ホーチミンはたくさんの魅力的な場所や、おいしいご飯があるのですが、問題なのは「どうやって移動するか?」ではないでしょうか?
海外旅行にいくと、移動手段に悩みますよね。ここではホーチミンの移動方法について、紹介します!
■目次 1. おすすめは Grabタクシー&バイク - Grabタクシーをおすすめする理由とは? - Grabバイク・タクシーの良さとは? - Grabタクシーの利用方法・起こりがちなトラブルとは? 2. ホーチミン市内の移動手段とは? - タクシー - バス - シクロ - レンタルバイク 3. ホーチミン空港から市内までの移動手段の方法は? - バス - タクシー 4. ホーチミンから別の街への移動(バス・鉄道/電車・飛行機) - ダナンへの移動手段 - ハノイへの移動手段 - ニャチャンへの移動手段 - フエへの移動手段
おすすめは Grabタクシー&バイク
ホーチミン市内の移動手段はいろいろありますが、個人的に私が便利!と思っているのはGrabタクシーです。
Grabタクシーは「Grab」というアプリを登録して利用する交通移動サービスです。
■公式サイト:Grab
Grabタクシーをおすすめする理由とは?
外国で公共の乗り物を乗るときに、どんな心配要素があるでしょうか?
もしかしたら…
・お金の数え方がわからない…
・ボッタクリに合うんじゃないか…
・言葉が分からない…
などが挙げられるかもしれません。
そんな悩みを解決できるのが、Grabタクシーなんです!
①Grabタクシーを利用したらコニュニケーションの必要がない!
Grabタクシーは、目的地を入力したら、自動的に料金が表示されます。
あとは、きてくれたタクシーに乗り込み、到着したら料金を支払うだけ!クレジットカードの登録をして入れば、支払いの手順さえ省けます。
タクシーの運転手と「どこに行きたい」「幾らかかるの?」っていう話をする必要がないのです。
目的地をうまく伝えることができなかったり、支払いの金額が分からなくて困った…という経験をしたことがあるのは私だけではないはず…。
特にホーチミンは英語を話せない人も多く、こっちはベトナム語が話せないとなると、タクシーやバスを利用するにあたって、うまく伝えることができずに、苦労することも少なくありません。
そんな時、グラブタクシーはとっても便利です。言葉が話せなくてもほぼ間違いなく目的地にたどり着けますし、スムーズに支払いできます。
②ボッタクリの心配がない!
海外旅行のあるあるは「ぼったくり」です。それはタクシーなどの移動手段を利用する時も例外でなく、海外旅行客がタクシーに乗り込んできたら「地元の相場を知らない人たちだ」とみなされ、ローカルに比べて高い値段を請求することも珍しくありません。
海外旅行客として、「ローカルよりも値段が高い」ことを理解した上で利用することも多くないのですが、Grabタクシーを利用すると、ローカルも観光客も一律の請求額なんです。
Grabのアプリに目的地を打ち込むと、自分の現在地から目的地までの距離などが(夜には少し割高)割り出され、金額が表示されます。
運転手が金額を勝手に決めることができないので、高い請求額を請求されることがなく、観光客も安心して使用できるのです。
③ローカルの気分を楽しめる
ホーチミンのGrabサービスは、GrabタクシーとGrabバイクの2つあります。
Grabバイクの良さとは?
その中でもGrabバイクを利用すると、気軽に移動できますし、何よりローカルの気分を体験できるのでおすすめです。
ベトナムはバイク文化!バスや車の合間を縫ってビックリするくらいのバイクが行きかっています。
Grabバイクを利用すると、バイクの群衆に紛れ込み移動するのですから、ローカルの視線でホーチミンの街を見ることができるんです!
せっかくホーチミンにきたんだから、「ローカルと同じ体験がしたい」と思っている人にぴったりです。
Grabタクシーの良さとは?
Grabタクシーの場合はローカルの車に乗れるメリットがあります。
本来のタクシーはロゴや色などが決まっていて、〇〇タクシーだと分かりますが、Grabタクシーは自分のマイカーで仕事をしている人がほとんどです。
車に乗り込むと、それぞれ自分の好きな飾り付けで車を飾っていることが多いので、ベトナム人はどんな物を好むのかなどが、垣間見れます。
外国の地で地元の人の車に乗る体験はそう簡単にできる物ではありませんから、面白いですよ。
Grabタクシーの利用方法は?
Grabタクシーの利用方法はとっても簡単です。まずはアプリをダウンロードしましょう!
アプリに名前や電話番号やメールアドレス、パスポート情報(人によってはクレジットカードも)などの登録を済ませると、アプリを使用できます!
アプリを起動し「Transport」をタッチします。そうすると自分の現在地が表示されますので、「目的地」に自分が行きたい住所を入力します。
次に金額が表示され、OKを押すと、近くにいるGrabの運転手に連絡が行き、迎えに来てくれます。
乗り込んで目的地へ行って降りるときにお金を渡すだけ(クレジットカード登録をしておけは、自動的にお金が引き落とされます。)。
たったこれだけの簡単な作業で利用できちゃいます!
Grabタクシーで起こりがちなトラブルとは?
Grabはとても簡単に使えて便利ですが、トラブルがないわけではありません。ここではGrabを利用する時の注意点をご紹介します。
①インターネット環境がないと使えない
Grabが作動するためにはインターネット環境にいる必要があります。最低でも、目的地を入力するときには、自分の携帯がインターネットにつながっていることが必要です。
ホーチミンのお店は至る所で無料Wi-Fiを飛ばしているので、Wi-Fiを探しながらGrabを利用たり、ポケットWi-Fiを使って利用することができるでしょう。
②違う車に乗り込んでしまう
ホーチミンで観光客がGrabを使う場所は大体同じです。
それで同じ場所で2、3組の観光客が同時にGrabを使っていることがあり、やってきた車を「自分の車だ」と間違えて乗り込んでしまうこともあるんです。
私自身別の車に乗り込んでしまったことがあります。
別の人たちが慌てた顔をして車を追いかけてきたですが、その時は気づかず…目的地を再確認したときに間違っていたことに気づきました。
その場合、ドライバーが目的地を再登録してくれたので、自分が行きたい場所には到着しましたが、間違えてしまった相手には悪いことをしました。
Grabアプリにはドライバーの車のナンバープレートと車種、車の色などが表示されます。しっかり確認しましょう…(間違えた私が言うのもなんですが…)
ホーチミン市内の移動手段とは?
もちろんGrab以外でも移動手段があります!ここではGrab以外の交通手段について紹介します。
タクシー
ホーチミンでおすすめの民間タクシーは 「VINASUN(ビナサン)」と「MAI LANH(マイリン)」です。
ビナサンは白いタクシー、マイリンは緑色のタクシーです。
ホーチミンの観光客が集まる場所には、タクシーが行き交っていますので、通りすがりのタクシーを呼び止めて利用しましょう。
ホテルから利用する場合、受付で電話してもらうこともできます。
Grabが発達する前は、私自信マイリンを利用したことがあります。運転手は、途中でベトナムコーヒーのカフェによってくれたりと親切でした。
移動料金にかかる目安料金は、100~200円です。
バス
バスは安いですし、ローカルの雰囲気を楽しめるので、地元の雰囲気を楽しみたい人にはぴったりな方法です。
ある程度、ベトナム語(最低でも英語)が理解できることが求められますし、自己責任でバスの路線、料金などを確認する必要があります。
海外旅行の初心者がいきなりチャレンジするのはハードルが高いですが、20~30円という信じられない破格値段で移動ができます!
海外旅行慣れしている人は試してみるのも楽しいかもしれません。
バスの乗り方はほぼ日本と同じです。
・バス停で待機し、自分が乗りたいバスが近づいたら手を上げてバスを止める
・バスに乗り込むときにチケットをとる
・バスに乗る
・目的地に近いたらブザーを鳴らして合図をする
・お金を払う
ホーチミンのバスマップも参考になるかもしれません。
■関連サイト: ホーチミン・バスマップ
シクロ
シクロとは自転車タクシーのことで、ホーチミンでもみられます。
現地の気分を体験できるので、楽しいかもしれませんが、コミュニケーションを取る方法、ぼったくられてもいい覚悟などが必要です。
日本人にとっては、シクロを移動手段として使うというより、観光ツアーで体験すると言ったイメージの方が強いかもしれません。
レンタルバイク
ベトナムでは50cc以上のバイクを運転するときに、免許証が義務付けられています。
言ってしまえば、50cc以下のバイクであれば観光客が乗っても構わないということです。
実際ホーチミンではレンタルバイクのショップが多くありますので、自分でバイクをレンタルして移動することもできます。
ただし、ベトナムは日本と逆の右通行です。車の間を縫うようにしてバイクを走らせる必要もあります。
歩行者優先の日本に対し、ベトナムは大型車優先のことも覚えておきましょう。
レンタルバイクを考えている人は、ベトナムの交通ルールをよく調べて、事故に気をつけながら自己責任で借りるようにしましょう。
ホーチミン空港から市内までの移動手段の方法は?
バス
ホーチミンの空港から市内へ行くバスはいくつかあります。自分の宿泊先近くで降りれるバスを事前に調べておくと、スムーズに乗れます
109番:ファングーラオ行き 119番:チョロン→ミエンタイバスターミナル行き 152番:空港→ベンタイン市場→KDCチュンソン行き 72~1番:空港→ブンタウ行き
国際線ターミナルを出て右手(バーガーキングがある方向へ歩いていきましょう)へ進むと、乗り場があり、黄色いバスが見えてきます。
番号を確認して乗り込むようにしましょう!
タクシー
Grabタクシーを使うのがおすすめですが、VINASUN(ビナサン)、MAI LANH(マイリン)を利用することもできます。
空港付近は客引きのタクシーが多く、しつこく誘ってきます。
その手のタクシーに乗ると必要以上に料金を請求される可能性が高いので、Grab、ビサナン、マイリンなど、より信用ができるタクシーを利用するようにしましょう。
ホーチミンから別の街へ移動するときは?
ホーチミンから別の都市へ移動し、観光を続けることもありますが、その時の交通手段についても紹介します。
ダナンへの移動手段
ダナンはベトナムで第3の都市です。
ダナンは綺麗なビーチリゾートがあり、近くにホイアンという観光客に人気の街があるので、多くの外国人が集まってくる人気の都市です。
そんなダナンへ、ホーチミンからの移動方法はいくつかあります。
バス
ホーチミンからダナンまで高速バスが出ています。
バスのメリットは移動料金が安いことです。片道35~50万ドンほどで、移動することができます。
ただし、ホーチミンとダナンの距離は850km以上離れています!バスを利用すると14時間もかかるんです。
バスの移動が大好きな人、ゆっくり移動したい人、ベトナムらしさをとにかく感じたい人には向いていますが、滞在期間が限られている人は避けた方がいいと思います。
鉄道
ホーチミンからダナンまで鉄道移動もできます。料金は40~100万ドンで、所要時間は15時間ほどです。
寝台電車もありますので、旅行が大好きな人や、ホテルの旅費を浮かせたい人は利用するのも面白いかもしれません。
鉄道で移動すると、地元の空気を感じやすいので、旅行好きの人にはぴったりです。
飛行機
一番手っ取り早く、早く到着したいなら飛行機がおすすめです。1時間半ほどでダナンに到着します。
飛行機チケットの料金は変動が激しいので、ピンからキリまでありますが、一番安いチケットなら80万ドンほどで購入できます。
海外旅行に慣れていない人や、滞在期間が限られていて、移動時間をできるだけ短くしたい人はおすすめです。
ハノイへの移動手段
ハノイはベトナムの首都で、世界遺産もありますので、ホーチミンと一緒に観光したい!と思う人も多いかもしれません。
ホーチミンとハノイは1000km以上離れているので、陸路での移動は時間がかかります。
バス
バスでハノイに移動するのには3日かかります。
ホーチミンからハノイまでのオープンチケットを購入する方法と、区画ごとにチケットを購入しながら旅を続ける方法があります。
時間を気にせず旅行を楽しみたい人には向いているかもしれません。
まずはダナンへ行き、ダナンで数泊してそれからハノイへ向かうという方法も取れます。
自由気ままな旅をしたい人は旅行費も安く抑えられて便利です。100万ドン前後で移動できますよ〜
鉄道
ホーチミンからハノイまで鉄道が通っています。バスより日数も少なく最短で1日半で到着できます。
特におすすめなのは寝台電車。170万ドンほどで旅行できますし、景色を見たりゴロゴロしたり、リラックスして移動できます。
鉄道を利用して長距離移動するローカルも多く、特に帰省ラッシュ時期は、予約が取れないこともありますので、鉄道の移動を考えている人は早めの予約を心がけましょう。
飛行機
ハノイへの移動で一番無難なのは飛行機ではないでしょうか?1000kmの距離をたったの2時間で、あっという間に移動してくれます。
飛行機の良いところは格安航空などもあり、場合によっては鉄道より安く利用できることもあることです。
効率よく観光をしたい人や、海外旅行慣れしていない人は飛行機の利用をおすすめします。
ニャチャンへの移動手段
ニャチャンはベトナム南部にあるビーチリゾートでホーチミンからは430kmの距離があります。
綺麗な白い砂浜とコバルトブルーの海が続き、ホーチミンとはまた別のベトナムを楽しめ流ので今注目を浴びているリゾート地。
日本やハワイと比べ高級ホテルに安く宿泊でき、マリンスポーツも気軽に楽しめるので嬉しいですよね。
ホーチミン観光を満喫した後、ニャチャンでゆっくり…と考えている人も多いのではないでしょうか?
電車
ホーチミンとニャチャンの電車の本数はかなり多く、予約がなくてもその場で寝台電車のチケットを購入できるほどです。
7~9時間ほどかかりますので、夜行列車を利用して移動したりと自分の都合に合わせてチケットを購入しましょう。
バス
バスはニャチャンに到着するのに9~11時間かかります。しかし、一番安く交通費を抑えられるのが嬉しいポイントです。
バスの移動を考える場合、あまり安いバスのチケットを取るより少し高めの物を選択しましょう。
そうすると、トイレなどが完備されているので長距離移動に便利です。
飛行機
飛行機を利用するとニャチャンまで1時間で移動できます。格安航空を利用すると飛行機代もそれほどかからず便利です。
本数もかなりあるので、自分の都合に合わせて選択しやすいポイントがあります。
ベトナムの滞在が限られていて、できるだけ長くニャチャンで滞在したい場合は、飛行機がベストです。
フエへの移動手段
フエは日本でいう京都のような街。ベトナム戦争の影響で廃墟になってしまいましたが、以前は華やかな王宮があり、栄えていました。
今でも一部再建した王宮を見学できます。
飛行機
ホーチミンからフエまで飛行機が出ています。
格安空港を使うと比較的安く利用できますのでチェックしてみましょう
バス
ホーチミン東バスターミナルからフエ行きの高速バスが走っています。
しかし、所要時間は約24時間ほどと、非常に長時間の移動となります。
鉄道
フエは鉄道が通っているので、ホーチミンから電車で行くことも可能です。
約20時間とこちらも長時間。鉄道は寝台電車やリクライニングタイプの電車があります。