オランダに留学、移住、旅行を考えている人必見!!
オランダ在住者が最新のオランダの物価状況を詳しく解説します!
みなさん海外に留学、移住、旅行をするとなると一番気になることはやはり物価ではないでしょうか。オランダはあまり馴染みのない国かと思われますので、実際のところどれくらいかかるのか気になると思います。今回はオランダ在住者の私がオランダの物価について詳しく解説していきます!
オランダのお金の単位・現地の支払い方法
まずはオランダの国のお金事情について説明しておきます。
オランダはヨーロッパの一部であり、ユーロを使用する国の1つです。
オランダの通貨(ユーロ)
先ほどもお伝えしたようにオランダではユーロが使用されます。
2023年現在は「1ユーロ = 約164円」に値します。(2023.11.16時点)
ユーロ紙幣:一般的なユーロ紙幣の額面は5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロです。しかし、オランダでは100ユーロや200ユーロなどの大きな額のユーロがあまり使われていません。
理由としてはキャッシュレスの普及、安全性の配慮、少額決済の広がりなどがあるためと言われています。ですので、日本円からユーロに換金する際には50ユーロ以下でお願いしましょう。
ユーロコイン:ユーロコインには1セント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セント、1ユーロ、2ユーロの額面があります。ユーロのコインのデザインは国ごとに異なるデザインが表面と裏面に施されているらしいです。
オランダのユーロコインには風車や花、オランダの王室の象徴などが描かれていることがあるようです。ユーロのコインをじっくり見ることはあまりないのでオランダでユーロコインを手にした時には確認してみてはいかがでしょうか。
オランダのキャッシュレス事情
オランダではキャッシュレス支払いが一般的であり、現金よりもカードや携帯での決済が多くの店舗で行われています。クレジットカード、デビットカード、スマートフォン決済に加えてオランダでは「iDEAL」と呼ばれるオンライン決済サービスも頻繁に使用されています。iDEALはオンラインでの購入品やサービスを簡単かつ安全に支払えることとして一般的に人気の決済方法になります。
オランダのキャッシュレス事情やチップの習慣についての詳しい情報についても紹介しています。
オランダの物価上昇の傾向・現状
オランダはヨーロッパでも経済的に発達している国であり、物価上昇が発生していることがあります。
オランダの経済成長
オランダの経済指標やマクロ経済データを提供している「Trading Economics」によると、オランダの物価上昇率は2023年7月に4.6%に低下しているようです。これは3月に記録した1年半ぶりの低水準となる4.4%に近いものであり、5月の5.7%というインフレ率から低下したことになります。
さらに非エネルギー工業製品、食品、飲料、タバコの価格は6月の価格からさらに鈍化しました。その一方で、サービスによるインフレ率は小幅上昇している傾向にあります。
また、オランダの中央統計局(Centraal Bureau voor de Statistiek, CBS)による、欧州連合加盟国のインフレ率を比較するための欧州物価指数(HICP)によると、2023年7月の全国物価指数(CPI)はオランダとユーロ圏のどちらも5.3%でした。これは、6月のオランダの6.4%とユーロ圏の5.5%のCPIの結果から見るとどちらも低下していることがわかります。
不動産市場の影響による物価上昇
不動産市場は、オランダの物価上昇に大きな影響を与えています。オランダは、不動産市場が活況を呈している国の一つであり、住宅価格が高騰しているため、生活費が増加しています。これは、物価上昇率に大きな影響を与えていると考えられています。
COVID-19の物価への影響
COVID-19のパンデミックは、世界経済に大きな影響を与えました。オランダ経済も例外ではありませんでした。多くの企業が操業を停止したため、一時的に物価上昇率が低下しました。しかし、経済活動が再開されるにつれ、物価上昇率は徐々に回復しています。
参考文献
– Trading economics. (2023). Netherlands Inflation Rate. Retrieved from August 7, 2023: Dutch Inflation Rate Confirmed at 5.7% in June
– Centraal Bureau Voor de Statistiek. (2023). Dashboard consumentenprijzen. Retrieved from August 7, 2023: Dashboard consumentenprijzen
私自身オランダに暮らして約半年が経ちましたが、物価が高まっていると感じることはまだありません。
日本からオランダにきてオランダの物価の高さに驚いているので、基本的に全ての物が高いように感じます。円安が激しくなっている中での物価の上昇は非常に厳しいところですね。
オランダの各種物価・モノの値段
次にオランダの物価に関する各種値段について詳しく解説していきます。
スターバックス/カフェ
オランダのスターバックスは日本よりも値段が高いです。
オランダのスターバックスで飲んだトールサイズのキャラメルフラペチーノは5.25ユーロでし
た。日本よりもひと回りくらい大きいサイズのように感じました。円安が進んでいるので日本円だと800円以上はするので日本で買うよりも300円くらい高いことがわかります。
オランダのカフェではコーヒー1杯が2.5ユーロ、紅茶1杯が2.0ユーロくらいになります。また、ソフトドリンクなどは3〜4ユーロくらいになります。
カフェでよく食べられるオランダの揚げスナック「Bitterballen(ビターバレン)」などは8個入りの7.5ユーロでした。日本円にすると1,000円以上になるのでめちゃくちゃ高いです。
また、オランダで最近人気のタピオカなどは1杯5〜6ユーロ(800円くらい)になります。日本ではタピオカが流行りましたが、オランダでもさまざまな場所でタピオカドリンクのお店を見かけます。
オランダではカフェとコーヒーショップは全く別のお店
外食/レストランの食事の値段
オランダでのカジュアルなレストランでのかかる値段は一般的に10〜20ユーロほどになります。このようなランチプレートは8〜10ユーロほどで食べることができます。
また、お酒などは8ユーロほどでした。ドリンクは割と値段が高い傾向にあるように感じます。
オランダのレストランでのサイドメニューは5〜15ユーロくらいまでのメニューがあります。Bittergarnituur(ビターカニチュア)という揚げスナックのアソートは15.50ユーロでした。
また、デザートに頼んだアップルタルトは約5ユーロでした。
メイン、ドリンク、サイド、デザートを全て注文してかかった値段は約60ユーロくらいでした。日本円にすると約1万円ほどになります。
オランダでは価格にサービス料や税金が含まれているので比較的価格が高めになる傾向にあります。
マクドナルドの値段(ビッグマックやセットメニュー)
オランダのマクドナルドの値段は普通のハンバーガーが約2.2ユーロ(約350円)でビッグマックが約6.4ユーロ(約1,020円)になります。ビッグマックのセットの値段は約14ユーロ(約2,200円)になります。
ファストフードでこの値段は非常に高いと思います。
チキンナゲット6ピースは3.75ユーロ(約600円)、コカコーラ、ファンタなどのソフトドリンクなどは3.85ユーロ(約610円)になります。
日本でもマクドナルドの値段が全体的に上がってきましたし、オランダもそれなりの値段はするということです。
実はマクドナルドが世界一高い国はスイスでビッグマックの値段が6.7ユーロですが、オランダはビッグマックが約6.4ユーロなのでその次に高い国になりますね。。。
オランダのマクドナルドにはMcKroket(マッククロケット)(約3.50ユーロ)と呼ばれるオランダのコロッケが挟まれたハンバーガーや、Kaassoufflés (カースフレー)(約4ユーロ)と呼ばれるチーズナゲットなどオランダでしか食べることのできない限定の商品があります。
オランダの詳しい食べ物について紹介しているのでぜひこちらもご覧ください。
水の値段(ペットボトルのミネラルウォーター)
スーパーで販売されている500mlの水は1〜2ユーロ(160〜320円)くらいのものが一般的です。
オランダの水には2種類あり、炭酸入りの水と普通の水があります。オランダ人はよく炭酸の水を飲むらしいですが、個人的には普通の水の方が美味しいです。ちなみに水は小さいものから大きいものまであります。大きいものの方がお得だと思います。
私自身スーパーマーケットなどで水を買うことはありますが、水道水は硬水ですが飲むことができるので買ったペットボトルに水道水を入れて飲んでいます。
オランダでは積極的に環境に配慮した国であるため、マイボトルを持ち歩いていたり、プラスチックの減少に取り組んでいます。実際にオランダ人をよく見るとマイボトルを持ち歩いていたり、オランダのスーパーでは果物などは計り売りであったりなど、日本のように1つ1つがプラスチックで包まれていることがあまりありません。
コーラ1本の値段(ペットボトル)
スーパーマーケットで購入できるペットボトル1本の (500ml〜750ml)は2〜3ユーロ(約320〜480円)で購入することができます。
日用品の値段(シャンプー、ティッシュ、トイレットペーパー)
オランダでの日用品は他のヨーロッパの国と比較すると高い傾向にあります。シャンプー、リンス、ボディーソープなどは4〜10ユーロ(約630〜1,600円)程度します。安いところでは2ユーロのものもありますが、安すぎると心配なので4ユーロほどのものを使用することをお勧めします。
ティッシュやトイレットペーパーなどは1〜3ユーロ程度(約160〜480円)です。ティッシュやトイレットペーパーは日本のように手触りの質のいいものはあまり見かけません。ですので、柔らかいティッシュなどを日本から持参していくことをお勧めします。
タバコの値段
オランダのタバコ製品は健康への影響や税金政策によって高額に設定されている傾向にあります。通常のタバコ (20本入り) は6〜8ユーロ以上(約950〜1,300円)になります。
日本ではコンビニなどでよく購入されるタバコですが、パッケージは至ってシンプルなものが一般的だと思います。欧州連合諸国やカナダやオーストラリアなどではタバコのパッケージが残骸などの強い健康被害やグラフィック画像になっています。これはタバコが及ぼす健康被害や禁煙へのメッセージなどが含まれているのです。
スーパーマーケットの食品類の値段
肉・魚の値段
オランダに来てから特に値段が高いと感じた食品は肉や魚です。
- 鶏肉は約10〜15ユーロ(1,600〜2,400円)
- 牛肉は約10〜20ユーロ(1,600〜3,200円)
- 豚肉は約5〜10ユーロ(800〜1,600円)
になります。胸肉やミンチやハンバーグ用の加工肉など豊富にあります。しかし日本では一般的な豚バラ肉などは見当たりませんでした。
魚の種類はとても少なく、食べられる魚が限られています。一般的な魚は、
- サーモンは約15〜25ユーロ(2,400〜4,000円)
- タラは約10〜20ユーロ(1,600〜3,200円)
- ホワイトフィッシュは約8〜15ユーロ(1,300〜2,400円)
ほどと、かなり高価で気軽に買うには厳しい値段です。
野菜の値段
野菜は比較的お手頃な価格で購入することができます。全体的に1〜4ユーロ程度(約160〜640円)で販売されています。日本と比べるとたくさんの種類の野菜などが豊富に取り揃えられています。芽キャベツ、ホワイトアスパラなど日本ではあまり馴染みのない野菜などがあります。写真は一部でスーパーマーケットに行くと野菜コーナーがずらりと並んでいます。オランダの野菜はフレッシュで美味しいです。
果物の値段
オランダの果物は比較的お手頃価格で購入することができます。2〜5ユーロ(約320〜800円)あたりでみかん、もも、マスカット、パイナップル、いちごなどが手に入ります。マンゴーはなんと1個1〜2ユーロ程度(約160〜320円)で買うことができるんです。甘くてとっても美味しいです。日本ではフルーツは高価なので嬉しいですね。
卵の値段
日本でも現在値上がりしつつある卵ですが、オランダでも卵は高価です。
12個入りの卵は約4ユーロ(640円)、10個入りの卵は約2.5ユーロ(320円)します。
チーズの値段
オランダといえばチーズが有名な国なこともありスーパーには豊富なチーズのコーナーがあります。ゴーダチーズやエダムチーズなどは200g〜300gの内容量で2〜5ユーロ(320〜800円)程度します。
写真のチーズはJumboでよく私が購入するスライスされたチーズで350gの3.5ユーロになります。また、私はよく1ユーロの拳の大きさのモッツァレラチーズなどをパンに挟むために購入します。チーズ好きにはたまりませんね。
パンの値段
オランダのスーパーにはたくさんのパンが並べられており、スライスされたパンから、自分でショーケースからとって購入するタイプのパンなどが豊富にあります。パンは比較的安く1ユーロ程度(約160円)のものから2ユーロ程度(約320円)で購入することができます。パンだけでなく、クッキー、ブラウニー、ドーナッツなどもお手頃価格で取り揃えられています。
お菓子の値段
オランダの定番のお菓子であるstroopwaffle (ストロープワッフル)は2〜3ユーロ程度(320〜480円)で購入することができます。内容量が多いので満足のいく値段です。
また、キャンディーなども1〜2ユーロ程度で購入ができます。日本のキャンディーとは倍の量が入っているのでお得感があります。
時々、JumboやAlbert Heijnと呼ばれるオランダの定番のスーパーマーケットでは、3つ購入すると元の値段よりも安く購入できることがあるので活用していくとお得にお買い物ができるかもしれません。
写真はAlbert Heijnでの割引写真で、オレンジの色のBONUSと書かれている看板が目印になります。またAlbert Heijnでは商品の値札の側にオレンジ色でBONUSと書かれていることもあります。
その時は通常よりも安い値段で購入することができるのでお支払いの前にこのオレンジと青のカードスキャンをします。このカードはスーパーで無料で手に入れることができます。
オランダ現地のお菓子やスイーツの種類や値段はこちらで更に詳しくご紹介しています。
アジアンマーケット
私はオランダで買い物をする時は「オリエンタル」というアジアの食品や商品を取り扱うスーパーマーケットに行っています。通常の値段よりも安い価格で卵を2〜3ユーロで購入できたり、日本の野菜などを購入することができるので活用しています。
もちろん日本の食品などの取り揃えられており、お菓子 (かっぱえびせん、コアラのマーチ、ポッキー)、麺類 (ラーメン、うどん)、調味料 (醤油、みりん、酒、マヨネーズ)、乾物 (わかめ、干し椎茸)などなど値段は高いですが、豊富にあるのでありがたいです。
ビールの値段
オランダには多くのビールブランドが存在しており、オランダで有名なビールといえば、Heineken (ハイネケン)やAmstel (アムステル) などがあります。330ml〜500mlのボトルビールや缶ビールなどは1〜3ユーロ程度(約160〜480円)で購入することができます。
オランダの各種サービスや観光地の料金
代表的な美術館や平均的な入場料
オランダには数多くの美術館があり、その中でもアムステルダムにあるリクス美術館やフィンセント・ファン・ゴッホ美術館、ハーグにあるモーリッツハイス美術館などが代表的なものとしてあります。
🌟リクス美術館:大人22.50ユーロ (18以下は無料)
🌟フィンセント・ファン・ゴッホ美術館:大人20ユーロ (18以下は無料)
🌟モーリッツハイス美術館:大人19ユーロ (19以下は無料)
平均すると20ユーロほどになります。3,000円以上するので比較的高額かと思われます。
しかしオランダに来たならば誰もが有名な美術館に行きたいと感じるかと思います。
オランダにはミュージアムカードというものがあり、400以上もの多くの美術館や博物館が特定期間内に行き放題になるんです!
美術館か博物館を3つ訪れるだけで元が取れてしまうのでおすすめです!
病院の診察料
オランダの病院では、医療保険に加入している場合は、診察料が無料または割引されることがあります。ただし、医療保険に加入していない場合は、診察料を全額自己負担する必要があります。一般診察の場合、診察料は約50ユーロから100ユーロ程度です。しかし、専門医を受診する場合は、より高額になることがあります。
家賃(一軒家、マンションなどの賃貸料金)
オランダでは、家賃は地域や物件の種類によって異なります。アムステルダムやハーグなどの都市部では、家賃が高額になる傾向があります。
一軒家の場合、平均的な家賃は1,500ユーロから2,500ユーロ程度(24〜40万円)です。
マンションの場合、1,000ユーロから1,500ユーロ程度(16〜24万円)の家賃が一般的です。
ただし、物件の広さや設備によっても家賃は変わってきます。
オランダ旅行の予算
オランダを旅行する際の予算は、宿泊費や交通費、食費や観光費など、様々な要素によって変わってきます。以下は、平均的な旅行予算の一例になります。
交通機関(バス・列車・トラム・タクシー)
オランダでは、バスや列車、トラム、タクシーなどが利用できます。一般的な交通費は、トラムやバスは20分で1回の利用で2〜3ユーロ程度(320〜480円)です。
列車になると首都のアムステルダムセントラル駅からユトレヒトセントラル駅までは約30分で9ユーロ(約1,400円)かかります。
オランダでの交通機関の情報を調べたい時には、「9292」というアプリを使うと便利です。
トラム、バス、列車の全ての時間が正確に出てきます。
交通機関に乗る時にはこの「ov-chipkaart」というチャージ型のカードを使用して乗車します。乗車前と後で1回ずつスキャンします。スキャンするたびにプープーと音がなります。
ov-chipkaartは主要な鉄道駅やオンラインで購入することが可能です。
7.5ユーロから15ユーロほどで購入することができます。
飛行機の平均的な値段
飛行機の平均的な値段は直行便と経由便で値段が少し変わってきます。
- 直行便の価格の一般的な目安(片道): エコノミークラス 600ユーロ〜1000ユーロ以上
(約9.5〜16万円以上) - 経由便の価格の一般的な目安(片道): エコノミークラス 500ユーロ〜900ユーロ以上
(約8〜14.3万円以上)
これはあくまで平均的な価格帯であり、実際の価格は出発地、到着地、時期、航空会社、予約時期などによって変動します。最新の価格情報や選択肢については、航空会社のウェブサイトや予約サイトを活用して、具体的な日程や要件に合わせた価格を確認することをおすすめします。
ホテルの料金
🌟バジェットホテル(エコノミーホテル):1泊あたり約50ユーロから150ユーロ程度
🌟ミッドレンジホテル:1泊あたり約100ユーロから200ユーロ程度
🌟ラグジュアリーホテル:1泊あたり200ユーロを超えることが多いですが、高級ホテルによって価格が異なります。
また、朝食やその他のサービスが含まれる場合、価格に影響を与えることもあります。予約サイトやホテルの公式ウェブサイトを活用して、具体的なホテルや日程に合った価格情報を確認することをおすすめします。
ドミトリーの家賃
オランダで寮生活をしている私は17平方メートルのシングルルームで生活をしています。
私を含めて6人で生活をしており、リビングルームは広々とした大きさに冷蔵庫と冷凍庫が2つずつあります。また、トイレが2つとシャワー1つがあります。家賃は全て込みで月に635ユーロほどかかります。日本円に換金すると月に10万円はかかることになります。
オランダの寮はさまざまな種類があり、もう少し安い値段で提供されている寮などもあります。
しかし、オランダで住まいを見つけることは一般的にとても難しく住宅市場が競争的な状況になっています。私も寮を予約する際には予約時間に準備をしてなんとか手に入れることができました。寮などは予約時間の1分後には全て埋まってしまうこともあります。
オプショナルツアーの料金
オランダで人気のあるツアーとしては、アムステルダムの運河ツアーや、風車の見学ツアーなどがあります。これらのツアーの料金は、一般的に20〜30ユーロ程度(3,200〜4,800円)です。
また、キューケンホフ(Keukenhof)公園というオランダの美しいチューリップ展示イベントも人気です。
3下旬〜5上旬にかけて開催される花園ツアーで、色々な種類のチューリップや風車や屋台などがあります。
■ツアーオプション例1
🌟日帰りツアー: アムステルダムからキューケンホフ花園への日帰りツアーが提供されています。バスで花園に向かい、ガイドが案内することもあります。
🌟自由時間: ツアーによっては自由時間も含まれており、花園内を自由に散策できます。写真を撮ったり、美しい景色を楽しむことができます。
キューケンホフ花園ツアーに参加する際には、事前に予約をすることがおすすめです。ツアーオプションや価格、スケジュールなどは旅行代理店やツアーガイドのウェブサイトで確認し、自分に合ったツアーを選ぶことが大切です。
私がキューケンホフに訪れた際には事前にオンラインサイトからバスと入場料を予約しておきました。セットで31ユーロほどかかりました。
さらに、Giethoorn (ヒートホルン)というオランダの小さな村もあり、美しい水路や運河が特徴的な風景が広がる場所として知られています。この村は「水の村」とも呼ばれ、車が通行できないエリアでボートやカヌーが主な交通手段となっています。
■ツアーオプション例2
🌟ボートツアー: ヒートホルンでは水路が多く、美しい景色をボートで楽しむことができます。ボートツアーに参加すると、ガイドが案内しながら水路を進み、風景や歴史的な建物を楽しむことができます。
🌟歩き回るツアー: ヒートホルンは小さな村なので、歩いて村を散策するツアーもあります。運河沿いや小道を歩きながら、風景や伝統的な家屋を見ることができます。
🌟自転車ツアー: 周辺地域も美しい景色が広がっており、自転車で周辺を探索するツアーもあります。自転車でのツアーでは、村の魅力的な風景を堪能できます。
🌟自由時間: ヒートホルンは自然や静けさを楽しむ場所として人気があります。ツアーによっては自由時間を設けていることがあり、自分のペースで散策したり、カフェでくつろいだりすることができます。
ツアーに参加するのもいいですが、友達や家族などと一緒にツアーには参加せずに自由な空間で楽しむこともできます。あまり混んでいない時期などは事前に予約などはいらない場合などもあります。
私訪れた時は、日曜日でしたが、あまり混んでいなかったので予約はしないで現地でボートをレンタルしました。
私が訪れた際には2〜4人乗りの電動操作のボートを2時間借りました。値段は40ユーロでした。1時間だとあっという間なので2時間が丁度いいと思います。
平均的なオランダの旅行予算(交通・食事・お土産を合わせて)
交通費や食費、お土産代などを含めた、1週間程度の旅行の場合、1人あたり500〜800ユーロ程度が目安とされています。
🌟交通
公共交通機関(バス、トラム、メトロ、電車)の運賃は、乗車の頻度や距離によって異なります。アムステルダムや他の主要都市での交通カードを購入することで、お得に交通を利用することができます。
一日あたりの公共交通機関の運賃は、約7ユーロから15ユーロ程度です。
🌟食事
レストランでの食事代は、レストランのクラスや料理の種類によって変動します。一般的な食事の価格は、朝食で約5ユーロから10ユーロ、ランチで約10ユーロから20ユーロ、ディナーで約15ユーロから40ユーロ程度です。
ファストフードやカフェでの軽食なら、5ユーロから15ユーロ程度で済むこともあります。
Bitterballen(ビターバレン)とpotat(パタト)はそれぞれ4〜6ユーロくらいでした。
🌟宿泊
宿泊先の選択肢によって価格が変動します。バジェットホテルから高級ホテルまで幅広い宿泊施設があります。一泊あたりの宿泊代は、バジェットホテルならば約50ユーロから、高級ホテルならば200ユーロ以上かかることがあります。
🌟観光
博物館や観光名所の入場料も予算に含める必要があります。入場料は場所によって異なりますが、一般的に10ユーロから20ユーロ程度です。
🌟お土産
お土産の価格は種類によって異なります。キーホルダーやマグカップなどの小さなお土産から、高品質な陶磁器やオランダ製の商品まで幅広い選択肢があります。
おすすめのお土産はミッフィー関連のものです。
一般的な目安として、1日あたりの予算は宿泊や食事を含めて約100ユーロから150ユーロ程度を考えると良いでしょう。ただし、滞在の長さや行動内容によって予算は変動しますので、具体的な計画に合わせて予算を立てることが重要です。
オランダのお土産を紹介しているのでぜひこちらもご覧ください
ベルギーやドイツと比較したオランダの物価
ベルギーとの物価比較
オランダに隣接しているベルギーですが、オランダと歴史や文化の点で多くの類似点を持っています。
また、公用語が3つあるベルギーではフランデレン地域や首都のブリュッセル地域でフランダース語(オランダ語)が話されています。
ベルギーではコーヒー2〜3ユーロ、ビールが3〜6ユーロなど食品や飲料などはほとんど同じ値段かベルギーの方が若干安い値段になります。また、宿泊や交通機関や観光名所などはベルギーの方が少し安いことがあります。
ベルギーでもそれぞれの地域で異なる言語や文化を持っているので場所にとって値段が変動する可能性があります。
ドイツとの物価比較
ドイツもオランダに隣接する国であり、オランダからドイツのKöln (ケルン) というドイツの第四の都市までは列車で4時間ほどで行くことができます。ドイツとオランダは近接のヨーロッパ諸国ですが、オランダと比べるとドイツの方が物価が安いです。食品や飲料はさほど大きな値段の違いはありませんが、宿泊はオランダが80〜150ユーロだとドイツでは50〜100ユーロであるなどドイツの方が安いと思われます。
私がドイツのケルンに訪れた際に立ち寄ったスーパーマーケットなどは食品や飲料はオランダよりも非常に安いように感じました。また、スーパーマーケットのパンなどは安いものは30セントなどのものもありとても安くて驚きました。
写真はドイツのケルンのパン屋ですが、ほとんどのパンは1〜3ユーロほどで購入することができました。また、ドイツの屋台で食べたWrust(ヴルスト)は4ユーロで購入することができました。
私が訪れたケルンは比較的田舎のこともあり、値段が安い傾向にありましたが、ドイツの首都ベルリンなどの東部などは値段が変動してくる可能性があることを考慮しておいてください。
ベルギーもドイツもオランダから比較的短い距離に位置しており、日帰りや短期旅行で訪れることができる魅力的な場所です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?オランダで生活するための情報がたくさん詰まった内容ではないのかと思われます。ぜひオランダに訪れる際にはこれらの情報を活用して賢く生活をしていきましょう。