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【便利&安い】ホーチミンのメトロ(地下鉄)が観光にも便利だった!

ホーチミンのメトロ(地下鉄)の駅 ベトナム旅行・観光
この記事のライター

こんにちはマレーシア 在住のyazuです。
趣味はコーヒーと旅行です。
マレーシアでは夫と共にハプニング満載の生活を送っています。

マレーシアのことを知れば知るほど、文化や考え方の違いを学ぶことができ
良い意味で私自身の考え方も少しずつ変わってきました。

東南アジアを中心に旅行に行くのも好きで、
旅行では街歩きを中心にいろいろな場所を発見するのを楽しんでいます。
また大好きなコーヒーを現地で飲むことも楽しみにしています。

マレーシアの生活や、旅行を通して、外国の魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。

2024年12月にホーチミンのメトロがついにオープン!
今回ホーチミンへ旅行に来た際に、早速利用してみました。
外国人観光客にも非常に使いやすく、観光にも便利だったため、私たちはとても重宝しました。
今回はホーチミンメトロの乗り方、実際に乗ってみた感想、地元の反応についてレポートします。

ホーチミンメトロとは?

ホーチミンメトロの路線図マップ
(路線図:2025年12月現在は青い部分のみ運行しています)

メトロはホーチミン市内を走る地下鉄です。
といっても、地下を走る部分は少なく、ホーチミン市内の上を走る部分が多い印象です。
そのため、ホーチミン市内を見渡しながら移動できます。

どうやら円借款を活用したプロジェクトで、日本の技術も導入されているそうです。
そのせいか、整然とした駅の様子や、シンプルで機能的なプラットホームの雰囲気にどこか親しみを感じました。

メトロが走っている区間・路線

ホーチミンのメトロが走っている区間・路線
(プラットフォームに表示された時刻表)

将来的に、ホーチミン市内全域を網羅する予定のようですが、現在走っているのは1路線だけです。実際に走っている区間や運行間隔について下記にまとめました。

  • 乗車時間:全区間30分
  • 運行間隔:10〜15分
  • 路線数 :14駅(そのうち地下は3駅)
  • 走っている区間:ベンタイン駅(ホーチミン市中心部。ベンタイン市場などが近くにあります)〜スオイティエン駅(北東部)

運行間隔が10〜15分なので「長く待たされて待ちくたびれた」という印象は受けませんでした。
また、今回は特に時刻表を調べることなく利用しましたが、不便さも感じませんでした。

ホーチミンのメトロ ルート1の路線図(参照:Metro schedule Ho Chi Minh city)

気になる乗車料金は?

メトロの利用料金は、7,000〜20,000VND程度(約40円~120円)ほど。

日本に比べると格安で移動できるのは、大きなメリットです。

また、ベトナム旅行では、grabタクシーやバイクを利用することも多いですが、grabに比べるとかなり安く移動できます。

支払い方法は?

ホーチミンの地下鉄駅の、クレジットカード払いが可能なタッチパネル式のチケット購入用のマシン
(クレジットカード払いが可能なタッチパネル式のチケット購入用のマシン)

支払い方法はいくつかあり、下記のとおりです。

支払い方法の種類方法
MoMo(ベトナムの電子決算アプリ)・解説口でアプリをかざして利用する
・ベトナムの銀行口座が必要
現金払い改札口で現金を支払いチケットを購入する
クレジットカード払い・2種類の方法があり、外国人も使用できる
・電子パネルでクレジットカードを使ってQRコードを購入する方法
・クレジットカードを改札口に直接かざす方法

外国人観光客にとって利用しやすいのは、クレジットカード払いです。

クレジットカード払いの場合、改札口付近にある電子パネルでQRコードを取得し、QRコードを改札口でかざす方法と、クレジットカードを直接改札口にかざす方法があります。

QRコードを取得する方法は、1つのクレジットカードで数人分のチケットを一気に購入可能です。
家族旅行などで各自がクレジットカードを所有していない場合のチケット購入に便利です。

クレジットカードを直接かざして利用する方法だと、チケットの購入などの労力を省けます。
また、クレジットカードの海外旅行保険を利用したい場合にも便利です(交通機関での利用に限るなどの条件がついている場合)。

ホーチミンメトロを実際に利用した感想

ホーチミンの地下鉄の車内の様子
(車内の様子。予想に反して地元の人が大勢乗っていました)

今回私たちは、2区のホテルに滞在していたので、1区に移動する際にホーチミンメトロを利用してみました。実際に利用してみたときに感じた感想は、次のとおりです。

  • 支払いが簡単
  • 意外と地元の人が多い
  • ベトナム人はマナーが良くて気持ちが良い

支払いが簡単

ホーチミンのメトロのクレジットカード・QRコードマシン
(解説口にあるマシン。これにカードのイラストの部分にクレジットカードをかざします。
QRコードの場合は下についているマシンで読み取ります)

私たち外国人観光客は、ベトナムの銀行口座を持っていないので、MoMoはできません。
必然的に現金払いかクレジットカード払いの方法となります。

今回は現金をあまり持っていなかったので、クレジットカードを利用してみました。
QRコードを取得する場合と、クレジットカードを直接かざす両方の方法で利用してみましたが、どちらも簡単でした。

ただ、QRコードの紙が出てくる際に途中で詰まってしまうというハプニングも。
QRコードの紙は薄くレシートのような質感なので、詰まったり敗れたりといったことが起きやすいのかもしれません。
そんな場合は、近くにいる係の人に伝えると対応してくれます。

意外と地元の人が多い

実際に乗ってみると、地元の人の利用率が高いなと感じました。
私たちが乗った時刻は、昼の12時近くで通勤や通学ラッシュの時間帯とはあまり関係ありません。けれども、地元らしき人たちが結構利用していました。
満員とはいかないまでも、ある程度の人が座っており、立っている人もちらほら。

勝手に、外国人観光客が利用しているか、電車が空いている様子をイメージしていたためびっくりしました。
実際ホーチミンに住んでいる人に聞いてみると「地元の利用客は少ないと思っていたけど、結構多い」とのことです。
ホーチミンメトロが地元市民の生活の一部になっている様子が、垣間見られました。

ベトナム人はマナーが良くて気持ちが良い

ホーチミンのメトロ駅から見える風景
(ホーチミンのメトロ駅から見える風景)

ホーチミンメトロを利用して強く感じたのは、地元の方たちのマナーが良くて気持ちが良いことです。年齢に限らず、席を譲り合っている様子や、席を譲られたときに笑顔で感謝している様子を見かけました。

例えば、私が車内で立っているとわざわざ「ここに席があるよ」と教えてくれました。
また、席を他の人に譲ったときには丁寧にお礼をされ、私が電車を降りるときには手を振って挨拶してくれたことも。
ただ「もうすぐ降りるから」という理由で譲っただけなのに、ここまでフレンドリー&丁寧に対応してくれてとても温かい気持ちになりました。
ちょっとしたことですが、旅行中に爽やかな気持ちでメトロを利用できたので、利用して良かったです。

ホーチミンメトロを利用するメリット

ホーチミン、Thao Dien Station タオディエン駅の外観
(Thao Dien Station タオディエン駅の外観)

ホーチミン旅行でメトロを利用するメリットは、次のとおりです。

  • 1区と2区(タオディエンエリア)の行き来が楽になる!
  • 移動方法の幅が広がる
  • 交通料金が非常に安い
  • ホーチミン観光気分を楽しめる

1区と2区(タオディエンエリア)の行き来が楽になる!

ベトナムホーチミンを旅行する場合、多くの観光客が訪れるのは1区と2区(タオディエンエリア)です。
1区は、ホーチミンの観光の中心街であり、オペラハウスや郵便局などの有名な建築物や、ベンタイン市場などが集まっているエリア。
快適なホテルが多くあり、観光しやすいので、1区に滞在することを好む観光客は少なくありません。

一方で、2区はおしゃれなカフェやショップが多いエリア。
1区に比べてゆったりしているので、カフェ巡りしたり、ショッピングしたりと自分のペースで過ごしたい人に人気です。
そして、ベトナムの可愛い雑貨を購入したい人にとって、ホットなエリアでもあります。

そのため、1区と2区を行き来する観光客は多いのです。
この1区と2区の間にメトロが走っているため、移動がとても楽になりました。

実際、私たちが利用したときにもあっという間に到着したという印象です。

移動方法の幅が広がる

ホーチミン・メトロのプラットフォームの様子
(ホーチミン・メトロのプラットフォームの様子)

ホーチミン観光の際の、移動方法の幅が広がったと感じました。
特に私たちは、主にホーチミンの旅行では1区と2区をウロウロすることが多かったのですが、その間の移動はgrabタクシーかバイクでした。
grabのアプリは外国人にも使いやすくとても便利なのですが、何しろ交通量が多い街中の移動には時間がかかったのも事実。

特に、grabタクシーだと、渋滞にハマったりバイクの合間を縫って走ったりする必要があるのでなかなか先に進みません。ほんのちょっとの距離なのに、時間がかかることもありました。

その点、メトロは渋滞に関係なく移動できます。
荷物を持っているときや疲れているとき、目的地が駅から遠いときにはgrab、気軽に観光するときにはメトロといった具合に交通手段を選べるので便利です。

交通料金が非常に安い

上記でも紹介したように、メトロの交通料金は7,000〜20,000VND程度(約40円~120円)と安いのは、非常に大きなメリットです。
また、1日券(40,000VND)や3日券(90,000VND)もあるため、メトロを頻繁に使う予定の方は交通料金を抑えられます。

いろいろな場所を行ったり来たりする場合、気がついたら交通料金が高くなっていたということも少なくありません(特に1区と2区を行き来する場合)。
この場合でもメトロを利用するとリーズナブルです。

ホーチミン観光気分を楽しめる

ホーチミンのメトロからみた景色
(ホーチミンのメトロからみた景色)

メトロは地下鉄ですが、モノレールのようにホーチミン市内の上を走っていることも多いため、ホーチミンの街並みを一望できます。
今までホーチミンには比較的頻繁に来ていましたが、今回初めて街並みをゆっくりと眺められた気がします。

全区間30分、往復しても1時間程度なので、あえてメトロでホーチミンを巡り、観光気分を楽しむのもおすすめです。

駅周辺のホテルを予約するととても便利!

メトロを十分に利用するためには、駅周辺のホテルに予約するととても便利です。
私たちは今回、本当に偶然にタオディエン駅(Thao Dien Station)から徒歩5分以内にある場所のホテルに宿泊しました。
そのため、1区への移動にメトロを積極的に利用できたのでとても助かりました。
メトロを利用する場合は、ホテル選びでは立地をさらにしっかりと選ぶことが重要になってきそうです。

ホーチミンメトロは自由に観光したい人にはおすすめ!

ホーチミンのメトロの改札口の様子
(ホーチミンのメトロの改札口の様子)

今回ホーチミンメトロを試してみてとても気に入りました。
外国人にも利用しやすい支払い制度や、ベトナム市民の皆さんのマナーや人柄の良さのおかげで、気持ちよく利用できました。
また個人的に、旅行ではできるだけ街歩きをしたいなと思っているため、メトロに乗ることで街を歩く機会が増えた気がします。
道端で気になったお店やカフェに入ってみたりと、新しい発見もできます。

ホーチミンメトロは自由に観光したい人や、電車に乗るのが大好きな人におすすめです。


この記事のライター

こんにちはマレーシア 在住のyazuです。
趣味はコーヒーと旅行です。
マレーシアでは夫と共にハプニング満載の生活を送っています。

マレーシアのことを知れば知るほど、文化や考え方の違いを学ぶことができ
良い意味で私自身の考え方も少しずつ変わってきました。

東南アジアを中心に旅行に行くのも好きで、
旅行では街歩きを中心にいろいろな場所を発見するのを楽しんでいます。
また大好きなコーヒーを現地で飲むことも楽しみにしています。

マレーシアの生活や、旅行を通して、外国の魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。

ベトナム旅行・観光
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