ベトナムのダナン空港は、人気観光地ホイアンへ行くための最寄りの空港です。
日本からダナン空港までの直行便が出ることがニュースとなり、今後ますます観光客が増えることが予想されます。
今回私たちもダナン&ホイアンへ観光に訪れた際にダナン空港を利用しました。
特にラウンジが思った以上に快適だったので、ラウンジ情報を含めてレポートします。
ダナン空港の様子

ダナン空港は、ベトナムで3番目に大きい空港です。
ホーチミン(タンソンニャット空港)とハノイ(ノイバイ空港)がベトナムの2大空港なので、それに比べてダナン空港は地方都市の空港というイメージでしょうか。
ダナン空港は比較的コンパクトな空港ですが、天井が明るく広々としており、ホーチミンやハノイの空港に比べると混雑していないので「狭すぎる」とは感じませんでした。
ダナン空港の立地条件について
私はダナン空港の最大のメリットは立地条件の良さだと思っています。
ダナンはビーチリゾートですが、空港から人気エリアまで車で5分ほどの距離です。
また、ホイアンまで車で30分ほど、フエまで車で2時間ほどで到着できます。
ホイアンとフエは人気観光地で世界遺産もあるので、ダナン空港からホイアンやフエに移動して観光を楽しむ人も少なくありません。
このように、ダナンを拠点として、いろいろな観光地を巡れるので、観光客からするとダナン空港の立地条件はかなり便利です。
免税店も利用可能

今回はダナン空港の国際線を利用しましたが、出国手続きを済ませて制限エリアの中に入ると免税店が並んでいます。
免税店の規模はそんなに大きくありませんが、人気ブランドのコスメやベトナムのお土産などが……。
ベトナムコーヒーやナッツ類、チョコレートなど人気のお土産も多数あったので「お土産を買い忘れた」「今回は観光メインでショッピングの時間がなかった」というときに利用できます。
「CIP Orchid Lounge」ラウンジの様子

今回「ダナンのラウンジは快適だよ」との耳寄り情報をどこからともなく入手し、ラウンジを使用してみるのをとても楽しみにしていました。
実際にラウンジに入ってみると、広々としており、料理の質も良かったのでとても気に入りました。
ダナン国際空港の第2ターミナルでプライオリティカードが使用できるラウンジは「CIP Orchid Lounge」と「CIP Orchid Lounge 2」です
(第1ターミナルで使用できるのは、SH Premium Lounge Da Nangです)。
また、国際線ベトナム空港とスカイチーム加盟航空会社のビジネスクラス以上が利用できる「Lotus Lounge」もあります。
今回はCIP Orchid Lounge を利用しました。
もともとタンソンニャット空港やノイバイ空港に比べると、ダナン空港の利用客が少ないためか、ラウンジの利用客も多くなく、ゆったりと過ごせたこともポイントが高いです。
そんなラウンジの様子をご紹介します。
カラフルで可愛い空間

ダナン空港のラウンジの第一印象は「明るい」「カラフルで可愛い」というものです。
ラウンジにはテーブル席、カウンター席、ボックス席などさまざまなコーナーがあります。
それぞれのコーナーで壁の色が異なっていましたし、大きなガラス窓だったので、入った途端パッと明るく感じました。
といっても、色がありすぎてごちゃごちゃしているイメージはなく、モダン&スタイリッシュなインテリアです。
おかげで、明るい気分で飛行機の待ち時間を満喫できました。
パソコンやネット環境の設備も利用可能

カウンター席の一角には、パソコンが設置されていますし、ラウンジ内にはWi-Fiも飛んでいました。
パソコンが設置されているテーブル以外でも、パソコン作業がはかどりそうな高さのテーブルと椅子が用意されているので、待ち時間に作業をしたい方にとっても便利です。
実際私たち夫婦も、一定時間ラウンジでパソコン作業をして過ごしました。
コンセントがあちこちにあったので、パソコンの充電もスムーズで助かりました。
料理の品揃えが良い

ラウンジの楽しみの1つは料理ですが、ダナン空港のラウンジ内で提供される料理の品揃えが豊富で充実しています。

ベトナム料理を始め、ウエスタンフードや、サラダ、フルーツなどがあったので、自分の好みに合わせたメニューを選べます。
コーヒーや紅茶、ジュース、アルコール類もちゃんとありました。
窓から飛行機を眺めながら、アルコールを堪能するといった贅沢な時間も過ごせます。
プライバシーを保てる空間も

ダナン空港のラウンジの中で特に良いなと感じたのは、プライバシーを保てる個室のような空間があったことです。
個室といっても、押入れのような大きさの空間でドアはついていません。
でも、中に入るとある程度のプライバシーを確保できますし、仮眠もできそうです。
特に、1人の利用客にとって、荷物の置き場所は悩みの種です。
海外は日本のように安全でないので、自分の荷物を取られないように手の届く範囲で見張りながらラウンジを利用することも少なくありません。
個室のような空間は、そういった心配が少ないので(荷物を置いたまま席を離れるのは危険ですが)、ある程度リラックスして過ごせるなと感じました。
また、テーブル位置が絶妙で、パソコン作業などをする場合は、画面が壁側にくる形になります。
それで、他のラウンジ利用客に自分が作業しているところを盗み見されるリスクも低く安心して作業できます。
シャワールームも完備

今回は利用していませんが、トイレの他にシャワールームも完備しています。
フライト時間が長いときや、夜のフライトのときは、シャワールームがあるとさっぱりして飛行機に乗れるので便利です。
トイレは利用しましたが、普通に清潔に清掃されており、気持ちよく使用できました。
ラウンジの利用可能時間や料金
CIP Orchid Lounge、CIP Orchid Lounge 2とSH Premium Lounge Da Nangの利用可能時間、料金はそれぞれ下記のとおりです。
CIP Orchid Lounge
所在地 | 第2ターミナル 中2階 搭乗口6と7付近 |
利用可能時間 | 24時間 |
利用滞在時間 | 3時間まで |
プライオリティカードの使用 | 可能 |
料金 | 20USD |
施設・サービス | ブッフェスタイルの食事 ソフトドリンク、アルコール シャワー、マッサージチェアなど |
公式サイト(Priority Pass) | CIP Orchid Lounge |
CIP Orchid Lounge 2
所在地 | 第2ターミナル 中2階 搭乗口4と5付近 |
利用可能時間 | 出発便の3時間前から最終便まで |
利用滞在時間 | 3時間まで |
プライオリティカードの使用 | 可能 |
料金 | 20USD |
施設・サービス | ブッフェスタイルの食事 ソフトドリンク、アルコール シャワー、マッサージチェアなど |
公式サイト(Priority Pass) | CIP Orchid Lounge 2 |
SH Premium Lounge Da Nang
所在地 | 第1ターミナル 3階国内線出発エリア ゲート6付近 |
利用可能時間 | 午前4時~午前0時 |
利用滞在時間 | 2時間まで |
プライオリティカードの使用 | 可能 |
料金 | 20USD |
施設・サービス | ブッフェスタイルの食事 ソフトドリンク、アルコール シャワー、マッサージチェアなど |
公式サイト(Priority Pass) | SH Premium Lounge Da Nang |
ダナン空港と日本の直行便はどこから出ている?
日本とダナンを結ぶ直行便は、現在成田空港と関西国際空港から出ています。
関西国際空港からの便は、今年2025年に再開されました。
他の空港から出発する場合、日本国内で乗り換えか、ベトナムのホーチミンまたはハノイでの乗り換えが必要です。
ダナン&ホイアンへ観光した際は空港も満喫しよう!

ダナン空港は、ダナン、ホイアン、フエなどの人気観光地の最寄り空港です。
コンパクトな空港ですが、ラウンジやショップが充実しています。
旅先で観光を満喫するのはもちろん、空港も満喫できるので、フライト直前までベトナム旅行を楽しめます。
旅行の際はぜひ、空港散策も楽しんでみてください。
■ダナン・ホイアンの関連記事


