ホーチミンでホテルを探す/選ぶときのポイントって?
海外旅行に行く時に悩むことの上位に上げられるのはホテル探しではないでしょうか?
ホテルと旅行券がセットになっているパックツアーの場合、泊まるホテルは決まっていますが、そうではない場合、自分たちでホテルを探す必要があります。
ホテルの居心地は、旅行の快適さを左右すると言っても過言ではありません。
観光で1日中外を歩き回り、疲れて帰ってきた時に、宿泊先にストレスがあると体がしっかりと休まらないからです。
でも、自分たちでホテルを予約するってハードルが高い…と思っている方もいるのではないでしょうか?
私と夫は最近ホーチミンに旅行に行ってきました。宿泊先を選ぶ時に考慮したポイントについてお伝えします!
ホーチミンのホテルの立地条件・エリア・場所の分類について
■宿泊先を決める前に考慮すると良いことって?
宿泊先を決める前に私たちが考慮したことは、「旅先で何をしたいか」という点です。
観光をしたいのか…ショッピング中心の旅行がいいのか…カフェ巡りをしたいのか…など目的によって宿泊先の立地条件が変わってくるからです。
快適な宿泊先なんだけど、立地条件が悪くて便利が悪かった…となっては悲しいですもんね。
例えば今回私たちの「ホーチミン旅行の目的」…それは、カフェ巡りをすること! 宿泊先でゆったりと過ごすこと! オーダーメイドの服を作ること! マッサージに行くこと!でした。
その目的を達成するのに便利なエリアに絞って宿泊先を探しました。
■旅行者にとって、どういう立地・エリア分類があるの?
ホーチミン旅行は初めてだからどのエリアを選んだらいいか分からない…。という人におすすめなのは1区を中心としたエリアです。
■1区中心街でホテルを選ぶことのメリットとデメリットとは?
ホーチミン市は「1区、2区、3区…」というように区ごとにエリアを分けているのですが、観光客が多く集まる観光スポットが集中しているのが1区なんです。
そのため、とにかく初めて!という人は、1区付近の宿泊先を選ぶと交通の便が良いのでおすすめです。
1区の中心街で宿泊先を選ぶと、徒歩圏内でいろいろな場所に行けるメリットがあります。
ちょっとしたおしゃれなレストランや、人気のマッサージ店、人気のベトナム雑貨店、ベンタイン市場などは1区に集結しています。
そのため、比較的簡単にホーチミンの街を楽しめると言うメリットが大きいです。
反対に1区はビジネスエリアでもあり多くの人が仕事に集まってきます。
また、多くの観光客が集中するので夜になってもうるさいとクレームがしばしば聞こえてくることも…。
■3区(1区に近いエリア)でホテルを選ぶことのメリットとデメリットとは?
ちなみに今回私たちが宿泊先に選んだのは1区寄りの3区です。
①カフェでゆったりとした時間を過ごしたかったので、忙しい1区の中心街から少し外れた場所
②(オーダーメイドのお店が1区にあったので)1区から遠くなく簡単に行ける場所
の2つのポイントから1区よりの3区に決めました。
このように、1区に近いエリアであえて中心街から離れた場所にポイントを絞って宿泊先を選ぶのもオススメです。
この場合、中心地に行く時の交通手段を自力で手配する必要があります。
ホーチミンの宿泊先の種類は?
宿泊先を選ぶ前に、どのような宿泊先に滞在したいのか絞っていることは大切です。
例えば、ホテル、ゲストハウス、モーテル、アパートメントなどの選択肢がありますが、初めから絞っていると効率的に宿泊先を見つけやすくなります。
■ホテル
ホテルは言わずと知れたホテルです。
ホーチミンには綺麗なホテルがたくさんありますが、日本に比べてとてもリーズナブルなんです!中にはプール付きのホテルまで!
日本だと泊まれないような高級ホテルがびっくりするようなリーズナブルな値段で宿泊できるのが魅力的。
サービスもきちんとしている(もちろん日本のようなサービスを求めるとがっかりします)ので、リッチな気分を味わいたい!リゾート気分の旅行がしたい!という人に向いています。
滞在中のどこか1日はホテルから出ないで、プールで泳いだりもできるので、子供連れの家族旅行の人にもおすすめです。
■ゲストハウス
ゲストハウスは、ホテルより規模が小さい宿泊施設です。日本のペンションに似ているところがあります。ホテルに比べリーズナブルでアットホームな雰囲気です。
大抵のゲストハウスには、ゲストやスタッフが集まれるダイニングスペースやリビングスペースがあります。そこで旅の情報交換をしたり、違う文化や国籍の人と楽しく話したりできます。
ホテルに比べ、自分たちでゲストハウスのオーナーやスタッフと交渉する機会が多くなりますが、臨機応変に対応してくれると言うメリットもあります。
宿泊客も少ないので、比較的のんびりした空気が流れています。
海外旅行に慣れていて、自分たちのリズムで旅を楽しむが好きな人におすすめです。ちなみに私たちは好んでゲストハウスに宿泊しています。
■モーテル
バックパッカーが好んで泊まる宿泊施設はモーテルです。本当に泊まるだけのベッドがあるだけで、部屋も相部屋です。
最近のモーテルは男女で分かれているタイプのものや、カップルの部屋が隣接されているモーテルもあります。
でも施設によっては男女混合の相部屋と言うタイプのものもあります。自分の荷物管理、安全管理などは全部自己責任!もし盗まれたり犯罪に巻き込まれたりしても宿泊先を責めることができません。
旅に慣れてくるなら安全な雰囲気のモーテルとそうでない物を見分けけるコツがわかってきますが、旅行に慣れていない人がモーテルに宿泊するのはあまりお勧めできません。
どうしてもモーテルに泊まりたい場合、せめて男女別の部屋にしている施設を選ぶことをお勧めします。
ホテルを探す方法は?
宿泊先のエリア、宿泊施設をある程度絞ったら実際に自分に合った宿泊先を探します。私たちはアゴダを利用してホテル探しをしました。
アゴダを選んだ理由は長年利用していて慣れているから。そしてポイントが貯まるから。自分の好きなサイトを利用するといいと思います。
■アゴダでホテルを探す
アゴダのサイトに行き、ホーチミン市内と検索します。そうすると1000ほどの宿泊先がヒットしますが、これを一つ一つ探すのは気が遠くなりそうな作業です。
それでまず、宿泊予定の日程、ホテルの種類、予算、エリアなどにしぼって検索すると楽です。
私の場合、ゲストハウス、3区と1区(3区よりの1区のホテルがヒットする可能性があるため)に絞って検索しました。
いくつかの候補のホテルが出てくる中で、ざっと見てこれはいいなと思う宿泊先を3、4つほどピックアップします。その後その中から情報をじっくりと調べていきます。
例えば、アメニティはどうなっているのか、室内に冷蔵庫があるのか、他の人の評判はどうかなどをチェックします。このようにしてホテルを決めることができました。
ホーチミンで実際に泊まってみての感想
私たちが選んだ宿泊先は「La Regatta Boutique Residences」と言うゲストハウスです。
比較的新しい施設のようで、しかもよく整えられていたので中に入るととても清潔な印象を受けました。
部屋は比較的広くトイレ、シャワールームはもちろん、冷蔵庫や簡易キッチンまでついていました。簡易キッチンがあると何かと便利で助かります。
簡易ラックも充実していたので服などを収納できました。簡易ラックがあると部屋を綺麗に片付けられるのでとっても便利なんです!
作業用のデスクに加え比較的ゆったりと座れるソファタイプの椅子もあり、部屋でくつろげます。何より気に入ったのは、スタッフのフレンドリーさ。
日本のように訓練された礼儀正しさやサービスはないものの、フレンドリーな友達のように温かいサービスをしてくれます。
あまり慣れていない海外の地で感じる温かさは、本当に心に染みました。
■周辺のレストラン
後で知ったのですが、私たちが宿泊したエリアはローカル色が強いエリアでもあり、宿泊先を中心に街歩きをしていると、思いがけない発見がありました!
例えばこのレストラン…「Hẻm Spaghetti」宿泊先の向かい側にありました!
とてもおしゃれなレストランで、カップルや友達同士で来ている人が多かったです(家族連れは見かけませんでした)。
パスタや、カクテル、熟成させた肉料理などが食べられます。サラダもとってもおしゃれでリッチな気分になりましたが、値段がとてもリーズナブル!宿泊先と近かったこともあり、2回も行きました。
■バインミーの屋台
バインミーの屋台も周辺にいくつもあり、お店ごとにそれぞれ味が違うんです。
毎晩バインミーを別々の店で買って帰り、部屋でビールやカクテルと一緒にバインミーを食べるのが夫の毎晩の楽しみでした。
■雑貨屋(iphoneアクセサリー専門店)
かわいいiphoneアクセサリー専門店も!ケースもとても可愛くて、日本ではちょっと見かけないデザインものものたくさん!
信じられないほどリーズナブルだし、かさばらないので、日本へのお土産にするのもぴったりです。
このように宿泊先周辺を街歩きしていると、思いがけない面白いお店に出会ったりと楽しい発見があります。小さな発見は私たちの旅の楽しみの一つです。
安全で楽しい旅を!
ホーチミンは比較的安全な場所だと言われていますが、特に女子旅の場合安全には十分に配慮する必要があります。
宿泊先を選ぶ場合、安さだけに飛びつくのではなく、エリアを考慮にいれ、安全なエリア(大通りに面しているかなど)を選びましょう。
また、宿泊した人の感想をよく読んでホテルの雰囲気や、周りの情報をイメージするようにしましょう。
そのようにして、安全かつ、自分たちのニーズに合った宿泊先を選び旅行を楽しみましょう!