこのお菓子を紹介されたのでオランダではよく食べられている人気のお菓子であるということがわかります。
味はアイシングのところはとても甘くて砂糖を食べているような感覚て、下のバターケーキは素朴な味で美味しかったです。
こちらはAlbert Heijnで1ユーロほどで購入することができるので、オランダらしいお土産としていかがでしょうか。
Gevulde Koek (へフルデ・クック)
へフルデ・クックとはオランダの伝統的なアーモンドのクッキーで、オランダ語を日本語に訳すと「中に詰まったクッキー」という意味です。
大きめの厚焼きクッキーのような形をしており、中にはアーモンドのペーストが詰まっています。また、シナモンのようなスパイスの入ったクッキーになっているので独特な味がします。
食感は柔らかく、噛む応えのあるクッキーです。
こちらもAlbert HeijnやJumboなどで購入することがでいます。値段は約60セントで1ユーロなので手軽に購入することができます。
Speculaas (スペーキュラース)
スペーキュラースはオランダやベルギーで人気のスパイスクッキーです。
シナモン、ナツメグ、ジンジャー、カルダモンなどさまざまなスパイスは使用されており、独特な風味があります。
オランダのAlbert Heijnにはたくさんのスペーキュラースがありました、ケーキ、クッキーなど至るところでこのお菓子を見かけます。
値段は2〜4ユーロほどで購入することができます。日本にはスパイスを使ったお菓子はあまりないのでオランダのユニークなお菓子をお土産として渡すと喜ばれるかもしれませんね。
Kaas snacks (チーズのお菓子)
オランダといえば有名な食べ物はチーズです。オランダには代表するチーズがいくつかあり、チーズマーケットも開かれるほどチーズに馴染みのある国になっています。
そのためオランダのスーパーマーケットにもチーズのお菓子で溢れています。チーズ好きであればどれも美味しいと感じると思います。個人的におすすめはVerkadeのオニオンチーズのクラッカーです。
チーズのお菓子はそれも2~3ユーロほどで購入することができるので、オランダのお土産にもってこいのものになりますね。
こちらの記事にはスイーツだけでなく、オランダのグルメも紹介しているのでご覧ください
いかがでしたか?オランダにはピンクのスイーツやスパイスを使ったお菓子など、日本では味わうことのできない珍しいスイーツやお菓子の紹介をしました。オランダに訪れる際にはぜひこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?