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【新千歳空港と周辺の暇つぶし】待ち時間の過ごし方:食事・買い物・観光スポットが勢ぞろい

新千歳空港 北海道の旅行・観光情報

「新千歳空港」は北海道の玄関口として知られ、年間2,200万人以上が利用する道内最大級の空港です。利用者も多いため空港内には、「食べる」・「楽しむ」・「買う」の三拍子そろった暇つぶしスポットが勢ぞろい!

今回は新千歳空港での待ち時間を、有意義に過ごすための暇つぶしスポット15選をお届けします。空港内で美味しいグルメを味わったり、遊びやお土産購入にも役立つスポット、さらに空港外の観光スポットまで一気にご紹介!

新千歳空港はどんなところ?

新千歳空港はどんなところ
参考写真:Yu Kato(unsplush

年間2,200万人以上が利用する新千歳空港は、ANAやJALをはじめLCC(格安航空会社)各社の国内線に加え、アジア・ハワイ・一部ヨーロッパの各都市を結ぶ国際線までも就航しています。近年では中国・韓国・台湾からの利用者が増大したことで、国際線の拡張整備も行われ混雑解消にも努めるほどです。

そんな新千歳空港では乗り継ぎや搭乗時間までの暇つぶしに、ぴったりなスポットが目白押し。グルメ、ショッピング、リラクゼーションなど、それぞれの好みに合わせて自由に過ごせるのも特徴となっています。

食事をして暇つぶしできるグルメスポット

北海道グルメといえば新鮮な海鮮や乳製品、またご当地グルメとしては味噌ラーメンやスープカレーが有名です。新千歳空港では、札幌近隣だけでなく北海道全土から集めた美味しいグルメが味わえること。単なる暇つぶしだけでなく、わざわざ訪れたいスポットもあるほどです。

①フードコート(国内線ターミナルビル3F)

新千歳空港にはフードコートがあり、他店と比べ「安い・早い」グルメを堪能できます。こちらでは滑走路を眺めながら食事ができ、一か所でさまざまなグルメが楽しめるのも大きな特徴です。

松尾ジンギスカン フードコート店

新千歳空港にある松尾ジンギスカン

松尾ジンギスカンは、札幌市北東部に位置する滝川市の有名ジンギスカン・ブランドです。お店の創業は昭和31年、ジンギスカン特有の臭いを抑えながら羊肉本来の美味しさが味わえる名店となっています。

松尾ジンギスカンの大きな特徴は、羊肉特有の臭いを消すために生ニンニクを使用するのではなく、リンゴと玉ねぎを絞った果汁に、数十種類のスパイスや調味料を合わせたオリジナルダレを使用していること。オーナーが長い年月をかけて作り出した「もみだれ」は、味の決め手と言っても過言ではありません。

新千歳空港内には通常の店舗もありますが、フードコートではここでしか味わえないメニューがずらり。名物のジンギスカン鍋にご飯・お味噌汁・漬物がセットになった特上ラムやマトンジンギスカン定食の他、ここでは「安い・早い・うまい」の丼ぶりものが人気となっています。

「特上ラムジンギスカン丼」は大・中・小からチョイスでき、網焼きステーキが乗った「ジンギスカンステーキ丼」や、リーズナブルに味わえる「ジンギスカン卵とじ丼」は人気メニュー。「空弁ジン丼」はテイクアウト可能なため、時間のない方にもおすすめです。

■松尾ジンギスカン フードコート店
場所 : 国内線ターミナルビル3F
営業時間:10:30~20:30(LO20:00)
公式サイト : 松尾ジンギスカン 新千歳空港フードコート店

②北海道ラーメン道場(国内線ターミナルビル3F)

新千歳空港内にある北海道ラーメン道場

国内線ターミナルの3Fにある「北海道ラーメン道場」には、道内の人気店10店舗が軒を連ねています。エリア内では「北海道の一品」・「こってり」・「あっさり」の3カテゴリーに分けて、各店舗のおすすめラーメンをご紹介!個性あふれる一杯が勢ぞろいしているので、北海道旅行の〆グルメとしてもぴったりです。

中でも行列が絶えない人気店の一つが、「えびそば一幻」。紅い甘えびをふんだんに使用したスープと天かすが特徴で、エビの旨味を生かした一杯が味わえます。仕上げに使用する「えび油」や、紅ショウガにエビのすり身を混ぜて揚げた天かすは味の決め手となる隠し味です。

また函館に本店を構える「あじさい」は、本州では味わえないため貴重な一軒。お店の看板メニューともいえる「塩ラーメン」は、あっさりとしながらもコクが感じられる一杯です。創業以来、受け継がれたスープには、昆布をベースにとんこつ・鶏ガラの出汁を合わせ、麺とのからみも最高の仕上がりになっています。

■北海道ラーメン道場
場所 : 国内線ターミナルビル3F
営業時間: 9:00〜21:00くらい(店舗により異なる)
公式サイト : 北海道ラーメン道場(新千歳空港サイト)

③市電通り食堂街(国内線ターミナルビル3F)

「市電通り商店街」は、レトロな雰囲気が漂うグルメパークです。路面電車のレプリカや市電が通るレールも敷かれ、石畳風の通路が一層ノスタルジックなムードを感じさせてくれます。エリア内では札幌名物が味わえ、所々にインスタ映えスポットもあり子供から電車マニアまでもが楽しめる一角です。

スープカレーlavi 新千歳空港

札幌の名店スープカレーlavi

「スープカレーlavi」は、札幌市内に数店舗を構える人気です。通常の店内はバリ島をイメージした内装ですが、新千歳空港店ではガラス窓が大きく明るい雰囲気となっています。お店ならではの色鮮やかなバリ絵画「プンコセカン・スタイル(草花や鳥が描かれた絵画)」も飾られ、南国ムードも満点です。

気になるメニューでは、ベースとなるスープ(トッピング)をチョイスできます。他店に比べて濃厚な旨味とコクに加えて、トマトの酸味とシナモン風味が感じられるオリジナルスープ。北海道産の野菜を中心に15種類をチョイスし、10時間以上煮込み手間暇かけたオリジナルスープです。

全店共通のグランドメニューに加え、店舗ごとのオリジナルメニューの他、マンスリーメニューも展開しています。一番人気のスープは、焙煎エビをベースとしたエビの深いコクが感じられる逸品。メインにはチキン・エゾシカ・野菜など、北海道ならではの具材も楽しめ、ジンギスカンフランク、いももち、納豆、フィッシュフライなどお好みの具を追加することもできます。

■市電通り食堂街 / スープカレーlavi 新千歳空港
場所 : 国内線ターミナル3F
営業時間:10:30~20:30(スープカレーlavi)
公式サイト:
スープカレーlavi 新千歳空港
市電通り食堂街(新千歳空港サイト)

味処 きくよ食堂 新千歳空港店

新千歳空港内にあるきくよ食堂

「きくよ食堂」は、函館朝市で人気の食事処です。お店の特徴は「炭炊き蒸し釡戸」と呼ばれる釜戸で、ご飯を蒸しながら炊き上げることのできる画期的なもの。ガスや電気と比べご飯の粘りや艶が増し、食感はモチモチとお米本来の甘さも感じられます。

定番の海鮮丼にはイクラ・生ウニ・イカ・牡丹エビ・ホタテなど、函館近海で捕れたものを中心にたっぷりと味わえるのも特徴の一つ。朝市で人気の「元祖函館巴(ともえ)丼」はウニ・イクラ・ホタテがぎっしりと敷き詰められた一杯で、新千歳空港店も味わえる人気の一品です。どの海鮮丼もご飯が見えないくらいに、海鮮を敷き詰めているのでお腹も満たされること間違いなしの一軒とナシ。

海鮮丼の他にも各種焼き魚定食や、焼き魚と海鮮丼を合わせた「お好み丼(どんぶり)セット」など種類も豊富で、全てがリーズナブルに味わえるのも人気の秘密です。函館から遠く離れた千歳空港でも味わえるため、利用者からも好評価となっています。

■味処 きくよ食堂 新千歳空港店
場所 : 国内線ターミナルビル3F
営業時間: 11:00~21:00
公式サイト: 味処 きくよ食堂 新千歳空港店

④きのとや新千歳空港店(国内線ターミナルビル2F)

新千歳空港内にあるきのとや

「きのとや」は、札幌で有名な洋菓子店です。お店の創業は1983年、商売が軌道に乗るまでは苦労の連続でしたが、苦肉の策で始めたデコレーションケーキの宅配サービスが大ヒットとなり、ネームバリューも全国規模で一気に広まります。

お店の看板メニューともいえる「焼きたてチーズタルト」は、小ぶりですが北海道産のクリームチーズを贅沢に使用した濃厚な味わいが特徴です。新千歳空港でもお土産品として購入する旅行客も多く、バームクーヘンと共に人気のお土産品。

また空港内でダントツ人気のソフトクリームは、かつてインターネットの人気投票でも1位を獲得した「極上牛乳ソフト」です。酪農王国ならではの新鮮な牛乳とマスカルポーネを隠し味として使用しているため、ミルクの濃厚さとコクに深みを増し美味しさもパワーアップ。

香ばしいコーンと高さのあるソフトは最後まで美味しく、季節限定フレーバーも登場するので見逃せませんね。

■きのとや新千歳空港店
場所 : 国内線ターミナルビル2F
営業時間: 9:00~20:00
公式サイト: きのとや新千歳空港店

楽しんで暇つぶしできる遊び場・スポット

①新千歳空港温泉:早朝〜深夜まで時間を潰せるスポット

新千歳空港内にある温泉

北海道は、日本有数の温泉地として有名です。これは多くの活火山が点在しているためで、地中深くの地下水が熱せられ温泉になっていると考えられています。これから旅に向かう方・また旅をしてきた方も、旅の始まりや終わりにとっておきの温泉施設「新千歳空港温泉施設」でリラックスしてみてはいかがでしょう。

施設内には空港と思えない本格的な露天風呂や内風呂、各種サウナまで整う贅沢さ。利用者にとって最高のリラクゼーションが味わえるよう、アメニティーなども取りそろえられているので手ぶらで利用できるのも魅力の一つです。

さらに温泉だけでなく、タイ古式のマッサージやアロマトリートメント、中国式の足裏健康法などもあり至福のひと時を過ごすことができます。食事処も併設されているので、定食からお蕎麦などの麺類、アルコール類、デザートなどお好みのものをチョイスしながら、空港内での暇つぶしも有意義に過ごせます。

■新千歳空港温泉
場所:国内線ターミナルビル4F
営業時間:午前10:00~翌朝9:00(23時間営業)
入館料:大人(中学生以上)1,800円、子供(小学生)800円、幼児(3歳~未就学児)600円
深夜料金:大人(中学生以上)1,700円、子供(小学生)800円、幼児(3歳~未就学児)600円
早朝・朝風呂入浴:大人(中学生以上)800円、子供(小学生)・幼児(3歳~未就学児)400円
宿泊利用:客室 1泊1室2名利用 お1人様6,000円~
公式サイト:新千歳空港温泉

②新千歳空港シアター:朝から夜まで映画を楽しんで過ごす

新千歳空港内にあるシアター

空港内にある「新千歳空港シアター」では、通常の劇場と同様の最新映画を楽しめます。国内初となるシアター劇場では最新プロジェクターによる臨場感を楽しめ、画質や解像度、コントラスなども優れ、迫力ある映画を満喫できます。

座席はゆったりと鑑賞できるよう十分なスペースを設け、ワンランク上の「特別席」ではリクライニングや手荷物を収納できるサイドテーブルなど、至れり尽くせりの機能も満載です。またバリアフリーにも対応しているため、車いすの方でも周囲を気にすることなく鑑賞が可能(ただし2席のみ)。

上映スケジュールを事前に確認しておけば、暇つぶし時間も有意義に過ごすことができます。何度も利用する方におすすめなのが、メンバー会員への加入。サービスデーには割引料金で鑑賞できる他、ポイントもたまり次回からもお得に鑑賞できる特典付きとなっています。

■新千歳空港シアター
場所:国内線ターミナルビル4F オアシス・パーク
上映時間:11:00〜21:00くらい
通常料金:一般1,800円、大学生1,400円、高校生以下・幼児1,000円
(朝の初回上映1,300円、夜20時以降1,300円など割引料金あり。)
公式サイト:新千歳空港シアター

③雪ミク スカイタウン:オリジナルグッズの買い物や展示を楽しむ

新千歳空港内にある雪ミクスカイタウン

「雪ミク スカイタウンシアター」は、人気キャラクター初音ミクが北海道を応援するために設けられた特設ブースです。ブース内ではショップやミュージアムが展開し、北海道ならではのオリジナルグッズの他、ここでしか見ることのできない展示品なども多数あり、ファンには見逃せないスポットとなっています。

迫力あるシアターでは360度のスクリーンに、音楽と映像を駆使した4つのプログラムが上映。「A Snow Symphony」と題した雪ミクのミュージックプログラムはフルCG映像となり、他にも北海道の自然美を表現したプログラムはどれも迫力満点です。

プログラムごとに上映時間が決められ事前確認が必要ですが、壮大な大地と色彩豊かな風景に癒され、時が経つのも忘れてしまいます。

■雪ミク スカイタウン
場所:国内線ターミナルビル4F
営業時間:9:00~19:00
公式サイト:雪ミク スカイタウン

お土産の買い物で暇つぶしできるおすすめスポット

①Wine&Cheese北海道興農社

新千歳空港内にあるwine&Cheese北海道興農社

「Wine&Cheese北海道興農社」では、北海道ならではの農産加工したお土産を購入できます。上質なワインやチーズをメインにジャムなど約380種がそろい、他では手に入れることが困難な少量生産の商品の他、購入前に試飲や試食ができるのも魅力的。道内に点在するワイナリーやチーズ工房と直接提携しているため、足をのばすことのできなかった専門店の美味しさを手に入れることができます。

中でもおすすめなのは「Fattoria Bio Hokkaido」(ファットリアビオ北海道)のチーズで、フレッシュチーズの女王とも呼ばれるモッツァレッラ。本場イタリアの職人が北海道産の牛乳を使用して作った一品は、牛乳のミルキーな味わいに加えほんのりとした優しい塩味が特徴となっています。

またワインのおすすめは、近年注目を集めている余市産のワイナリー。特に人気を集めているのが「平川ワイナリー」で、「ノートル・シェクル」は芳醇な柑橘系の香りと上品な酸味が楽しめる辛口の白ワインです。本場フランスで醸造の経験を積み、さらにソムリエとして、また有名レストランでの経験を活かしたワインは極上の仕上がりとなっています。

■Wine&Cheese北海道興農社
場所:国内線ターミナルビル2F
営業時間:8:00~20:00
公式サイト:Wine&Cheese北海道興農社

②キャラメルキッチン

新千歳空港内にあるキャラメルキッチン

「キャラメルキッチン」は、江崎グリコが直営する生キャラメルの専門店です。生キャラメルは通常のものよりも生クリームを多めに使用するため、口当たりが非常になめらかになっているのが大きな特徴。この生キャラメルには良質な北海道産の牛乳・バターをたっぷりと使用し、大量生産することなく毎日店内で丁寧に手作りしているのが話題となり、空港のお土産品としても人気が集まっています。

売り場のすぐ隣にはキャラメルの調理場があり、ガラス越しに甘い香りと共にキャラメルを作る工程も見学可能。購入できるのは生キャラメルのみで、「ホームメイド生キャラメル」(バター、ミルク、アーモンドの3種類)と「キャラメルビスケット」(バター、チョコレート、ハスカップの3種類)となっています。

いずれも賞味期限は30日程度、常温での持ち運びが可能なためお土産品としてもぴったり。キャラメルビスケットは、バターをたっぷりと使用したビスケットにキャラメル生地を合わせた一品で濃厚な味わいが楽しめます。

■キャラメルキッチン
場所:国内線ターミナルビル2F
営業時間:8:00~20:00
公式サイト:キャラメルキッチン

空港外・周辺で時間を潰せるおすすめ観光スポット

①千歳アウトレットモール・レラ(Rera):買い物で暇つぶし

「千歳アウトレットモール・レラ」は、2005年に誕生した空港周辺にある北海道最大級のアウトレットモールです。空港からは車で10分弱と大変近く、アウトレットまでは無料のシャトルバスも30分間隔で運行しているので暇つぶしするにもぴったりなスポット。

ファッションから雑貨まで有名ブランド400店舗以上が集結し、それぞれのアイテムをお得に購入できるだけでなく、グルメエリアには人気ラーメン店が集結する「ラーメン博覧会」やお土産購入にも便利な「北海道新発見ファクトリー」なども堪能できます。

ショッピングやグルメの他にも、愛犬が自由に走り回れるドッグランや小さなお子さんが遊べるキッズスペースなど、それぞれのライフスタイルに合わせた楽しみ方ができ広々としています。

■千歳アウトレットモール・レラ(Rera)
アクセス:新千歳空港より車で8分
住所:北海道千歳市柏台南1丁目2-1
営業時間:10:00~19:00(一部飲食店は11:00~)
定休日:年中無休
TEL:0123-42-3000
公式サイト:千歳アウトレットモール・レラ

■場所・マップ

②サッポロビール北海道工場:無料の見学ツアーも楽しめる

「サッポロビール北海道工場」は、恵庭市に位置する人気の観光スポットです。36万ヘクタールという広大な敷地を所有し、事前予約をすれば誰でも工場見学ツアーに参加できます。見学ツアーでは、ビールの原料選びから仕込み・発酵・パッケージングまで一通りの工程を見学でき、見学の最後には試飲もできるサービス付き。

一日数回の見学ツアーも繁忙期には予約でいっぱいになり、無料で参加できるのも魅力的です。また広々とした敷地内にはレストランも設置され、できたてのビールを片手に美しい庭園を眺めながらジンギスカンも堪能できます。さらに北海道十勝地方発祥と言われるパークゴルフ(ゴルフを誰でも楽しめるようアレンジしたもの)は、大人だけでなく子供も楽しめるアクティビティ。

他にも「ビオトープ園」と呼ばれるエリアでは、自然界のありのままの姿の生き物たちを間近で観察でき、遊歩道も完備しているため自由に散策もできます。ビール工場を見学できるだけでなく、たくさんの体験がつまった家族連れに人気のスポットです。

■サッポロビール 北海道工場
アクセス:新千歳空港より車で20分
住所:北海道恵庭市戸磯542-1
営業時間:10:10~16:00
定休日:毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は翌日・翌々日)、年末年始、臨時休館日
TEL:0123-32-5802(受付:9:50~17:00)
公式サイト:サッポロビール 北海道工場

■場所・マップ

③北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー:見学ツアー・試飲を楽しめる

新千歳空港に近い千歳ワイナリー

「北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー」は1988年に創業し、当初はハスカップをメインとしたお酒造りが中心でした。1992年にはピノノワールやケルナー種を植樹し、ブドウを醸造し北海道の風土にあったワイン造りが開始されます。

現在は工場内を見学できるツアーも組まれ(有料)、気軽にケルナー種を含む2種類が試飲できる他、ティスティングツアーも開催されています。見学ツアーは30分程度、ティスティングツアーは約1時間を要し、ワイン4種をじっくりと堪能できる内容です。

ワイナリーで購入するなら、「北ワインケルナー」や「ハスカップスイート」がおすすめ。ドイツワインで知られるケルナー種は厳しい寒さに耐えることのできる品種で、アロマティックのような香りとみずみずしさが大きな特徴です。北ワインケルナーはすっきりとした辛口の白ワインで、さっぱりとしたお肉や魚料理によく合う一品。また人気ナンバーワンのハスカップスイートは、食前酒やホットワインとしても味わえる甘口のフルーツワインです。

■北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー
アクセス:新千歳空港より車で15分
住所:北海道千歳市高台1丁目7番地
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始、他
TEL:0123-27-2460
公式サイト:北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー

■場所・マップ

④新千歳モーターランド:レース体験で遊んで過ごす

新千歳空港に近い新千歳モーターランド

「千歳モーターランド」は、多数のモータースポーツが楽しめる複合施設です。手ぶらで利用でき、9歳以上であれば誰でも本格的なレース体験ができます。一般的なレンタルカートでは、60分の体験レッスンで走行説明からはじまり練習、予選、決勝と内容も充実。スピード感があるため、スリル満点のゴーカートが楽しめると口コミでも好評です。

またドリフト、ジムカーナ、バイクも走行できるエリアの他、ラリーやアイスサーキットなどのオリジナルコースも常設されています。さらに土地の起伏を利用したモトクロスコースは、初心者用と上級者用にわけて走行も可能。迫力満点なダートトライアルコースまであり、コーナーをスライドさせて走る様はまさに豪快そのものです。

■千歳モーターランド
アクセス:新千歳空港より車で15分
住所:北海道千歳市美々1292-560
営業時間:4月から11月後半までは以下のとおり
・レンタルカート:9:00~21:00(12月~3月は9:00~17:00)
・ASP:9:00~22:00(12月~3月は9:00~17:00)
・モトクロスコース:10:00~16:00(要予約)
・ダートコース:要相談
定休日:年中無休(ただしモトクロスコースについては、木曜定休)
料金例
・5周(初回お試し):平日2,500円、土日祝3,000円
・12周:平日3,500円、土日祝4,000円
・二人乗りカート(2周):平日2,500円、土日祝3,300円
TEL:0123-23-5115
公式サイト:千歳モーターランド

■場所・マップ

サケのふるさと千歳水族館:道内最大級スポットで時間つぶし

新千歳空港に近いサケのふるさと千歳水族館

「サケのふるさと千歳水族館」は、道内最大級の淡水魚水族館です。北海道に生息するサケなどの淡水魚をはじめ、世界各地の珍しい淡水魚まで観察することができます。実際に魚に触れられるコーナーや、サケの一生をドキュメンタリー風に仕上げたサーモンムービーなど見どころは尽きません。

中でも日本初となる千歳川の水中が見れる「水中観察室」では、四季折々の生き物たちの生息ぶりを間近で観察できます。特に産卵に向かうサケの群れは圧巻で、迫力も満点です。

その他、稚魚の放流イベントや各種企画展も随時開催されているので、空港での暇つぶしに迷った際には出かけてみるのもいいかもしれませんね。

■サケのふるさと千歳水族館
アクセス:新千歳空港より車で15分
住所:北海道千歳市花園2丁目312
営業時間:9:00~17:00(4月~11月、3月)
※冬季(12月~2月)は10:00~16:00
定休日:年末年始、2024年1月11日~1月31日(メンテナンスのため)
料金:大人:800円/高校生:500円/小・中学生:300円/乳幼児:無料
TEL:0123-42-3001
公式サイト:サケのふるさと千歳水族館

新千歳空港で待ち時間を有意義に過ごそう!

北海道の玄関口として知られる新千歳空港は国内外の航空会社が就航し、利用者も年々増加傾向にあります。大勢の人たちが利用する空港内には、必要なものを買いそろえるショッピングスポットの他、暇つぶしもできるアミューズメント施設、また道内の名店が一度に集結したグルメエリア、ここでしか購入できないお土産品まで勢ぞろい。

暇つぶしだけではもったいないスポットも多数あり、北海道旅行の楽しみが増えるそんな空港となっています。今回ご紹介しきれなかった暇つぶしスポットも多々あるので、新千歳空港を利用の際には、事前に下調べをしてから出かけるのがおすすめですよ!