現在オランダ在住者が紹介する手軽に買えて喜ばれるオランダのお土産紹介19選
実はオランダってこんな国だったの!?
みなさんはオランダと言ったらどんなお土産を思い浮かべますか?
お土産を買って帰りたいけれど何を買えばいいのか決まらない。。。旅行に行くと目新しいものがたくさんあって全てが欲しくなりますよね。
今回はオランダで気軽に購入ができるお土産を19個紹介します。大量に購入ができて値段もお手頃なのでたくさんの人に渡したい人には必見です!現在オランダ在住者が教えるおすすめのお土産を紹介していきます。
オランダでおすすめの雑貨のお土産
ミッフィーのグッズ
日本でも可愛いキャラクターの1つとして知られているミッフィーのお土産を紹介します。ミッフィーはオランダのユトレヒト出身の絵本作家ディック・ブルーナによって生み出されたキャラクターです。
実は、オランダではミッフィーと言う名前ではなく、オランダ語でNijntje (ナインチェ)と言う名前で知られています。そのため、オランダではたくさんのミッフィーのグッズを手に入れることができたり、ユトレヒトでは実際にNijntje Museum(ナインチェミュージアム)に入ることができたりなど、ミッフィーの世界を楽しむことができます。実際に訪れると入り口に日本語で説明が書かれていました!
日本との繋がりもあるみたいですね!
実際にミュージアムの中に入るには料金がかかりますが、お土産を見たり、購入するだけでしたら無料で行うことができます。絵本、ぬいぐるみ、キーホルダーなどの可愛らしいグッズがたくさんありました。
ユトレヒトの街中のミッフィー作品
実はミッフィーの街として知られているユトレヒトには街の至るところにミッフィーの作品が隠れています。これらは私が見つけたミッフィーの作品です。信号機のライトのデザインがミッフィーになっていたり、ミッフィーの銅像の顔がブルーナさんの顔のようにペイントされてたりなど、ユニークで可愛いミッフィーが隠れています。
まだまだ隠れているミッフィーがいると思うので、ユトレヒトに訪れる際には隠れミッフィーを探してみてはいかかでしょうか!
ミッフィーグッズのお土産・限定品はHEMAがおすすめ
気軽にミッフィーのグッズを買うならHEMAがおすすめです。HEMAはIKEAのような雑貨屋でオランダの至るところにあります。
また、首都のアムステルダムでは現地でしか買うことのできない伝統や風景を生かしたデザインの服を着たぬいぐるみが販売されているそうなので、オランダに来たら限定品を手に入れることができるかも知れません。時期によっても売り切れていたり、販売していない可能性があったりするので見つけるのが大変な可能性もあります。
Dallie&Kamille (ダリー&カミーユ) の雑貨
Dallie&Kamille (ダリー&カミーユ)とは1974年にアムステルダムで創業されたオランダを拠点とするおしゃれな雑貨屋さんです。キッチン用品、調理器具、トイレタリー用品など環境に配慮した自然素材やリサイクル素材を使用した製品が販売されています。
無印用品のようなお店で、シンプルなデザインの商品が取り揃えられています。落ち着いた雰囲気のある店内は商品を見ているだけでも居心地の良い時間を過ごすことができます。
トートバッグや石鹸のお土産
シンプルで可愛いデザインのトートバックや巾着などは5ユーロ以下で購入することができます。生地が頑丈ではないので軽いものなどを入れる時に便利だと思います。
また、様々な香りの石鹸の種類が豊富に取り揃えられています。色々匂いを試した結果、Katoen (コットン)という匂いの石鹸が一番素敵な香りでした。大きい方は4~5ユーロ、小さい方は2ユーロ以下で購入することができます。レジではセルフレジと普通のレジの2種類がありますが、普通のレジの場合だと店員さんにラッピングをするかどうか尋ねられるのでぜひお願いしましょう。無料で可愛く梱包をしてくれます。
玄関に飾っておくだけで見た目も匂いも素敵なのでぜひお土産にいかかでしょうか。
Vincent van Gogh (フィンセント・ファン・ゴッホ)のグッズ
オランダの有名な画家であるVincent van Gogh (フィンセント・ファン・ゴッホ)のグッズについて紹介していきます。
オランダのお土産屋にはゴッホの作品のデザインを取り入れたグッズなどをよく見かけることがあります。アムステルダムのゴッホ美術館の美術館内に設けられているミュージアムショップではゴッホの作品を取り入れた公式のグッズを購入することができます。
ゴッホの代表的な作品である星月夜、ひまわり、自画像などの名作を使用したバッグ、マグネット、水筒、マグカップ、手鏡、文房具、キーホルダーなど様々なアートグッズや商品が販売されています。ミュージアムの金額なのでそれなりの値段はします。
手軽に持ち帰ることのできる商品が販売されているのでオランダの思い出を残しておきたいという方にはおすすめのお土産店です。
木靴(実際に履く靴やキーホルダー)
「木靴」は、オランダの農地地域などで昔から使用されてきた木材をくり抜いて作られた、伝統的な木靴です。湿気のある地域では農業のための靴として使われていることがあります。
伝統的な木靴は定番のお土産としてお土産屋に行くと必ずと言っていいほどたくさんのデザイン、色、大きさの木靴が販売されています。色もデザインもカラフルなものがたくさん取り揃えられているので選ぶのがとても楽しいです。
小さなキーホルダーサイズのものから、実際に履くことのできる靴のサイズまでありました。
実際に履くとなると木でできているので普通の靴に比べると歩きにくくて痛いイメージがありますね。お土産でしたらキーホルダーのタイプの木靴を購入することをおすすめします!
小さいキーホルダータイプのものでしたら2~3ユーロで購入することができます。
オランダの木靴の写真スポット
また、オランダには巨大な木靴の写真スポットがいくつかあります。写真は3月下旬〜5月上旬の期間に訪れることのできるキューケンホフ(Keukenhof)と呼ばれるオランダのチューリップ畑で撮りました。
巨大な木靴の中に足を入れて写真を撮るスタイルが観光客に人気です。オランダ各地には様々な写真スポットがあるので見つけては思い出として写真に収めておくのも良い機会になりますね。
ハガキ・ポストカード
オランダのハガキ・ポストカードは観光地やお土産屋でよく購入される人気のお土産の1つです。
観光地では地域の名所や風景が描かれた絵葉書があります。
また、チューリップ畑、風車、伝統的な建物の写真や絵が描かれているなどとても素敵な絵葉書ばかりです。友達や家族に送るのも良いですし、お部屋に飾っておくのにも良いですね。
Nijntje Musuemでは可愛らしいミッフィーのハガキなどもありました!
1~2ユーロで購入することができ、購入した際には切手も一緒に購入することができます。2ユーロのハガキは髪質も分厚くしっかりとしており、写真の部分は光沢がついているのでとても素敵な絵葉書だと思いました。
チューリップの雑貨・球根・種
オランダといえばチューリップであり、オランダの象徴的な花として知られています。
世界最大のチューリップの生産国であり、毎年春になると色鮮やかなチューリップが咲き誇ります。
そんなオランダにはチューリップのキーホルダー、マグネット、絵葉書などオランダらしいお土産を購入することができます。また、様々な品種のチューリップの球根や種なども販売されており、色鮮やかでとても可愛らしいです。
アムステルダム・スキポール空港では様々なチューリップの雑貨を購入することができます。フライト前にカラフルで可愛らしいチューリップのお土産をぜひ買ってみてはいかがでしょうか。
注意点としてオランダから日本への植物の持ち込みは何かと検査がいるらしいので、空港で厄介なことにならないようにするには植物は持ち込まないことです。
キャンドル
あまり知られていないと思いますが、オランダはキャンドルに関する豊かな伝統を持つ国であり、オランダ人の生活習慣や文化に深く関与しています。キャンドルがオランダ人の日常生活に馴染んだ存在であるため、オランダの雑貨屋、スーパー、HEMAなど気軽に購入することができます。
キャンドルは種類、サイズ、お店によって値段が異なりますが、写真のような細長いものでしたら1本3.5ユーロで購入することができます。様々な形、長さ、色、デザインがあるのでお気に入りのキャンドルを購入してみてはいかがでしょうか。
オランダでおすすめの食べ物のお土産
チーズ(お土産の定番ゴーダチーズ)
オランダの有名な食べ物いえばチーズ!スーパーや市場には何十種類もの豊富な種類のチーズが並べられています。代表的なチーズの種類はゴーダチーズで定番のお土産となっています。オランダのチーズは濃厚でコクがあってとっても美味しいです。
チーズ専門店のお店では実際に様々な種類の味のチーズを試食することができるので、自分のテイストに合ったお気に入りのチーズを購入することができます。
チーズの値段は種類、サイズ、品質によって異なるため値段をお伝えするのは難しいですか、日本で購入するよりも安く手に入れることができます。
しかし、オランダから日本にチーズを持ち込む際には規制や制限があるようなので事前に調べてから購入する必要があります。
ゴーダチーズ市場
オランダで有名なチーズといえばゴーダチーズですが、実際にオランダにはゴーダという街があることをご存知でしたか?
オランダの南ホラント州に位置するゴーダチーズが有名なゴーダ市ではゴーダチーズ市場が毎週木曜日の午前10時から午後1時の間に開催されています。
広場には巨大なゴーダチーズがたくさん並べられており、チーズ農家の伝統的なチーズの販売取引を目の前で見ることができます。ゴーダ市はチーズも有名ですが、街自体が深い歴史や数世紀にわたる伝統を持っているため、ゴシック様式の教会などがありとても趣があります。
パン
オランダでは主食がパンとじゃがいもであるため、オランダのスーパーや市場には様々な種類のパンが販売されています。白パン、全粒粉パン、ライ麦パンなどパンだけでも数百種類存在するそうです!
オランダで売られているパンは量もたくさん入っており、値段も1~3ユーロで購入することができるので家族にお土産として買っていくと喜ばれるのではないでしょうか。日本はパンの種類が少ないのでオランダの豊富な種類のパンを味わってみてほしいです!
また、オランダのスーパーにはこのように梱包されているパンだけでなくお惣菜パンや甘いパンなどパン屋のように色々な種類のパンが並べられているのでオランダのスーパーに行った際には食べてみてください。
Erwtensoep (エルテンスープ)
オランダの冬に食べられる伝統的なグリーン豆のスープです。にんじん、じゃがいも、玉ねぎなどの野菜とソーセージがトロトロに煮込まれているオランダの人々にとって心温まるスープです。グリーン豆が苦手な人もいるかもしれませんが、これは本当に美味しいです!
オランダのAlbert Heijnというスーパーでは袋タイプのものから、缶タイプのものを2~3ユーロで購入することができます。袋タイプのものは2〜3人前で、袋から鍋に出して温めるだけで簡単に食べることができます。お土産として購入して冬の寒い季節に食べるとオランダの食文化を日本でも味わうことができます。
■関連ページ:オランダの料理・グルメ16選
こちらのページでは、オランダのグルメ・スイーツ・お菓子を紹介していますので、オランダに訪れる時、オランダの料理を食べたい時に参考にしてみて下さい。
オランダでおすすめのお菓子のお土産
最後にオランダで購入することのできるおすすめのお菓子を紹介します。
これらは全てオランダのAlbert Heijnというスーパーで購入することができるので気軽に購入することができます。
Stroopwafels (ストロープワッフル)
オランダの伝統的な甘いスイーツ、ストロープワッフルです。サクサクの生地の中に柔らかいキャラメルソースが挟まれています。オランダのスーパーでは直径10センチ程度のワッフルと小さいサイズのワッフルの種類のサイズを購入することができます。
約2ユーロ前後で購入することができます。2つとも味は同じですが、個人的に大きなサイズは日本で見たことがないのでおすすめです!
また、大きいサイズのものだとオランダ特有の食べ方としても食べることができます。暖かい紅茶やコーヒーのコップの上にワッフルを置いてキャラメルが溶けてから食べるのが美味しい食べ方です!
お土産屋では特別な缶のパッケージにデザインが描かれているタイプのものもあります。
ワッフル元祖のお店でお土産を
さらに、ゴーダチーズで紹介したゴーダ市にはワッフル元祖のお店として有名な1792年に設立されたKamphuisen Siroopwafelfabriek というお店があります。ワッフルの生地が一般的なものと比べるとよりサクサクで高級な味がします。ワッフルのみならず、キャラメルシロップなども販売されていました。ぜひお土産にいかがでしょうか。
Liquorice(リコリス)
リコリスとは独特な風味と味わいをもつ、甘味の根から作れられるハードタイプのグミキャンディーです。オランダのスーパーや市場では様々な種類のタイプのリコリスを購入することができます。甘いものから塩気のあるものまで様々あるので購入する前にチェックしましょう。
日本ではあまり馴染みのないキャンディーなのでお土産として買っておくのも面白いと思います。日本には無い味なので好き嫌いが分かれる可能性があるので買い過ぎには注意です。
スーパーでは約2ユーロで購入することができます。また、市場では自分で好きなリコリスのキャンディーを選んで購入することができます。
Katja (カチャ)
海外のキャンディーはカラフルで可愛らしい見た目をしていてお土産として買って行くと映えること間違いなし!今回紹介するお菓子はオランダのお菓子メーカーでグミやキャンディーやリコリスなどで有名なKatjaというブランドです。
何よりも個性的でカラフルなパッケージが特徴的で可愛らしいですね。いちご、オレンジ、りんご、ぶどう、レモンなどフルーツ風味の味などがあります。
日本のグミは一般的な内容量は50~100gあたりですが、オランダのグミは100~200gも入っています。値段は約2~3ユーロで購入することができます。
Chocomel(ショコメル)
ショコメルとはいわゆるオランダのチョコレートミルクです。紙パック入りや缶入りの両方のパッケージで販売されており、缶入りタイプのものは持ち運びがしやすくおすすめです。
値段は約2ユーロです。高品質のココアを使用しているので濃厚でクリーミな味わいです。温めても冷たくしても美味しくいただける飲み物です。
スーパーのみならず、カフェ、自販機でも販売されています。
Tony’s Chocolonely (トニーズチョコレート)
トニーズチョコレートとはオランダを代表する人気のチョコレートブランドです。
このチョコレートはただカラフルなパッケージのチョコレートではなく、チョコレート業界における奴隷労働問題について取り組んだ持続可能なチョコレートを生産することを目的として設立されています。トニーズチョコレートは奴隷労働が一切関与していないチョコレートとして保証されています。
板状のチョコレートは180gと分厚く、模様がゴツゴツとしており、重量感があります。いろんな種類の味がありますが、おすすめはオレンジ色のパッケージのCaramel Sea Salt (塩キャラメル)と青色のパッケージのPretzel Toffee (プレッツェルとトフィーと呼ばれるキャラメルのようなもの)の味のチョコレートです!
約4ユーロで購入することができます。小分けになっているものもあるのでたくさんの味を楽しみたい方や、バラマキのお土産にもおすすめです。雑貨屋にはスーパーでは販売されていない珍しいタイプのパッケージのトニーズチョコレートがあるので見つけた際には購入してみてはいかがでしょうか。
Hagelslag (ハーヘルスラッハ)
ハーヘルスラッハとはオランダの朝食でよく食べられる、パンに振りかけて食べられる粒状のチョコレートです。一般的な食べ方はパンにバターを塗ってその上からハーヘルスラッハをかけて食べます。
味は一般的なチョコレートで食感がとても良く、甘くて美味しいです。ハーヘルスラッハには様々なフレーバーや形状のものがあります。
Melkchocolade (ミルクチョコレート)、Purechocolade (ダークチョコレート)、Wittechocolade (ホワイトチョコレート)から、いちごやバナナのカラフルな色のものや、ナッツが入ったものなど種類豊富にあります。
値段は約3ユーロです。日本ではこんなに大容量のスプリンクルを見たことがないのでお土産に買っていくとびっくりされるかもしれませんね。
Roze Koek(ロゼクック)
ロゼクックとはピンク色が特徴的なオランダの伝統的なピンクケーキです。19世紀初頭に誕生した長い歴史を持っている人気のお菓子です。
柔らかなバターケーキの上にはピンク色のアーモンド風味の甘い砂糖でできたグレーズで覆われています。上のピンクのグレーズがロゼクックの特徴です。いかにも海外らしい色のお菓子ですね。
他にもロゼクックが並べれているコーナーにはオランダらしいユニークなお菓子が並べられているので気に入ったものがあれば購入してみてはいかがでしょうか。
最後の2つはオランダのお菓子メーカーではありませんが、個人的におすすめするオランダで購入することのできる日本では珍しいお菓子になります。
Knoppers (キノッポ)
キノッポとはドイツのお菓子メーカーであり、クリスピーなウエハースの生地にヘーゼルナッツチョコレートクリームとミルククリームが挟まれたお菓子です。3層にもなっており、サクサクで甘いクリーミーなヘーゼルナッツチョコレートの風味が最高です。
日本ではヘーゼルナッツのお菓子があまりないのでお土産に買うと喜ばれるのではないでしょうか。
また、キノッポにはウエハースのお菓子だけでなく、スニッカーズのようなタイプのものもあるのでこちらもおすすめです。スーパーでよく見かけるタイプは小分けに分けられたものが大きな袋にまとめて入っているものです。値段は2~3ユーロほどです。
Lay’s (レイズ):ポテトチップス
レイズとはアメリカのポテトチップスのメーカーであり、世界中で愛されているお菓子です。日本のスーパーではあまり見かけることはありませんが、海外のお菓子を扱っているお店でしたら購入することができると思いますが、フレーバの種類が限られていますよね。
オランダのスーパーで見かけたレイズのチーズオニオン味は日本では珍しく味も美味しいのでおすすめです。チーズのまろやかさとオニオンのバランスが取れていてオランダでも特に人気のあるフレーバーの1つです。日本でもサワークリームオニオン味はあっても、チーズオニオン味は見たことがないので珍しい味ではないでしょうか。
いかがでしたか?
オランダのお土産だけでなく、オランダの文化も知ることができたのではないでしょうか。オランダのお菓子などは気軽に買うことができるのでぜひいくつかピックアップして購入してみてはいかがでしょうか。
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