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【カンボジアの治安】渡航前に確認したい!治安・食べ物・安全情報を在住経験者が解説

カンボジアの町並み・治安注意点 カンボジア旅行・観光

旅行や生活をするのにまず気になるのが、その国の治安です。海外に行けば、日本にいるとき以上に安全対策をする人が多いです。今回はカンボジアの治安や安全対策についてご紹介していきます。

世界の他の国と比較した治安ランキング・危険性、女性の一人旅や夜の安全性、旅行時の交通機関や食べ物・水まで注意点まで幅広く解説します。

カンボジアのGPI・治安ランキング

カンボジアの国旗 - 治安ランキング

GPIとは、「Genuine Progress Indicator」の略です。国内総生産GDPに代わる、基準として作られました。GDPは国のすべてに関わる支出を合計したものです。そのため、犯罪や戦争などマイナスな活動もGDPには含まれています。
一方GPIは、マイナスな活動に関わる支出は含まれません。GDPと同じ消費データベースを活用しながら、そこからマイナスな活動に関わるものは含めず、さらに家事やボランティア活動などの価値を含めています。GPIは、GDPとは異なり、人々が経済的・社会的にどれだけ順調なのかをはかることができます。もっと身近な日本語ですとGPIは、「世界平和度指数」と呼ばれています。

カンボジアは2023年現在、73位にランクしています。インドネシアやお隣のベトナムよりも低い順位でした。GPIのランキングを見ると、あまり平和ではないのかな?という印象を受けます。

もう1つ治安を確認するのに外務省の危険情報があります。こちらでは、カンボジアはレベル1で、特別危険度が高い状態ではありません。観光や出張など、渡航ができる状態と、外務省からは判断されています。

カンボジアの安全指数が低い理由

では、なぜGPIのランキングは低いのでしょうか。1つ考えられるのは、フン・セン首相による政治です。20年以上内戦が続き、内戦に終止符を打つことができたカンボジアは、民主主義を目指してきました。
しかし残念ながら、フン・セン首相は、彼に反対する勢力や、都合の悪いことを報道するメディアたちに対して弾圧行為をしています。カンボジアに大きく経済的な協力をしている中国の影響も受けてなのか、民主主義とは逆行するような状態になっています。そういったこともあり、国民が幸せでないと感じているのが、GPIに反映されているのかもしれません。

政治は荒れていますが、観光や出張など、渡航に関しては、現状特に危険な状態ではなさそうです。

カンボジアの治安は悪い?危険性と注意点

シェムリアップに私は住んでいましたが、警察のお世話になったり、危険な目にあったことはありませんでした。ただ、日本にいるときとは異なり、気をつけていたことがいくつかあるので紹介します。

犬に気軽に近寄らない

カンボジア・シェムリアップの犬

犬好きなので非常につらかったのですが…、カンボジアの犬には気軽に近寄らないようにしていました。狂犬病をもっている可能性があるからです。触ってかまれてしまったら、終わりです。犬だけに限らず、そのほかの動物にも、日本の感覚で近寄ったり、触ったりしないようにしましょう。

チャック付きのかばんを使う

シェムリアップは観光地ということもあり、スリが多いです。そのため、チャック付きのかばんを使っていました。リュックは後ろからあけられる可能性があるので、おすすめしません。常にかばんは自分の目の届くところに置いて管理していました。
また、当時通勤で自転車を使用していましたが、カゴは使っていませんでした。チャック付きのかばんを使いながら、自分の体からかばんを離さないように意識していました。

「1人」という印象を作らない

カンボジアに住み始めた当初は、1人でいることが多く、見知らぬ人から声をかけられることがよくありました。ただ、住んでいく中で、現地の日本人やカンボジア人の同僚との関係性ができてくると、彼らと行動することが多くなりました。その結果、見知らぬ人から声をかけられることはなくなりました。海外で1人でいると、声をかけられやすく、また住み始めたころは右も左もわからないので、犯罪に巻き込まれるリスクも高まります。できる限り早く、現地での人間関係を構築することをおすすめします。

慣れない道は通らない

カンボジアの風景・自然

一部の遺跡周辺では、まだ地雷が撤去されていないということがあります。しかし、地雷が撤去されていないのは、一部の遺跡周辺だけではありません。シェムリアップ市内に地雷はまだ残っており、どこに埋められているかわからない状態です。そのため、人が通っていない道や知らない道は、極力通らないようにしましょう。

プノンペンの治安状況・危険な犯罪

私はシェムリアップでは、上記のことを気をつけていました。一方のプノンペンでは、ここ数年の都市開発により貧富の差がかなり広がっています。そのため、プノンペンでの犯罪件数の方がシェムリアップよりも多いです。プノンペンでは、トゥクトゥク乗車中にスリにあったり、ひったくりに抵抗したら銃で撃たれたなど、事件の内容も凶悪です。プノンペンへ観光や出張、在住の際には、シェムリアップよりも、さらに気を引き締める必要がありそうです。

カンボジアで女性一人旅はできる?

カンボジアで女性一人旅はできます!遺跡観光以外にも、ショッピングでアジアン雑貨を楽しめたり、南国フルーツを食べたりと、女性にとってうれしいことがいっぱいです。ただ気をつけるポイントもあるので、シーン別でご紹介していきます。

遺跡観光での注意

カンボジアの遺跡の観光の注意・治安

混載ツアーに参加したり、プライベートガイドをつけることをおすすめします。ガイドさんがいれば、遺跡の回り方や解説はもちろん、執拗な物売りからも守ってくれることが多いです。ただガイドさんをつけたからといって安心してはいけません。遺跡観光では、スリや置き引きが多発しています。持ち物は自分でしっかり守りましょう。

マーケットでのショッピングでの注意

シェムリアップでは、オールドマーケットやナイトマーケットなど、お買い物が楽しめるところが多くあります。遺跡観光と同様に、スリ・置き引きには十分気をつけましょう。アジアンパンツやワンピースは、いろいろなデザインがあり、つい選ぶのに夢中になりがちです。鏡で合わせてみたり、試着をしたりしている間に、荷物がなくなっているケースもあります。日本のお店とはちがうことを忘れないようにしましょう。
また、マーケットの人たちも、観光客には、高くものを売りつけがちです。はじめに言われた金額をすんなり受け入れないようにしましょう。交渉をすると、安くしてもらえることがほとんどです。

夜のひとり歩きの注意

カンボジアの夜の一人歩きの注意・治安

パブストリート周辺やナイトマーケットが開催されているエリアでは、21時でも人通りが多く、にぎやかです。それくらいまでの時間であれば、食事を楽しんだり、ショッピングをしていても問題ないと感じます。心配な方は、ナイトマーケットをガイドさんと一緒にまわるツアーも一部あるようなので、そちらをご利用することをおすすめします。

カンボジアの交通機関と準備

カンボジアの交通機関の注意

シェムリアップでは、トゥクトゥクやバイクタクシー、車のチャーターなどがメインの交通手段になっています。

トゥクトゥク

東南アジアでは、お馴染みのトゥクトゥクですね。カンボジアのトゥクトゥクの特徴は、乗車する部分がバイクにつながれており、バイクの運転によって動く仕組みになっています。あまりスピードはでませんが、乗っていると、風が心地いいです。
料金については、必ず出発前に交渉をしましょう。目的地到着後に交渉をすると、トラブルにつながるので、気をつけましょう。交渉に自信のない方は、宿泊ホテルのスタッフにトゥクトゥクを呼んでもらうのもおすすめです。ホテルがよんでくれたトゥクトゥクであれば、流しのトゥクトゥクドライバーよりも信頼度も高いですし、何かあればホテルのスタッフを通して行き先や支払いの相談ができます。
また大きいお札の場合、おつりの用意がないこともあります。できるだけ、細かいお金を準備しておいたほうがいいです。

バイクタクシー

バイクの後ろにのせてもらうのがバイクタクシーで、トゥクトゥクよりも料金が安いです。空港にも、バイクタクシー多く待機をしているので、一般的な移動方法と思われがちですが、個人的にはあまりおすすめしません。
理由は2つあります。1つは、トゥクトゥクドライバーのように語学が堪能ではないからです。トゥクトゥクドライバーは日本語や英語を話すドライバーがほとんどですが、バイクタクシーのドライバーで日本語を話す人に私は出会ったことがありません。よくて英語が話せる方です。英語も話せないドライバーも多いです。そのため行先を伝えたり、交渉でも苦労します。
2つ目の理由は事故です。カンボジアの交通事情は、日本のように整備されていないので、バイク同士の事故がよく起こっています。事故のリスクを考えると、観光での利用や長距離での利用は、避けたほうがいいでしょう。

車のチャーター

大人数での旅行やプライベートツアーで遺跡観光したい方に、ぴったりの交通手段です。旅行会社で事前に申し込みをしたり、カンボジア到着後であれば現地のホテルを通して予約する方法があります。トゥクトゥクやバイクタクシーとは違って、明瞭な金額設定がしてあるので、交渉も不要です。

配車アプリ

カンボジアでも配車アプリが使えるようになりました。現在利用できるアプリが「Grab」と「PassApp」です。アプリであれば、交渉が不要で通常よりも安く利用ができます。また行先もアプリの地図で共有できるので、説明の手間もありません。どちらのアプリも使用するときには、インターネットの環境が必要なので、wi-fiのある場所やポケットwi-fiを持ち歩いて、使用しましょう。

カンボジアの生物と危険性

カンボジアのヤモリ

ヤモリ

カンボジアでは、ヤモリは家の守り神として考えられています。そのため、ホテルの天井やかべでも見かけることがあります。ヤモリが屋内にいるのは、日本人にとって驚きですが、基本的には人に近寄ってきたり、攻撃したりなど、害はありません。カンボジアでは、家の中の害虫を食べてくれて、家の中を清潔に保ってくれるという考えもあるそうです。カンボジアのヤモリは、見かけてもそっとしておきましょう。

アリ

カンボジアのアリは、日本のアリよりも食べ物をかぎつけるスピードが圧倒的に早いです。日本の感覚で少し食べ物を冷蔵庫から外に出しておくと、30分もしないうちにアリがどこからともなく、すぐに集まってきます。食べないものや、使わない材料はすぐに冷蔵庫にしまいましょう。
また、カンボジアには、赤アリがいます。赤アリは人を噛むこともあり、チクッと痛みます。大きめの赤アリは、昔ポル・ポト時代に拷問で使われていたという諸説もあるほどです。赤アリに噛まれた後はかゆみにつながることもあるので、赤アリには近づいたり触ったりしないようにしましょう。万が一、噛まれた場合には水でよく患部を洗い流し、消毒液をつけることをおすすめします。

キングコブラ

キングコングは日本には生息しておらず、主にカンボジアを含む東南アジアに生息しています。噛まれると、猛毒が体中にまわり、30分以内に死にいたるケースがほとんどです。近年シェムリアップの遺跡や観光地で出没したり、人が噛まれた、というようなニュースは出ていないようです。キングコブラは、山の中に住む習性があるので、山間部で出没する可能性が高いかもしれません。

カンボジアの食べ物と水の注意点

カンボジアの食事・水の注意点

カンボジアに在住してからも、絶対にしなかったことがあります。それは、生水を飲むことです。カンボジアの水道水は、衛生上、そのまま飲むことはできません。水を飲むときには、必ずミネラルウォーターを飲むようにしましょう。お米を炊いたり、スープをつくるときにも、私の場合はミネラルウォーターを使っていました。
在住中もう1つ気をつけていたことは、食中毒です。日本とは気候も違いますし、衛生環境も異なります。カンボジアは、日本よりも食中毒が起こりやすい環境にあります。少しでも臭ったり、味が変だと感じたときには、食事をやめるようにしていました。

観光時には以下のことにも気をつけることをおすすめします。在住中はどれも気にすることなく、やっていたことですが、旅行は短期間だからこそ、調子を万全にして楽しみたいですよね。お腹の調子や個人差もあるので、一概には言えませんが、参考になればいいです。

飲み物に入っている氷は、抜いてもらう

多くのお店では、飲料水で氷を作っていますが、中には水道水で氷を作っているお店もあります。心配な方は、氷なしでオーダーすることをおすすめします。ちなみに在住中は、飲み物に氷を入れてもらっていましたが、氷であたったことはありませんでした。

生野菜は避ける

生野菜を避ける理由は2つあります。1つは、暑い気候の中で、野菜がいたんでしまっている可能性があるのと、もう1つは、野菜を水洗いします。水道水で洗うので、その水が野菜に残り、運悪くお腹の調子を悪くしてしまう可能性があるからです。

缶の飲み物に注意する

カンボジアには、缶のジュースやビールが多くあります。気をつけてほしいのが、飲み口です。カンボジアの缶の飲み口は日本ほど衛生的ではありません。そのためお店やレストランでは、コップが一緒に出されたり、ストローが一緒についてきます。

カンボジアでのタブー

日本では無意識にしていることでも、カンボジアではタブーとされていることがあります。3つご紹介します。

子どもの頭をなでる

頭は、神聖な場所で神様が宿っているという考えがあります。そこで子どもの頭をなでてしまうと、神様ごとつぶしてしまいます。そのため、カンボジアでは、子どもの頭をなでることはタブーとされています。日本では愛情や親しみをこめて、子どもの頭をなでますが、カンボジアでは、ちがうので注意しましょう。

女性が僧侶に触れる

カンボジアでは、オレンジの袈裟を着た僧侶を見かけます。日本では、見かけないので、珍しいですよね。でもそんな彼らも厳しい決まりの中で、絶賛修行中の身なのです。決まりの中には、食事の制限や、異性に触れてはならない、托鉢や寄進などがあります。ここで決まりを1つでも破ってしまえば、修行は1からやり直しとなります。ですので、僧侶を見かけたら、温かい目で見守るようにしましょう。

露出の多い服装

アンコールワットの第三回廊では、ノースリーブやタンクトップ、ミニスカートやショートパンツでは、入場ができません。チェックする係もいます。そのほかの遺跡では、服装規制はありませんが、日焼けや虫刺されの心配もあるので、遺跡観光を楽しむためには、露出を控えた服装がおすすめです。

カジノでの注意

カンボジアのカジノは、他国のカジノと比べると規制がゆるめです。入場するときに、パスポートチェックを行うカジノもあるので、持っていた方が安心です。服装も、特にドレスコードもないので、比較的ラフな服装で入場ができます。

カジノは、日本にはないので、つい撮影したくなりますが、カジノエリアでは撮影が禁止されています。誤って撮影をしないように注意しましょう。また、カジノエリアに、スマホを持ち込むことはできますが、ゲーム中に触れると反則を疑われるので、触れないようにしましょう。

カンボジアのカジノは、ミニマムベットが10$のテーブルが多いです。テーブルによっては、ミニマムベットが100$以上のところもあります。座る前によく確認してから、ゲームに参加しましょう。

最後に、カジノから帰る際は、できるだけタクシーを利用しましょう。夜の時間帯で、カジノから出たところを見られていると、犯罪に巻き込まれやすいです。カジノ内のセキュリティは万全ですが、カジノから出れば、自分の身は自分で守らなければなりません。

いかさま賭博詐欺

これは、カンボジアで20年以上前からよくある詐欺の1つです。ターゲットは1人で旅行をしている人です。手口はこんな流れです。

日本語を話す東南アジア系の女性から声をかけられる
 ⇓
話がはずみ、食事に行く
 ⇓
親戚やら家族やらが今度日本に行くから、日本について詳しく教えてほしい
家にきてほしい
 ⇓
家で食事や談笑。
突然、自称ディーラーが現れ、いかさま賭博をやらないかと誘われる
 ⇓
タイミングよく友人(負け役)が現れ、最初はいかさまで勝ち続ける
友人(負け役)が最終ゲームと言って多額の現金を出し「現金を見せないと信じられない」などと現金の準備を要求する
 ⇓
自称ディーラーに現金を準備しようと提案される。ATMや宝石店に向かい、クレジットカードで現金を引き出させたり、宝石店で高額な宝石を買わせて、自称ディーラーは現金や宝石をもったまま逃亡

一人旅をしていると、現地での出会いも大切にしたいものです。さらに日本語を話すとなると、心のバリヤもゆるくなりがちです。ですが、このような犯罪もあるので、話しかけられたときに、日本語を話す・親戚/家族が日本に行く・家にこないかと言われたら、スルーしましょう。犯罪に巻き込まれます。

ツーリストポリスは使える?

カンボジアの観光地のツーリストポリス・警察
参照:カンボジア・ツーリストポリス(wikipedia)

シェムリアップとプノンペンには、ツーリストポリスがあります。ツーリストポリスは、主に外国人旅行者の事件や事故を担当してくれます。具体的な例ですと、スリや盗難などにあった際に、盗難届や証明書の作成をしてくれます。

ですが…、このツーリストポリスを利用するには、ハードルが高いと個人的には感じています。理由は2つあります。
1つ目は、事件や事故の状況を、英語で説明しなければなりません。残念ながら、ツーリストポリスには日本語を話す職員がいないので、英語が必須になります。現地の旅行会社ならなんとかしてくれるかも!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現地の旅行会社がツーリストポリスで状況を説明してくれたケースは、聞いたことがありません…。(事故で、旅行会社に重大な過失がある場合は別ですが。)自分の力で説明することが必要です。

2つ目は、手続きに日数と手間がかかることです。カンボジア旅行の場合、5~7日ほど滞在する方が多いですが、滞在中に盗難届や証明書が発行されるケースはほとんどありません。何かとツーリストポリスには出所させ、証明書は出国時に間に合わないという結果で、日本に帰国される方が多いです。カンボジアの悲しい体質ですが、賄賂でお金を積むと、早く発行してくれるケースはあります。

ツーリストポリスはありますが、結果につながらないことがほとんどです。そのため、ツーリストポリスを頼ることはおすすめしません。やはり自分の身は自分で守ることが一番です。

パスポートを紛失したり、盗難にあったら?

カンボジア観光中に、パスポートの紛失または盗難にあったら、日本に帰れなくなってしまいます。一大事です。そんなとき、まずは最寄りの日本大使館に相談しましょう。下記がシェムリアップの事務所です。

在シェムリアップ日本国領事事務所
住所: Sokha Palace Siem Reap Hotel, Road 60,Phum Trang, Sangkat Slorkram, Siem Reap(Googleマップ)
電話:063-963-801~3
受付時間: 月~金曜 09:00~11:30/14:00~16:30
休館日: 土~日曜、カンボジアと日本の祝祭日

実は、ソカパレスシェムリアップホテルの敷地内にあります。
手続きとしては、パスポートを紛失した届け出を作成して、

①新しいパスポートの発行
または
②日本帰国のための渡航書

のどちらかを選ぶ流れとなります。
渡航書の場合は、日本帰国のみ有効となるので、他の国へ入国することは一切できません。他の国での乗り換えは問題ありません。

届け出の作成やその他の書類作成には、いずれも身分証明書のコピーが必要となります。万が一に備えて、パスポートのコピーを用意したり、スマホにパスポートの写真データを保存していくことをおすすめします。

まとめ

カンボジアは、内戦があった過去や地雷の存在、また、発展途上国ということもあり、観光や渡航に不安を覚える方がいると思います。私も行く前はそうでした。ですが、ルールやポイントをおさえて、観光や在住をすれば、観光では問題なく楽しめますし、在住もすることができます。
さらに、万が一の場合に備えた対処方法も知っておくのもいいでしょう。カンボジアは、決して危ない国ではありません。人も気候もあたたかく、思いっきり楽しめることができます。ぜひ、渡航前の参考にしてください。