みなさん、証明写真撮影って得意ですか?筆者はいつもびっくり顔か魂が抜けた表情になってしまいます。
CAやアナウンサーを目指す人向けの写真スタジオは綺麗に撮れると聞くものの、値段が高いイメージですよね。
証明写真って必要に迫られて撮りに行くから駅に設置された証明写真機で撮るし、それで十分ですよね。仕上がりはそれなりでも。
そのようにお考えの方がいらっしゃったら、次回の韓国・ソウル旅行のついでに証明写真を撮ってみませんか?
日本では無人の写真機で撮るのが普通でも、ソウルはフォトスタジオに行ってプロのカメラマンに撮ってもらうのが主流で、そのあと綺麗に修正されるまでがセットなんです。
そして値段も驚くほど安く、大満足の仕上がりになりますよ!!
今回撮影した韓国・ソウルのフォトスタジオ
筆者が訪れたのは弘大にあるスタジオフォトバイ(포토바이 photobi)です。
駅からスタジオまでの行き方
- 1弘大入口駅9番出口を出ます。
- 29番出口を出たらすぐ左に曲がり、
- 3右手にABCマートを見ながら進みます。
- 4路面が赤い色の道が見えたら、
- 5左に曲がります。
セブンイレブンの手前を右に曲がり、 - 61分くらい真っすぐ進むと、到着です。
弘大エリアはフォトスタジオの激戦区
弘大エリアは弘益大学が位置し、アートや音楽に敏感な若者が集まるカルチャーの中心地。
学生が多いことから写真スタジオが多く点在します。
そんな写真スタジオ激戦区の弘大でひっきりなしにお客さんが訪れるスタジオフォトバイ。
筆者も今回で3度目の訪問です。
予約方法と当日の撮影までの流れ
HPにアクセスして撮影日と時間枠を選びます。1つの時間帯に撮影できる写真は1枚だけなので、ID用と芸能人のようなポートレート用など用途が違う場合は2コマの予約が必要です。
予約時間は撮影が開始される時間です。背景色やイメージを伝えるアンケート用紙の記入やメイク直しのためにも10分前には到着しましょう。
撮影当日のアンケート用紙(日本語)
アンケート用紙は日本語バージョンをもらいました。
用途によって背景色は白、正面を向いて真顔で、など制約があります。
また旅の思い出ならアーティストの宣材写真のような普段撮れないようなポーズも良いかと思います。
撮影料金の一覧
料金はID用は30,000w、プロフィール写真は60,000wです。
修正のレベルも選ぶことができます。
筆者はいつもLevel2 をチョイスしています。
でもいつかLevel3の「自分じゃなくていい」を選びたいと思っています。別人になれるのでしょうか…
写真の種類 | 料金 |
---|---|
証明写真 ID・パスポート用 | 30,000w |
証明写真 プロフィール写真 | 60,000w |
証明写真 フルパッケージ | 80,000w |
グループ写真 | 2-3人:60,000w 4-5人:80,000w |
背景色によって写真の印象が変わるため、壁に貼ってあるサンプルを参考にすると良いですよ。
撮影前のヘアメイク
アンケートを提出し、最後のヘアメイクを直します。
筆者はヘアアイロンやミストなどをお借りして気になる箇所を直しながら、顔の表情筋を緩めるべくずっと変顔をしていました。
背後では台湾と韓国のお客さんが来店した様子。
前回もそうでしたが、国際色豊かなスタジオです。
このスタジオの良い点は、スーツのレンタルができることです。
カチッとした証明写真を撮りたいけど、旅行に持っていくには荷物になるし…と困りますよね。
Photobiさんでは無料でスーツをレンタルできます。
もしサイズが少し大きくて腕などにしわが寄ってしまっても、撮影後の修正で余分なしわが消えるのです。安心してお借りすることができますよ。
証明写真・撮影スタート!
10畳くらいのスペースを有するスタジオで撮影開始です。カメラマンさんは女性でした。
英語とジェスチャーでポージングを指示してくれます。
撮影時間は約10分、その間さまざまな角度で何ショットも撮ってくれます。
筆者は先ほどの表情筋トレーニングの効果が出なかったのか表情が硬いことを感じましたが、その都度カメラマンさんが諦めず指示を出してくれました。
表情を変えると今度は姿勢が崩れます。顔と身体の無限のループ。一般人の限界。それでも優しく直してくれます。
何ともありがたい…。優しい…。
撮影後は音速でレタッチ?!
撮影後はスタジオの隣にある場所でPhotoshopによるレタッチ作業です。
筆者の場合、レタッチ担当のレタッチ職人さんが事前に5枚ほどピックアップしてくれたものから1枚選びました。
最終的に選んだ1枚でさえ現実は正直です。
これが筆者のリアルか、と嘆きながらも職人さんが目まぐるしい速さで修正してくれます。
修正レベルを事前に伝えてあるのである程度一気に修正してくれました。
その後はホクロを消すか、顔の輪郭を細くするか、髪の頭頂部のボリュームを出した方が良いか、など逐一聞いてくれます。
どんどん修正が進んで、なんだかPCの向こうでは若返った筆者が現れ始めました。
最後に現物でもらうサイズを確認して終了です。
データはその後すぐ、設置されているPCに自分のメールアドレスを打ち込んで送信します。
ポストカード大が1枚、3×4cmが10枚、その中間サイズが2枚現物でもらえます。
もちろんデータでも2サイズでもらえ、30,000wで理想の証明写真が完成です。
まとめ:ソウルで証明写真を撮るには
あとはカメラマンさんとレタッチ職人さんが全力でサポートしてくれます。
スタジオの滞在時間は約40分。
次回のソウル旅行の空き時間に、いつもと違う証明写真撮影をおススメします!!