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【プノンペン】カンボジア首都プノンペンのおすすめ観光スポット!

カンボジア・プノンペンのおすすめ観光スポットカンボジア旅行・観光

カンボジアの首都、プノンペン。観光には、アンコールワットのあるシェムリアップをイメージされる方が多いかもしれません!でも、実はプノンペンにも観光スポットは多数あります。今回はプノンペンの観光についてご紹介していきます。

プノンペンの基本情報

プノンペンの街並み

プノンペンは、カンボジアの首都にあたり、政治や経済、ビジネスなどの中心地です。プノンペンとは、カンボジア語で「ペン夫人の丘」という意味があります。ペン夫人が川から流れてきた仏像を見つけて、近くの丘にその仏像を祀ったことが由来しているそうです。仏像を祀った場所は、のちに整備され、今はワットプノンという観光地として知られています。

プノンペンは、メコン川とトンレサップ湖が交わる場所にあります。プノンペンのメインの観光地は、中心部に集まっているので、徒歩やトゥクトゥクなどで観光がしやすいです。またシェムリアップでは、見かけることの少ない、シクロ(人力自転車)を見かけるのも、プノンペンの特徴です。

プノンペンへの行き方

日本から行く場合

コロナ前は、全日空が成田ープノンペン間の直行便の就航がありました。残念ながらコロナ以降、運休が続いており、再開のめどがたっていない状態です。早く再開を願うばかりです。。!
一方で、乗継便は豊富にあります。ソウル乗継の大韓航空、ホーチミンまたはハノイ乗継のベトナム航空、バンコク乗換のタイ国際航空、シンガポール乗継のシンガポール航空などがあります。

シェムリアップから行く場合

シェムリアップとプノンペン、両方観光することもおすすめです。シェムリアップからプノンペンへ移動する場合には、3つの方法があります。

  • 1つめはフライトです。約1時間ほどで移動ができ、移動時間短縮にはぴったりの方法です。ただ、1日1~2本しかフライトが就航していないのと、金額が150$~なので、他の手段と比べると少し割高です。
  • 2つめはバスです。約6時間ほどで移動ができます。金額も17$前後が相場となり、お手頃です。シェムリアップ-プノンペン間は特に本数も多いので、観光のスケジュール調整がしやすいのも特徴です。
  • 3つめはバンなどのチャーターです。カンボジアの2都市をがっつり回るのであれば、バンや車両をチャーターして、プライベートツアーを組むのもおすすめです。長距離の移動も、プライベート空間であれば、楽に移動ができます。

観光にかかる日数

シェムリアップと比較すると、コンパクトに観光ができるのが特徴です。1日もあれば、充分に観光ができます。下記観光の一例です。

■カンボジアの歴史を学ぶ
トゥールスレン、キリングフィールド
所要時間:半日

■プノンペン市内観光
セントラルマーケット、王宮、シルバーパゴダ、国立博物館
所要時間:半日

また、シェムリアップの遺跡観光とプノンペン観光を組み合わせる場合は、下記スケジュールも可能です。

・1日目
夕方ごろ、シェムリアップ到着

・2日目
アンコールトム、タプローム、アンコールワット1日観光

・3日目
陸路で、シェムリアップからプノンペンへ移動(約6時間)

・4日目
プノンペン1日観光
夜のフライトで、帰国

・5日目
早朝、日本到着

プノンペンの天候・ベストシーズン

カンボジアの天候は、乾季と雨季にわかれます。乾季は11~5月、雨季は6~10月頃までです。
観光には、雨が降りにくい乾季がおすすめです。2~4月にかけては、35~40度とかなり気温も高い時期になります。そのため、比較的気温が安定している、11~1月頃が特に観光にはおすすめの時期です。この頃の気温は30度前後になります。
カンボジアの雨季は、日本の梅雨のように1日中雨が降るのではなく、短時間に集中して、雨が降ります。そのため、雨季でも観光することはできます。ただ、8~10月は台風や大雨の影響により災害も起こりやすい時期なので、現地の状況も見て、観光する時期を選ぶことをおすすめします。

プノンペンの治安

プノンペンは、近年都市開発が進む中で、貧富の格差もうまれているのが現状です。そのため、シェムリアップよりも、犯罪の発生件数も多いです。

プノンペンシェムリアップ
ひったくり5件0件
ひったくりを除く窃盗2件0件
「いかさま賭博」詐欺0件0件
空き巣0件0件
強盗0件0件
こん睡強盗1件0件

地域別犯罪発生状況(2023年1月~3月)日本人が被害者となった犯罪(大使館が確認したもの)在カンボジア日本国大使館より

プノンペンでは、上記のひったくりや強盗以外にも、銃やナイフを使った犯罪も発生しています。中には、ひったくりに抵抗したために、銃で撃たれた事件もありました。自分の身の安全を守るためにも、ひったくりや強盗には、極力抵抗しないことをおすすめします。

また、こういった事件に巻き込まれないためにも、人通りの少ない時間帯の早朝や夜に、外出をしたり、一人歩きをしないようにしましょう。

プノンペンの定番観光スポット

プノンペン観光には、かかせない!定番の観光スポットをご紹介していきます。

ワット・プノン

プノンペン ワット・プノン

ワット・プノンは市内で最も古い寺院です。プノンペンの名前の由来にもなった、寺院です。丘の上に建てられているので、市内の景色を一望することもできます。

ワット・プノン 時計台

寺院の他にも、時計台があり、こちらも見どころの1つです。ここで記念撮影をするのもおすすめです。

住所Wat, Phnom Penh, Cambodia
営業時間7:00~18:00
入場料1$
アクセス王宮から車で約10分

王宮

プノンペンの王宮

プノンペンの王宮は、カンボジア王家が住む宮殿です。カンボジアを象徴する場所でもあるので、美しい建築物や庭園が広がっています。王宮内には、カンボジアの歴代王様の肖像画や儀式に使用する道具があります。他にも、エメラルド寺院、ストゥーパ、ロイヤルダイニングホール、チャンチャヤパビリオン、ナポレオン3世からおくられたフランスの建物など、王宮には見どころがたくさんあります!

住所Samdach Sothearos Blvd , Phnom Penh,Cambodia
営業時間9:00~17:00
入場料10$
アクセスワット プノンから車で約10分

シルバーパゴダ

プノンペンのシルバーパゴダ

シルバーパゴダはその名の通り、床がすべて銀のタイルでつくられています。合計で5,329枚の銀のタイルでつくられています。銀のタイルの上にはカーペットが敷かれており、すべてを確認することができません。パゴダの入り口付近では一部カーペットがめくられているので、そこでぜひ銀のタイルを見てみてください。
銀のタイルの他にも、2,086個のダイアモンドを使った王冠をかぶった仏像や、エメラルドでできた仏像など、豪華な展示物が多いです。パゴダ内部では写真撮影ができないので、普段見るのことのできない豪華な展示物をしっかり目に焼きつけながら、観光を楽しみましょう。

住所Oknha Chhun St. (240), Phnom Penh,Cambodia
営業時間8:00~10:30、14:00~17:00
入場料10$ ※王宮と共通です
アクセスワットプノンから車で約10分

プノンペン国立博物館

プノンペン国立博物館

プノンペン国立博物館は、赤いクメール様式の建物が特徴的です。クメール王朝時代からの彫刻や漆器、木彫りなどが展示されています。アンコール遺跡から発見された彫刻も多く展示されております。高さ1m以上ある「横たわるヴィシュヌ神」、アンコールワットを奪還した、腕のない「ジャヤヴァルマン7世」、バンテアイチュマールの盗掘から助け出された「千手観音」の彫刻などがあり、シェムリアップで遺跡観光後に訪れると、より理解が深まります。
プノンペン国立博物館は、展示物はケースなどに入れられていないものが多いので、展示物の細部まで肉眼で見ることができるのも嬉しいポイントです。ただし館内の写真撮影は禁止されているので、注意しましょう。

住所Preah Ang Eng St. (13), Phnom Penh,Cambodia
営業時間8:00~17:00(最終入場 16:30)
入場料大人:10$、10~17歳:5$、9歳以下:無料
アクセス王宮から徒歩約5分

独立記念塔

プノンペン・独立記念塔

独立記念塔は、1953年にフランスの統治が終了したことを記念して建てられました。カンボジアでは、ヴィミアン・エカリーチ(Vimean Ekareach)とも、呼ばれています。この記念塔は、シェムリアップにあるバコン寺院をイメージしてつくられました。独立記念塔の近くには、ノロドム・シハヌーク王子の記念碑もあるので、一緒に観光するのもおすすめです。
また、夜には独立記念塔はライトアップされます。日中とはちがう雰囲気を味わうことができ、おすすめです。

住所Norodom Blvd, 41, Phnom Penh
入場料なし
アクセス王宮から車で約6分、徒歩約15分

セントラルマーケット

プノンペン セントラルマーケット

プノンペンのセントラルマーケットには、現地の人も利用する食品や日常品から、観光客のお土産など幅広い商品の取り扱いがあります。1937年にオープンし、昔はアジア最大のマーケットと呼ばれていたこともありました。外観はフランスの植民地時代の影響もあり、ヨーロッパ風のアールデコ様式となっています。

住所33 Samdach Sang Neayok Srey St. (67), Phnom Penh,Cambodia
営業時間店舗により異なります
アクセス王宮から車で約15分

カンボジアの歴史を学ぶ観光地

シェムリアップでは、遺跡を通じて古い歴史を学ぶことができます。プノンペンでは1970年代の酷く悲しい、ポルポト政権下のカンボジアの歴史を学ぶことができます。2つご紹介します。

キリングフィールド

カンボジア・キリングフィールド

キリングフィールドは、ポルポト政権下で虐殺が行われたり、ひどい拷問の果てに遺体が埋められた場所です。慰霊塔の中には5000以上の頭蓋骨が保管されており、当時の異常さ、悲惨さ、残酷さを強く物語っています。カンボジアを学ぶ上では、大切な場所であり、平和について改めて考えさせられる場所とも言えます。

住所killingfield Sangkat Cheung Aek, Phnom Penh,Cambodia
営業時間7:30~17:30
入場料3$
アクセスプノンペンの中心地から車で約30分

トゥールスレン虐殺博物館

トゥールスレン虐殺博物館

トゥールスレンはもともとは高校の校舎でした。写真だけを見ると、普通の学校のように見えます。しかし、ポルポト政権下では、ここで拷問・虐殺が行われていました。14,000~20,000人の人が収容され、ほとんどの方が亡くなっています。
館内には、当時の拷問の様子が描かれた絵や収容されていた方のお写真、実際に拷問で使われていた道具などがあります。トゥールスレンでは、現地の学生の平和学習の場にもなっています。こちらも、やはりカンボジアの歴史を学ぶ上で、欠かせない場所の1つです。

住所St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn,  Phnom Penh,Cambodia
営業時間8:00~17:00
入場料大人:5$ 10~17歳:3$ 9歳以下:無料
アクセス王宮から車で約15分

プノンペンのローカル・穴場スポット

プノンペンのローカル・穴場スポット

現地の人しか知らないような、ローカルな部分も楽しみたい!という方にもおすすめのスポットを3つご紹介します。

ストリート240

ストリート240は、もともとフランスの植民地だった時期に、数件お店があるだけの通りでしたが、現在ではおしゃれなお店がどんどん集まってきています。通りには、カンボジアシルクのお店やおしゃれなブティック店、アートの展示やお土産屋さんなどがあります。カフェやレストランなど食事のできる場所もあります。街歩きにはぴったりの通りです。

住所48 Oknha Chhun St. (240), Phnom Penh, Cambodia
アクセス独立記念塔から徒歩約6分

オルセーマーケット

プノンペン・オルセーマーケット

オルセーマーケットでは、電化製品や衣類、日用品など、生活に必要なものが多く売られています。フロアは1階と2階にわかれており、かなり広いマーケットです。セントラルマーケットよりも、より現地の方の生活に近いマーケットとなり、ローカルな雰囲気を味わうことができます。

住所Oknha Tep Phan St. (182), Phnom Penh, Cambodia
アクセス王宮から車で約15分

ワットボトム公園

プノンペン・ワットボトム公園

ワットボトム公園は、王宮と独立記念塔との中間にあります。公園には花や緑が整備されており、市民の憩いの場となっています。日中は、サッカーやテコンドー、セパタクローなど、運動をしている方がいたり、夜はダンスやヒップホップを楽しむ若者の姿を見ることができます。カンボジアとベトナムの友好の塔もあり、のんびり散歩をしながら散策するのにぴったりな場所です。

住所Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh,Cambodia
入場料なし
アクセス王宮から徒歩約5分

ガーデンシティーウォーターパーク

2020年オープンした、カンボジア最大のウォーターパークです。様々な種類のウォータースライダーや、流れるプール、波の出るプールなどがあります。キッズエリアもあるので、子どもから大人まで楽しむことができます。飲食物の持ち込みが禁止されていますが、パーク内では、串焼きやピザなどの軽食の販売があります。

住所Phum Prek Tarath, Sangkat Prek Tasek, Khan Chroy Changva,
Phnom Penh,Cambodia
営業時間水曜~日曜日の10:00~18:00
入場料時期やプランにより異なる

プノンペンのナイトライフ

プノンペンでは、バーやお酒を楽しめるお店が充実しています。景色がきれいなところや、女の子と飲むことができるお店をご紹介していきます。

sora bar

Vattanac Capital Towerの37階に、2018年にオープンしました。近年、高層ビルの建設がラッシュが続いているプノンペンですが、その中でもVattanac Capital Towerは目立つ存在で、sora barからはプノンペン市内の夜景を一望することができます。高級バーということもあり、サンダルやビーチウェアでは入店ができません。ドレスコードはスマートカジュアルとなっているので、服装には気をつけましょう。

club Y’s

日系キャバクラで、キャストはほとんど日本人です。プノンペンで安心して楽しみたい方におすすめです。お酒は、久保田や二階堂など、日本のお酒もおいてあります。またカラオケもあります。機器はJOY SOUNDなので、J-POPや昭和歌謡など、日本でおなじみの曲も楽しむことができます。

住所14E0,Pasteur N51, Chatomuk Commune, Doun Penh District,
Phnom Penh,Cambodia
営業時間21:00~1:00(月曜定休日)

club W

日本語を話すカンボジア人の女の子が多く在籍するお店です。経営は、日本人が行っているため、こちらも安心してお店を利用することができます。シックなデザインの店内には、コニャックやシャンパン、ウィスキーなどがあり、メニューには飲み放題もあります。

まとめ

プノンペンにも、”シティー”ならではの観光スポットや、歴史を学べる場所が多くあります。また、首都ということもあり、カンボジアの最新の文化や流行りも感じることができるのも魅力の1つです。ぜひ一度訪れてみてください!