韓国・仁川国際空港は日本と韓国を結ぶフライト利用だけでなく、仁川から乗り継いで世界各国の都市に行くことができるアジアのハブ空港です。
韓国旅行者のみならず、乗継ぎで仁川空港を利用する方々にもぜひおすすめしたいのがIR・統合型リゾート「パラダイス・シティ」。
というのもパラダイス・シティは空港の隣に位置し、送迎バスで約5分なのです。
このブログ記事では筆者が体験したパラダイスシティでの体験や過ごし方をご紹介します。
仁川空港の早朝到着にもおすすめのパラダイス・シティ
先日筆者は仁川空港に早朝に着く便を利用しました。
日本からのフライト時間は約2時間半で機内で眠るには短く、ソウル市内のホテルにチェックインできるのは14時。完全に睡眠不足、体内時計が狂った中で初日を過ごす自信がありません。
チェックインまでにどこかで横になれる場所があれば、とひらめいたのが空港から簡単に行くことができて、スパ・カジノ・レストランが楽しめる「パラダイス・シティ」でした。
お風呂に入って少し眠ることを目的に行ったものの、想像以上の快適さと豪華さに圧倒された滞在でした。
カジノ目的で訪れる人も多いパラダイス・シティ。
日本人にはカジノで楽しめる初回クーポンも頂けるとのことで、人生初のカジノにも挑戦するべくパラダイス・シティに行ってきました!!
パラダイス・シティとは?
日本から最も近い国の一つ、韓国の仁川市にある「パラダイスシティ」は、2017年に北東アジア初の統合型リゾート施設としてオープンしました。
日本を代表する総合エンタテイメント企業「セガサミーグループ」と、韓国の観光レジャー企業「パラダイスグループ」が、5つ星ホテル、カジノ、スパ、ナイトクラブやエンタテイメント施設などに各分野のノウハウを集結、韓国・仁川国際空港隣接エリアに韓国で最初に誕生した統合型リゾート(IR)です。
敷地面積は約10万坪、東京ドーム7個分!!
ホテルで最高のバカンスを味わえる“ホカンス”の多彩な楽しみ方を提供してくれるリゾートです。
※IRは「Integrated Resort」の頭文字で、「統合型のリゾート」という意味です。
カジノのほかに大型の国際会議場やホテル、それに劇場などさまざまなエンターテインメント施設を兼ね備える大きな施設のことをこう呼んでいます。
日本では大阪湾の人工島「夢洲」にカジノや国際会議場などを整備し、2029年の秋から冬ごろの開業を目指しています。
仁川空港からの行き方・アクセス
第1ターミナルからの行き方
【第1ターミナル】に到着した場合、到着ロビーを出て「3C」または「14C」からパラダイスシティ行きの無料シャトルバスに乗車できます。
筆者はこの看板の前で待っていましたが、よく見るとホテルシャトルバスは20M先と書いてあるので移動します。
パクソジュンさんの柔和な笑顔が目印の豪華なバスです。(復路時に撮影)
第2ターミナルからの行き方
【第2ターミナル】から乗車する場合は、到着ロビーを出て「2A」から乗車可能です。こちらから乗車する場合、第2ターミナルは第1ターミナルよりも少し離れているため、所要時間は約20分かかります。
公式HPによると現在第2ターミナル発の運行間隔は60分(第1ターミナル発は30分間隔)とのことですので、空港シャトルバスを利用して第1ターミナルに移動してからホテルシャトルバスを待つ方が早いかもしれません。
5分弱でパラダイス・シティに到着です。
パラダイスシティのカジノ体験
筆者は黒のワンピースに着替えてカジノに足を踏み入れましたがその心配は無用でした。
観光客が訪れるカジノということで比較的カジュアルな服装でも入ることができますが、サンダルや露出の多い服、スエットなどは控えた方が良いでしょう。
とはいえ韓国のカジノにドレスコードは存在しないようです。
普段と違う異空間、少しドレスアップして雰囲気を楽しむのも良いかもしれませんよ。
ではパラダイスカジノに向かいます!!
シャトルバスを降りてパラダイス・シティの館内に入るとお化粧室があります。
とにかく綺麗で豪華なのでカジノ前の身支度を整えるにはおすすめです。
お化粧室を出ると両サイドにパクソジュンさんの看板が出迎えてくれます。
このエスカレーターを上がると、ホテルの各棟をつなぐ中心となるスペース「WOW SPACE」に出ます。
ここに日本を代表するアーティスト草間彌生の黄色いかぼちゃ、「Great Gigantic Pumpkin」が絶対的存在で鎮座しています。
数多くのドラマのロケ地にもなっているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ちなみにパラダイス・シティにはおよそ3000点のアート作品が展示されていて、アートに明るくない筆者でも散策してみたくなりました。
かぼちゃの先、パラダイスカジノに向かいます。
カジノの入場方法・クーポン
まずパラダイスカジノの受付デスクに立ち寄りましょう。
受付でパスポートを提示します。筆者は日本人スタッフに対応してもらいました。
カジノ初心者にとって心強い存在、質問しやすく安心です。
場内にはスーツケースはもちろん、ハンドバッグ以上の大きさの荷物は持ち込むことができないので、ホテルの小さな紙袋を頂きました。この紙袋はシックで素敵でしたよ。
パスポートを提示した後、大切なのが無料の会員カードを作ること!!
会員になると、
そして、もう一つ!
その他には
筆者はスパが目当てでこの施設に来たと言っても過言ではありません。
迷わず会員登録しました。
受付を通過したら左手にあるKIOSKでクーポンを発券してカジノスタートです。
とはいえ、ルールが分からない…
カジノ内レストラン「Cafe9」
初めて入るカジノの雰囲気に心地の良い高揚感を味わいながらまず場内を一周してみました。
が、実際にゲームが行われているテーブルやスロットを見てもどのように賭けたらいいのか全く分かりません。
お腹も空いてきたし、朝食をとりながら受付でもらったルールブックや、さっきお友達になって送られてきたLINEのガイダンスを読もうと思います。
というわけで、「Cafe9」へ!!
韓国料理や中華、和食などの10種類以上の定食メニューからスンドゥブチゲを選びました。
街中の食堂と同じメニュー、でもどこか違うホテルクオリティの定食にチャレンジできて良かったです。
カジノに挑戦!結果は・・
場内にも日本語が話せるスタッフがいらっしゃいます。
カジノ初心者であること、そしてクーポンを使いたいと宣言するとクーポンを使用できるゲームであるルーレットに案内してくれました。
なんとなくルールを理解し、いざ初挑戦! …数秒の夢を見られて幸せでした。
次にスロットで使える2,000円分のクーポンを手に、親切な女性スタッフのレクチャーを受けながらトライするとほんの少しの儲けが!! この勝ち分が現金に換金できます。
場内には2か所、無料のコーヒーやソフトドリンクコーナーが配置されていて飲み物をゲームのテーブルに置くことも可能です。
また、ロック付きのスマホ充電コーナーもありました。
筆者のカジノ初体験は間違いなく人生勉強になりました。
スパ「シメール Cimer」でスッキリしよう!
次に向かうのはスパ「シメール Cimer」です。
『シメール』はウォーターパークとチムジルバンを楽しめるヒーリングスペース。
ラグジュアリーなヨーロピアンリゾートをコンセプトに、韓国固有のチムジル文化を融合させたスパとのことで、清潔な環境の中で湯ったりした時間を過ごせそうです。
スパの行き方
パラダイスカジノを背に右に進みます。
この確実にSNS映えのする異空間を通り過ぎると
プラザというエリアに到着します。
ここから右に向かって歩き、一旦外に出ます。前方にシメールが見えてきました。
左手には何だかとんでもなく芸術的な空間が見えますね。
とりあえず確認し、再びシメールの方向へ。
ちなみにこの空間も数々のロケ現場として利用されているそうです。
着きました。
10時のオープンに合わせて中に入ります。
スパの受付:会員証を提示で料金半額に
受付でカジノの会員証を提示すると、アクアスパゾーンとチムジルスパゾーンに6時間滞在できる統合チケットが通常期大人50,000wのところ半額になりました。
スーツケースは受付奥のストレージで預かってもらえます。売店もあります。
スパの施設と体験
この先のロッカールームに向かいます。
筆者はスパゾーンのみの利用でしたが、意外とアクアゾーンに行く方が多かった印象です。
一通りのお風呂やサウナを堪能した後は仮眠するべく館内を一周してみます。
館内着は少しおしゃれなワンピースのようなスタイルなので、格好を気にせず過ごせました。
至る所に休めるスペースがあり、皆ヒーリングを楽しんでいらっしゃいました。
筆者はここでしばらく仮眠しました。
ちなみにこの日本製のリクライニングシートではUSBでスマホの充電ができます。
仁川空港の隣に位置するパラダイスシティ。
早朝などの発着やトランジット・乗継ぎで時間をつぶしたい人には最高のリゾートです。