カンボジアでは、シェムリアップでアンコールワットやトンレサップ湖などの観光ができたり、プノンペンでは、近年日系企業の進出で、出張や赴任先の1つでもあります。観光もビジネスもできる、カンボジア。気になるのは物価です。今回は、カンボジアの各物価や通貨事情についてご案内していきます。
カンボジアの通貨とお金事情
まずは、カンボジアの通貨や最近の物価変動についてご紹介します。
通貨について
カンボジアでは、リエルという通貨と、アメリカドルが使われています。一般的には、1ドル以上の部分をアメリカドルで、セントの単位をリエルでまかなっています。1ドルをリエルで支払うときには、4000~4200リエルほどになります。
2023年11月時点のレート
・1ドル = 約4,109リエル
・1ドル = 約149円
アメリカドルは、日本でも両替ができ、見たことある方は多いと思います。一方リエルは、日本では現在両替ができません。そのため、カンボジアに行くときには、まずアメリカドルに両替をします。特に観光のときには、1$札や5$札を多めに持っていくことをおすすめします。大きい紙幣だと、マーケットや現地のトゥクトゥクドライバーからおつりがもらえないことがあるので、注意が必要です。
リエルは、紙幣のみで、硬貨はありません。リエルは、過去に発行されていたものを含めると、0.5リエルから20,000リエルとかなり幅広く発行がされていました。今回は、いくつかピックアップして紙幣をご紹介していきます。
100リエル
紙幣の表には、ノロドム・シハヌーク前国王の肖像画が、
裏には、シルバーパコダ とアンコールトムにあるブッダの銅像がデザインされています
500リエル
紙幣の表には、ノロドム・シハモニ国王の肖像画が、
裏には、メコン川にかかる絆橋 とバイヨン遺跡に掘られている彫刻がデザインされています。
1000リエル
紙幣の表には、ノロドム・シハヌーク前国王の肖像画が、
裏には、ノロドム・シハヌーク前国王の国葬の様子が描かれています。
なお、1000リエル札は2017年に新札が発行されていました。新札も、表はノロドム・シハヌーク前国王で、若いころの肖像画がデザインされています。また裏には、プノンペンにある王宮が描かれています。
2000リエル
The Royal Government of Cambodia has issued a sub-decree to officially introduce new 200 Riel and 2000 Riel banknotes from November 14, 2022. #Cambodia #currencynotes #MONEY #Financial #cash #banking pic.twitter.com/IlgoIlo6eY
— LOCH SOVANARET (@lochsovanaret) November 14, 2022
2022年からデザインが新しくなりました。紙幣の表には、紙幣の表には、ノロドム・シハヌーク前国王の肖像画が、裏には、プラサット・タオと獅子像が描かれています。
電子マネー
カンボジアでも、キャッシュレス化が進んでいます、特に現地の若者の間では、下記の電子マネーがよく使われています。
・ABA
・Wing
・True Money
・LYHOUR
・Pipay
日本では、聞いたことのないキャッシュレスサービスですね。観光の際には、現金やクレジットカードを準備したほうが無難です。
近年の物価上昇について
カンボジアは、日本と比べると物価は安く、暮らしやすいです。ただ近年、消費者物価指数(CPI)は上昇を続けています。輸入に頼っている部分が大きいカンボジアでは、世界の影響も受けやすいです。一番の輸入国は、中国で、中国が影響をうければ、カンボジアも大きく影響を受けます。
カンボジアでは、地下鉄や電車のような交通網が発達していません。バイクやトゥクトゥクなどに移動を頼っています。そのため、ガソリンの値上がりは、カンボジア国民にとっては、大打撃になります。今後も燃料の値上がりが続けば、観光に関わるトゥクトゥク代金や遺跡に観光には欠かせない、車やバンは値上げざる負えません。
生活の部分では、日本より物価を安く感じますが、観光の部分では、近年の燃料の値上がりの影響を受け、日本と同等のように感じます。
カンボジアの各種物価・値段
では、続いてカンボジアでの観光や暮らしには欠かせない食べ物やサービスなどの値段についてご紹介していきます。
乗り物の料金
カンボジアの移動は、バイクが多いです。バイクタクシー略してバイタクと呼ばれています。トゥクトゥクよりも安く、最もお値打ちに移動ができる手段です。トゥクトゥクでは5~10$するような距離でも、バイタクなら1~5$ほどと、約半分の値段で移動することができます。ただ一方で事故が多いのも事実です。ドライバーは、慎重に選ぶようにしましょう。
観光地のシェムリアップでは、トゥクトゥクもよく見かけます。予めツアーで頼んでいる場合は、トゥクトゥク料金も明確ですが、流しのトゥクトゥクは料金表があるわけではないので、相場を知っておきたいですよね。区間別の相場は下記の通りです。
区間 | 料金 |
シェムリアップ空港~オールドマーケット周辺 | 10$~ |
オールドマーケット周辺~6号線周辺 | 3$~ |
1日チャーター(アンコールワット周辺/8時間) | 20$~ |
朝日鑑賞+1日チャーター | 30$~ |
6号線周辺~バンテアイスレイ | 35$~ |
トゥクトゥクでの移動は、アンコールワットなどの近場の遺跡やオールドマーケットへの移動手段としておすすめです。遠方遺跡の場合ですと、車よりもトゥクトゥクは速度が遅いので、移動に時間がかかり、トゥクトゥク代もかさみます。
シェムリアップープノンペン間や、シェムリアップーシハヌークビル間など、都市の移動には、長距離バスがあります。飛行機でも移動できる区間ですが、バスの方が便数が多いことと、値段も安く人気です。バス会社も豊富で、ソーリヤバス、キャピトルバス、メコンエクスプレス、ジャイアントアイビスなどがあります。特にジャイアントアイビスは、バス内でWi-Fiが使えたり、コンセントプラグがあったり、水がついてきたりと、サービスの質が高いことで人気です。
区間 | 値段(片道あたり) |
シェムリアップ-プノンペン | 17$ |
シェムリアップ-シアヌークビル | 28$ |
シェムリアップ-カンポット | 22$ |
シェムリアップ-バンコク | 45$ |
また、「キャピトルバス」は特に値段が安く、現地の方にも人気のバス会社です。シェムリアップ-プノンペンは片道あたり10$です。ただ、一方で「天国行きのバス」と呼ばれることもあります。それは、事故が多いためです。車内のエアコンが故障していたという話もよく聞きます。バス選びの際には、安さにだけ、注目するのではなく、サービスや運転の質なども予め確認することをおすすめします。
カフェの値段
カンボジアのカフェには、フルーツシェイクや生絞りのフルーツジュース、かき氷など、暑さを吹き飛ばす冷たいメニューが充実しています。フルーツジュースやかき氷は、1.5~2$程度、フルーツシェイクは2~3$程度です。カンボジア料理の軽食が食べられるカフェも多いです。バイサイチュルク(豚肉乗せごはん)やバイチャー(カンボジアの炒飯)は1.5~3$程度、クイティウ(カンボジア版フォー)は、1~2$程度で食べることができます。
また、コーヒーも大きく2種類にわかれます。1つは、カンボジアのローカルコーヒーです。こちらには、練乳がたっぷり入っており甘めのコーヒーになります。このタイプのコーヒーであれば、屋台やカフェで1$前後で飲むことができます。もう1つは、練乳なしの一般的なコーヒーです。近年海外のコーヒーチェーンがカンボジアにも出店し、若者を中心に人気です。値段は2~5$程度で、日本とあまり変わらない価格です。
レストランの値段
カンボジアのレストランには、ローカルフードが食べられる屋台から、多国籍の料理が食べられるパブストリートのレストランなど、幅広く存在します。
ローカルフードに関しては、やはり屋台が安いです。例えば、バイチャー(カンボジアの炒飯)やクイティウ(カンボジア版フォー)などは、レストランでも定番のメニューですが、レストランでは1$(4000R)以上するところがほとんどです。屋台であれば、1$でおつりがくるほどの価格帯です。約2500~3000R食べられるところが多いです。
パブストリートには、ピザやパスタ、ハンバーガーなどのウェスタン料理も食べることができれば、カンボジア料理も食べることができます。ピザやパスタでも、メインディッシュは1品あたり3~6$程度です。飲み物をつけても、10$程度あれば食事ができます。
カンボジアは、フランスの植民地だったこともあり、フレンチレストランが多いです。本格的なコースが、ランチでは16$~、ディナーでは30$~で食べることができます。日本では、手が出しにくいフレンチのコースですが、カンボジアでは、お値打ちにかつ本格的なものを食べることができます。
ファーストフードの値段
カンボジアラスト飯(3ドル)
— すらなの (@sisuranano) April 11, 2016
ラッキーバーガー
ポテトはあまり美味しくないけど
バーガーはマックより美味しかった
たぶんカンボジアで食べたものの中でもトップスリーにはいる pic.twitter.com/mBg8q3s01A
ファーストフードといえば、ハンバーガーのマクドナルドを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。残念ながら、カンボジアには、マクドナルドがありません。でも、ファーストフード店はいくつかあります。
まず1つめは、バーガーキングです。プノンペンにもシェムリアップにも店舗があります。お値段は、普通のハンバーガー単品で、3.08$です。ミールセットで、4$です。
2つめは、ラッキーバーガーです。このお店は、シェムリアップにある、ラッキーモールというショッピングセンターの中に入っています。カンボジア発のハンバーガーファーストフード店です。ハンバーガー単品で、2$です。ミールセットで、3.88$です。カンボジア発ということもあり、バーガーキングと比べると、お値打ちです。
3つめは、ロッテリアです。プノンペンに店舗があります。値段は、ハンバーガー単品で、2.25$です。セットの場合、4.125$です。
4つめは、ケンタッキーです。プノンペンにも、シェムリアップにも店舗があります。カンボジアのケンタッキーの特徴は、ライスセットがあるところです!ドリンク、サラダ、ご飯、チキン1本で3.5$です。ご飯はタイ米で、エスニックな味付けになっています。チキンは日本で食べるサイズより小さいですが、ご飯と一緒に食べるにはちょうどいいサイズです。チキン単品の場合、1$程度で買うことができます。
最後に、丸亀製麺です。丸亀製麺は、プノンペンに店舗があります。かけうどんが1.9$です。カンボジアでは丼ものも人気で、かつ丼4.5$、てりやきチキン丼5$、ビーフBBQ丼5.5$などもありました。
水の値段
カンボジアの水道水は、飲むことができません。日本と比べると、衛生状態がよくありません。そのため、観光の際にはペットボトルの水を持ち歩いたり、暮らす場合には、飲料水を常備しています。シェムリアップに在住していたときには、ハードコンタクトを洗ったり、野菜を洗ったり、米を炊く際の水は、水道水を使わずに、飲料水を使うことが多かったです。
ただ近年、プノンペンでは水道水が飲めるようになりました。JICAのプロジェクトの一環で、日本の北九州の水道局とプノンペンの水道局が水道を整備して、水道水が飲めるようになったそうです。
さて、水のお値段ですが、ペットボトルの水500ml入りは、1000R(0.25$)前後で購入ができます。遺跡周辺でも水を買うことができますが、その場合、売り子が1$で売ってくることが多いです。1$でも十分安く感じますが、物価を考えると、実は高く売られているのです。
また生活する際には、ペットボトルではなく、ウォーターサーバーで使っている水タンクが便利でした。20リットルで5$ほどです。水タンクには蛇口がついているので、ウォーターサーバーを買わなくても、台の上において、そのまま使うことができました。
コーラ・ジュースの値段
コカ・コーラやペプシ、セブンアップ、ファンタ、スプライトなど、日本で飲める炭酸飲料も豊富です。日本と同じ味と思いきや、カンボジアのこういった炭酸飲料は、甘みが強いです。お値段は1缶330mlでどれも1$前後です。
また、カンボジアでは、結婚式や誕生日のお祝いなど、パーティーが多いです。その際には、よく箱でジュースを購入します。通常1箱24缶入りで、7$~8$ほどの金額です。
日用品の値段
生活に欠かせない、シャンプーやボディーソープ、トイレットペーパーや洗濯用洗剤などはスーパーマーケットやオールドマーケット(現地の市場)で購入することができます。
トイレットペーパーは、スーパーマーケットで購入するとき、6ロール1$ほどでした。ロールの大きさは日本よりも小さめですが、持ち帰りやすいです。
洗濯用洗剤は、粉のものを使っていました。これもスーパーマーケットで購入しており、4000~5000gで、6$前後でした。カンボジアでは、まだ洗濯機が家庭に定着していないので、街中には、ランドリー屋さんもあります。1kgあたり、1$前後で洗濯をしてくれるお店が多いです。柔軟剤の香りが強烈すぎる、他の人の洗濯物が混じっていたなど、少々トラブルもありますが、日本のコインランドリーを考えれば、お値打ちかなと感じます。
シャンプーやボディーソープは、スーパーマーケットでもオールドマーケットでも、5$~購入ができます。海外のブランドの商品もありますが、少し割高になります。
最後に、生理用品です。海外でナプキンを購入するのは、心配ですよね。でもカンボジアには、日本のソフィやロリエなどのナプキンもおいてあります。価格は、16個入りで2$前後です。またタイ製のものだと、同じ16個入りでも1.5$ほどで購入できますが、ナプキンが分厚く、ゴワゴワしていた思い出があります。日本製ナプキンのレベルの高さを感じました。
カンボジアの食材の値段
カンボジアで生活をすると、自炊をすることも出てきます。一人暮らしであれば、屋台で軽く済ませることもありますが、ときどき日本食も恋しくなります。そんなときに買った食材について、かんたんにご紹介していきます。
まずは、お米です。オールドマーケットでは米の量り売りをしています。さまざまな種類のお米があり、いちばん食べやすかったのが、ジャスミン米でした。ジャスミン米は、1kgあたり0.9$ほどでした。1$でおつりがきます。お米に関しては、価格が表示されているので、マーケットでも安心して購入することができます。
次に野菜です。よく買っていた野菜はこんな感じでした。私はよくオールドマーケットで必要な分だけ野菜を買うようにしていました。スーパーマーケットでも、野菜は買えますが、一人暮らしにちょうどいい分量がありませんでした。
野菜 | 金額 |
にんじん(1本) | 1000~1500R(0.25~0.375$) |
きゅうり(小さめ×3本) | 1000R前後(0.25$) |
なす(1本) | 1500R前後(0.375$) |
もやし(1袋) | 500R前後(0.125$) |
玉ねぎ(小さめ×2個) | 1000R前後(0.25$) |
じゃがいも(1個) | 1000R前後(0.25$) |
卵もよくオールドマーケットで買っていました。カンボジアでは、アヒルの卵も普通に売られており、1個あたり500R(0.125$)ほどで購入しておりました。ニワトリの卵ももちろん売っています。ニワトリの卵は1個あたり2000R(0.5$)と少し値段が上がります。
お肉は、スーパーマーケットで購入していました。お肉はマーケットで買おうと思うと、500gや1kgからなど一人暮らしではとても食べきれない量で売っていたからです。スーパーでは、1パックあたり鶏の胸肉が1.2$~、豚のロースが2$~でした。友達や職場の同僚とパーティーをするときは、マーケットでお肉を買ったこともありました。そのときは、豚で(部位は忘れました…)1kg=5.5$ほどのお値段でした。
ビール・アルコール類の値段
パブストリートでは、どこのお店もハッピーアワーが盛んです!ビール1杯0.5$(2000R)で飲めるところが多いです。ハッピーアワーが過ぎても、ビールは1~1.5$程度です。カクテルも3~5$で飲めるので、お酒が好きな人にはうれしいお値段です。
たばこの値段
カンボジアでは、日本や韓国など、海外のたばこの銘柄も売っています。主に、スーパーマーケットやコンビニなどで購入することができます。カンボジア製品のたばこは、1500R(0.375$)~、海外製品のたばこは、3000R(0.75$)~で購入することができます。
家賃相場
シェムリアップの家賃の相場についてご紹介します。シェムリアップのアパートは、ベッド、トイレ、ファンが部屋についていることが多いです。月160$以上のところですと、日本の一人暮らしと同じレベルくらいの生活がおくれます。月300$を超えると、部屋にソファがついていたり、他にも電化製品がそろっていたり、敷地内には、セキュリティ(警備員)がいたり、プールがあったりと、優雅な生活が送れます。
病院の診察料
在住中に実は、熱中症で1泊2日の入院をしたことがありました。内容は、医師の診断と点滴だけでしたが、それだけでなんと700$でした。カンボジアの医療費は日本と異なり、10割負担です。海外保険に加入していなければ、全額負担するところでしたが、保険でカバーができました。カンボジアでは、医療費は高いので、予め備えておくことが大切です。
カンボジア旅行にかかるお金・予算
最後にカンボジア旅行にかかるお金・旅行予算についてご紹介していきます。
フライトの金額
コロナ前には、全日空で成田-プノンペン間の直行便の就航がありましたが、2023年現在は運休中です。シェムリアップ行きでもプノンペン行きでも乗り継ぎが1回で、トランジット時間も5時間以内のものですと、ベトナム航空、タイ国際航空、大韓航空がおすすめです。東京、関西、中部からすべて就航があります。金額はエコノミークラスで、9万円台~になります。
ビザの申請料金
カンボジアでは、観光の場合でも入国にはビザが必要です。ビザがないと入国ができません。申請方法によって若干ビザの料金が変わります。
日本で事前に大使館で申請をする場合
ビザの申請地には、管轄があります。詳細は各大使館のHPをご確認ください。
東京大使館 | 大阪領事館 | 名古屋領事館 | |
料金 | 3,900円 | 4,300円 | 4,300円 |
オンライン申請の場合
90,000R(約3,200円)です。
空港で取得の場合
30$必要です。プノンペン空港でもシェムリアップ空港でも金額は同額です。
ホテルの宿泊料
カンボジアにはホテルやゲストハウスなどが、豊富にあります。旅のスタイルに合わせて宿泊先も選ぶことができます。
ホテルの場合、街中や観光地から近いエリアにあるホテルは、5つ星30,000円台~/1泊1部屋あたり、4つ星、3.5つ星20,000円台~/1泊1部屋あたりです。
中心部から少し離れたホテルですと、5つ星20,000円台~/1泊1部屋あたり、4つ星、3.5つ星15,000円~/1泊1部屋あたりです。
ゲストハウスもあります。オーナーの国籍にもより、金額にはかなりばらつきがあります。一応、日本人経営のゲストハウスの場合、3,000円~/1泊1部屋で宿泊できるところが多いです。
ドミトリーもあります。コロナ前は、1泊10$以下で宿泊できるところも多くありましたが、コロナ禍以降は値上げをしているところが多い印象です。
遺跡の入場料
シェムリアップの遺跡観光には、「アンコールパス」が必要です。現地で購入することができます。
1日券 | 37$ |
3日券 | 62$ |
7日券 | 72$ |
アンコールパスで入場できない遺跡もあります。
プノンクーレン | 入場料20$ |
ベンメリア | 入場料5$ |
プレアヴィヒア | 入場料10$ |
コーケー遺跡 | 入場料15$ |
アンコールワット周辺の遺跡は、アンコールパスで入場ができますが、遠方の遺跡は追加で入場料が必要な遺跡が多いです。
各種主な遺跡の場所・入場料・見どころについては下記ページをご確認ください。
オプショナルツアー
遺跡ツアーがメインとなりますが、観光する遺跡によって料金が異なります。アンコールワットやその周辺遺跡の1日ツアーであれば、5,000円~/1人あたりです。ベンメリア、バンテアイスレイ、プノンクーレンなどの遠方遺跡の1日ツアーであれば、15,000円~/1人あたりです。タイとの国境にある、プレアヴィヒアを観光の場合は20,000円~/1人あたりです。
遺跡以外ですと、水上生活を観光できるトンレサップ湖のツアーがあります。これは4,500円~/1人あたりです。
食事
場所やレストランの種類にもよりますが、仮にパブストリートで昼と夜食事をすると、昼は15$ほど、夜は20$ほど必要になります。
お土産
小物やアクセサリー、クッキーなどの食べ物のおみやげでも1つあたり、10$もしないものが多いです。友達や家族、そして自分向けのおみやげも含めて、10,000円ほど準備しておけば、充分に買い物ができます。シルクやデザイン性の高い衣服や小物を購入を考えている場合はもう少し準備しておくことをおすすめします。
カンボジア旅行5日間の予算は?
シェムリアップと仮定して、概算を出してみました。ホテルは2名1室利用の3泊5日のスケジュールで、1名あたりの金額です。
フライト代 | 約90,000円 |
ビザ代 | 約3,200円 |
ホテル代 | 約30,000円 |
アンコールパス(3日券) | 約9,000円 |
オプショナルツアー | 約24,500円 |
食事代 | 約15,000円 |
おみやげ代 | 約10,000円 |
合計 | 約181,700円 |
まとめ
今回は、カンボジアの物価についてご紹介をしました。カンボジアは、スーパーマーケットもありますが、現地の市場であるマーケットも多いです。マーケットでは、値段が表示されていなく、交渉がよく必要になります。そんなとき、物価を知っていれば、強気で交渉に臨むことができますね。観光の際にも、暮らしの際にも参考になればうれしいです。
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