今回は随分前のことになりますが、2014年4月に東京・銀座でJapanizeで開催した、高級寿司店でのインバウンドイベントについてご紹介します。
このインバウンドイベントは、新しいタイプの鮮魚店「sakana bacca」を運営している「Foodison」さんから持ちかけて頂いたことで、共同開催に至りました。 現在は東京で数店舗の「sakana bacca」を運営しているFoodisonさんですが、当時は事業立ち上げの時で、インバウンド関連のイベントにも着目されていたようですね。
■インバウンド客の寿司教室への人気っぷり!
もともとJapanizeでは、2012年頃より、築地の「すしざんまい」で定期的に英語通訳付きの寿司教室イベントを開催していましたが、さすが日本を代表する食なだけに、毎回すごい注目度なのです。
毎回すしざんまいの教室スペースがいっぱいになるまで参加者が訪れ、みんなとても満足して体験と食事を楽しみます。
またもちろん、日本に来ている海外出身者だけでなく、国外でも寿司は非常に人気です。 その模様は、下記のアメリカ・サンフランシスコでの寿司教室のインバウンドイベントの模様でお伝えしています。
■米国・サンフランシスコでのインバウンド寿司教室イベント
>> 【イベントレポ】アメリカ・サンフランシスコでインバウンド・日本文化PR!現地居酒屋で寿司教室と解体ショーを開催!
■今回は、一風変わった「高級寿司店」でのインバウンドイベント
今回はこれまでJapanizeが主に開催していた、カジュアルなスタイルの体験イベントではなく、銀座の高級寿司店での本格的、というべきか、中々日本人でも味わうことのできないスタイル。
フーディソンさんがうまく今回イベント開催をすることになった寿司店「神火(じんか)」さんとお話をつけてくれ、方向性としては少人数制で、とことん寿司を深く知るというテーマとなっていました。
銀座の高級寿司店「神火」とは?
店内はまさに高級店の雰囲気が漂い、特に夜は一般の人には少し敷居が高いお店のようです。(お値段がそれなり。ランチタイムは比較的入りやすいようですが。)
板前さんいわく、著名人なども頻繁に訪れ、親交があるのだとか。
■イベント開催場所: 神火 ・営業時間: 11:30~13:30、 17:00~23:00 ・定休日: 日・祝 ・住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目4 銀座8丁目4−24 銀座藤井ビル 2F ・公式/関連ウェブサイト: 神火(すしやじんか) の食べログ公式情報ページ
高級寿司店でのインバウンドイベントはこうなる!
1. 寿司職人の説明がスタート
今回の参加者はもちろん、海外出身者ということで、寿司のなんたるかを日本人も中々理解していなことまで細かくご説明して下さいます。
2. シャリなどを用意
おそらく良質な木桶と、美味しそうな酢が混ざった香りがたまりませんでした・・ 参加者のみなさんも興味津々です。
3. 寿司ネタの魚の捌き
参加者が普段見るような寿司の魚に比べ、豪快でおいしそうなのか、周りからはため息のような声が。
4. 握りを披露。体験までさせて頂く!
基本的に部外者を厨房内に入れることはないとのことでしたが、今回はなんと特別に参加者を中に入れてくれて、握りまで体験させてくれました。
参加者がとても興味深く、寿司作りに見入っていたので、職人さんが計らってくれたようです。
■最後に寿司の食事をして、大好評のうちにイベントは終了
さすがは銀座の高級寿司店ということもあり、海外出身の参加者たちは店内に入った時からある種緊張状態のようにも見えました。
そして職人が説明(Japanizeで通訳)をすると、寿司の奥深さに簡単した表情を多く見せてくれました。
このような寿司店で握り体験までできるとはとても幸運ですが、参加者のみなさんは「想像以上に難しいぞ」というようなやりとり、状態が垣間見えました。
最後に楽しんだ寿司料理は、みなさん言うまでもなく満足、これまでに食べた寿司の中で一番だという声が聞かれました。
今回のインバウンドイベントの写真アルバム
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