韓国の中でもソンス（聖水）は、若者や外国人観光客を中心に大人気の街です。おしゃれなお店や、インスタ映えのするカフェ、かわいい雑貨店などが並んでいるので、ただ歩くだけでもワクワクします。今回、ソンスとその周辺を街歩きしてきました。そこで見つけたおしゃれな雑貨店やカフェなどを紹介します。
韓国のソンス（聖水）の場所はどこ？
ソンス（聖水）は、ソウルの北部にある街です。韓国の中で一番ホットな場所としても注目されています。
以前は工場街や革靴店、靴修理店などが立ち並ぶ下町のような場所だったようですが、工場の跡地をリノベーションして、おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ街へと変身しました。今や、若者や外国人観光客を中心に多くの人で賑わう大人気の場所です。実は、筆者は何年か前にソンスに行ったことがあります（革靴が好きな友人のリクエストにより）。それで、当時に比べて、随分とおしゃれで活気のある街に生まれ変わったなという印象を受けました。
ソンスの最寄駅は？
ソンスの最寄駅は、ソンス駅（聖水駅）です。ソンス駅は、ソンスが「革靴」や「靴の修理」の街として有名だったことを裏付けるように、靴のオブジェが至る所に飾ってあります。駅だけでも意外に見応えがあります。地下鉄２号線に、乗ると辿り着けます。地下鉄の利用は、T-moneyカードを使うと便利です。T-moneyカードとは、プリペイド式カードで、日本のSuicaのようなイメージです。地下鉄だけでなく、バスや電車でも利用できます。
余談ですが、ソンスの周辺は、トクソン駅・建大入口駅、水仁盆唐線のソウルの森駅からも行けます。筆者は、ソンス駅で下車し、ソンスをぶらぶらと歩いた後で、トゥッソム駅から宿泊先へ戻りました。
ソンスとソンスドンの違いは？
ソンスについて調べると、ソンス（聖水）と表記しているものとソンスドン（聖水洞）と表記しているものがあるので「ソンスとソンスドンの違いは何？」と、思うことはありませんか？筆者は実際にそう思ったので、調べてみました。
その結果分かったのは「同じ場所だ」ということです。ドン（洞）は、韓国では「市・特別市・広域市の区の後でおかれる下部行政単位なのだとか。日本で言うと「〜町」「〜大字」のような位置付けになる単位です。ソンスでもソンスドンでも、同じエリアのことを表しています。
ソンス観光の見どころは？
ソンスは、工場や昔の古い建物をリノベーションして、作られたモダンなショップが多いです。コンクリート打ちっぱなしのショップや、アートのようなショップなど、それぞれ個性的な雰囲気を醸し出しています。
SNSで紹介されている有名店はもちろんですが、小道に入ると、魅力的なお店がひょっこりと現れることも。道端に露店が出ている場所もあり、見応えがばっちりです。ただ、気の向くままに街歩きをするだけでも、十分に楽しめます。
買い物を楽しむ！
買い物好きな人におすすめのソンスの楽しみ方は、とにかくショッピングを満喫することです。服やアクセサリー、韓国コスメ、雑貨店など、ありとあらゆるお店が軒を連ねています。品物をただ並べているだけでなく、アートのように飾っているお店も。
美術館に入ったような感覚で、ウインドウショッピングを堪能できます。
カフェ巡りをする！
ソンスにはおしゃれなカフェやベーカリーショップ、韓国料理店があちこちにあります。店内の雰囲気もインテリアもよいので、韓国の若い子たちにも大人気です。美味しいドリンクやスイーツを堪能したり、おしゃれな写真をSNSにアップしたりと、満喫した時間を過ごせます。
ソンスを実際に街歩きしてみた
ソンスを実際に街歩きしてみました。「ホットな街」と聞いていただけあって、平日であったにも関わらず多くの人で賑わっていました。日本人もちらほらと見かけたので「日本人にも人気の観光スポットなのだ」と、うかがえます。
街並みの様子
高層ビルがほとんどなく、比較的低い建物が多い印象です。人目を惹くポップな外観のショップや、キラキラしたDIORの建物などもあります。赤いレンガの建物やコンクリート打ちっぱなしの建物など、古い建物も多いので「建物マニアの人も楽しめるのでは？」と感じました。古い建物と、新しい建物が入り混じっているのですが、ごちゃごちゃした感じが逆に楽しくてワクワクします。ただ街歩きをするだけで、元気になりそうな街です。
ショップの様子
ソンスは、個性的なショップが多く、パッと目を惹くお店やシックなお店、アンティークなお店などさまざまです。品物が並んでいるだけでなく、ショップのインテリアや商品の見せ方にこだわったお店も多いので、買い物をしなくても十分に楽しめます。
また、「Tamburins」や「fwee agit」など、話題の韓国コスメのショップやカフェとショップが一緒になった「EQL」、着心地がよくおしゃれなパジャマがリーズナブルで購入できる「Juuneedu」など、人気の韓国ブランドや、注目のショップも。韓国ブランドが大好きな方や、ガッツリと買い物をしたい方にも向いています。
ソンスのおすすめのカフェやお店を紹介
実際にソンスやソンス周辺を歩いてみて、おすすめだと思ったショップは、次の4つです。
- 行列のできるパン屋さん！자연도 소금빵
- インスタ映えのするカフェ！
- かわいい雑貨店！object
- 宇宙空間のアトリエみたいな「ADER 聖水スペース」
行列のできるパン屋さん！자연도 소금빵「ジャヨンド塩パン」
ソンスの街を歩いていたら、街角にいきなり現れるパン屋さんです。仁川に本店を持つ有名店です。私たちが通りかかると、行列ができていて、周辺は美味しそうな香りが漂っていました。ふわふわ＆サクサクの軽いパンに、塩加減が絶妙なのだとか。テイクアウト用のパッケージもかわいく、インスタ映えもしそうです。
残念ながら、ちょうどランチを済ませたばかりだったので、実際に食べることはできませんでしたが、ショップの雰囲気もよく、次回は絶対にチャレンジしたいお店です。
テイクアウト専用のショップなので、店内でゆっくりと過ごすことはできません。
インスタ映えのするカフェ！TEDDY’S OVEN
「TEDDY’S OVEN」は名前の通り、テディベアをテーマにしたカフェです。ソンスのソウルの森にあります。一つひとつのケーキがかわいくて、ショップに並んだケーキを見ているだけでワクワクします。店内もおしゃれですし、テラスを選ぶと開放感があります。
私たちは「エッグタルト」と「レモンケーキ」を頼みましたが、どれもほっとする味わいで、コーヒーやラテとの相性も抜群です。
韓国では、かわいらしいカフェでくつろぎつつ、SNSにアップするのが若い人たちの間で流行っているのだとか。「TEDDY’S OVEN」は、cafe timeを楽しみつつ、おしゃれな写真をたくさん撮れそうです。
かわいい文房具ショップ！object
YouTubeで見つけて気になっていたお店「object」に、行ってみました。店内は、古い建物を改装したショップで、シンプル＆シックな印象です。ポストカードや、メモ帳、スケジュール帳、マスキングテープ、ペンなどいろいろな文房具が揃っています。筆者も、メモ帳や、１weekスケジュール帳、ポストカードなどを購入しました。お土産にもぴったりです。文房具好きの方はぜひ、一度足を運んで欲しいショップです。
宇宙空間のアトリエみたいな「ADER 聖水スペース」
「ADER 聖水スペース」「ここは？アトリエ？」と言う感じの、独特な雰囲気を楽しめる人気ショップです。入り口を抜けるとまず目につくのは、宇宙空間のようなオブジェ。興味深い空間が広がっています。アトリエとショップが一体化した、おしゃれなショップで、商品もオブジェの一部のようにして飾られています。見るだけでも楽しめる、とても興味深いお店です。
ソンスを街歩きしよう！
ソンスは、今最もパワーのある街です。おしゃれなカフェやショッピングエリアが多く、みているだけでも楽しめます。SNSで紹介されている人気ショップはもちろんですが、魅力的な店舗もたくさんあるので、とりあえず歩きながら気になったお店に入ってみるのがおすすめです。街歩きを楽しみながら、自分なりの発見を楽しみましょう。